「自分の意志で生きること」
G様(89歳・要介護2)
数年前に介護老人保健施設に奥様と一緒に入所される。2017年8月にココファン日吉7丁目の開業と同時にお1人で転居される。現役時代には日本で初めての映画学校を創設されるなど、精力的に仕事に打ち込まれていた。
暮らしやすく、訪れやすい場所
足に病気を患い、自宅で介護を受けながら生活されていたG様。奥様の足の病気がきっかけとなり、お2人で介護老人保健施設へ入所され、数年暮らされていました。そんなときにご家族様がココファン日吉7丁目の開業情報を入手されたそうです。
「子どもたちにとって便利な場所に高齢者住宅が開業するとの話でした。生活するうえでも便利な場所だと思い、こちらに引っ越すことにしました。」
残念ながら奥様は体調が良くなく一緒に暮らすことはできなかったそうですが、ご家族様が来やすい場所が決め手となりました。
小説を執筆して過ごす日々
G様は「森」をテーマに小説を執筆されています。読む人にとって、考えるきっかけになるように心がけて書いているとおっしゃいます。
「日本が多く有する森は、とても偉大です。人々の暮らしを守る重要な役割があると感じており、森をテーマに小説を書くことにしました。完成まではまだまだ先は長いです。」
足のご病気をされる前は旅行に何度も行かれていたとのこと。今は小説を通し、様々な場所を旅されているそうです。
1日の過ごし方
毎日朝1番に歌を歌い、歌うことで心身ともにシャッキリ目が覚めるとおっしゃいます。それはココファン日吉7丁目に越してきてからの習慣になっています。
「どこで暮らすにしても自分の意志で生きることが大切だと思っています。自分で暮らし方を選択し、毎日どのように過ごすのかリズムを作り生活しています。」
小説を書いたり、運動をしたり、散歩に出かけたりと日々のスケジュールをご自身で決め、1日を過ごされています。就寝前にも小説の執筆に取り組まれ、23時頃に就寝されているそうです。
サポートを受けながらG様らしく暮らす
お風呂やお手洗いなど、日常的にサポートを受けられているG様。週に何回かの掃除や入浴、朝晩の起床、就寝等のサポートを受けられています。月に2度ほどお医者さまも定期的に様子を見に来てくれるそうです。
「スタッフの皆さんにはいつも感謝しており、サポートいただけることはとてもありがたいです。ここでは日替わりでイベントも開催されていて、暮らしを楽しめる工夫もあります。」
脳トレや映画鑑賞、創作イベントなど面白そうだと感じたイベントに参加されているとおっしゃいます。
暮らし方を選択し、日々の暮らしをG様ご自身で豊かにされていると感じました。