看護師2年目で転職は可能?|辛い・辞めたいと思う理由や後悔しない転職方法を解説
この記事は看護師に監修されています
看護師
城戸あき(しろと あき)


「看護師2年目だけど、今の職場が辛いから転職したい!」
「辞めたいけど、2年目だと転職できるか不安・・・」
看護師2年目になると、職場への不満や仕事の悩みが多くなり、転職を考え始める人が多いです。そこで、この記事では、看護師2年目は転職できるのか徹底解説します。
現在転職を検討中の方は参考にしてみてください!
看護師2年目で転職する理由は「業務量が多くて辛い」「違う仕事への興味が深まった」など
ミスが多くてモチベーションが下がった場合は、転職するとモチベーションが復活することが多い
転職で後悔しないためには、転職の条件をはっきりさせることが大事
2年目で「看護師が辛くて辞めたい」と考える理由は?
看護師のが2年目で「辛いから辞めたい」と思う人がいるのは何故なのか、理由をご紹介します。
仕事量が多くて辛い
看護師2年目は、仕事の量が増え役割も多く抱えるため、仕事がハードになります。
また、2年目は、重症度の高い患者を受け持つことが増えてくるので、心身ともにきつく感じてくる時期です。
特に、2年目でリーダーになった場合、通常の仕事に加えリーダーの仕事も担当するので、それに伴い残業も増えます。
2年目は仕事がいきなりハードになるので、まだ限界が来ないうちに転職することで精神の安定を得て、仕事を学び直したくなる人は少なくありません。
ミスが多く看護師に向いていない
ミスが多く先輩に注意されるばかりで、新人の頃からの成長ができず悩む看護師や、2年目を迎え独り立ちしたことでプレッシャーを感じ辛くなる看護師も多くいます。
また、2年目は1年目よりも忙しくなった上に、まだ給料があまり上がらないので、仕事へのモチベーションが保てず「自分は看護師に向いていない」と悩む看護師も多いです。
このような場合、職場を変えることで、またイチから始める心境になり、モチベーションが復活することがよくあります。
結婚や妊娠をした
2年目の看護師は20代前半の人が多いですが、20代で結婚や妊娠をする人は少なくありません。
結婚や妊娠をしたことをきっかけに、結婚生活、妊娠・出産・育児と看護師の両立は難しいと考え、転職する看護師は多いです。
妊娠したら職場からサポートを受けたり、産休・育休制度を利用したりしながら働き続ける看護師も勿論いますが、転職する看護師も毎年数多くいます。
転職先としては、短時間勤務ができ、定められた時間だけ働けるパート看護師として働ける職場が多い傾向があります。
違う仕事への関心が高まった
1年間看護師の仕事をしてきた中で、今とは違う分野に興味が出てくることもあります。
そこで、今の仕事にやりがいを感じられなくなり転職を検討し始めるケースは後を絶ちません。
やりたい仕事があるのに、職場が人材不足であるなどの理由で今の仕事を辞められず、ズルズル仕事を続けるのはもったいないことです。
自分のやりたいこと・身に付けたいスキルがはっきりしているのなら、2年目で思い切って転職するのは良い選択だと言えます。
給与が少ない
一般的な企業の給与に比べて、看護師の給与は比較的高い傾向にあります。一方で、1年目と2年目の給与にはあまり差がありません。
さらに、2年目になると、1年目には払う必要がなかった住民税を払わなければなりません。手取りが減少するかもしれません。
2年目になると、看護師たちは、ますます多くの業務をこなすことになりますが、待遇はあまりかわらないのが現実です。
場合によっては仕事へのモチベーションが下がってしまう事がありえます。
すぐ転職すべき2年目看護師の特徴

2年目看護師で辞めたいと思っている方の中でも、すぐに転職すべき看護師の特徴をお伝えします。
精神科に通院している
多くの社会人が仕事のストレスから不眠になったなどの症状で精神科に通っており、看護師も例外ではありません。精神科に通うほどであれば、なるべく早く職場を変えた方がよいでしょう。
体調に支障をきたしているのは、自分が弱いから、自分が頑張っていないからではありません。
どう頑張っても、職場や仕事が自分に合わないという場合がほとんどです。
体調不良を長引かせないためにも、休職制度などを活用しながら、なるべく早く職場を変えることをおすすめします。
体調に異変が起きている
精神科に通院するほどではなくとも、仕事が原因で体調に支障をきたしている方は転職を検討しましょう。
例えば、じんましんが出る、寝つきが悪くなった、イライラが止まらないなどの症状が出ている方です。
社会人が体調に異変をきたすのは、ほとんどの場合職場でのストレスや、仕事とプライベートのバランスが取れないことでのストレスからです。
まずは有給休暇や休職制度を利用して体調を整えることを優先し、その後、転職活動に入りましょう。
自分の健康を守りながら、より働きやすい環境を見つけることは大切です。体調の変化を無視せず、適切な対策を取りましょう。
数か月以上人間関係で悩んでいる
モラハラ・パワハラ・いじめといった理不尽な目に遭っている方は、早めに転職を検討しましょう。
ハラスメントやいじめは、上司や病院で設けている相談窓口に報告することで、一旦はおさまることもあります。
しかし、報告したことで職場での居心地が悪くなったり、ハラスメントやいじめがエスカレートしたりする恐れもあります。人間関係は、個人の努力ではどうしようもないことが多いのです。
このようなケースでは「転職=逃げ」といったネガティブなイメージを抱きがちです。
しかし、この場合の転職は逃げではなく自分を守るためなので、自信を持って退職や転職活動をしましょう。
自分の尊厳と健康を守ることが最優先です。新しい環境で前向きにキャリアを築くためにも、早めの行動が大切です。
職場環境が良くない
職場環境が良くないため辛いという人も、場合によってはなるべく早く転職した方がよいでしょう。
慢性的に人手不足、一人では抱えきれない業務量で残業が多い、給料が少ない、残業代が付かないなど、自分の努力ではどうにもできないケースは、転職をおすすめします。
上司に掛け合ってみてもすぐには改善しないでしょう。相談したところで、職場が改善する気がなく、何も変わらないこともあります。
職場環境が改善するのを待つよりも、環境がいい職場に転職することをおすすめします。
辞める前に今の職場でできる対策5選
「辞めたい」とお悩みの2年目看護師の方へ、辞める前に今の職場でできる対策を5つご紹介します。
職場の頼りになる人に相談する
同期や先輩など、信頼できる人に悩みを相談することをおすすめします。心にあるモヤモヤを言葉にするだけで自分を客観的に見ることができ、精神的に楽になれることが多いです。
また、悩みに共感してもらえると「他の人も同じなんだ」と気付き、これまで抱えていた辛さが解消することもあります。
さらには、他の人に相談することで、自分では思い付かなかった解決策が見つかることもあります。
改めて勉強会や研修に参加する
ミスが続いて看護師としてのスキルや適性に不安がある方におすすめなのが、初心に立ち返り看護の勉強をすることです。
基礎看護技術から解剖生理などまで丁寧に勉強し直すことで、自分の仕事での癖やミスの原因に気が付き、自信を取り戻せることがあります。
多くの病院では研修をしているので院内の研修会に積極的に参加してもよいですし、外部の研修に個人で参加するのもよいでしょう。
食事・睡眠の改善
慢性的な睡眠不足によって一時的に判断力が鈍っているせいで、ネガティブな気持ちになっている可能性もあります。また、健康状態を保つには、栄養バランスの取れた食事をすることも重要です。
1日7時間前後の睡眠を確保しつつ、バランスの取れた食事を摂ることを心がけましょう。
「毎日同じ時間に就寝する」「毎日同じ時間に食事を摂る」ことは、生活リズムを保つことに繋がるのでおすすめです。
上司や施設長に働き方を相談
結婚や妊娠・出産、劣悪な職場環境などによって、仕事が続けられないとお悩みの方は、まずは上司に相談してみましょう。
医療機関は人手不足であることが多いので、働き方の問題で辞めたいと申し出た看護師に対しては、部署異動・勤務形態の変更などの措置を取り、引き留められるケースが多いです。
上司に相談するときは、相談内容をあらかじめわかりやすくまとめ、堂々と相談すると、しかるべき措置を取ってくれる可能性が上がります。
職場は柔軟な対応が求められる場所でもあり、上司とのコミュニケーションを大切にすることで、自分の状況に合った解決策を見つけることができるかもしれません。
自分のニーズや状況を率直に伝えることで、より良い職場環境を築く一歩となるでしょう。
2年目でも違う仕事に就ける理由とは
看護師2年目の人が、今の職場を辞めても違う職場に転職できる理由は何故なのでしょうか。
第二新卒として就活ができるため
3年目までの看護師は「第二新卒」、つまり社会人になって3年目までの人材です。
多くの病院では「第二新卒」の看護師を歓迎し、募集をかけています。ですから、転職するにあたっては、2年目であっても不利な面やデメリットはあまりないと言えます。
むしろ採血や点滴などの基本手技が既にできる2年目は、病院側からすれば教育コストが低く、伸び代があると評価されることもあり得ます。
「第二新卒」の看護師は仕事の基本を学んでいる最中なので、「第二新卒」の採用をしている病院では、研修体制が充実しています。
「第二新卒」枠での転職は、学び直す体制がしっかりしている職場で働けるのでおすすめです。
業界的に新卒の離職率が高いため
日本看護協会が2023年に行った調査では、新卒看護師の離職率は10.2%でした。
およそ10人に1人が1年以内に退職していることになります。
この調査からわかることは、全国的に見ても2年目看護師の転職は決してマイナーではないということです。
そのため、2年目で退職しても採用担当者から「嫌なことがあったらすぐに辞めるタイプなのか?」などのネガティブな印象は持たれず、スムーズに転職できる可能性が高いと言えます。
看護師は慢性的な人手不足であるため
2年目看護師が転職できる可能性が高い理由には、医療機関の多くが人手不足であることも関係しています。
看護師(保健師、助産師も含む)の2022年度の有効求人倍率(求職者1人あたりの求人数)は、2.2倍であり、少なくとも2018年度以降は2倍以上で推移しています。
つまり、一人あたり2件ほどの求人があるということなのです。看護師は慢性的な人手不足であるため需要は非常に高く、転職のハードルは他業種に比べると低く、スムーズに転職しやすいと言えます。
臨床経験が少なくても問われにくい
看護師2年目の方が転職活動で抱く不安として「臨床経験が少ない」という点があります。しかし、この点についてはあまり気にする必要はありません。
看護師の転職で求められる「勤務経験」とは、病院での勤務経験だけではなく、クリニックや介護施設やなど、病院以外での勤務経験も含まれるからです。
また、2年目の転職では「第二新卒」または「新卒と同等の扱い」となることが多いため、臨床経験の有無はほとんど問われない場合が多いので、臨床経験が少なくとも不利ではありません。
2年目での転職のメリット・デメリットとは
看護師2年目での転職には、メリットとデメリットがそれぞれあります。
看護師二年目での転職のメリット
看護師2年目は、1年目とは違い看護の基礎知識があるため、病院側は教育するための負担が少なくて済みます。
また、看護師2年目は20代が多いため、他の職場に移っても適応力が高く、成長すると期待される他、体力もあるので重宝されます。
さらに、2年目での転職は、働ける職場の幅が広い点もメリットです。看護師として1年でも勤務経験があれば、応募資格を満たし、さまざまな求人に応募できます。
しかし、専門的なクリニックや医療行為が業務に含まれる介護施設など、実務経験やスキルが必要な職場への応募はまだ難しい場合があるので、自分にできる仕事かどうか見極めて応募することが重要です。
看護師2年目での転職のデメリット
看護師2年目での転職は「第二新卒」として歓迎している病院が多いですが、中には「すぐに辞める人」というネガティブな評価をする病院もある点には注意が必要です。
また、2年目で辞めてしまうと、プリセプター制度(新人教育制度)の経験が積めないので、キャリアアップに支障が出る可能性があります。
その他にも、看護奨学金の問題があります。看護奨学金制度を利用して看護師になった方は多いです。
病院から奨学金を貸与されていた期間より早くその病院を辞めると、奨学金の返済を求められます。そのため、なかなか辞める決意ができない人も多いのです。
転職を考えている方は、月々の返済を数万円単位で補助してくれる返済支援手当を完備した病院もあるので、その条件も含めて転職サイトで探すと良いでしょう。
転職したばかりでも辞めたい時は?
2年目の看護師の方の中には、1つ目の職場から転職したばかりでも辞めたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
新しい職場に慣れるまでには時間がかかりますが、環境や人間関係、業務量のギャップに心身が疲弊してしまうこともあります。
「またすぐ辞めたら履歴書に傷がつくかも…」と不安になる一方で、自分の健康や働く意味を見失いそうになっている方にとっては、大きな決断が必要なタイミングかもしれません。
まずは自分の気持ちに正直になり、「なぜ辞めたいのか」「本当に今の環境では続けられないのか」を整理してみることが大切です。場合によっては、転職エージェントや信頼できる人に相談することで、新たな選択肢が見えてくることもあるでしょう。
2年目の看護師におすすめの転職先
ここからは、2年目の看護師におすすめの転職先について解説していきます。
精神科
長時間勤務が合わないとお悩みの方には精神科への転職をおすすめします。
精神科は、他の診療科とは違い患者さんの容体が急変することが少ないです。
また、残業も少ない傾向にあります。そのため、精神科の看護師は体力的な負担があまりありません。
精神科は患者さんの心のケアが中心なので、コミュニケーション能力が高い方、精神科の各療法など精神科領域の専門的な知識を身に付けたい方も、転職先としておすすめします。
専門病院
興味のある分野があり、その分野での看護を極めたい方には専門病院への転職がおすすめです。
専門病院では、その分野の知見が深い専門医が最先端の治療を行っており、専門医のもとで働くことで、最新の医療が学べます。
そのため、最先端の知識や、最先端の医療機器を使用できるなどのスキルを身に付けることができます。
また、専門病院は、専門看護師や認定看護師の資格取得支援制度があることが多いので、キャリアアップしていきたい方にはおすすめです。
中規模病院
今とは違う環境で新たに看護師の経験を積んでいきたい方におすすめなのが、中規模病院です。
中規模病院は大規模病院と比べると、患者の重症度が低く、かつ看護師への教育体制も整っているため、看護を学び直したい方におすすめできるのです。
しかし、全ての中規模病院が、学び直しや初歩からの経験を積める環境なのではありません。
救急医療や診療科によっては忙しく、満足のいく教育を受けられる体制ではない場合もあります。
自分の希望する経験が積める病院かどうか、よく調べてから応募することが必要です。
介護医療院
ワークライフバランスを重視する方や、一人一人の患者さんに丁寧な看護がしたい方は、介護医療院をおすすめします。
介護医療院は、一般の病院と比較すると、時間に余裕のある働き方が可能です。
介護医療院とは、要介護度が高い高齢者の患者さんに対して、介護・医療両面からのケアやリハビリなどをする施設です。
2023年に廃止される介護療養型医療施設の代わりとして2018年に創設されました。
介護医療院は医療ケアを受けながら生活できる場所であり、看護師は介護士などと協力しながら患者を見守っていきます。
クリニック(診療所)・介護施設は要注意
クリニックや介護施設は、キャリアアップを目指している方にはおすすめできません。
クリニック、介護施設での看護師はルーティンワークをこなすのが仕事なので、看護の新しいスキルを身に付けることは難しくなります。
そのため、病院など看護師としてのスキルや経験が重視されるところへの転職は厳しくなるでしょう。
クリニックや介護施設への転職を希望する方は、まずは病院で看護のスキルを身に付けてから転職するのが望ましいと言えます。
また、クリニックや介護施設はどうしても閉鎖的な面があり、いじめやパワハラなど、トラブルが起きやすいとも言えます。
転職先は、自分の看護スキルや今後のキャリアを慎重に考えてから選びましょう。
後悔しない転職をするためのポイント
転職をしたものの、思っていた環境と違い後悔してしまっては転職した意味がありません。そこで、後悔しない転職を成功させるためのポイントを7つご紹介します。
転職の希望条件・軸を決める
転職すると決めたら、「希望する条件」と「どうしても譲れない条件」を考えましょう。
条件についてはっきりさせると、自分が仕事で大切にしたいことがわかるので、転職で失敗する可能性を低くできます。
人によって希望条件はさまざまです。例えば、以下のような条件を挙げる人は多いでしょう。
患者さんとの関わり
ワークライフバランス
周囲との連携・チームワーク
適度な業務量
自宅から通いやすい距離
給与額
仕事をする上での希望や価値観が揺らぐと、せっかく転職しても転職先でまた不満を覚えるようになり、再転職する結果になりかねません。そうならないためにも、まずは自己分析をしっかり行いましょう。
自らの看護スキル・看護観を整理する
病院によって看護師の教育体制は異なります。そのため、看護師2年目であっても、看護のスキルや看護への価値観には個人差が出てきます。
転職を検討する際には、まずは一般的な看護スキルや診療科ごとに必要とされる専門的スキルについて把握し、それらと現在の自分の看護スキルや看護の価値観を比べてみましょう。
そうすると自分の強みがわかってくるので、面接でのアピールポイントが言語化できます。
また、現在の自分には足りないスキルもわかってきます。つまり、自分が思い描くキャリアを実現するために今経験すべきことがわかってくるので、転職したい職場が自ずと絞られてくるでしょう。
職場以外で相談相手を探す
看護師2年目は初めての転職活動であることが多いので、一人で転職活動をしようとすると、転職活動の進め方がわからず困ってしまうことが多いです。
転職活動をすると決めたら、まずは周囲で人事の仕事をしている人、転職経験がある人など転職に詳しい人に相談しましょう。
相談すると「今転職すべき状況なのか」「どこに転職すれば満足できるか」「自分の経験やスキルの価値はどれくらいか」が客観視できます。
ただし、相談相手を職場の人にするとトラブルが起こる可能性がありますので、職場以外の人に相談しましょう。
看護師転職サイトに登録する
周りに相談できる人がいない方や、納得のいく転職活動がしたい方は、看護師転職サイトの利用がおすすめです。
多くの看護師の間では、転職サイトを複数利用することは定番になっています。
納得できる転職活動を行いたいのなら、2~3つの転職サイトを併用し、さまざまな視点から希望に合った求人を集めて応募先を検討しましょう。
2~3つの転職サイトに登録すると「キャリアアドバイザーとのミスマッチ」や「優良求人に出会えない」などの不安が取り除けます。
転職サイトの複数登録について、こちらの記事で詳しく解説しています。
転職先候補の下調べ
転職希望の職場の内部情報や人間関係は、入職してからでないとわからないこともあります。
ですから、求人情報を見るだけではなく、口コミサイトやHPなどで、その職場の理念や方針、職場の雰囲気などの情報も集めましょう。
特に、退職した人が口コミを書き込むサイトは、職場で感じていた不満などが書き込まれているので、働きやすい職場かどうかを知る材料になります。
転職希望の職場のよい点も悪い点も含めて情報収集することで、転職後のイメージが具体的にわかってきます。
ただ、口コミサイトは匿名での書き込みなので、場合によっては事実と異なる内容が書かれている可能性もある点には注意が必要です。
希望の診療科があるか確認する
自分が興味を持つ診療科がある場合には、それがその転職したい施設に存在するかどうかを事前に調査しておくことを強くお勧めします。
異なる診療科であれば、看護師としての業務内容や働き方に大きな違いがあるでしょう。
関心のある分野で働くことは、仕事への情熱やモチベーションを高めることになります。
転職した先で最初から希望通りの診療科に配置されることはあまり期待できませんが、看護師としての経験を積み重ねることで、将来的にその診療科に病院内で移行するチャンスが得られる可能性もあります。
教育体制が充実した職場を探す
中途採用者向けの研修やマニュアルが用意されており、中途採用者にもプリセプター(先輩の看護師)が付く職場は少なくありません。
転職先を探す際には、このような教育体制がしっかりしている職場を探すのがおすすめです。
面接などで確認しておくと良いでしょう。
教育体制が整っている職場では、2年目の看護師や第二新卒の看護師を積極的に受け入れているところが多くあります。
2年目の看護師は「前職での仕事のやり方が染みついていない」「成長できる可能性が高い」といったプラスの評価を受けやすいからです。
内定が出てから職場をやめる
転職が内定したら、すぐに職場に転職することを伝えてよいでしょう。転職活動をすると決めた時に転職の意思を伝えるのではなく、あくまでも内定してから伝えることが大切です。
転職したいことが周囲に伝わると、タイミング次第では待遇が悪くなってしまうなどのトラブルが起こり得る点には注意しておきましょう。
例えば「この人はもう辞める人だから、仲良くしなくてもいい」といった理由で冷たく接してくる職員がいたり、夜勤を増やされたりすることなどが考えられます。
失敗しない看護師転職サイト利用のコツは

ここからは、よい転職サイトの見分け方や、転職が成功しやすいキャリアアドバイザーとの付き合い方など、転職が成功しやすいコツをお伝えします。
多くの看護師さんから評判が良いサイトか確認
身近で転職サイトを利用したことがある人から評判のよいサイトを聞くことや、口コミサイトで評価の高い転職サイトを調べることは、転職活動で失敗しないための重要なポイントです。
情報がない状態でなんとなく選んだ転職サイトを利用した結果、相性の合わないキャリアアドバイザーしかいなかったり、職場環境が悪い求人ばかり紹介されたりするケースもあり得るからです。
手間が多少かかりますが、事前準備として転職サイトの口コミは慎重に調べましょう。
求人の種類や傾向は自分に合うサイトかチェック
キャリアアドバイザーの質は、転職サイトを選ぶ上で大切なポイントです。担当のキャリアアドバイザーに違和感を覚えたら、すぐに担当者を変えるか、その転職サイト自体利用するのをやめる方がよいでしょう。
キャリアアドバイザーは、ベテランであることの他、自分と相性が合うかも大切です。相性が合わないせいで、満足のいく転職活動ができないこともあり得るからです。
例えば、連絡の早さや頻度は重要です。連絡が多すぎると「しつこい」と感じますが、一方で少なすぎると「放っておかれている」と感じ、ストレスになります。
キャリアアドバイザーを選ぶ上で一番重要なのは、あなたの転職したい理由をしっかり把握し、あなたに寄り添ってくれるかどうかです。
「希望の条件とは違いますがこの求人はいかがですが」などと、あなたの希望を軽視するキャリアアドバイザーは、すぐに担当から外してもらいましょう。
希望条件をしっかり言語化
転職活動では、まず転職先に求める条件をはっきりさせましょう。
条件をはっきりさせるには、転職活動で譲れないポイントを自己分析する必要があります。譲れないポイントとは以下のようなものです。
給与
業務の範囲
ボーナス
勤務地
職場環境
休暇
福利厚生
希望を全部満たせる完璧な職場はほぼないと言ってよいですが、譲れない条件をはっきりさせると、自分の希望に一つでも多く合った職場を探すことが可能になります。
アドバイザーに正直に思いを伝える
キャリアアドバイザーに転職活動の悩みや不安を隠さず話すことは、希望に合った求人を紹介してもらうためには必要なことです。
例えば転職の理由、いつまでに転職したいか、希望条件、今の職場への不満などは、しっかり言葉にしてキャリアアドバイザーに伝えましょう。
そうすることで、あなたがどのような職場で働きたいのか、キャリアアドバイザーが把握できます。
また、キャリアアドバイザーと真剣に向き合い面談を重ねていく中で、自分では考えたこともなかったアドバイスや考え方を教えてもらえることもあります。
よい職場を見つけるためには、キャリアアドバイザーと積極的にやり取りすることが大事です。
連絡や悩み事相談は早く・こまめに
キャリアアドバイザーとの連絡はこまめに取り、連絡が来たらなるべく早く対応しましょう。
もし「この人には今連絡が取れない」と判断されたら、キャリアアドバイザーは他の求職者に求人を紹介してしまうことがありますので注意が必要です。
キャリアアドバイザーは転職のプロですから、サイトには公開されていない求人を紹介してくれることもあります。また、質の高いアドバイスをもらえることもあります。
キャリアアドバイザーとの連絡を密にすることで満足のいく転職ができる可能性が高まりますので、いつでも連絡できる状態にしておきましょう。
2年目看護師におすすめの転職サイト
ここからは、看護師専門転職サイトのおすすめを3つご紹介します。
以下の3つは、病院以外の求人情報も充実しているので、失敗しない転職がしたい方には特におすすめです。
レバウェル看護(旧:看護のお仕事)

相談しやすい転職サイトランキング第1位(※)を獲得
スキマ時間にLINEで相談OK
求人数は15万件以上(2024年10月時点)
レバウェル看護(旧:看護のお仕事)は、累計利用者数が40万人を突破しており人気の看護師転職サイトです。
株式会社エクスクリエが実施したインターネット調査で相談のしやすさNo.1に選ばれるような人気転職サイトでもあります。
求人数は15万件以上(2024年10月時点)で、看護師転職エージェントの中では、日本最大級の規模を誇っています。
第二新卒枠の求人も多数あるため、2年目で転職したい方でも求人を見つけやすいでしょう。
キャリアアドバイザーには、電話やメールではもちろんLINEでも相談できるので、現在働いている方でもスキマ時間を使って効率的に転職活動が進められます。
※看護師転職サイトを対象としたインターネット調査(株式会社エクスクリエ)
ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)

※画像出典:ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)公式サイト
求人数20万件以上(2024年10月時点)
累計100万人以上の看護師が利用
キャリアパートナーは看護師専門、地域専任
ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)は、2005年にサービスを開始し、現在では累計100万人以上の看護師が利用している、国内最大級の転職支援サービスです。
ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)は、厚生労働省が定める「適正認定事業者」になっており、またオリコン顧客満足度も3年連続でNo.1(※)に選ばれているため安心して利用できます。
また、ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)のキャリアパートナーは看護師専門かつ地域専任なので、地方にお住まいの方でも専門性の高い転職サポートが受けられる点も人気の理由です。
キャリアパートナーは医療業界だけではなくあなたのお住まいの地域性も熟知しているため、あなたにピッタリの求人が見つかりやすいでしょう。
※2026年 オリコン顧客満足度®調査 看護師転職ランキング
マイナビ看護師

※画像出典:マイナビ看護師公式サイト
80,000件以上(2024年10月時点)の求人を保持(独占求人を含む)
5年連続”看護師の転職サイト認知度”N0.1(※)
大手人材紹介会社のマイナビが運営
マイナビ看護師は、大手人材紹介会社のマイナビが運営している看護師転職サイトです。
2024年現在、正看護師と准看護師の求人数は、非公開求人と合わせると8万件以上となっています。豊富な選択肢の中から、理想の転職先を選べるでしょう。
施設形態は病院の他、クリニック・診療所、美容クリニック、介護施設、一般企業など多岐にわたるため、多数の選択肢から新しい一歩が踏み出せるでしょう。
マイナビ看護師は、求人情報の読み方や履歴書の書き方といった、転職初心者向けサポートが人気で、利用者の満足度が高い転職サイトです。転職活動に不安がある方にもピッタリだと言えます。
※看護師を対象とした人材紹介サービス14ブランドにおける調査結果(GMOリサーチ株式会社)(2021年7月)
看護師2年目の転職についてまとめ
看護師2年目は第二新卒なので、転職活動で不利にならないことが多い
おすすめの転職先は、精神科、専門病院、中規模病院など
クリニックや介護施設へ転職すると、その後は看護のスキルが上がらないので注意
看護師2年目は、自分の看護師としての適性や職場環境などで悩むことが多くなる時期であり、転職したいと思い始める方が少なくありません。
2年目の看護師は、若くて体力があることや、今後の成長が見込めることなどから、積極的に採用し、充実した教育体制のもと指導してくれる病院も多いです。
今の職場では仕事が続けられない場合は、転職に踏み切ることをおすすめします。
この記事は看護師に監修されています
看護師
城戸あき(しろと あき)
国立病院・大学病院で消化器内科、整形外科、内分泌内科を経験。現在は子育てと両立できるようフリーランスに転身し、医療ライターとして活動中。