ケアマネージャーを辞めてよかった?辞めたい理由や転職・退職のポイントを解説
更新日時 2024/01/04
この記事は専門家に監修されています
介護支援専門員、介護福祉士
坂入郁子(さかいり いくこ)
「ケアマネージャーを辞めてよかった」
「ケアマネージャーから別の介護職に転職を検討したい」
ケアマネージャー(介護支援専門員)の仕事は激務で、辞めたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ケアマネージャーは利用者様の生活の支えとなり、介護計画の策定や調整業務を行っていますが、専門的知識が求められ、責任も重く辞めたいと感じる人も多いです。
一方で、辞めたい理由が明確になっていないと、職場が変わっても同じことの繰り返しになります。
ここでは、ケアマネージャーを辞めたい理由、転職や退職のポイントを解説していきますので参考にしてください。
- 日々の業務が忙しい上にやることが多い
- 介護職との兼務ではなく、ケアマネ業務に専念したい
- ケアマネとして別の職場に転職することも視野に
ケアマネージャーが辞めてよかったと感じたのはなぜ?
介護支援専門員の資格を得て、ケアマネとして仕事を始めてみると、思い描いていたものとのギャップに仕事を辞めたいと感じる人も少なくないです。
ここでは、ケアマネを辞めてよかったと感じた理由について、どのようなものがあるのかご紹介します。
あまりにも多忙
ケアマネの仕事は多忙であり、最悪の場合プライベートな時間まで削られるようになってしまう職場もあります。
そういった介護の現場では、ケアマネの方が肉体的にも精神的にも疲弊し、仕事を辞めてよかったと感じている方もいます。
ケアマネは、介護計画を作成する場合、多くの情報や書類が必要になるほか、毎月利用者宅へ訪問や担当者会議など日々の調整に時間を取られる業務も多いです。
加えて、介護職との兼務や緊急時の対応など、業務量の多さに圧迫され、ノイローゼ気味になってしまう恐れがあります。
覚えることが多い
ケアマネになると、日々の調整や担当者会議、さらには利用者宅への訪問業務など仕事が豊富にあるため、その分覚えなければならないことも増えてきます。
例えば、ケアマネは介護サービスの利用者の基本情報を頭に入れておく必要があるほか、介護保険制度や地域サービスについて熟知しておく必要もあるのです。
また制度や法律が変わった際には、情報をアップデートする必要もあり、日々の情報収集に嫌気がさしてしまうケアマネも少なくないです。
介護スタッフとの兼務が嫌
介護支援専門員の資格の取得を目指した以上、介護現場が嫌いだという方は少ないでしょう。
しかしケアマネージャーは、介護業務と兼務の場合、本来の業務に専念できず、どちらも中途半端になってしまい、辞めたいと感じる人は多いです。
ケアマネージャーになるには5年以上の実務経験が必要であるため、介護職員としても頼られる存在です。
介護現場は慢性的に人員が不足しており、介護経験の豊富なケアマネージャーは即戦力として介護現場の仕事との兼務を求められる傾向にあり、兼務になる可能性も高いです。
責任が重い
ケアマネージャーは利用者様の生活を支えていく仕事であり、責任が重いので辞めてよかったと感じる人はいます。
特にケアマネは自分で介護計画を立案するため、本当にこの介護計画で良いのかなど悩みは尽きません。
また利用者様が介護保険を利用できるような配慮や介護給付費の管理など、注意が必要な業務も多いです。
ケアマネは業務内容から利用者様の生活を一身に担うと言っても過言ではありません。プレッシャーを感じ、辞めたい、逃げたい気持ちが生まれても仕方がない部分はあります。
更新研修が手間
ケアマネの中には、介護支援専門員の資格更新研修の手間や費用負担が大きいので辞めてよかったと感じる人はいます。
というのも、介護支援専門員の資格は5年ごとに更新する必要があるのです。
通常業務の負担が大きい中、仕事の合間に更新研修を受けるのは容易ではありません。
また資格は個人所有のものとして更新費用が自己負担の会社も多いです。都道府県によって金額は異なりますが、数万円の研修費用がかかる自治体があります。
普段の業務で身体的、精神的な負担が大きいと感じているところに、経済的な負担も重なり、ケアマネージャーを続けることが難しいと考える人は多いです。
人間関係のトラブル
どの職種でも避けられないことではありますが、人間関係のトラブルから辞めてよかったと感じる人は多いです。
「○○さんは△△さんと仲がよい」など考えるとキリがありません。
一度人間関係でトラブルを起こしてしまうと、一緒に働く人も嫌な思いをすることにつながり、一度失った信用を元に戻すのに苦労してしまいます。
人間関係のトラブルはその後の仕事や人生設計まで大きく変わる場合があるので気をつけましょう。
職場でのトラブル
ケアマネが他の介護職を兼務している場合、一緒に介護を行う介護職員と、価値観の違いやハラスメントなどからトラブルになってしまうことがあります。
職場での軋轢が生まれると解決が難しく、精神的なストレスになってしまうことが多いです。
心的ストレスは自分では解決が難しい場合があり、専門医の受診や相談など解決までに時間を要します。
結果、自分で思い描くように働けなくなってしまい、最悪の場合は退職に至ることがあります。
利用者やその家族とのトラブル
ケアマネは利用者様やご家族のご意向を確認しながら介護計画を作成します。
しかし意見の違いや理不尽な要求など、利用者様やその家族から厳しく当たられるなどして関係が悪化する場合があります。
その場では利用者様とその家族の不満を1人で受け止めなければならず、また聞き流すこともできません。
状況によってはケアマネージャーにとって精神的に大きな負担となってしまい、退職に至ることがあります。
給与が少ない
福祉業界は全職種の平均給与から比べるとやや低いと言われています。
実際、国税庁の「令和3年度民間給与実態統計調査」において、全職種の平均給与が443万円に対して、医療・福祉の業種は407万円と発表されており、やや低いことが確認できます。
加えて令和4年10月以降、「特定処遇改善加算」が創設され、勤続10年以上の介護福祉士の給料が8万円相当アップしています。
これによりケアマネージャーの方が介護福祉士より給料が低い場合が生じることがあります。
ケアマネージャーの仕事が、多忙にもかかわらず、給料の低さにモチベーションが下がり、辞めたいと感じてしまう人が多いです。
相談相手がいない
ケアマネージャーの配置基準は、居宅介護支援事業所では利用者35名に対して1人、介護施設では入所者100名に対して1人とし、施設の規模に応じて決められています。
施設の規模によっては、他にケアマネージャーがおらず、専門的なことを同じ職種に相談できないところも多いです。
悩みを1人で抱え込んでしまい、孤独から退職に至る場合があります。
異動で担当地域が変わった
大手の介護施設では、複数の施設を持っており、その中で職員の異動はつきものです。
今まで慣れ親しみ顔見知りの多い地域から急に見知らぬ地域の担当になる、通勤しやすい自宅近くの地域から通勤に時間のかかる遠方の地域へ異動になることがあります。
新たな人間関係の構築や通勤の負担がストレスとなり、辞めたいと感じる人もいるでしょう。
【2024年版】介護職向けのおすすめ転職サイト20選|求人数・評判を基に徹底比較
ケアマネージャーを辞めるべき・転職を考えるべき判断基準は?
では、ケアマネージャーを辞める、もしくは転職する基準は何なのでしょうか。
苦労して取得した介護支援専門員の資格であっても心身に支障をきたすような働き方は長く続けることはできません。
ここでは、ケアマネージャーが転職するべき状態や、職場環境について解説します。
人間関係のストレスが激しい
ケアマネージャーに限らず、人間関係のトラブルは解決が難しく、また解決したとしてもわだかまりが残ってしまう場合があり、退職理由になりやすい傾向です。
人間関係にストレスを感じると、関係修復が難しく、職種変更や職場を離れるしか解決策が見出せないこともあるでしょう。
その場では自分のわがままかもしれないと感じる人もいらっしゃるかもしれませんが、過度のストレスは心身の不調につながる恐れがあります。
ストレスがなくなれば、ケアマネージャーを辞めてよかったと感じるかもしれませんので自分の体調を考えて判断してみましょう。
残業が多い
ケアマネージャーの仕事は慢性的に残業が多い現状があります。
過労死ラインギリギリやプライベートに支障をきたすほど残業が増えると、職場環境に原因があると考えざるを得ません。
自分が体調を崩しては心身ともに健康で働き続けることは困難です。
そのため、残業がかなりの負担となっている場合は、改善を求めるよりも転職や退職が手っ取り早いと言えます。
うつ病の兆候がある
食欲不振や頭痛、睡眠障害、どうしてもやる気が起きない、とにかく毎日が憂鬱であるなど心が弱ってしまっていたりする場合は、うつ病である可能性があります。
ケアマネがうつ病になるのには、人間関係のストレスや激務による過労など、さまざまな要因が考えられます。
うつ病の兆候がある場合は、自身の健康を守るために、一度仕事から離れるのも良いでしょう。正しい判断もできず、更に状況が悪化し、働きたくても働けない状態に陥るまえに考えましょう。
心身の不調の場合、辞める決断をする自分が悪いと負の連鎖に陥りやすいですが、体調が戻ればいつでも働くことはできます。
無理をせず、ケアマネを辞めてよかったと考えられるように自分の身体を休めることに専念しましょう。
うつ病に関する詳細な情報は、以下の記事で紹介しています。
【精神科医監修】うつになりやすい人は?うつ病の原因や治療法・日常の対策まで解説
ケアマネージャーを辞めたい時の解決策
ケアマネージャーを辞めたいと感じた時はまず理由を考えてみてください。急いで答えを出す前に自分自身で考える時間を持ち、どうするべきなのか振り返りましょう。
現在の職場での改善策を明確にする
ケアマネージャーを辞めたいと思ったら最初の行動は、辞めたい理由を明確にすることです。辞めたい理由がはっきりしないと、解決策を見つけることができません。
例えば、現在の職場での制度改善があると辞めなくてすむのか、同法人内で異動ができれば続けることができるのか、転職がよいのかなど考えられることはいくつもあります。
決断に後悔しないためにしっかり考えるとよいでしょう。
職場への不満を書き出してみる
ケアマネを辞めたい理由を考える上で、まずは自分が何に困っているのかを書き出してみることで辞めたい理由を明確にしましょう。
職場への不満を書き出して可視化することで解決可能なのか、現在の職場を離れることが必要なのか、冷静な判断の助けになります。
メリット、デメリットを比較検討する
ケアマネージャーを辞めることで働きやすさなど得られることはあります。
一方で自身のキャリアや給与、親しい仲間の人たちなど、現在の職場を離れることによって失うものもあるでしょう。
辞めることのメリット、デメリットの双方をよく見極めることで、ベストな選択をすることができます。
一度休職する
ケアマネージャーとして働いている中で特に心身の健康に影響が出ている場合は、休職して一度、自身を休ませてあげることも必要です。
休職は勇気のいる決断であり、なかなか踏み出せないかもしれません。
しかし、自分を守るために仕事を休むことが必要であることを理解してください。特に軽度の症状の時は、自分を責めてしまい、「働かなければ…」という思いが強くなりがちです。
一方で他の人ともよく相談し、冷静な判断をしてください。休職後は、職場と相談して無理のない働き方で働くか、無理なく働ける職場や職種を探していくと良いでしょう。
介護福祉士に戻る
ケアマネージャーの仕事を続けることが難しい場合は、介護福祉士に戻るのも一つの手です。ケアマネージャーの経験を活かし、違った視点から介護福祉士の仕事に向き合うこともできるでしょう。
ケアマネージャーとしての経験は辛いことが多かったかもしれませんが、経験を糧に今まで以上に良い仕事ができる可能性もあります。
また、介護支援専門員(ケアマネージャー)の資格を持っている場合、同じ介護職への転職など、転職に有利に働く可能性が高いです。
ケアマネをやめて介護福祉士に戻る場合は、転職エージェントに相談するなどして、転職を視野に入れるのも良いでしょう。
施設/居宅で働き方を変えてみる
ケアマネージャーは施設と居宅と2つの種類があるが、それぞれ特徴が異なります。
ケアマネージャーを辞めることは簡単ですが、異なる場所で働き方を変えてみるのも良いでしょう。
働き方が変わったことで現在の不満の解決につながる可能性もあります。
施設ケアマネは利用者との関わりが豊富
施設ケアマネの働き方の特徴として、利用者様の介護を兼務する場合も多いです。そのため、利用者様の生活を一番近くで見守ることができます。
施設ケアマネになれば、入居者との距離が比較的近い職場で働くことができるでしょう。
また待遇面でも給料が高い傾向にあるため、居宅ケアマネから施設ケアマネに転職することを視野に入れるのもいいかもしれません
施設ケアマネの仕事内容や役割は以下の記事で紹介しています。
施設ケアマネとは?仕事内容や必要な資格・他の役職との役割の違いについて解説!
居宅ケアマネはケアマネ業務に専念できる
居宅ケアマネは利用者様の自宅を実際に訪問して業務を行いますが、施設ケアマネよりも受け持ち件数が少ないという特徴があります。
居宅介護支援事業所は、ケアマネが介護職と兼務することはほぼありません。そのため、自身の業務や自己研鑽に専念できます。
一方で待遇面では、居宅ケアマネ、施設ケアマネに比べると給料が低くなりがちなので、その点は注意が必要です
居宅ケアマネの仕事内容や施設ケアマネとの違いは以下の記事で紹介しています。
居宅ケアマネは辛い?仕事内容や施設ケアマネとの違い、転職についても解説
転職を考える
ケアマネとしての仕事に不満はないが、人間関係や人員不足など職場環境に不満がある場合は、転職が一番早い解決策としてあげられます。
転職する場合は、自身の希望条件を明確にして新たな職場を探しましょう。
現在の職場の引き際も大切です。一方で「辞めてよかった」では同じことを繰り返してしまう恐れがあります。
転職後もケアマネとして働いてくのであれば不満をぶつけて辞めるのではなく、キャリアアップや次へのステップになるよう心がけましょう。
ケアマネージャーが職場を辞める際に気をつけること
では、ケアマネが職場を辞めたいと思った時には、どのようなことに気をつけるべきなのでしょうか。
退職は早めの相談を
自己の都合はあるかもしれませんが、急に退職してしまうと、事業所側は次の人材の確保や業務引き継ぎ、知職の手続きなど対応に追われてしまい、その結果いろいろな面で負担となります。
ケアマネージャーの場合、退職が決まったのであれば、2、3ヶ月前に伝えられるとよいでしょう。早めが難しいのであれば、遅くとも1ヶ月前には退職を伝えることを意識しましょう。
前もって退職の旨を伝えることで引継ぎや人員確保に時間を割くことができ、円満な退社につながります。
事前に職場の就業規則を確認し、トラブルにならないように気をつけましょう。
退職時期を選ぶ
ケアマネージャーを退職したい場合は、退職時期を選びましょう。
年末年始やお盆は繁忙期のため、これらの時期の退職は避けたほうが良いでしょう。繁忙期に人員が抜けると、現在勤めている事業に負担をかけることになります。
同様に転職先も繁忙期で忙しく、新しい職員を迎える準備が十分に整っていないことも多いです。新しい事業でも研修などが疎かになってしまう可能性があります。
一方で、お盆や年始がある1月、8月は賞与支給後の退職者が増え、求人が増加する時期です。
繁忙期であっても月末を選ぶなど、時期をよく見て現在の職場を退職するとよいでしょう。
引き継ぎを丁寧に
ケアマネージャーを退職する際には、業務の引き継ぎをできる限り、丁寧に行いましょう。後任のケアマネージャーが円滑に仕事を行える、利用者様の希望を最大限に反映させるには、引継ぎが重要です。
特に退職後の利用者様からの苦情を防ぐためにも、引継ぎは書面に残すなど、しっかり引き継ぎができるようにしておきましょう。
ケアマネージャーの転職のポイントは?
ケアマネージャーの転職のポイントは、以下の5つがあげられます。
何度も転職するのは自身の職業キャリアによい印象を持たれません。しっかり自分の中でどのような仕事がしたいと思っているのかを考えましょう。
希望条件を明確にする
新しい職場で働くにあたって、自分がどのような労働条件で働くことを希望しているのかを明確にしましょう。
人によって給与や時間外労働に関して、何を求めているのかは違うので、自分で考えていく必要があります。
すべての希望を叶えることは難しい場合もあるので、何であればどこまで妥協できるのかを予め考えておくと慌てずに対応できます。
自分が活躍できる職場を探す
自己分析を行い、自身の強みを活かした職場を探しましょう。ケアマネージャーの資格は大切ですが、介護の経験もありますので、ケアマネでなくても色々な職種で転職することができます。
ケアマネの業務自体が自分に合わなかったのであれば別の職種に就くしかありません。
しかし業務が合わないわけではなければ、介護のスペシャリストであるということを前面に出していくとよいでしょう。
プライベートとのバランスにも気をつける
転職するならプライベートとのバランスを考えながら続けやすい職場を見つけることも大切です。
ケアマネージャーとしてせっかく転職ができても、残業や休日出勤が続くなど働きにくい環境ではまた転職を考えるなど、同じことの繰り返しになってしまいます。
またどれだけ仕事が好きでも働き詰めでは身体的な負担がかかり、長く働くことが辛くなる場合もあるので注意しましょう。
今後のキャリアにプラスになるように転職する
ケアマネージャーとして自分の将来像や志のある人は、転職に際しキャリアアップになるかが大切です。
「辞めてよかった」と感じるだけでは、その先へ進むこともできません。この先はどのようにしてキャリアアップしていくのかという視点をもって転職先を選んでください。
転職先によっては主任ケアマネージャーなど役職での募集もあるのでチェックするとよいでしょう。
情報収集を丁寧に行う
納得がいく転職をするためには転職先に関する情報収集を丁寧に行いましょう。
気になる転職先については、施設の見学や就業条件の確認を行い、「思っていたことと違う」という事態に陥らないように注意が必要です。
ケアマネの業務に集中することができるのか、あるいは他の介護の業務と兼任になるのかなど、自分に合った職場を探すのが重要です。
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- ケアマネージャーではなく、介護福祉士として働くことも視野に
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ケアマネージャーはやりがいのある仕事の分、責任も伴います。ケアマネージャーの仕事は多岐に渡るため、身体的にも精神的にも負担と感じる人が多いです。
一方でケアマネージャーとしての業務負担が辞めたい理由ではなく、職場の人間関係に問題があって続けることが難しいときがあります。
職場内で解決策が見出せるときはよいですが、難しい場合は職場環境を変えることも大切です。
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この記事は専門家に監修されています
介護支援専門員、介護福祉士
坂入郁子(さかいり いくこ)
株式会社学研ココファン品質管理本部マネジャー。介護支援専門員、介護福祉士。2011年学研ココファンに入社。ケアマネジャー、事業所長を経て東京、神奈川等複数のエリアでブロック長としてマネジメントに従事。2021年より現職。
監修した専門家の所属はこちら