ご入居事例紹介「LIFE」

学研が運営する高齢者住宅「ココファンシリーズ」
住み慣れた地域で暮らし続けられることをコンセプトに地域に開かれた拠点を目指しています。
ご入居者の方々がどのような暮らしをされているか、ご紹介します。

「夫婦で2部屋、安心で穏やかな暮らし」H様ご夫妻

旦那様(81歳男性・要介護4)

奥様(81歳女性・自立)


3年前にご自宅を息子様へ譲り、有料老人ホームへご入居。その後、旦那様がパーキンソン病を患い、生活に不便を感じたことから2023年7月にココファン新小岩に引っ越してこられた。

1人1部屋、街なかでの暮らし

3年前にお二人の趣味である山歩きができる有料老人ホームに、夫婦で入居されたH様ご夫妻。2年前の冬に旦那様が体調を崩され、山歩きに行けなくなったことをきっかけに、街なかにあって、生活に便利な場所にある住まいを探し始め、奥様がココファンを見つけられたそうです。


「いくつかお友達と見学に伺い、新しい物件できれいであること、必要に応じて介護サービスを使うこともできるところが気に入りました。」と奥様。

 

有料老人ホームでは同じ部屋で暮らしていらっしゃいましたが、旦那様の病気が進み、日中・夜間とも奥様がサポートする時間が増えて疲れてしまったそうです。別の部屋で暮らし、スタッフさんが旦那様のサポートをする形を進められ、住まいを探すときも1人1部屋スタイルで探されていました。



営業から製造業へ!多くの方の助けがありました

旦那様はトランジスターラジオの輸入などを扱う会社で2年ほど営業を担当された後、 奥様に内緒で退職し、トランジスターラジオの製造業で起業をされました。

 

「起業したときは妻にとても怒られました(笑)。最初は大変なこともありましたが、周りの皆さんの助けもあり、何とか軌道に乗せることができました」と旦那様。

 

起業した当時はお子さまも小さかったので、何かと苦労されたとのこと。

その後しばらくして起業した会社を辞めて、不動産業に転職されるなど、旦那様は様々な職業を経験されました。

40代からはお2人で登山を始められ夢中になり、たくさんの山に登られたそうです。




1日の過ごし方

取材当時、お2人はココファン新小岩に引っ越してきて2カ月ほど。入居当初は以前お住まいだった有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅との違いに戸惑っていたそうですが、すっかり慣れてきてのんびり過ごせる時間が増えてきたそうです。

 

「自室の静かな環境が気に入っています。午後に予定がないときは妻の部屋で過ごし、おやつを食べることもあります」

「自室が別々なので、ちょこちょこ様子を見に行っています。夫の洗濯や部屋の掃除は午前中に行って、午後は私の用事を済ませます。生活が落ち着いてきて、お人形作りの趣味を楽しめるようになってきました」

 

同じ建物なので、すぐ会いに行くことができ、お互いの時間も作ることができる今の生活が気に入っています。


 

 

介護はプロに任せてサポートしていきたい

旦那様は、毎日の起床時や就寝時の着替え・お手洗いなどの介護サービスをご利用中です。週2回の入浴のサポートも受けられています。体力づくりのために、医療保険を使ったリハビリも始められたそうです。

 

「初めはやっぱり慣れなくて、気になることをメモに書いてスタッフさんに渡すこともありました。今はお互いに慣れてきて、安心してお任せできます。夫の介護についてはプロに任せて、無理なくできるところをこれからもサポートしていきたいと思っています」と奥様。

 

奥様は、旦那様の掃除や洗濯などのサポートを続けながらも、負担の大きい介護についてはヘルパーに任せてらっしゃいます。

夫婦で2部屋の暮らしを選択され、お互いに無理せずご一緒の時間を過ごせるようになったことで、穏やかな夫婦の時間を過ごされているように感じられました。


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