敬老会の出し物15選|高齢者に喜んでもらえる余興やゲームのアイデアを紹介

この記事は専門家に監修されています

介護支援専門員、介護福祉士

坂入郁子(さかいり いくこ)

「敬老会の出し物や余興で何をすればいいの?」

「高齢者が喜ぶ出し物やイベントを行いたい!」

このような疑問や考えをお持ちの方、いらっしゃいませんか?

敬老会で高齢者の方が喜ぶ余興や出し物はいくつかありますが、イベントを成功させるための工夫やアイデアは欠かせません。

新年会やクリスマスなど、季節に応じた出し物を行うと場が盛り上がるので、多くの種類の出し物を知っておくと良いでしょう。

こちらの記事で、敬老会で齢者に喜んでもらえる余興やゲームの種類やアイデアなどを紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

敬老会でおすすめの出し物や余興についてざっくり説明すると
  • 認知症予防や新たなコミュニティづくりなどの効果が期待できる
  • 歌やクイズなど、全員が参加して楽しめるものが人気
  • お芝居や落語など、見ながら楽しめる余興も人気が高い

敬老会で出し物をする意味

楽しむ高齢者

敬老会とは、高齢者が地域の人々と関わりを作ったり関係性を深めるためのイベントや催しです。

その中でも、高齢者に楽しんでもらえる余興をすることで場が大きく盛り上がるので、出し物や余興について知っておくと良いでしょう。

脳の活性化で認知症予防に

敬老会の出し物で、頭を使うゲームなどを行うことで普段の生活では使わない脳を刺激できます。

日常の中でこのような楽しみが無い高齢者は多いので、ぜひ敬老会の機会を利用して脳トレや他の方々と関わりを持つ意味を伝えていきましょう。

脳を活性化できれな認知症予防にも繋がるので、大きなメリットがあると言えます。

ストレス解消

出し物によっては、高齢者施設で頻繁に行われているレクリエーションのように参加者全員で楽しむことができます。

脳を刺激したり体を動かす機会にもなるので、心身に良い影響をもたらしてくれるでしょう。

適度な運動や全員で楽しめるゲームに参加することで日頃のストレスを発散できるので、精神的なメリットは大きいです。

余興やゲームが楽しみ、生きがいに

敬老会での出し物が成功して参加者に楽しんでもらえると、参加者全員にとって素晴らしい思い出になります。

これにより、次の敬老会や催しで行われるゲームが楽しみになり、生きがい作りにも繋がります。

楽しみができると人生が充実するのは言うまでもなく、催しなどを通じて新たなコミュニケーションが生まれるメリットも期待できるので、高齢者にとって非常に有意義なイベントと言えるでしょう。

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みんなで参加して盛り上がれる出し物6選

それでは、参加者全員で盛り上がれる出し物を紹介していきます。

歌を歌う

参加者全員で歌を歌うことで、場の雰囲気が和んで盛り上がることができます。

歌にはリラックス効果があるので、デイサービスなどをはじめとして様々な高齢者施設で取り入れられています。

なお、選曲の際には全員が知っているような曲を選ぶ必要がありますが、知らない人がいても安心できるように歌詞カードなども準備しておくと良いでしょう。

クイズ

クイズを通して脳トレをすることができ、様々なクイズを通して参加者に楽しんでもらうことができます。

例えば、昔の生活様式に関するクイズを出せば「昔を思い出す作業を通して脳を刺激する」ことができるでしょう。

また、ヒントとなるフレーズを聞いて都道府県を当てる「都道府県ゲーム」もあります。

例えば、ヒントに「きりたんぽ」「なまはげ」などが出てきたら正解は「秋田県」となる具合です。

みんなでダンス

ダンスを通して、脳を刺激したり身体を動かすことで心身にいい影響を与えることができます。

「きよしのズンドコ節」や「パプリカ」など、高齢者が知っている音楽に簡単な振付を準備し、参加者全員で踊ることで場が盛り上がるでしょう。

また、季節に合わせて高齢者の方々に浴衣などの衣装を準備することで、より楽しんでもらえるでしょう。

お食事会

敬老会の日に、普段よりも豪華な食事や季節の食事を提供することで喜んでもらえるでしょう。

例えば、クリスマス会にはチキンを出したり、新年会ではおせちを準備すれば高齢者の方も楽しんでくれます。

普段よりも豪華な食事が出てくれば、その場が盛り上がり新たな楽しみの創出にも繋がります。

なお、食事を作る際には利用者のアレルギーなどに細心の注意を払うことも重要です。

ビンゴ大会

ビンゴはルールも簡単で全員が気軽に参加できるため、非常に人気があります。

上位の方に景品を用意すれば盛り上げることができるので、予算の範囲内で場を盛り上げる工夫をしましょう。

オーソドックスな数字のビンゴも十分盛り上がりますが、テーマを設けて参加者が事前に解答を用意するビンゴだとより盛り上がります。

例えば、「人気のスイーツ」「好きな旅行先都道府県」などのテーマを決めておき、各々がビンゴカードに答えを書いておく塩梅です。

長寿のお祝い

敬老会の時点で節目の年齢になる方がいる場合、該当する方の表彰をすることで高齢者に喜んでもらえます。

他人が米寿や傘寿などで表彰をされる様子を見て「自分も長生きして表彰されたい」と多くの方に思ってもらえるでしょう。

節目節目で祝ってもらうことで生きる希望にも繋がるので、大袈裟なくらいに場を盛り上げてあげましょう。

見て楽しめる余興7選

続いて、見ながら楽しめる余興について紹介していきます。

お芝居

お芝居を通して多くの方が知っている物語を職員が演じることで、高齢者に喜んでもらえるでしょう。

知っている方が多い有名な話を選び、演技は恥ずかしがらずに行うことが重要です。

高齢者にとっては「身近な職員が演じている」というだけでも喜んでもらえるので、自信を持って演技を行いましょう。

物語を壊さない程度に、コミカルな演技を交えることで更に場を盛り上げることができるでしょう。

朗読(落語)

落語が好きな高齢者は多く、有名な落語をそのまま演じるだけでも余興として楽しんでもらえるでしょう。

一度は聞いたことがある有名な題材を選ぶことで、より参加者は楽しんでもらえるので、お題の洗濯も重要です。

また、物語の朗読なども高齢者の脳に良い刺激を与える効果があるので、積極的に取り入れましょう。

演奏会

音楽の演奏会も多くの方に楽しんでもらえる余興なので、非常におすすめです。

選曲の際は「1960~80年代」など、参加者の年齢や年代に合わせて選ぶ必要があります。

懐かしい音楽を聴くことで脳に「昔を思い出す」という刺激を与えることができるので、こちらも人気があります。

また、全員が盛り上がれる曲を演奏することで場を盛り上げることができるので、参加者の性格などを加味することも重要です。

マジックショー

マジックショーも人気があり、「なぜ?」という驚きを通して刺激を脳に与えることができます。

参加者全員を驚かせるマジックを披露するのは難しく思われがちですが、市販のマジック道具などを使えば簡単にできます。

気軽に行うことができる上に高齢者の脳の刺激にもなるので、デイサービスなどでも人気の余興です。

モノマネショー

昔流行した有名人やキャラクターのモノマネを披露することで、敬老会を盛り上げることができます。

最近流行しているものでも盛り上がりますが、参加者の年齢層に合わせたモノマネをすることでより盛り上がるのでおすすめです。

小道具などを使いながら、恥ずかしがらずに行うことが場の盛り上がりに繋がるので渾身のモノマネを披露しましょう。

二人羽織

日本の伝統芸能である二人羽織も、高齢者から人気が高いです。

笑いを取りやすい上にある程度展開が読めることから、脳に適度な刺激を与えるた余興としても最適です。

なお、演じている方がオーバーにリアクションを取ることで、高齢者にも分かりやすく楽しんでもらえます。

面白く場も盛り上げやすいので、練習して披露してみましょう。

職員で一芸披露

職員で一芸を練習し、参加者の前で披露することでも場を盛り上げることができます。

例えば、アイドルの曲のダンスを練習して披露したり、音楽に合わせて剣舞を披露するなど、様々な一芸が考えられます。

なお、歌やダンスと同様に、使用する曲も関しては高齢者に馴染みがあるものを選びましょう。

また、曲のテンポが遅く高齢者も手拍子ができるような曲を使うことで一体感を持たせることができるでしょう。

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コロナでも安心!喜ばれる敬老会の出し物2選

続いて、コロナ禍においても安心して楽しめる出し物を紹介していきます。

プレゼント

なにか形に残るものをプレゼントすることで、贈った側も贈られた側も良い気分になれるでしょう。

形に残るプレゼントを貰うことで、後々になって思い返して余韻に浸ることができます。

ハンカチや花、タオルなどがプレゼントの一例として考えられますが、本人の好みなどに合わせてプレゼントを考えてみてください。

直接的な接触も避けられるため、感染予防にもなるメリットがあります。

写真会

写真を撮り、盾に入れて保存することで思い出を全員で共有できます。

記録として残すことで全員で喜びを分かち合ったり、時間が経ってから見直すことで思い出話も盛り上がるでしょう。

盾だけでなく、アルバムなどにすることで多くの思い出をシェアできるようになるので、こちらもおすすめです。

披露系の出し物も感染症対策に

見て楽しめるような披露系出し物や余興は、高齢者同士の接触も少ない上に話す場面も少ないため感染症対策もしやすいです。

また、換気には十分に注意を払うことも意識することで、参加者全員が安心して楽しめるでしょう。

一度クラスターなどの事例を出してしまうと、その後の出し物や余興などのイベントを開催しづらくなるので、万全の準備を整えましょう。

出し物をする際の注意点

最後に、出し物をする際の注意点について解説していきます。

利用者全員がしっかり参加できるための配慮を

高齢者に寄り添う介護者

特定の人だけが楽しむのではなく、参加者全員が参加できるように工夫を凝らしましょう。

例えば、目が悪い方のために説明の文字を大きく書いたり、耳が悪い方のために話す際は大きい声で話すなど、全員が心地よく参加できるように配慮することが重要です。

また、参加できていない方がいたら積極的に声をかけるなど、常に周囲を見渡しながら良い雰囲気作りを行いましょう。

余興中にも利用者の体調変化に気を付ける

基本的に参加者は全員高齢者であるため、普段とは異なるちょっとした環境変化が体調悪化に繋がることがあります。

そのため、空調調節などの環境調整には注意を払い、その場にいる方が快適に楽しめているか確認しましょう。

また、実際に余興を始める前に「気がかりなことがあればスタッフに声を掛けてください」などと伝えておくと、参加者も安心できます。

利用者が楽しめるような企画をこころがける

敬老会の出し物は、参加者全員が楽しめることを前提として行われるものです。

余興の内容を理解することが難しかったり、全員が楽しめなければ敬老会の出し物としては失敗です。

全ての参加者が楽しむことができ、「次の敬老会が楽しみ」と思ってもらえることが理想なので、スタッフ全員で協力することが欠かせません。

しっかりと周囲の様子を観察しながら、良い雰囲気作りを意識することが重要と言えるでしょう。

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敬老会でおすすめの出し物や余興まとめ

敬老会でおすすめの出し物や余興まとめ
  • 様々な高齢者施設で取り入られている出し物は人気が高い
  • 参加者全員が楽しめるように配慮し、周囲を観察することが重要
  • 出し物や余興だけでなく、プレゼントを送ったり写真会を催すことも有意義

敬老会などのイベントを楽しみにしている高齢者は多いので、全員が楽しめるような配慮化は欠かせません。

参加者に「また参加したい」と思ってもらえればイベントは成功なので、スタッフが協力して工夫したりアイデアを出し合いましょう。

敬老会には認知症予防やストレス解消などのメリットがあるので、こちらの記事を参考にして様々な出し物を企画してみてください!

この記事は専門家に監修されています

介護支援専門員、介護福祉士

坂入郁子(さかいり いくこ)

株式会社学研ココファン品質管理本部マネジャー。介護支援専門員、介護福祉士。2011年学研ココファンに入社。ケアマネジャー、事業所長を経て東京、神奈川等複数のエリアでブロック長としてマネジメントに従事。2021年より現職。

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