看護師の仕事に疲れたら?辞めたいと感じる理由、人間関係が辛い時の解決方法まで解説
この記事は看護師に監修されています
看護師
城戸あき(しろと あき)
「看護師の仕事はどこが辛い?」
「辞めたい、疲れた、と感じるときの解決策は何がある?」
このように感じている看護師も多いのではないでしょうか。
看護師の仕事は、人の命と向き合う仕事でもあり、日々ストレスを感じたり、責任と向き合いながら働いている人も多く、いつの間にか心身の不調をきたしている場合もあります。
看護師が疲れた、辞めたいと感じるポイントや、解決策、転職方法まで詳しく解説していきます。
看護師の仕事にはみんなが感じる辛いポイントがある
疲れている原因を知ることで解決策を考えられる
転職をすることも視野に入れる
看護師が疲れた・辞めたいと思う理由は?
日々、緊張感や責任感を感じながら勤務している看護師は、毎日の仕事に「疲れた」と感じている方も多いです。
看護師の仕事は体力勝負でもあるため、体力的にきついこともあります。
それだけではなく、他のスタッフとの連携が必須で、コミュニケーションを取らなければならないため、精神的に負担に感じることもあるでしょう。
この見出しでは、現役で働く看護師の意見や口コミを踏まえて、看護師の仕事が疲れると感じる理由や、辞めたいと思うときについて紹介していきます。
人手不足による仕事量の増加
2025年問題を目前に控え、看護師の人手不足は深刻さを増しています。
厚生労働省の統計によると、看護師の有効求人倍率は2倍を超える状態が続いており、慢性的な人材不足に陥っています。
その結果、現場の看護師一人あたりの業務量が増加し、長時間労働や休憩時間の短縮が常態化しています。
実際に超過勤務の常態化について、2021年の調査では78.4%の看護師が超過勤務をしていたという報告もあります4。さらに、人手不足により休憩時間が十分に取れないことも多く、心身ともに疲労が蓄積されやすい環境となっています3。
看護師の仕事は、基本的に立ち仕事で、常に動き回っています。体力勝負の仕事であるため、体力的に大変と感じる人も多いです。
仕事量が増えるとミスも増えて、その結果叱責されることで疲れやストレスに繋がります。
そしてストレスから再びミスをしてしまう、という負の連鎖に陥ることもあります。
さらに、新型コロナウイルス感染症の影響で、感染対策や重症患者のケアなど、より高度な業務が求められるようになり、看護師の心身の疲労は限界に達しつつあります。
人間関係がうまくいかない
看護師の働く環境として、医療現場の緊張感や忙しさから、同僚や上司とのコミュニケーションが不足しがちです。
「もっと話し合う時間があれば」と思いつつ、日々の業務に追われる現状に、多くの看護師が疲弊しています。
チーム医療の重要性が叫ばれる中、人間関係の悩みは看護師の大きなストレス源となっています。
加えて近年男性の働き手も増えていますが、まだ女性の割合のほうが非常に高い職業です。
そのため、女性同士特有のいざこざがある職場も多いです。
職場によっては、いじめや嫌がらせ、看護師同士で悪口や陰口などがある職場もあります。
特に新人看護師は先輩看護師からの嫌がらせや対応で疲れたと感じることも多いです。
業務内容的にも忙しい現場である上に、人間関係の悩みでより疲労感が増す看護師も少なくありません。
患者さんとのコミュニケーションが難しい
高齢化社会の進展に伴い、高齢の患者さんや認知症の患者さんが増加し、コミュニケーションの難しさが増しています。
加えて患者さんに限らずその家族と適切なコミュニケーションを取ることも求められるため、時には疲れを感じることがあるかもしれません。
患者さんの要望に対応することや患者さんの家族のケアまで考えようとすると、頭がパンクしてしまうかもしれません。
特に医師の方針と患者さんの家族の考えが異なる場合は、医師の指示とご家族の要望に板挟みになり、コミュニケーションをとることに気疲れしてしまう可能性もあります。
夜勤など不規則な生活で体力的にしんどい
24時間体制の医療現場では、夜勤は避けられません。
病棟勤務の場合、3交代のシフトが組まれることが基本で、夜勤シフトに入る場合があります。
夜勤シフトは肉体疲労を感じやすい人もいますが、経験を重ねるうちに慣れる人もいます。
とはいえ、日勤と夜勤を繰り返すため、生活のリズムが崩れやすく、精神的負担になりやすいです。
夜勤が体質的に合っていればいいのですが、無理をして体調を崩す看護師もいます。
最近では、働き方改革の一環として夜勤回数の制限が進められていますが、人手不足のため十分な効果が出ていないのが現状です。
「休みの日は体を休めたいのに、生活リズムを整えるのに精一杯」という声も多く聞かれます。
残業が多くて辛い
残業が辛い、残業が多い、というのは看護業界に限ったことではありませんが、看護業界では残業が多くて辛いと悩む看護師が多いです。慢性的な人手不足に起因して、残業が常態化していると言えます。
業務だけではなく、患者さんにも左右されることもあり、帰りにくい雰囲気があったり、仲間意識が強いことで定時に帰りにくかったりして、その結果無意味な残業に繋がってしまうこともあります。
自分のミスによって残業になる場合には、残業代が付かないサービス残業になってしまう場合があります。
また、看護業界は決められた時間通り出勤することが出来ないため、業務後の残業だけでなく、看護業界では仕事前の「前残業」も辛いと感じる人がいます。
2024年4月から医療機関にも適用された残業時間の上限規制により、一定の改善は見られるものの、「サービス残業」や「持ち帰り仕事」が増えているのが実情です。
「患者さんのためには時間外でも仕事をしなければ」という使命感と、「自分の時間も大切にしたい」という思いの間で葛藤する看護師が増えていると言えるでしょう。
ワークライフバランスが悪い
ワークライフバランスとは、仕事と生活を両立させることです。
看護師として働く人の中には、子育てや介護と両立させたいけど、うまく両立が出来ないことに悩んでいる人や、プライベートを犠牲にして仕事を続けることに疲れた・辞めたいと感じる看護師もいます。
特に、子育て世代の看護師にとっては深刻な問題となっており、離職の大きな要因となっています。
最近では、テレワークやフレックスタイム制の導入など、柔軟な働き方を模索する医療機関も増えていますが、まだまだ十分とは言えません。
「仕事も家庭も大切にしたい」という思いと現実のギャップに悩み、心の余裕を失っている看護師の方も多いでしょう。
常に学ぶ姿勢を持たなければならない
医療の現場は常に進んでおり、新しい知識を学んでいかなくてはなりません。
人の命を扱っている以上、知らなかったでは済まないですし、教えてもらえなかったと言い訳も出来ません。
特に経験が浅いうちは、仕事で疲れていたとしても、勉強をしなくてはならず、体力的にもストレスを感じることもあります。
経験を積んでいたとしても、異動や転職などで常に新しい知識を求められる機会があります。
勉強とは切り離せない看護業界であることに疲れた、辞めたい、と感じる場合があります。
また、2025年からの特定行為研修の義務化に向けて、さらなる学習負担が増えることが予想されます。
【立場・年代別】看護師が疲れた・辞めたいと思うのはなぜ?
看護師の仕事は、やりがいがある一方で身体的・精神的に負担が大きい職業です。
立場や年代によって、疲労や離職を考える理由は様々です。
ここでは、新人看護師から管理職まで、それぞれの立場で感じる疲労や辞めたいと思う原因を詳しく見ていきましょう。
新人・若手看護師
新人・若手看護師が疲れや辞めたいと感じる主な理由は、慣れない業務への不安やプレッシャーです。知識やスキルの不足から、ミスを恐れて常に緊張状態にあり、精神的な疲労が蓄積しやすくなります。
看護業界では、人材不足が続いている状態にあり、新看護師となった以上、新人や経験年数の浅い人でも一人の看護師として扱われ、新人でもベテランと同様のスキルが求められます。
命を扱う現場となるため、新人でも「出来ない」「わからない」が通用しない業界であるため、こうしたプレッシャーにストレスを感じることもあります。
1度説明されたり、お手本を見たら「次からは出来るよね?」という空気になることもあり、手厚い指導が望めないこともストレスの要因になります。
絶対にミスが出来ない環境であることに、心身ともに疲労感を感じることがあります。
そういった状況の中で、先輩や医師との人間関係構築に苦労することが多いです。
中堅看護師
中堅看護師は、経験を積んだことで新たな責任や役割を担うようになり、それに伴うプレッシャーや疲労を感じやすくなります。
新人の指導や、時間帯の責任者など、経験を重ねた中堅看護師は新人の頃には任せられなかった責任のある仕事が次々増えていきます。
こうした役割が増えることで、やりがいを感じることもありますが、今までと違った責任ある仕事のプレッシャーから、疲労感を感じることもあります。
また、仕事量が増えるにもかかわらず給与が見合わないと感じることも多く、モチベーションの低下につながりやすいです。
さらに、ベテラン看護師と新人看護師の間に立つ立場であることから、両者の橋渡し役としての精神的負担も大きくなります。
このような状況下で、中堅看護師は自身のキャリアについて考え直す機会も増え、転職や退職を検討するケースも少なくありません。
疲労やストレスを感じた際は、休暇を取るなどして心身をリフレッシュすることが重要です。
ベテラン看護師
ベテラン看護師が疲れた、辞めたいと感じる理由は、長年の経験による心身の蓄積疲労が要因の一つです。
責任の重さや業務の複雑化により、ストレスが増大しやすい傾向にあります。
また、若手看護師との世代間ギャップや新しい医療技術への適応に苦労することもあります。管理職としての責任が増え、人材育成や部署運営などの負担が重くのしかかることも多いでしょう。
さらに、体力の衰えにより夜勤や長時間勤務の負担が大きくなり、仕事と私生活のバランスを保つことが難しくなります。
キャリアの頭打ち感や昇進機会の減少も、モチベーション低下につながる要因となります。
これらの複合的な要因により、燃え尽き症候群に陥るリスクが高まり、「辞めたい」という思いが芽生えやすくなります。
看護師が仕事に疲れた時の対処法
看護師の仕事に、疲れた・辞めたいと感じたら、まず実践して欲しいことを紹介します。
辞めてしまう前に、ぜひ一度この見出しで紹介することを実践してみてください。
思い切って休んでみる
疲れた、休みたい、と感じたときは心がSOSを発しています。
有給休暇などを使って、思い切って休んでみて、1度仕事から離れてみましょう。
人手不足が続く中で、休みにくいと感じる人もいると思いますが、無理して続けることで心身の不調に繋がることがあります。
休みをとることで余裕が生まれると、しっかり向き合うきっかけにもなります。
質のいい睡眠を取る
良質な睡眠を心がけることで、疲労回復ができ、心身の健康の維持することが可能になります。
特に夜勤が多く、睡眠リズムが乱れている看護師は、睡眠の質を意識することで心身への負荷を軽減することができます。
例えば、室温や部屋の明るさや寝具など、寝室の環境を自分に会うように調整しましょう。また就寝前の行動をパターン化すると、入眠しやすくすると言われています。
睡眠に関してはまだ分かっていないことが多いので、いろいろな方法を試して自分に合った入眠方法を見つけましょう。
仕事とプライベートでメリハリをつける
仕事とプライベートはしっかり区切って考えるようにします。
たとえば、休みの日はプライベートの時間として考え、仕事を持ち込まないようにしましょう。
看護の勉強を休みの日を利用してやろうとする人もいると思います。勉強は大切なことですが、疲れているときは休むことに専念するようにします。
休めるときにしっかり休むことで、リフレッシュして新たな気持ちで仕事に取り組むことが出来ます。
気分転換をする
ストレスや疲労感を溜め込むと、イライラしたり落ち着かなくなったり、知らず知らずのうちに身体に様々な不調が現れることがあります。
こうした気持ちから打破するために、自分なりの気分転換の方法を知っておくことが大切です。
自分のやりたいことをやったり、リフレッシュ出来ることがあれば、精神的にも休息することが出来ます。
気分を変えることで、仕事のモチベーションを維持することにも繋がります。
誰かに相談する
仕事で悩んだときや、ストレスに感じることがあったり、辞めたいと思ったときには、自分だけで解決しようとするよりも、誰かに相談するのがおすすめです。
自分だけで解決しようとすると、自分の考えのみになってしまうため、解決の糸口が見つからない場合もあります。
同じ医療業界で働く人に相談するなら、境遇を想像しやすく、違った視点からアドバイスをしてくれるかもしれません。
別の業界の人でも、話を聴いてもらうだけでストレス発散に繋がります。
悩んでいることがある場合は、吐き出すことが大切です。
部署や勤務形態を見直してみる
働いている部署や勤務形態が忙しすぎるせいで、異常に負担がかかっている場合は、部署移動や勤務形態の変更を検討してみてもいいかもしれません。
部署異動や勤務形態の変更は、転職に比べて負担が少なく、適応もしやすいのでおすすめです。
他の部署の労働環境や会社の勤務形態などを詳しく調べ上げ、より自分に合った働き方を探してみましょう。
もちろん自分だけの判断では変えられないなので、上司や周りの人に相談することが重要です。
看護師が疲れている時にしてはいけないこと
看護師が疲れている時に、してはいけないことを紹介します。
ついしてしまいそうなものを挙げているので、ぜひ参考にしてみてください。
無理に仕事を続ける
心身の不調が明らかなのに、無理に仕事を続けることは避けましょう。
無理をすることで悪化したり、仕事上のミスに繋がったりすることもあるため、一時的に休むことが大切です。
また、明らかな不調でなくても、次のような状態にあるときは注意が必要です。
気分が沈む
何をしても元気がでない
イライラする
気持ちが落ち着かない
何度も確かめないと気がすまない
悪口を言われている気がする
食事が美味しくない
夜中に何度も目が覚める
これらは心の病気の初期症状と言われています。
このような症状がある場合、無理をして放置していると、取り返しのつかないことになる場合もあります。
初期症状なら大丈夫、と思わずに早めに休息を取るようにしましょう。
間違ったストレス発散
仕事のストレスを発散させることはいいことです。気分転換にもなり、リフレッシュすることが出来ますが、このストレス発散方法は正しく行うのがベストです。
例えば、ストレス発散方法として美味しいものを食べたり、好きなものを食べたりすることとする人もいると思います。
ほどほど程度ならいいストレス発散ですが、暴飲暴食とならないように注意が必要です。
身体の疲れは内蔵の疲れともいわれており、暴飲暴食をすることで身体に負担をかけてしまう可能性もあります。
それでも疲れた・辞めたいという気持ちが解消されないなら
今回紹介したような改善策を実践しても状況が変わらない場合には、働き方を見直すのもおすすめです。
しかし、しっかりと考えて行動をしないと、現状から抜け出せない場合もあります。
ハードルが低い順に紹介していくので、順番に確認していってください。
働き方を変える
同じ職場や同じ診療科で働き続けたい場合は、そのままの状態で働き方を変えることが出来ないか考えてみましょう。
たとえば、夜勤なしで働く・週の休みを増やす、というような働き方に出来れば、休める時間も増えて、ストレスの軽減に繋がる可能性があります。
職場的には退職されて働き手が減るより、その人の働き方を変えて続けることが出来るなら、退職による人材不足を回避したい思いから、協力してもらえることが多いです。
まずはどのような働き方なら続けられそうか、しっかり洗いだして相談してみましょう。
異動を希望する
異動を希望して、違う診療科や違う病棟で働く方法もあります。
同じ医療機関でも、診療科や病棟など働く現場が異なれば、人間関係が変わってくる場合も考えられます。
勤務地は慣れた病院であることから、通いやすい、馴染やすい特徴もあり、転職はしたくないけど環境を変えて働きたいと考える人、異動の選択肢はおすすめ出来ます。
看護師の部署移動に関して、こちらの記事で詳しく解説しています。
転職し、環境を変える
転職によって環境が変わることで、自分にあった働き方が出来ることもあります。
転職するにあたって、辞めたいと思う理由やストレスの原因が、仕事内容に対してなのか、職場への不満なのかはっきりさせておくことで、転職をスムーズに進めることが出来ます。
看護師を続けたいなら
看護師を続けたい場合は、病院内での異動以外に、他の病院や施設に転職することも検討します。
診療所やクリニック、美容クリニック、介護施設など、看護師の資格があれば勤務先の選択肢は多いです。
看護師の人材不足は常にあるため、年間を通して求人も豊富にあります。そのため、自分の条件に合った職場を探しやすくなります。
また、派遣看護師という働き方もおすすめです。派遣看護師は、看護師でありながらも、働く時間を調整しやすいため、体力的に看護師の仕事が辛いと感じている方におすすめの働き方です。
派遣看護師について知りたい方はぜひこちらの記事をご覧ください。
看護師を続けたくないなら
看護師を辞めたいと考えたら、別の職種への転職を検討しても良いでしょう。
看護師資格を所持していれば、再び看護師として働くことも出来るので、思い切って別の業種に転職し、社会経験を積むこともおすすめです。
看護師の経験を活かすなら、医療機器メーカーや、製薬会社、介護職などがおすすめです。
看護に関わる仕事以外でも、自分がやりたいと思える仕事に就くことが大切です。
看護師の一般企業への転職に関してはこちらの記事で解説しています。
また介護施設での看護師の業務内容に関しては以下の記事で紹介しています。
ゆっくり働きたい看護師におすすめの職場
今の職場が忙しく、もっとゆっくり働きたい方には以下のような職場がおすすめです。
休みが固定の職場
固定休の職場であれば、スケジュールが作りやすく仕事とプライベートのバランスも取りやすいでしょう。
クリニックや訪問看護、デイサービスなどであれば、休みの日が予め決まっている職場も多く存在します。
休みの日をうまく活用して、リフレッシュしたい方にはぴったりの職場と言えます。
休日が多い職場
病院には人手不足が深刻で、休みが取りにくい職場も数多く存在します。
しかし大学病院や国公立の病院といった規模の大きい病院は、福利厚生が充実しており、人員も豊富であるため、長期休みが取りやすい場合もあります。
休日数が比較的多い職場であれば、休暇中に仕事の疲労を回復する時間を十分に取れるでしょう。
夜勤が少ない職場
夜勤が多くてつらいという看護師は、日勤で働ける職場の求人を探してみましょう。
耳鼻科や眼科、皮膚科といった診療科は大半が日帰り治療であるため、夜勤がない職場が比較的多いと言えます。
また保育園は早番や遅番などがあるものの、基本的に子どもがいる間が勤務時間なので、ほとんど夜勤がなくおすすめです。
辞めたいと悩む看護師におすすめの転職サイト
辞めたい、疲れた、と感じたら転職をして自分にあった環境で働くのがおすすめです。
しかし、いざ転職と思っても、何から初めていいのか迷う人も多いと思います。
今回は看護師の転職におすすめな3つの転職サイトを紹介します。
レバウェル看護(旧:看護のお仕事)
※画像出典:レバウェル看護公式サイト
相談のしやすさNo.1
看護師の求人に特化した転職サイト
エージェントの職場訪問による安心の情報
看護のお仕事は、相談のしやすさNo.1を獲得した、信頼性が高い転職サイトです。
扱っている求人は正看護師・准看護師・保健師・助産師といった医療職に特化したものになっており、求人数は15万件以上(2024年10月時点)になります。
掲載されている求人は、担当者が直接職場訪問をすることで得た詳細な情報が記載されています。
ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)
※画像出典:ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)公式サイト
累計100万人以上の看護師が利用
20万件以上の求人で豊富
2025年 オリコン顧客満足度®調査 看護師転職 3年連続 No.1
ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)は、2005年の創設以来、累計100万人以上の看護師に活用されている非常に人気の高いサービスです。
求人数は20万件以上で業界有数であり、提供するサービスのクオリティが非常に高い点が最大の魅力となっています。
転職サポートを行ってくれるキャリアパートナーが、専門的な知識を生かして最適なアドバイスを行ってくれるため、絶対転職成功したい方や、信頼できる転職サービスを利用したい方に適しているでしょう。
またナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)では、看護師専門・地域専任のキャリアパートナーが転職後の条件交渉もしてくれるので、できるだけ好条件で転職したい方にもおすすめです。
※2025年 オリコン顧客満足度®調査 看護師転職
リクルートエージェント
※画像出典:リクルートエージェント公式サイト
大手が運営する転職サイト
専門性の高いキャリアアドバイザーのサポートが受けられる
求人数は業界最多レベル
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大手が運営する転職サイトで、日本でも有数の転職エージェントです。
扱う求人数は業界最大レベルで、様々な業界・職種の求人を扱っています。
これらの求人の中から、専門性の高いキャリアアドバイザーのサポートを利用出来、適格なアドバイスをもらえるのが魅力です。
転職サイトを活用するメリット
今回紹介した転職サイトを含めて、看護師が転職サイトを活用して転職することは、様々なメリットがあります。
担当者が直接求人先をリサーチしている
担当者が付く転職サイトでは、扱う求人先を担当者が直接足を運んでリサーチしていることが多いです。
実際に現場を見ているため、退職者の退職理由を把握していたり、人間関係の状態を知っていたりすることも多いです。
職場の人間関係で悩んでいる人にとっては、自分でリサーチする以上のことを把握している担当者がいる転職サイトは、大いに活用出来ます。
面接対策や書類添削などのサポート
退職理由が「人間関係の悩み」や「仕事量が多い・仕事が辛い」といった場合、面接や履歴書への記載などで正直に話すことが、採用時のデメリットになります。
このような理由で転職を望む場合には、ポジティブな視点に注目をして、担当者が履歴書の書き方や面接の対応までサポートしてくれれます。
退職理由に不安がある場合でも、スムーズに転職活動を行うことが出来るのが転職サイトを活用するメリットの1つです。
在職中の転職活動をサポート
在職しながら転職活動をする場合、看護師という不規則な仕事から転職活動が負担になる場合も多いです。
求人検索や、求人先のリサーチ、書類を揃えたり、面接日の調整など、転職活動の工程には時間や労力を費やします。
こうしたことを仕事をしながら両立させる負担を減らすため、転職サイトでは担当者によるサポートが外せません。
看護の仕事を辞めたい理由と解決方法についてまとめ
看護師は日々ストレスと向き合いながら仕事をしているのは特別なことではない
正しい方法でストレスの発散をし、疲れを溜め込まないことが大切
転職サイトを上手に活用してスムーズな転職を行うことが重要
看護師として働く人は、疲れた・辛いと感じることが多く、悩んでいるのは自分だけではありません。
この記事で紹介した悩みは多くの人が感じている悩みでもあり、これらを知ることで、自分の辛さや悩みと向き合うきっかけにもなります。
現状を打破するために様々な解決策がありますが、転職を視野に入れるのもおすすめです。
今回紹介した内容をぜひ実践してみてください。
この記事は看護師に監修されています
看護師
城戸あき(しろと あき)
国立病院・大学病院で消化器内科、整形外科、内分泌内科を経験。現在は子育てと両立できるようフリーランスに転身し、医療ライターとして活動中。