福岡市老人ホーム・介護施設・高齢者住宅インスリン注射に対応できる施設から探す

3件の老人ホーム・介護施設・高齢者住宅が見つかりました

地域

施設種別

併設
サービス

特徴

病気対応

月額費用

インスリン注射を受け入れ可能な老人ホーム・介護施設・高齢者住宅福岡市から探す

3件中 1〜3件目

ココファン福岡那の川ふくおかなのかわ

サービス付き高齢者向け住宅

アクセス

西鉄天神大牟田線「西鉄平尾駅」徒歩9分 / JR「博多駅」車で10分

2024年4月にココファン福岡那の川が新規オープン! 福岡市内3拠点目! ココファン福岡那の川は「教育の学研」が運営するサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)です。 全56室訪問介護事業所併設、24時間介護スタッフ常駐で安心して生活できます。 介護が必要な方はもちろん、「今は元気だけど将来が不安…」という方でも介護サービスが受けられる住宅なので、安心してお住まいいただけます! 居室面積は27㎡~54㎡まで、3タイプのお部屋をご用意しました。 ご夫婦やご親族、親子で入居いただけるお2人部屋もあります。 【予約制】随時受付中!(土日祝日も承っております。) ◆お部屋◆ お1人部屋・お2人部屋をご用意しています。安全に留意したバリアフリー設計の個室です ▶タイプ種別 【Aタイプ:27.00~29.07㎡ 全41戸】 お一人入居用の部屋です。洗面台・トイレ・収納のほか、キッチン・浴室・洗濯機置き場があり お部屋の中で調理・入浴・洗濯ができるため身の回りのことがご自身で出来るお元気な方でものびのびお暮らしいただけます。 介護が必要な方は、訪問介護サービスのご利用で24時間常駐している介護スタッフが居室にてマンツーマンでケアにあたります。 【Bタイプ:33.54~37.59㎡ 全12戸】 お二人入居可能な部屋です。Aタイプ同様の設備が備わっており、ご夫婦や親族でのご入居が可能です。 自宅での介護は難しいが、一緒に暮らし続けたいという方のご負担を減らし、自由な暮らしが実現できます。 【Cタイプ:54.00㎡ 全3室】 Bタイプの設備でリビングダイニングと寝室が別になっているお二人用居室です。 ▶24時間365日介護スタッフ常駐 日々の生活をサポートします ▶お食事 栄養面に配慮した朝食・昼食・夕食をご提供しています。ご希望に応じて注文いただけます(召し上がった分だけお支払いいただきます)、ご自分でご用意いただくことや、外食も可能です ※館内にご自由に利用いただける食堂があります ▶併設サービス ・訪問介護 介護職員がお部屋に訪問し、身体のケアや生活支援を行います ※要支援・要介護度合いに応じて、必要なサービスを受けることが可能です、また外部の事業所のご利用が可能です ▶医療・看護連携 外部医療機関や訪問看護と連携しており、介護度が高い方やご病気がある方にも安心していただけます ※城北病院 徒歩7分 フロントでタクシーの手配も行っております サ高住や有料老人ホーム等、高齢者向け住宅と施設での老後の住まいは安心安全を提供します。

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自立型居室の空室状況

1人用

残り5

2人用

残り3

月額費用 172,800円〜299,400円
入居時費用
  • 敷金:賃料2ヶ月分
  • 住所 福岡県福岡市南区那の川二丁目1番16号
    併設する
    介護サービス
    訪問介護
    特徴 自立から介護までの複合型

    ココファン福岡西新ふくおかにしじん

    サービス付き高齢者向け住宅

    アクセス

    福岡市営地下鉄空港線「西新駅」から徒歩8分(「藤崎駅」から徒歩4分)

    2020年11月オープン!地下鉄空港線「西新駅」から徒歩8分、「藤崎駅」から徒歩4分のサービス付き高齢者住宅(サ高住)です。「サザエさん」の発祥の地として知られる文教エリアに位置しております。1~4階が塾(学研グループ「全教研」)、5~11階が住宅で眺望が良く、市中で便利に暮らせます。月曜から金曜まで、心身を活性化して認知症を予防していただける「脳元気タイム」を実施しており、「脳と身体を元気にしていただける」住まいです。 【お問い合わせ・資料請求・内覧のご予約受付中!お気軽にご連絡下さい】 ◆お部屋◆ お1人部屋・お2人部屋をご用意しています。安全に留意したバリアフリー設計の個室です(全48室) 【Aタイプ】 洗面台・トイレ・クローゼットを備えた1人部屋です(18.00㎡) 【Bタイプ】 洗面台・トイレ・クローゼット・ミニキッチン・浴室・洗濯機置場を備えた1人部屋です(26.26㎡) 【Cタイプ】 Aタイプの機能に加え、ミニキッチン・洗濯機置場付きの2人部屋です(33㎡) ※お2人ご一緒に「1人部屋×2室」にご入居される場合、「生活支援サービス費」がお得になります! <詳しくはこちらをご覧ください> ◆日中帯看護師常駐◆ 健康管理・病気療養中の方のサポートを行います ◆24時間365日介護スタッフ常駐◆ 日々の生活をサポートします ◆お食事◆ お食事は栄養面に配慮した朝食・昼食・夕食をご提供しています。ご希望に応じて注文いただけます(召し上がった分だけお支払いいただきます)、ご自分でご用意いただくことや、外食も可能です ※館内にご自由に利用いただける食堂があります ◆併設サービス◆ ・訪問介護 介護職員がお部屋に訪問し、身体のケアや生活支援を行います ・訪問看護 看護師やセラピストがお部屋に訪問し、健康管理・病気療養中の方のサポートを行います <詳しくはこちらをご覧ください> ※要支援・要介護度合いに応じて、必要なサービスを受けることが可能です、また外部の事業所のご利用が可能です ◆医療・看護連携◆  外部医療機関や訪問看護と連携しており、介護度が高い方やご病気がある方にも安心していただけます ◆近隣◆ お買い物:すぐ隣にはスーパー(サニー)、コンビニ(ローソン・セブンイレブン等)・ドラッグストア(ココカラファイン)、100円ショップ(ダイソー)、なかにし商店街 行政サービス:早良郵便局まで徒歩1分、早良区役所まで徒歩5分 病院:中富研介歯科徒歩1分、福岡大学西新病院徒歩7分、その他福岡山王病院、福岡記念病院 グルメ:喫茶店、博多ラーメン、カレー、海鮮丼、ドーナツ、パン屋など多数あります

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    自立型居室の空室状況 介護型居室の空室状況

    1人用

    満室

    2人用

    満室

    1人用

    満室

    2人用

    残り1

    月額費用 204,200円〜291,200円
    入居時費用
  • 敷金:賃料2ヶ月分
  • 住所 福岡県福岡市早良区高取1-1-49
    併設する
    介護サービス
    訪問介護、訪問看護
    特徴 介護・認知症タイプ、自立・支援タイプ、自立から介護までの複合型、2人で住める、徒歩圏内

    ココファン香椎駅前かしいえきまえ

    サービス付き高齢者向け住宅

    アクセス

    JR鹿児島本線・西鉄貝塚線「香椎駅」徒歩3分

    2021年7月オープン!JR・西鉄「香椎駅」徒歩3分のサービス付き高齢者住宅(サ高住)です。周辺にはお店が多数あり、便利に暮らしていただけます。お車でのお越しも便利です。 ◆お部屋◆ お1人部屋・お2人部屋をご用意しています。安全に留意したバリアフリー設計の個室です(全77室) 【Aタイプ】 洗面台・トイレ・収納を備えた1人部屋です(18.24㎡) 【Bタイプ】 洗面台・トイレ・クローゼット・ミニキッチン・浴室・洗濯機置場を備えた1人部屋です(25.08㎡) 【Cタイプ】 Bタイプの設備を備えたバルコニー付きの2人部屋です(33.06㎡) 【Dタイプ】 Cタイプより広々とした2人部屋です(36.48㎡) 【Eタイプ】 Cタイプより広々としたバルコニー付きの2人部屋です(54.72㎡) 【Fタイプ】 Cタイプより広々としたバルコニー付きの2人部屋です(65.55㎡) ※お2人ご一緒に「1人部屋×2室」にご入居される場合、「生活支援サービス費」がお得になります! <詳しくはこちらをご覧ください> ◆24時間365日介護スタッフ常駐◆ 日々の生活をサポートします ◆お食事◆ 栄養面に配慮した朝食・昼食・夕食をご提供しています。ご希望に応じて注文いただけます(召し上がった分だけお支払いいただきます)、ご自分でご用意いただくことや、外食も可能です ※館内にご自由に利用いただける食堂があります ◆併設サービス◆ ・訪問介護 介護職員がお部屋に訪問し、身体のケアや生活支援を行います ※要支援・要介護度合いに応じて、必要なサービスを受けることが可能です、また外部の事業所のご利用が可能です ◆医療・看護連携◆  外部医療機関や訪問看護と連携しており、介護度が高い方やご病気がある方にも安心していただけます

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    自立型居室の空室状況 介護型居室の空室状況

    1人用

    満室

    2人用

    満室

    1人用

    残り1

    2人用

    満室

    月額費用 120,000円〜254,400円
    入居時費用
  • 敷金:賃料2ヶ月分
  • 住所 福岡県福岡市東区香椎駅前1-7-7
    併設する
    介護サービス
    訪問介護
    特徴 介護・認知症タイプ、自立・支援タイプ、自立から介護までの複合型、2人で住める、徒歩圏内

    福岡市のおすすめの老人ホーム・介護施設・高齢者住宅

    福岡市の老人ホームの種類ごとの施設数と空室数

    施設の種類
    施設数
    空室
    サービス付き
    高齢者向け住宅

    3

    10

    グループホーム
    -
    -
    介護付き
    有料老人ホーム
    -
    -
    住宅型
    有料老人ホーム
    -
    -

    よくある質問

    A

    福岡市で最も月額費用が安い介護施設は「ココファン香椎駅前」です。

    月額費用は120,000円です。

    有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームなどの民間施設は、施設ごとに費用プランが様々です。予算や利用したいサービスなどに合わせて、最適な施設を選択することが重要です。

    月額費用が安い福岡市の介護施設を探す

    A

    福岡市で認知症対応ができる施設は2件です。

    民間施設の中でも、グループホームは認知症患者の方を主な対象としています。

    介護・医療のサービスが充実している介護付き有料老人ホームでも、認知症対応ができる施設が多いです。

    また近年では、軽度の認知症であればサ高住や住宅型有料老人ホームにも受け入れ可能な施設が多く、学研ココファンでもこうした施設を多数取り扱っています。

    A

    福岡市で自立・要支援向けの施設は2件です。

    民間施設の中でも、要支援・自立の方に特におすすめなのはサービス付き高齢者向け住宅、住宅型有料老人ホームの2種類です。

    いずれも幅広い介護度の方に対応可能な施設です。

    福岡市の自立から介護までの複合型施設を探す

    A

    福岡市でデイサービス併設の施設は0件です。

    最新の住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅では、訪問介護やデイサービスなどを併設している場合が多いです。

    これらのサービスを利用すれば、常に介護スタッフがそばで見守ってくれるため、より安心な暮らしを送ることができます。

    またこのような施設では、施設に併設された事業所だけでなく、外部の居宅サービスを利用することも可能ですので、利用するサービスの自由度が高い点も魅力です。

    福岡市の特集から探す

    認知症対応が可能な施設特集

    認知症対応が可能な施設一覧はこちら。認知症の方の介護は、ご自宅ではなかなか難しいもの。快適に暮らせる住環境を備えた、認知症の方向けの老人ホームをご紹介します。

    胃ろう対応ができる施設特集

    胃ろうの対応が可能な施設一覧はこちら。認知症同様、胃ろうのケアも自宅では難しい場合が多いでしょう。胃ろう対応可能な介護・看護体制を整えた施設を集めました。

    自立・要支援の方におすすめな施設特集

    自立・要支援の方向けの施設一覧はこちら。元気な方が活気のあるシニアライフを送れるような、レクリエーションなどが充実した施設をご紹介します。

    夫婦で入居可能な施設特集

    夫婦で入居が可能な施設の一覧はこちら。二人用の居室は需要が高く、すぐに満室になってしまうため、夫婦での入居を希望する場合は早めの情報収集が必要です。

    訪問介護併設の施設特集

    訪問介護を併設している施設の一覧はこちら。サ高住などの施設内で訪問介護を併用することで、より充実した身体介護サービスを受けられます。

    福岡市の周辺地域一覧

    福岡市の老人ホームの特徴

    福岡市の魅力

    今回は、福岡県福岡市の老人ホームの特徴と動向について解説していきます。

    福岡市の地理的特徴と介護施設の特徴

    福岡市は九州一の都市として発展し、九州大学をはじめとした教育機関や行政機関などが集中しており、商業や産業の中心として重要な役割を果たしています。

    九州の中でも20代など若者の人口が多い特徴があり、令和3年10月1日現在の人口は162万554人です。

    なお、高齢者人口割合は令和3年3月で22.0%となっており、約4.5人に1人が65歳以上という状況です。

    福岡市や北九州市では新しい高齢者施設の建設も進んでおり、基本的には高齢者の方でも安心して快適に生活できる環境が整っています。

    しかし、福岡市以外の市町村では、高齢者福祉が充実しているとは言えない地域もあることから、福岡市に転入する近隣在住者が増えることも考えられるでしょう。

    福岡県全体で見ると、人口10万人あたりの施設数は「59」となっていることから、(全国平均は約48)比較的施設は充実しています。

    人気が高い特養では入居待ちをしている高齢者の方も多く見られますが、有料老人ホームなども多いので、特段介護施設が不足している地域というわけではありません。

    高齢者施設は主に福岡市・北九州市に集中している傾向があるので、安心して医療・介護サービスを受けたいと考えている方であれば福岡市か北九州市を中心に探すと良いでしょう。

    なお、1998年から施行された「福岡市福祉のまちづくり条例」では、全ての市民が生き生きとした社会を築くことを目標としており、自治体としても高齢者の方が住みやすい街づくりに注力していることが分かります。

    福岡市の介護施設価格概観

    福岡市にあるココファンの介護施設の入居金・月額費用の平均値・中央値は、下記の表の通りです。

    <入居金>

    地域 平均値 中央値
    福岡市 269,500円 269,500円
    全国 297,256円 194,500円

    <月額費用>

    地域 平均値 中央値
    福岡市 217,450円 217,450円
    全国 169,518円 158,250円

    全国の施設の中央値・平均値と比較すると、福岡市では入居金・月額費用ともに高い水準にあると言えるでしょう。

    先述したように、福岡市は九州の中でも大都市であり人気も高いことから、施設を利用するための費用は嵩みがちです。

    とはいえ、充実したサービスを受けられることを考えれば、高い利用料はプラスに捉えられます

    福岡市の高齢者人口

    福岡市の高齢者人口

    上記のイラストの通り、ここ数年の福岡市の高齢者人口・高齢化率は右肩上がりの状況です。

    福岡市の発表によると、令和3年3月現在の福岡市の65歳以上の人口は344,721人、75歳以上は164,469人となっています。

    出典:福岡市の高齢者人口(令和3年8月17日)

    高齢者人口割合は同時期で22.0%(65歳以上)・10.5%(75歳以上)となっており、今後も上昇傾向が続くことが予測されています。

    なお、2050年には65歳以上の高齢者人口が34.3%に達するとも言われており、3人に1人が65歳以上という状況を迎えてしまいます。

    現在の高齢化率は全国平均よりも低い傾向にありますが、毎年の上昇率は高い状況なので、介護施設は充実しているとは言え、健康のための自助努力は必須だと言えるでしょう。

    福岡市の介護保険事業者・施設の状況

    それでは、福岡市の介護保険事業者・施設の状況について見ていきましょう。

    <福岡市の種類別施設数>

    種類 施設数 75歳以上千人あたりの施設数(福岡市) 75歳以上千人あたりの施設数(全国)
    訪問型介護施設数 710 4.52 3.25
    通所型介護施設数 696 4.43 3.43
    入所型介護施設数 346 2.20 2.17
    特定施設数 66 0.42 0.32
    居宅介護支援事業所数 436 2.78 2.41
    福祉用具事業所数 152 0.97 0.80
    介護施設数(合計) 2,413 15.36 12.40

    出典:日本医師会 福岡市

    上記のように、福岡市の75歳以上1千人あたり施設数は全国平均を大きく上回っています。

    つまり、充実した高齢者施設が備わっていることを意味しているので、在住者や近隣エリアに住んでいる方にとっては非常にありがたい状況と言えます。

    福岡市の要介護・要支援認定者数と介護サービス

    福岡市の発表によると、福岡市の要介護認定・要支援認定者は令和3年度の時点で70,258人となっています。

    出典:福岡市

    2011年から2012年にかけて介護保険サービスの利用者数は増加しており、利用率で見ると要支援1・2認定を受けている方の割合が上昇しています。

    また、2012年度の介護保険サービスの利用状況は、施設サービスよりも居宅サービスを利用している方が多いです。

    高齢化の進展に伴って各高齢者施設が果たす役割や重要性はますます高まっていくので、各施設の特徴について知っておくことは有意義です。

    自宅近くの施設などの様子も見ながら、必要に応じて体験入所などを検討してみてください。

    福岡市の高齢者相談窓口は?

    福岡市の地域包括支援センターでは、介護・福祉の専門家が介護などに関する様々な相談に対応してくれます。

    介護サービスに関する相談のみならず、介護予防活動・成年後見制度・消費者被害に関する相談まで幅広い分野の問題に対応してくれるので、非常に頼れる機関です。

    また、市内各区に配置されている「区保険福祉センター」では、要介護認定の申請や介護保険料に関する相談など介護保険制度全般に関する相談が可能です。

    福岡県国民健康保険団体連合会・福岡県運営適正化委員会では、介護保険サービスに対する不満や苦情を受け付けているので、意見したいことがあればこちらに問い合わせましょう。

    福岡独自のサービス「住みよか事業」について

    福岡県では、高齢者の方を支援するための独自サービスとして「住みよか事業」を展開しています。

    これは、自宅のバリアフリー化などの高齢者の方に配慮した住宅に改造する場合の支給される補助制度で、最大30万円が支給されるものです。

    自宅のリフォームなどを検討している方は、ぜひ制度について調べてみましょう。

    また、介護予防運動・認知症予防運動として「運動からはじめる認知症予防教室」や「生き活き講座」などが行われているので、積極的に参加することをおすすめします。

    市も推進している健康を促進するためのイベントなので、非常に有意義でしょう。

    福岡市の地域包括ケアシステム

    地域包括ケアシステムの概要

    2025年を目途に、各自治体で高齢者の方の生活を支えるサービスを地域で一体的に提供するための地域包括ケアシステムの構築が進められています。

    高齢者の方が、要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしく生活できることは心の安らぎに繋がるでしょう。

    なお、地域包括ケアシステムは各地域の特性や実情に応じて、独自に仕組みづくりを進めることになっています。

    なお、福岡市では2012年度から「福岡市地域包括ケアシステム検討会議」を設置して、福岡市が目指す地域包括ケアの実現を進めています。

    1. 多様な主体による支え合い・助け合いの実現
    2. 一体的で切れ目ない支援による住み慣れた地域での暮らしの実現
    3. 市民の主体的な取組みによる自立生活の実現

    上記の3点を軸としており、介護保険事業計画や保健福祉総合計画等の行政計画と調整しながら取組みを進めています。

    買い物支援や外出支援などの日常的な困りごとに対する生活支援サービスを提供する体制を整えたり、社会福祉法人やNPOなどが協力して高齢者の方の生活をサポートする体制を整えている点も特徴です。

    高齢者の方が安心して暮らせる環境作りは着々と進んでいるので、今後も安心して生活できる市としての魅力を維持できるでしょう。

    インスリン注射とは

    この記事は医師に監修されています

    中部脳リハビリテーション病院 脳神経外科部長

    矢野 大仁 先生

    インスリン注射器2種類

    健康な人であれば、体内では常に必要な量のブドウ糖が調整され、血糖値が安定しています。

    食事により血中に取り込まれたブドウ糖に対して、膵臓からインスリンが分泌されることで、血糖値が正常な状態に保たれますが、この血糖値のコントロールにインスリンが必要な患者に対して、外部から注射でインスリンを補う治療法がインスリン注射です。

    インスリン療法と呼ばれることもあり、注射でインスリンを補うことで、健康な人のインスリン分泌パターンを再現します。

    インスリンを注射するペースは個々の状態で異なり、1日1~4回注射が必要になります。

    インスリン注射が必要な疾患の種類

    インスリン注射が必要になる疾患で代表的なものは糖尿病です。

    糖尿病には、下記の2種類あります。

    疾患名 主な症状
    1型糖尿病(インスリン依存型) インスリンの分泌が絶対的に不足・欠乏
    2型糖尿病(インスリン非依存型) 遺伝的素因と生活習慣によりインスリンの効きが悪くなる

    1型糖尿病

    1型糖尿病は、子供や若い方に多く見られる糖尿病です。

    インスリンを分泌するβ細胞が破壊され、膵臓でインスリンが生成できない状態になり、高血糖状態が続きます。

    そのため、インスリン注射によってインスリンを補う必要があります。

    2型糖尿病

    2型糖尿病は、インスリンの分泌はありますが、正常な量が分泌されていなかったり、働きが悪かったりして血糖値が下がらない状態になります。

    遺伝的な要因の他、生活習慣によって発症することがあり、主に中高年での発症が中心です。

    注射によってインスリンを補うこともありますが、生活習慣の改善が治療の中心になります。

    糖尿病患者は増加傾向にある

    日本で糖尿病にかかっている患者は1990年代後半には、厚生労働省調査によると690万人でしたが、年々増加傾向にあり、2016年の糖尿病人口は糖尿病予備群と呼ばれる人も含めると2,000万人以上になるともいわれ、日本人の5~6人に1人が糖尿病予備群以上の状態と推察されます。

    年齢別に見ると、60歳以上の患者が多く、70代以上では糖尿病患者は400万人以上となり、高齢になるほど発症確率が上がる疾患でもあります。

    そのため、老人ホームなどの介護施設でも、インスリン注射が必要な方の受け入れが増加傾向にあります。

    インスリン注射が必要な方の介護施設選びのポイント

    インスリン注射が必要な方でも、介護施設に入居することが出来ます。

    入居する場合の施設選びのポイントを紹介します。

    血糖値を適切に保とう

    糖尿病の方にとって、低血糖状態は命にかかわる事態になります。

    患者本人による、運動や生活習慣の改善などで血糖値を適切に保つ努力も重要ですが、施設に入居する場合には、

    • インスリン注射をしっかり継続出来ること
    • 食事療法が行えたり、適切な摂取が出来ること
    • 低血糖による急変時に対応がしっかりしていること

    こうした対応で、血糖値を正常に保つための管理をしている施設や、低血糖による緊急時の対応がしっかり出来る施設を入居条件にしましょう。

    自己注射できる状態か念入りに確認しよう

    インスリン注射は医療行為になるため、接種出来るのは医師か看護師、もしくは本人、病院で指導を受けた家族になります。

    介護施設に入居後も本人が継続して自己注射が出来れば問題はないのですが、身体に麻痺が出たり、認知症になったりして、本人による自己注射が出来なくなった場合の介護施設の対応は十分に確認する必要があります。

    老人ホームなどの入居施設でも、接種出来るのは医療従事者のみなので、介護職員は摂取することが禁止されています。

    そのため、施設に入居する場合は、看護師が常駐しており、インスリン注射の対応が可能なことが絶対条件になります。

    また、糖尿病と認知症には、実は深い関わりがあります。

    高血糖状態が長く続くと、認知機能が低下しやすくなることが分かっています。

    糖尿病の方と、そうではない方を比べると、

    • アルツハイマー型認知症には約1.5倍
    • 脳血管性認知症には約2.5倍

    糖尿病の方のほうが認知症を発症しやすいという報告があります。

    また、軽度の認知障害がある場合は、認知症へと発展する可能性があります。

    高血糖状態だけが認知症に直結しているわけではなく、実は重症な低血糖状態でも、認知症になるリスクが高くなると言われています。

    認知機能の低下によって、糖尿病の治療の必要な内服やインスリン注射、食事の管理などが出来なくなると、糖尿病の悪化にも繋がるため、施設に入居する際は十分な確認が必要になります。

    インスリン注射の頻度も施設選びに重要

    インスリン注射を行う回数は、患者それぞれで異なり、1日複数回必要な方もいます。

    1日の中で接種するタイミングも異なります。

    本人による自己注射が出来ない場合には、看護師に接種してもらう必要があるため、自分が接種するタイミングに看護スタッフが勤務していることが入居条件になります。

    たとえば、1日2~3回接種が必要なら、24時間看護師が常駐している施設や、看護師が常時勤務している施設を選びましょう。

    1日4回接種が必要なら、24時間看護師が常駐している施設を選ぶようにします。

    治療も兼ねてくれる施設を選ぼう

    単に糖尿病患者でも受け入れてくれる、という施設ではなく、食事、運動療法にも力を入れている施設を選ぶことが望ましいです。

    糖尿病の治療には、インスリン注射や服薬を行っていても、運動療法や食事療法も継続して行うことが大切です。

    食事療法のために、糖質の管理やカロリー制限などに対応している施設や、運動も出来る施設を検討しましょう。

    また、糖尿病によって起こる、潰瘍や感染、壊疽など糖尿病足病変を予防するフットケアなどを行っている施設も魅力的です。

    インスリン注射が出来る介護施設の費用のポイント

    インスリン注射に対応可能な、ココファンの介護施設の入居金・月額費用それぞれの平均値・中央値は以下のようになります。

    <入居金>

    地域 平均値 中央値
    city 267,567円 194,250円
    全国 297,256円 194,500円

    <月額費用>

    地域 平均値 中央値
    city 162,088円 156,578円
    全国 169,518円 158,250円

    学研ココファンでは、多くの施設で充実の医療体制を整えています。

    そのため、インスリン注射に対応できる施設で探した場合でも、費用が高くなることはありません

    インスリン注射が必要な方の入居条件

    インスリン注射が必要な方に対して、施設側から入居条件を指定することは特にありません。

    ただ、インスリン注射を行う回数によっては、施設側の対応が課題になることもあり、入居が難しくなることもあります。

    糖尿病の進行によっては、現在と異なる症状がみられることがあり、著しい高血糖になった場合、口の乾きや多飲・多尿・体重減少・昏睡などの症状が出ることがあります。

    また、治療によって低血糖を起こす可能性があることや、糖尿病の三大合併症を引き起こす可能性もあります。

    変化する症状に対して、様々な状態を過程した上での施設選びが重要になっていきます。

    まずは入居を検討した段階で、症状をしっかりと伝えて相談してみることが大切です。

    介護施設に入居する際のリスク

    いくら食事、運動療法に力を入れている老人ホームでも、看護師が24時間常駐している老人ホームでも、老人ホームはあくまでも生活をする場所です。

    病院とは異なるため、専門的な治療を行うことは出来ません。

    そのため介護施設に入居中、もし症状が悪化した場合や、医療ケアが常時必要になった場合、入居する施設では対応しきれずに退去しなくてはならない場合もあります。

    入居を継続出来た場合でも、病院ほど専門的なケアが受けられたり、常に医師や看護師がいる病院とは異なるため、生活の場として安らげる老人ホームか、医療面で安心できる病院か、という判断が必要になる可能性があります。

    QOLの低下により、老人ホームでの暮らしにくさを感じることもあるかもしれません。

    想定出来る様々な状況に応じて、ご本人が納得出来る適切な判断が出来るように、入居する施設の医療スタッフとは、しっかりコミュニケーションをとっておくようにしましょう。

    この記事は医師に監修されています

    中部脳リハビリテーション病院 脳神経外科部長
    中部療護センター長
    岐阜大学連携大学院脳病態解析学分野 教授(客員)

    矢野 大仁(やの ひろひと) 先生

    1990年岐阜大学医学部卒業、医学博士。大雄会病院などの勤務を経て、学位取得後、2000年から岐阜大学医学部附属病院脳神経外科助手。2010年 准教授、2013年 臨床教授・准教授、2020年4月 中部療護センター入職、2024年4月から現職。日本脳神経外科学会専門医・指導医、日本脳卒中学会専門医。脳卒中の他、脳腫瘍、機能的脳神経外科など幅広い診療を行っている。患者さんが理解し納得できるようにわかりやすい説明を心がけている。

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