ココファンをモデルにした小説が出版されました
◆本書について
著者はヤングアダルト向けの書籍を多数手がける、あさばみゆき氏です。執筆に際しては、学研の高齢者住宅「ココファン」を現地取材。また弊社ならびに同じ学研グループで認知症高齢者グループホームを運営するメディカル・ケア・サービスの全職員を対象に介護現場のエピソードを募集し、集まったエピソードも参考にご執筆されました。
本書の物語における人物や出来事は著者の創作(架空)のものですが、そこで働く介護職スタッフの想いや感情、高齢者住宅のハードやサービスなどを取り入れ、よりリアリティのあるストーリーとなっています。
※当書籍はエンターテイメント作品としてのクオリティを高めるためという観点から、業務作業や接遇方法については、実際の高齢者住宅「ココファン」で運用しているルール規定などと異なる部分があります。
「つらい」「大変」だけじゃない!
「介護の仕事って大変ですね」と、よく言われることがあります。確かに介護の仕事は大変なことも多いかもしれません。でも介護職ならではの大きな喜びや嬉しいことがたくさんあるのも事実です。
ご入居者様やご家族からいただく感謝の言葉。皆さんの笑顔。そしてやりがい。
あまり語られることのなかった「介護職」の感動が詰まった一冊です。
◆あらすじ
山田花――通称「花子」は、ちょっぴりお調子者で、笑顔だけが取り柄(と自分では思っている)の22歳。やりたいことも、これといった特技もなく、とうに就職先が決まった友人たちをよそに、就職活動で大苦戦していた。
そんなある日、1件だけ内定通知が届く。それは、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)、「ふぁんホーム」からだった。藁にもすがる思いで花は、「ふぁんホーム」へ就職する。
ところが、思い切って飛び込んだ介護の世界は想像以上に大変なことばかり。早々に転職を決意した花は、新たな就職先が決まるまでの「つなぎ」のつもりで「ふぁんホーム」の仕事を続けるが、厳しさと優しさを兼ね備えた先輩スタッフに囲まれ、性格も入居理由もさまざまな入居者たちと関わっていくうちに、心が揺らぎ始め……。
◆書籍情報
『介護の花子さん』
著: あさばみゆき
絵:くりたゆき
定価:1,210 円(税込) (本体1,100円+税10%)
発売日:2024年9月5日(木)
判型:四六判 /378ページ
ISBN:978-4-05-205983-4
発行所:(株)Gakken
・学研出版サイト:https://hon.gakken.jp/book/1020598300
お求めは、全国の書店・ネット書店でご購入いただけます。
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