中央区老人ホーム・介護施設・高齢者住宅在宅酸素療法に対応できる施設から探す

1件の老人ホーム・介護施設・高齢者住宅が見つかりました

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在宅酸素療法を受け入れ可能な老人ホーム・介護施設・高齢者住宅中央区から探す

1件中 1〜1件目

ココファン勝どきかちどき

サービス付き高齢者向け住宅

アクセス

都営地下鉄大江戸線「勝どき駅」から徒歩6分

2018年3月オープン!勝どき駅より徒歩6分、東京駅からバスと徒歩で約15分。53階建てタワーマンション「勝どき ザ・タワー」内のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)です。同じ建物内にコンビニエンスストア、近隣にスーパーマーケットが複数あり、お買い物に大変便利です。 建物内には、「訪問介護」に加え、「小規模多機能型居宅介護支援事業所」を併設しており、「訪問・通い・宿泊の介護サービス」を一体的(定額制)にご提供します。 <小規模多機能型居宅介護について、詳しくはこちらをご覧ください> 【お問い合わせ受付中!ご入居ご検討の方、小規模多機能型居宅介護のご利用ご検討の方は、ぜひお気軽にご連絡下さい】 ◆お部屋◆ 安全に留意したバリアフリー設計の個室で、2人でもご入居いただけるお部屋もございます。介護でお困りごとのある方や、「今は元気だけど将来が不安…」という方、認知症の方や、軽介助~重介護度の方でもお住まいいただけます。 居室内共通設備:洗面台・トイレ・収納・キッチン・浴室・洗濯機置き場を設置 ◆Aタイプ(1人用):25.75~26.56㎡ 全30戸  お部屋の中で調理・入浴・洗濯ができるため、身の回りのことがご自身で出来るお元気な方ものびのびお暮らしいただけます。 ◆Bタイプ(2人用):35.91~37.05㎡ 全4戸 お2人向きの部屋。ご夫婦やご親族、親子でのご入居を検討の方に向けたお部屋です。 ◆24時間365日介護スタッフ常駐◆ 日々の生活をサポートします ◆お食事◆ 栄養面に配慮した朝食・昼食・夕食をご提供しています。ご希望に応じて注文いただけます(召し上がった分だけお支払いいただきます)、ご自分でご用意いただくことや、ご家族との外食を楽しんでいただくことも可能です ※館内にご自由に利用いただける食堂があります ◆併設サービス◆ ・居宅介護支援 ケアマネージャーがケアプランを作成します ・訪問介護 介護職員がお部屋に訪問し、身体のケアや生活支援を行います ・小規模多機能型居宅介護支援 「訪問・通い・宿泊の介護サービス」を一体的(定額制)にご提供します ※要支援・要介護度合いに応じて、必要なサービスを受けることが可能です、また外部の事業所のご利用が可能です ◆医療・看護連携◆  外部医療機関や近隣の訪問看護ステーションと連携しており、介護度が高い方やご病気がある方にも安心していただけます 例) ・提携クリニックの定期的な訪問診療による健康チェックや処置、薬の処方等 ・居宅療養管理指導算定薬局による、薬のお届けや残薬管理 ・提携している訪問歯科クリニックによる、定期的な歯科検診、入れ歯の調整、口腔ケア指導 ◆近隣のご紹介◆ 築地や銀座に近く、聖路加国際病院、築地本願寺、浜離宮恩賜公園、豊洲市場、築地市場、月島もんじゃストリートなどがあり、また、都バス・地下鉄利用で銀座・東京駅そして新幹線や羽田空港へ、ゆりかもめ線で有明やお台場へ。どこへお出かけするにもアクセス良好です。春は桜満開、夏は花火、秋は浜離宮恩賜公園の紅葉、冬はお台場・レインボーブリッジのクリスマスイルミネーションと通年催事がいっぱいです。 都バス:東京駅丸の内南口2番のりば「豊海水産埠頭行き(都04)」に乗車15分、降車バス停「新島橋」すぐ

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自立型居室の空室状況

1人用

残り1

月額費用 144,300円〜203,000円
入居時費用
  • 敷金:賃料2ヶ月分
  • 住所 東京都中央区勝どき5-3-2 勝どきザ・タワー
    併設する
    介護サービス
    居宅介護支援(ケアマネジャー)、訪問介護、小規模多機能居宅介護
    特徴 介護・認知症タイプ、自立・支援タイプ、2人で住める、徒歩圏内

    中央区のおすすめの老人ホーム・介護施設・高齢者住宅

    中央区の老人ホームの種類ごとの施設数と空室数

    施設の種類
    施設数
    空室
    サービス付き
    高齢者向け住宅

    1

    1

    グループホーム
    -
    -
    介護付き
    有料老人ホーム
    -
    -
    住宅型
    有料老人ホーム
    -
    -

    よくある質問

    A

    中央区で最も月額費用が安い介護施設は「ココファン勝どき」です。

    月額費用は144,300円です。

    有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームなどの民間施設は、施設ごとに費用プランが様々です。予算や利用したいサービスなどに合わせて、最適な施設を選択することが重要です。

    月額費用が安い中央区の介護施設を探す

    A

    中央区で認知症対応ができる施設は1件です。

    民間施設の中でも、グループホームは認知症患者の方を主な対象としています。

    介護・医療のサービスが充実している介護付き有料老人ホームでも、認知症対応ができる施設が多いです。

    また近年では、軽度の認知症であればサ高住や住宅型有料老人ホームにも受け入れ可能な施設が多く、学研ココファンでもこうした施設を多数取り扱っています。

    A

    中央区で自立・要支援向けの施設は1件です。

    民間施設の中でも、要支援・自立の方に特におすすめなのはサービス付き高齢者向け住宅、住宅型有料老人ホームの2種類です。

    いずれも幅広い介護度の方に対応可能な施設です。

    中央区の自立から介護までの複合型施設を探す

    A

    中央区でデイサービス併設の施設は0件です。

    最新の住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅では、訪問介護やデイサービスなどを併設している場合が多いです。

    これらのサービスを利用すれば、常に介護スタッフがそばで見守ってくれるため、より安心な暮らしを送ることができます。

    またこのような施設では、施設に併設された事業所だけでなく、外部の居宅サービスを利用することも可能ですので、利用するサービスの自由度が高い点も魅力です。

    中央区の特集から探す

    認知症対応が可能な施設特集

    認知症対応が可能な施設一覧はこちら。認知症の方の介護は、ご自宅ではなかなか難しいもの。快適に暮らせる住環境を備えた、認知症の方向けの老人ホームをご紹介します。

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    胃ろうの対応が可能な施設一覧はこちら。認知症同様、胃ろうのケアも自宅では難しい場合が多いでしょう。胃ろう対応可能な介護・看護体制を整えた施設を集めました。

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    自立・要支援の方向けの施設一覧はこちら。元気な方が活気のあるシニアライフを送れるような、レクリエーションなどが充実した施設をご紹介します。

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    夫婦で入居が可能な施設の一覧はこちら。二人用の居室は需要が高く、すぐに満室になってしまうため、夫婦での入居を希望する場合は早めの情報収集が必要です。

    訪問介護併設の施設特集

    訪問介護を併設している施設の一覧はこちら。サ高住などの施設内で訪問介護を併用することで、より充実した身体介護サービスを受けられます。

    中央区の周辺地域一覧

    中央区の老人ホームの特徴

    中央区の魅力

    こちらの記事では、東京都中央区の老人ホームの特徴や動向について解説していきます。

    中央区の地理的特徴と介護施設の特徴

    東京都中央区は東京の中心であり、銀座や日本橋エリアをはじめとして様々な商業施設があります。

    高層ビルや高級マンションのイメージがありますが、一部には一戸建てが多いエリアも存在します。

    大都会としての魅力だけでなく、築地などの名物エリアも多いため生活を送る上でも暮らしやすい区と言えるでしょう。

    観光と商業エリアなどが発達している上に、鉄道網やバス路線などの交通の便が発達しているため、様々な場所にアクセスすることが可能です。

    また、令和3年11月時点で中央区の人口は17万人を超えており、様々な高齢者への福祉サービスが充実していることもあって、高齢者にとって住みやすい環境が整備されています。

    また、中央区が独自に提供している介護サービスもあり、区内に住む高齢者のために「高齢者の住まい支援」を行っているので、在住の方は積極的に活用すると良いでしょう。

    また、地域包括ケアシステムによる医療ケアも提供しているので、区の広報やホームページに目を通して情報を収集してみてください。

    中央区の介護施設価格概観

    中央区にあるココファンの介護施設の入居金・月額費用の平均値と中央値は、下記の表の通りです。

    <入居金>

    地域 平均値 中央値
    中央区 237,600円 237,600円
    全国 297,256円 194,500円

    <月額費用>

    地域 平均値 中央値
    中央区 173,650円 173,650円
    全国 169,518円 158,250円

    上記のように、中央区の施設費用は全国平均と比べるとやや高いことが分かるでしょう。

    中央区は都会で土地代も高いことから、コストも高くなってしまうのです。

    自身の資産状況や年金収入などを鑑みて、入居可能かどうか判断してみてください。

    中央区の高齢者人口

    中央区の高齢者人口推移

    上記のイラストのように、中央区の高齢者人口は今後右肩上がりになると予想されていますが、高齢化率は減少する見込みです。

    年齢別に見てみると、65歳~74歳の前期高齢者は横ばい状態が続く見込みですが、75歳以上の後期高齢者は増加することが予測されています。

    中央区は銀座や日本橋などの大型商業地域とオフィス街が中心なので、昼間人口が60万人を超える一方で在住者は少ない点が特徴です。

    しかし、近年は人口が増加傾向にあり、2013年の13万人から2017年には15万人まで増加しています。

    地方は人口が減少していきますが、中央区などのエリアでは人口の流入が緩やかに進んでいくでしょう。

    出典:中央区(令和3年11月時点)

    中央区の介護保険事業者・施設の状況

    中央区の介護保険事業者・施設の状況下記の表の通りです。

    <中央区の種類別施設数>

    種類 施設数 75歳以上千人あたりの施設数(中央区) 75歳以上千人あたりの施設数(全国)
    訪問型介護施設数 48 4.48 3.25
    通所型介護施設数 26 4.42 3.43
    入所型介護施設数 12 1.12 2.17
    特定施設数 4 0.37 0.32
    居宅介護支援事業所数 27 2.52 2.41
    福祉用具事業所数 10 0.93 0.80
    介護施設数(合計) 127 11.84 12.40

    出典:日本医師会 中央区

    中央区の介護施設数は全国平均と大きな差は無く、比較的充実している傾向にあると言えるでしょう。

    これは在住している方にとってはありがたいデータと評価できますが、施設数の増減に関しては今後もチェックする必要があります。

    中央区の要介護認定者数

    中央区の要介護認定者数推移

    中央区の要支援認定者数について見てみると、上記の表のようになっています。

    出典:中央区の現状(平成31年4月時点)

    認定者数は緩やかに増加する見込みです。

    なお、要介護認定者数を年齢別に見てみると、2012年~2017年の間に65歳~74歳の前期高齢者は1.07倍に増加し、75歳以上の後期高齢者は1.25倍増加してます。

    平均寿命の延びや高齢化の進展は日本におけるトレンドなので、中央区においても避けることができないのが現状です。

    中央区の高齢者相談窓口(委員会)は?

    中央区では高齢者の悩みを解決したり生活を支援するためのサービスや各種相談窓口を設けているので、積極的に活用しましょう。

    例えば、地域包括支援センターの「おとしより相談センター」では、高齢者に関する花広い相談が可能となっているので、多くの高齢者にとって頼れる存在となってくれるでしょう。

    社会福祉士や認知症地域支援推進員などのプロが対応してくれるので、介護に関する悩みに加えて、介護保険などの福祉サービスの疑問や手続き方法など様々な相談が可能となっています。

    また、中央区では高齢者の健康づくりを推進したり振り込め詐欺や悪質な訪問販売を防ぐ方法などもレクチャーしてくれる場を設けているので、高齢者が安心して生活できる環境づくりに注力していると評価できます。

    高齢になると医療機関にお世話になる機会が増えますが、医師会や歯科医師会による相談サービスや保健センターでの健康相談も実施しているので、健康に不安がある場合は活用するべきです。

    なお、病院や診療所・歯科診療所に対する苦情は「東京都医療安全支援センター」が受け付けているので、不安や苦情がある場合は気軽に問い合わせてみてください。

    中央区独自の介護サービスについて

    中央区では、平均寿命だけでなく健康寿命を延ばすことも念頭に置いて施策を進めています。

    健康を維持するためには病気の早期発見・早期治療が重要であることを鑑みて、各種健康診査の内容の拡充や受診率向上を目指した各種広報活動を展開しています。

    筋力アップや体操を行う場と時間を提供する健康づくり活動も頻繁に行われているので、ぜひ気軽に参加してみてください。

    これらの活動に参加することで、筋力アップだけでなくコミュニティに参加して認知症を予防する効果も期待できるでしょう。

    また、「元気応援サポーター」などの区民ボランティアの育成にも力を入れており、地域住民同士が自主的に健康づくり活動を行う環境整備も進んでいます。

    各自治体が高齢者の健康づくりのための施策を展開していますが、中央区でも上記のように様々なサービスを行っているので、積極的に参加しましょう。

    健康寿命を延ばすことは豊かな老後を送ることに他ならないので、受けられるサービスを活用しながら豊かな環境で最後まで自分らしく暮らせるようにしてください。

    中央区の地域包括ケアシステム

    地域包括ケアの概要

    地域包括ケアシステムとは国が推進している高齢者を支える仕組みであり、必要なサービスを地域で一体的に提供するシステムを指します。

    団塊世代が75歳以上となる2025年を目途に構築を目指しており、要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを最期まで続けられるように支援することが目的です。

    住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムは、市町村や都道府県が地域の自主性に基づいて地域の特性に応じて作り上げていくこととなっています。

    中央区では、多角的な高齢者のケアを行うことで高齢者の健やかな生活を守る取組が行われています。

    具体的には、

    • 包括的相談支援体制の構築
    • 健康づくりの推進
    • 在宅療養支援の推進
    • 生活支援サービスの充実
    • 多様な住まい方の支援

    上記のような包括ケアの仕組み作りが推進されています。

    高齢者社会を迎える中で、地域包括ケアシステムの重要性はますます高まっていくため、住民目線でも様々な情報を集めてみてください。

    在宅酸素療法とは

    この記事は医師に監修されています

    中部脳リハビリテーション病院 脳神経外科部長

    矢野 大仁 先生

    在宅酸素療法を受ける人

    在宅酸素療法とは、何らかの疾患や症状により、血中の酸素が不足している方に、空気より濃い濃度の酸素を投与する治療法です。

    入院中だけでなく自宅で酸素療法が行えるように、自宅に酸素濃縮装置を設置したり、持ち運び出来る小型の液化酸素装置を使用したりします。

    在宅酸素療法は、英語で「Home Oxygen Therapy(家・酸素・治療)」というため、頭文字を取りHOT(ホット)と呼ばれることがあります。

    在宅酸素療法が必要な人・疾患

    在宅酸素療法が必要な疾患名 主な症状
    慢性閉塞性肺疾患(COPD) 慢性気管支炎と肺気腫をまとめた疾患。喫煙などの有害物質や大気汚染が原因。気管支、細気管支、肺胞などに慢性の炎症が生じ、肺機能が破壊されて上手く息が吐けなくなる病気。咳、痰や体動時の息切れがみられる。
    肺結核後遺症 結核は結核菌による感染症であるがその後遺症のこと
    結核が治癒しても、重い後遺症で肺機能が低下し、慢性呼吸不全になる場合がある
    肺癌 肺の悪性腫瘍。肺切除術あるいは腫瘍の進行により息切れが起こる
    間質性肺炎 肺の間質に炎症や損傷がおこり、壁が厚く硬くなって、酸素と二酸化炭素のガス交換がうまくできなくなる。乾いた咳や体動時に息切れが見られる
    慢性心不全 血液を送り出すポンプの役割を持つ心臓が、各臓器に十分な血液や栄養を送ることができなくなる状態が、長期間にわたって起こる
    肺高血圧症 心臓から肺に血液を送るための血管である肺動脈の血圧(肺動脈圧)が高くなることで、心臓と肺の機能障害をもたらす。倦怠感や体動時に息切れが見られる。進行性で予後不良。

    上記のような疾患や症状によって、身体にとって十分な酸素が補充出来ない場合に在宅酸素療法を取り入れます。

    酸素濃縮装置を使用し、身体に十分な酸素を取り込むことで、呼吸困難の症状が軽減されたり、QOLが向上することが期待されます。

    在宅酸素療法を行っている人の数は年々増加傾向にあり、2020年現在は約16万人以上の患者がいます。

    在宅酸素療法の保険

    長く続ける必要もある在宅酸素療法では、専用機材を使用し、ボンベの交換などもあるため、費用を気にする方もいると思います。

    費用については、社会保険や介護保険を利用することで、負担を減らすことが出来ます。

    社会保険

    在宅酸素療法は、条件を満たした場合に健康保険の対象となり、個人負担は1~3割で利用することが出来ます。

    適用条件は下記の通りです。

    • 高度慢性呼吸不全

    医師が在宅酸素療法が必要であると認めた、在宅酸素療法導入時に動脈血酸素分圧55mmHg以下あるいは動脈血酸素分圧60mgHg以下の方で睡眠時もしくは運動負荷時に著しい低酸素血症を来たす方。

    • 慢性心不全

    NYHA III度以上であると認められた方のうち、睡眠時にチェーンストーク呼吸があり、無呼吸低呼吸指数が20以上であることが睡眠ポリグラフィー上で確認されている方。

    • 肺高血圧症
    • チアノーゼ型先天性心疾患
    • 高度の群発頭痛 群発期間中の患者で1日1回以上の群発発作を認める方

    以上が健康保険が適用される条件です。

    毎月の費用目安は、機材のリース・ボンベ交換などで、下記の金額が目安になります。

    • 1割負担 7,680円
    • 2割負担 15,360円
    • 3割負担 23,040円

    上記金額は症状などによっても異なりますが、高額療養費制度を利用すれば、減免措置を受けることが出来ます。

    介護保険

    在宅酸素療法を行う方で、何等かの支援が必要になった場合は、介護保険を利用し、介護サービスを受けることが出来ます。

    介護保険は、要支援1~2・要介護1~5まで区分が分けられ、それぞれ介護が必要な状態等を判断し、認定されます。

    介護保険の等級によって受けられるサービスが異なります。

    また、なかでもCOPDの方は老化が原因とされる病気の1つに認められているため、医療保険加入者で介護保険法が定める要介護状態もしくは、要支援状態になった方であれば、40歳から第2号被保険者として介護サービスを受けることが出来ます。

    在宅酸素療法を行う患者数

    在宅酸素療法を行う方は、約16万人以上と言われています。

    そのうち、約7割の方が呼吸器系の疾患を持っている方です。

    2004年の診療報酬改定から、慢性心不全の患者さんも在宅酸素療法が保険適用となり、さらに2018年からは群発頭痛の方へも保険適用で在宅酸素療法が行えることになりました。

    現時点では、呼吸器以外の疾患でも在宅酸素療法の有効性が認められており、在宅酸素療法を行う方は増加傾向にあります。

    患者の年齢分布では65歳以上の割合が多く、在宅酸素療法を受け入れられる施設の増加も期待されています。

    在宅酸素療法が可能な介護施設を探すポイント

    在宅酸素療法を行っている方でも、老人ホームなどで介護施設に入居することが出来ます。

    老人ホームは基本的に、バリアフリー設計がされていることがほとんどで、移動用のポータブルボンベを使用していても、快適に移動することが出来ます。

    動悸や発熱、むくみや息苦しさといった体調の変化にも気を配ってもらえるため、安心して生活をすることが出来ます。

    ただし、入居にあたってはいくつかのポイントをしっかり確認する必要があります。

    酸素ボンベが十分に備えられているか

    在宅酸素療法の方を受け入れている老人ホームなどの介護施設では、施設が直接酸素取扱い業者と提携しており、ボンベ交換や補充など、酸素の管理を施設が行っています。

    補充用や、緊急時に必要なボンベ類は、施設で管理されているため、万が一装置が壊れた場合などに予備の装置やボンベがしっかり備えられていると安心出来ます。

    在宅酸素療法は医療行為のため介護職員は管理できない

    在宅酸素療法の治療に関わる部分は医療行為になります。

    そのため、介護スタッフが行うことは出来ないため、ご本人か看護師が日常の管理をすることになります。

    居室用の酸素濃縮装置から、移動用のポータブルボンベへの切り替えは、介護スタッフがサポートしてくれますが、医療に関わる管理を行うことは出来ません。

    介護施設に入居を検討する場合は、

    • 看護師などの看護スタッフが24時間常駐している
    • 医療機関との連携がしっかりされている
    • 医師が24時間対応できる体制が整っている

    こうした施設を選ぶようにしましょう。

    医療機関との連携をチェック

    在宅酸素療法を行っている方は、月に1度程度の定期的な検診が必要です。

    また、息苦しさなどの体調不良や、異変があった場合に、すぐに医師の診察を受けられる環境であることが大切です。

    酸素流量や吸引時間などは医師から指示があるため、看護スタッフが行います。

    体調の変化に伴った対応がすぐに出来る環境であることが重要になるため、近隣の病院と連携し、医師と24時間連絡が取れる体制が取れている施設など、医療ケアに力を入れている施設だと安心出来ます。

    在宅酸素療法が必要な方の入居条件は?

    在宅酸素療法の方を受け入れている老人ホームは増えてきていますが、入居にあたってはいくつかの条件を設けている施設が多いです。

    その一例は、

    • 自分で在宅酸素の管理が出来ること
    • 管理が難しい人工呼吸器などを使用していないこと

    このような例では、入居を制限される場合があります。

    また、酸素ボンベは取扱いに注意が必要です。

    火気厳禁となるため、持ち込める酸素ボンベの量に制限があったり、施設から保管位置を指定されたりすることもあります。

    在宅酸素療法が可能な施設の費用相場

    在宅酸素療法が可能な、ココファンの介護施設の入居金・月額費用それぞれの平均値・中央値は以下のようになる

    <入居金>

    施設の種類 平均値 中央値
    在宅酸素療法に対応可 267,567円 194,250円
    全ての施設 297,256円 194,500円

    <月額費用>

    地域 平均値 中央値
    在宅酸素療法に対応可 162,088円 156,578円
    全ての施設 169,518円 158,250円

    学研ココファンでは、多くの施設で万全な医療体制を整えていますので、在宅酸素療法に対応可能であっても利用費用が高くなることはありません

    【注意点】認知症の方は入居を断られる場合も

    在宅酸素療法を行っている方を受け入れている施設でも、

    • 認知症を発症している場合
    • 他の持病がある場合

    このような場合に、入居を断られる場合があります。

    また、入居後でも身体状況が大きく変わった場合、退去せざるを得なくなることもあります。

    施設で対応できる医療ケアは、想定される内容以外もしっかり確認しておくと安心出来ます。

    緊急時や、夜間の対応についても確認が必要です。

    そして、医療機関との連携体制を確認すると共に、提携している医療機関の診療科目なども調べておくといいです。

    この記事は医師に監修されています

    中部脳リハビリテーション病院 脳神経外科部長
    中部療護センター長
    岐阜大学連携大学院脳病態解析学分野 教授(客員)

    矢野 大仁(やの ひろひと) 先生

    1990年岐阜大学医学部卒業、医学博士。大雄会病院などの勤務を経て、学位取得後、2000年から岐阜大学医学部附属病院脳神経外科助手。2010年 准教授、2013年 臨床教授・准教授、2020年4月 中部療護センター入職、2024年4月から現職。日本脳神経外科学会専門医・指導医、日本脳卒中学会専門医。脳卒中の他、脳腫瘍、機能的脳神経外科など幅広い診療を行っている。患者さんが理解し納得できるようにわかりやすい説明を心がけている。

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