越谷市老人ホーム・介護施設・高齢者住宅インスリン注射に対応できる施設から探す

2件の老人ホーム・介護施設・高齢者住宅が見つかりました

地域

施設種別

併設
サービス

特徴

病気対応

月額費用

インスリン注射を受け入れ可能な老人ホーム・介護施設・高齢者住宅越谷市から探す

2件中 1〜2件目

ココファン大袋おおぶくろ

サービス付き高齢者向け住宅

アクセス

電車:東武伊勢崎線大袋駅から徒歩5分

2012年オープン、東武伊勢崎線「大袋駅」徒歩4分、商店街の中の、駅近で好立地な「介護付き」のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)です。介護や認知症でお困りの方も、「介護度に応じた一定金額」「24時間看護・介護サポート」「看護体制・医療連携が充実」で安心です。 【お問い合わせ・資料請求・内覧のご予約受付中!お気軽にご連絡下さい】 ◆お部屋◆ お1人部屋・お2人部屋をご用意しています。安全に留意したバリアフリー設計の個室です。 【Aタイプ】18.08~18.67㎡ 【Bタイプ】32.08㎡ ※トイレ、クローゼット、洗面台が全居室に完備されています。 ◆看護・介護両面で安心のサポート体制◆ 日中看護師常駐 24時間365日介護スタッフ常駐 ◆お食事◆ お食事は栄養面に配慮した朝食・昼食・夕食をご提供しています。ご希望に応じて注文いただけます(召し上がった分だけお支払いいただきます)。ご自分でご用意いただくことや、外食も可能です。 ◆医療・看護連携◆  外部医療機関と連携しており、介護度が高い方やご病気がある方にも安心していただけます。 *介護付き有料老人ホームと同様の「特定施設入居者生活介護(以下、特定施設)」の指定を受けた「介護付き」のサ高住です(2023年5月1日より) 特定施設は、一般的なサ高住と異なり、「介護サービスが住宅内で包括的に提供される介護保険制度」で、介護保険の自己負担金も介護度に応じた一定金額となっています。 介護が頻繁に必要など、介護保険の区分支給限度基準額が気になる方におすすめです(当該事業所のケアマネージャーをご利用いただきます)。

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介護型居室の空室状況

1人用

残り2

2人用

満室

月額費用 120,171円〜172,457円
入居時費用
  • 敷金:賃料2ヶ月分
  • 住所 埼玉県越谷市袋山1400-1
    併設する
    介護サービス
    特定施設入居者生活介護
    特徴 介護・認知症タイプ、自立・支援タイプ、2人で住める、徒歩圏内

    ココファン南越谷みなみこしがや

    サービス付き高齢者向け住宅

    アクセス

    電車:東武伊勢崎線「新越谷駅」徒歩8分

    2013年2月オープン!東武伊勢崎線「新越谷駅」徒歩8分、東埼玉道路に近く交通至便・生活に便利なサービス付き高齢者住宅(サ高住)です。近隣には公園があり、日々のお散歩を楽しんでいただけます。 【お問い合わせ受付中!ご入居ご検討の方はぜひお気軽にご連絡下さい】 ◆お部屋◆ お1人部屋・お2人部屋をご用意しています。安全に留意したバリアフリー設計の個室です ◆24時間365日介護スタッフ常駐◆ 日々の生活をサポートします ◆お食事◆ 栄養面に配慮した朝食・昼食・夕食をご提供しています。ご希望に応じて注文いただけます(召し上がった分だけお支払いいただきます)、ご自分でご用意いただくことや、外食も可能です ※館内にご自由に利用いただける食堂があります ◆併設サービス◆ ・居宅介護支援 ケアマネージャーがケアプランを作成します ・訪問介護 介護職員がお部屋に訪問し、身体のケアや生活支援を行います ・訪問看護 看護師やセラピストがお部屋に訪問し、健康管理・病気療養中の方のサポートを行います <詳しくはこちらをご覧ください> ・デイサービス 要支援・要介護認定を受けている方が、食事や入浴などの介護や介護予防プログラムを受けることができる通いの介護サービスです。 ※学研のデイサービスは認知症予防「脳元気タイム」や運動、レクリエーションなどをご提供しています <詳しくはこちらをご覧ください> ※要支援・要介護度合いに応じて、必要なサービスを受けることが可能です、また外部の事業所のご利用が可能です ◆医療・看護連携◆  外部医療機関や訪問看護と連携しており、介護度が高い方やご病気がある方にも安心していただけます

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    自立型居室の空室状況 介護型居室の空室状況

    1人用

    満室

    2人用

    満室

    1人用

    満室

    2人用

    満室

    月額費用 128,171円〜190,871円
    入居時費用
  • 敷金:賃料2ヶ月分
  • 住所 埼玉県越谷市新越谷1-68-1
    併設する
    介護サービス
    居宅介護支援(ケアマネジャー)、訪問介護、デイサービス(通所介護)、訪問看護
    特徴 介護・認知症タイプ、自立・支援タイプ、自立から介護までの複合型、2人で住める、デイサービス併設、徒歩圏内

    越谷市のおすすめの老人ホーム・介護施設・高齢者住宅

    越谷市の老人ホームの種類ごとの施設数と空室数

    施設の種類
    施設数
    空室
    サービス付き
    高齢者向け住宅

    2

    2

    グループホーム
    -
    -
    介護付き
    有料老人ホーム
    -
    -
    住宅型
    有料老人ホーム
    -
    -

    よくある質問

    A

    越谷市で最も月額費用が安い介護施設は「ココファン大袋」です。

    月額費用は120,171円です。

    有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームなどの民間施設は、施設ごとに費用プランが様々です。予算や利用したいサービスなどに合わせて、最適な施設を選択することが重要です。

    月額費用が安い越谷市の介護施設を探す

    A

    越谷市で認知症対応ができる施設は2件です。

    民間施設の中でも、グループホームは認知症患者の方を主な対象としています。

    介護・医療のサービスが充実している介護付き有料老人ホームでも、認知症対応ができる施設が多いです。

    また近年では、軽度の認知症であればサ高住や住宅型有料老人ホームにも受け入れ可能な施設が多く、学研ココファンでもこうした施設を多数取り扱っています。

    A

    越谷市で自立・要支援向けの施設は2件です。

    民間施設の中でも、要支援・自立の方に特におすすめなのはサービス付き高齢者向け住宅、住宅型有料老人ホームの2種類です。

    いずれも幅広い介護度の方に対応可能な施設です。

    越谷市の自立から介護までの複合型施設を探す

    A

    越谷市でデイサービス併設の施設は1件です。

    最新の住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅では、訪問介護やデイサービスなどを併設している場合が多いです。

    これらのサービスを利用すれば、常に介護スタッフがそばで見守ってくれるため、より安心な暮らしを送ることができます。

    またこのような施設では、施設に併設された事業所だけでなく、外部の居宅サービスを利用することも可能ですので、利用するサービスの自由度が高い点も魅力です。

    越谷市の特集から探す

    認知症対応が可能な施設特集

    認知症対応が可能な施設一覧はこちら。認知症の方の介護は、ご自宅ではなかなか難しいもの。快適に暮らせる住環境を備えた、認知症の方向けの老人ホームをご紹介します。

    胃ろう対応ができる施設特集

    胃ろうの対応が可能な施設一覧はこちら。認知症同様、胃ろうのケアも自宅では難しい場合が多いでしょう。胃ろう対応可能な介護・看護体制を整えた施設を集めました。

    自立・要支援の方におすすめな施設特集

    自立・要支援の方向けの施設一覧はこちら。元気な方が活気のあるシニアライフを送れるような、レクリエーションなどが充実した施設をご紹介します。

    夫婦で入居可能な施設特集

    夫婦で入居が可能な施設の一覧はこちら。二人用の居室は需要が高く、すぐに満室になってしまうため、夫婦での入居を希望する場合は早めの情報収集が必要です。

    訪問介護併設の施設特集

    訪問介護を併設している施設の一覧はこちら。サ高住などの施設内で訪問介護を併用することで、より充実した身体介護サービスを受けられます。

    越谷市の周辺地域一覧

    越谷市の老人ホームの特徴

    越谷市の魅力

    夏は全国有数の猛暑地となり冬にはマイナス5度を下回る越谷市は、高齢者の方が外出するには厳しい地域と言えるでしょう。

    一方で、高齢者の健康に対する取り組みやサポートが充実しており、介護を受ける上では魅力的な地域とも言えます。

    高齢者が健康に、充実した生活を送れるようさまざまな取り組みを行っている越谷市を、最後の住居の場所にと考えている方も多いでしょう。

    今回は、埼玉県越谷市の老人ホーム事情について、地理的特徴・介護施設の傾向・価格概念・施設状況や、介護を利用する高齢者のためのサービスなどを紹介します。

    越谷市の地理的特徴と介護施設の特徴

    令和3年11月1日現在で人口345,405人の越谷市は、日本国内で初めて健康保険制度を導入した都市で、昔から福祉に力を入れている地域です。

    そのため、介護施設も充実している傾向にあります。

    また、現在も健康・福祉への意識が高い越谷市では、独自にワーキングチームを形成するなどして福祉に取り組み、高齢者の介護・医療・生活支援サービス・介護予防事業などをうまく連携させることに成功しています。

    なかでもとくに注力されているのが介護予防で、いつまでも元気で長生き、老人ホームの要らない高齢者の方を増やす働きかけとして、運動指導・食生活指導などを行う教室も多く開催されます。

    このように福祉への意識が高くさまざまな支援サービスを展開する越谷市なら、高齢者の方にとって充実した生活が送れる地域となる可能性も大きいでしょう。

    越谷市の介護施設価格概観

    越谷市のココファン介護施設における入居金・月額費用それぞれの平均値・中央値を以下に示しました。

    <入居金>

    地域 平均値 中央値
    越谷市 188,375円 188,375円
    全国平均 297,256円 194,500円

    <月額費用>

    地域 平均値 中央値
    越谷市 152,918円 152,918円
    全国平均 169,518円 158,250円

    上記の表をみてわかるように、全国のココファンの施設の中でも越谷市は入居金・月額費用共に全国と比較して安めの費用で利用することが可能です。

    さまざまな費用が掛かる介護ですが、このように費用の平均値が低い地域では安心して介護サービスを利用できます。

    越谷市の高齢者人口

    越谷市の高齢者人口推移

    越谷市の高齢者人口は、令和3年度11月時点で87,679人と発表されています。

    2020年には高齢化率が25%を超えた越谷市は、全国平均27.3%と比較すると高齢者人口が少ない印象です。

    しかし今後の高齢化率を見ていくと、翌年11月時点で割合がさらに大きくなり、今後は高齢者人口が年々増加していく予想です。

    そのため、今後は介護予防・在宅介護サポートなどの取り組みが重要となっていくでしょう。

    出典:人口と世帯数 越谷市公式ホームページ(令和3年11月)

    越谷市の介護施設の状況

    越谷市の介護施設状況について、以下の表にまとめました。

    なお、表は令和2年9月時点でのデータです。

    <越谷市の種類別施設数>

    種類 施設数 75歳以上千人あたりの施設数(越谷市) 75歳以上千人あたりの施設数(全国平均)
    訪問型介護施設数 66 1.99 3.25
    入所型介護施設数 48 1.45 2.17
    通所型介護施設 87 2.62 3.43
    特定施設数 22 0.66 0.32
    居宅介護支援事業所数 58 1.75 2.41
    福祉用具事業所数 23 0.69 0.80
    介護施設数(合計) 304 9.16 12.40

    出典:日本医師会 越谷市

    上記の表からわかるのは、全国平均と比較すると越谷市の介護施設数はやや少ない傾向にあるということです。

    とくに訪問型・入所型の介護施設や居宅介護支援事業所は、全国平均を大きく下回っていますが、特定施設だけは全国の平均値を上回っており有料老人ホームやケアハウスなどは充実していると言えます。

    しかし越谷市では近年、自宅で介護サービスを受ける居宅サービスやデイサービスなどの通所サービスの利用が増加しており、また今後利用者もさらに増加することが見込まれています。

    越谷市の要介護認定者数

    越谷市の要介護認定者数推移

    越谷市の要介護・要支援認定者数は、令和2年時点で13,416人と発表されています。

    要介護認定者数・認定率ともに年々増加している越谷市では、将来認定率が20%を超える推計も出ていて、今後はさらに介護のニーズが大きくなる予想です。

    越谷市の今後の課題は、

    • 介護保険利用者の増加
    • 認知症対策

    などです。

    介護サービス利用者が増加している越谷市では、とくに訪問介護サービス・居宅サービス・施設サービス・福祉用具販売などの利用が増えていて、今後は施設や設備の増加などが課題となるでしょう。

    また、グループホームなどの利用者増加から、認知症に関する対策も急がなければなりません。

    出典:越谷市(令和2年)

    越谷市の高齢者相談委員会は?

    越谷市では、介護を利用する高齢者が相談できる場として、専門スタッフ在中の窓口を市内各地に設けています。

    窓口は市内各地に設置された地域包括支援センターや、福祉部の地域包括ケア推進課に置かれており、保健師や社会福祉士の資格を持ったスタッフが対応を行います。

    これらの窓口では、振り込め詐欺被害・訪問販売・虐待被害・予防接種など幅広い相談内容に対応可能で、高齢者本人だけでなく家族・介助者・近隣住民など誰でも気軽に相談できるとされています。

    また地域包括総合支援センター以外にも、ゴミ出しが困難な高齢者のお宅に訪問しゴミ回収を行うリサイクルプラザや、リハビリについて理学療法士に相談できるゆりのき荘・くすのき荘などもあり、越谷市では高齢者のさまざまな悩みに対応可能です。

    越谷市独自の介護サービスについて

    市内で実施したアンケートによると、越谷市在住の高齢者の半数近くが「サポートを受けながらの自宅介護」を希望していることが分かりました。

    このようなニーズに合わせ、

    • 自宅生活者への生活サポート
    • 健康で自立した生活のための介護予防

    を目的に越谷市独自の介護サービスを設置しています。

    以下は、越谷市独自の高齢者向けサービスの一例です。

    • がん検診・健康診断の推奨
    • 高齢者向けの体操教室開催
    • シルバーカレッジ開催
    • 商店街に交流所設置

    越谷市では、病気の早期発見・早期治療を目的とした健康診断やがん検診などを推奨する取り組みを行っています。

    これは、検診を多くの人に受けてもらうことで、病気による介護度の上昇を予防し、将来要介護になる人口を抑えようとする働きかけです。

    このほか、高齢者の筋力低下防止目的で高齢者向けの運動教室を開き、歌に合わせて楽しくできる楽唱体操などを行っていたり、埼玉県内の大学と協力してシルバーカレッジを開催したりしています。

    また、積極的に社会と接することが介護予防には大切なため、高齢者が孤立しないよう商店街の空き店舗に交流所・ふらっとを設置しました。

    越谷市ではさらに、老人クラブへの支援金・シルバー人材の就労支援・認知症支援者の育成などにも力を入れ、健康でいつまでも介護がいらない高齢者を増やすよう独自の支援事業に取り組んでいます。

    越谷市の地域包括ケアシステム

    地域包括ケアとは

    越谷市では、介護保険法・老人福祉法に基づいた高齢者向けサービスを提供するなどして、地域包括ケアシステム構築を目指しています。

    地域包括ケアシステムとは、住まい・医療・介護・予防・生活支援などの高齢者を支えるサービスを地域で一体的に提供するシステムです。

    地域包括システムの構築は国を挙げて取り組まれており、団塊世代が75歳以上となる2025年を目途に要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを最期まで続けることができるよう、各介護サービスが一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を目指しています。

    越谷市で行っている地域包括ケアシステムための取り組みのひとつが災害時要支援者避難支援制度です。

    災害時要支援者避難支援制度は、もしも災害が起こった際に一人で非難することが難しい高齢者の避難を支援するもので、あらかじめ高齢者やその周囲の人が地域包括支援センターなどで相談しておくことで利用できます。

    このような地域包括ケアシステムは、地域の特性を知る市町村・都道府県が地域の自主性に基づいて作り上げていくことが必要です。

    インスリン注射とは

    この記事は医師に監修されています

    中部脳リハビリテーション病院 脳神経外科部長

    矢野 大仁 先生

    インスリン注射器2種類

    健康な人であれば、体内では常に必要な量のブドウ糖が調整され、血糖値が安定しています。

    食事により血中に取り込まれたブドウ糖に対して、膵臓からインスリンが分泌されることで、血糖値が正常な状態に保たれますが、この血糖値のコントロールにインスリンが必要な患者に対して、外部から注射でインスリンを補う治療法がインスリン注射です。

    インスリン療法と呼ばれることもあり、注射でインスリンを補うことで、健康な人のインスリン分泌パターンを再現します。

    インスリンを注射するペースは個々の状態で異なり、1日1~4回注射が必要になります。

    インスリン注射が必要な疾患の種類

    インスリン注射が必要になる疾患で代表的なものは糖尿病です。

    糖尿病には、下記の2種類あります。

    疾患名 主な症状
    1型糖尿病(インスリン依存型) インスリンの分泌が絶対的に不足・欠乏
    2型糖尿病(インスリン非依存型) 遺伝的素因と生活習慣によりインスリンの効きが悪くなる

    1型糖尿病

    1型糖尿病は、子供や若い方に多く見られる糖尿病です。

    インスリンを分泌するβ細胞が破壊され、膵臓でインスリンが生成できない状態になり、高血糖状態が続きます。

    そのため、インスリン注射によってインスリンを補う必要があります。

    2型糖尿病

    2型糖尿病は、インスリンの分泌はありますが、正常な量が分泌されていなかったり、働きが悪かったりして血糖値が下がらない状態になります。

    遺伝的な要因の他、生活習慣によって発症することがあり、主に中高年での発症が中心です。

    注射によってインスリンを補うこともありますが、生活習慣の改善が治療の中心になります。

    糖尿病患者は増加傾向にある

    日本で糖尿病にかかっている患者は1990年代後半には、厚生労働省調査によると690万人でしたが、年々増加傾向にあり、2016年の糖尿病人口は糖尿病予備群と呼ばれる人も含めると2,000万人以上になるともいわれ、日本人の5~6人に1人が糖尿病予備群以上の状態と推察されます。

    年齢別に見ると、60歳以上の患者が多く、70代以上では糖尿病患者は400万人以上となり、高齢になるほど発症確率が上がる疾患でもあります。

    そのため、老人ホームなどの介護施設でも、インスリン注射が必要な方の受け入れが増加傾向にあります。

    インスリン注射が必要な方の介護施設選びのポイント

    インスリン注射が必要な方でも、介護施設に入居することが出来ます。

    入居する場合の施設選びのポイントを紹介します。

    血糖値を適切に保とう

    糖尿病の方にとって、低血糖状態は命にかかわる事態になります。

    患者本人による、運動や生活習慣の改善などで血糖値を適切に保つ努力も重要ですが、施設に入居する場合には、

    • インスリン注射をしっかり継続出来ること
    • 食事療法が行えたり、適切な摂取が出来ること
    • 低血糖による急変時に対応がしっかりしていること

    こうした対応で、血糖値を正常に保つための管理をしている施設や、低血糖による緊急時の対応がしっかり出来る施設を入居条件にしましょう。

    自己注射できる状態か念入りに確認しよう

    インスリン注射は医療行為になるため、接種出来るのは医師か看護師、もしくは本人、病院で指導を受けた家族になります。

    介護施設に入居後も本人が継続して自己注射が出来れば問題はないのですが、身体に麻痺が出たり、認知症になったりして、本人による自己注射が出来なくなった場合の介護施設の対応は十分に確認する必要があります。

    老人ホームなどの入居施設でも、接種出来るのは医療従事者のみなので、介護職員は摂取することが禁止されています。

    そのため、施設に入居する場合は、看護師が常駐しており、インスリン注射の対応が可能なことが絶対条件になります。

    また、糖尿病と認知症には、実は深い関わりがあります。

    高血糖状態が長く続くと、認知機能が低下しやすくなることが分かっています。

    糖尿病の方と、そうではない方を比べると、

    • アルツハイマー型認知症には約1.5倍
    • 脳血管性認知症には約2.5倍

    糖尿病の方のほうが認知症を発症しやすいという報告があります。

    また、軽度の認知障害がある場合は、認知症へと発展する可能性があります。

    高血糖状態だけが認知症に直結しているわけではなく、実は重症な低血糖状態でも、認知症になるリスクが高くなると言われています。

    認知機能の低下によって、糖尿病の治療の必要な内服やインスリン注射、食事の管理などが出来なくなると、糖尿病の悪化にも繋がるため、施設に入居する際は十分な確認が必要になります。

    インスリン注射の頻度も施設選びに重要

    インスリン注射を行う回数は、患者それぞれで異なり、1日複数回必要な方もいます。

    1日の中で接種するタイミングも異なります。

    本人による自己注射が出来ない場合には、看護師に接種してもらう必要があるため、自分が接種するタイミングに看護スタッフが勤務していることが入居条件になります。

    たとえば、1日2~3回接種が必要なら、24時間看護師が常駐している施設や、看護師が常時勤務している施設を選びましょう。

    1日4回接種が必要なら、24時間看護師が常駐している施設を選ぶようにします。

    治療も兼ねてくれる施設を選ぼう

    単に糖尿病患者でも受け入れてくれる、という施設ではなく、食事、運動療法にも力を入れている施設を選ぶことが望ましいです。

    糖尿病の治療には、インスリン注射や服薬を行っていても、運動療法や食事療法も継続して行うことが大切です。

    食事療法のために、糖質の管理やカロリー制限などに対応している施設や、運動も出来る施設を検討しましょう。

    また、糖尿病によって起こる、潰瘍や感染、壊疽など糖尿病足病変を予防するフットケアなどを行っている施設も魅力的です。

    インスリン注射が出来る介護施設の費用のポイント

    インスリン注射に対応可能な、ココファンの介護施設の入居金・月額費用それぞれの平均値・中央値は以下のようになります。

    <入居金>

    地域 平均値 中央値
    city 267,567円 194,250円
    全国 297,256円 194,500円

    <月額費用>

    地域 平均値 中央値
    city 162,088円 156,578円
    全国 169,518円 158,250円

    学研ココファンでは、多くの施設で充実の医療体制を整えています。

    そのため、インスリン注射に対応できる施設で探した場合でも、費用が高くなることはありません

    インスリン注射が必要な方の入居条件

    インスリン注射が必要な方に対して、施設側から入居条件を指定することは特にありません。

    ただ、インスリン注射を行う回数によっては、施設側の対応が課題になることもあり、入居が難しくなることもあります。

    糖尿病の進行によっては、現在と異なる症状がみられることがあり、著しい高血糖になった場合、口の乾きや多飲・多尿・体重減少・昏睡などの症状が出ることがあります。

    また、治療によって低血糖を起こす可能性があることや、糖尿病の三大合併症を引き起こす可能性もあります。

    変化する症状に対して、様々な状態を過程した上での施設選びが重要になっていきます。

    まずは入居を検討した段階で、症状をしっかりと伝えて相談してみることが大切です。

    介護施設に入居する際のリスク

    いくら食事、運動療法に力を入れている老人ホームでも、看護師が24時間常駐している老人ホームでも、老人ホームはあくまでも生活をする場所です。

    病院とは異なるため、専門的な治療を行うことは出来ません。

    そのため介護施設に入居中、もし症状が悪化した場合や、医療ケアが常時必要になった場合、入居する施設では対応しきれずに退去しなくてはならない場合もあります。

    入居を継続出来た場合でも、病院ほど専門的なケアが受けられたり、常に医師や看護師がいる病院とは異なるため、生活の場として安らげる老人ホームか、医療面で安心できる病院か、という判断が必要になる可能性があります。

    QOLの低下により、老人ホームでの暮らしにくさを感じることもあるかもしれません。

    想定出来る様々な状況に応じて、ご本人が納得出来る適切な判断が出来るように、入居する施設の医療スタッフとは、しっかりコミュニケーションをとっておくようにしましょう。

    この記事は医師に監修されています

    中部脳リハビリテーション病院 脳神経外科部長
    中部療護センター長
    岐阜大学連携大学院脳病態解析学分野 教授(客員)

    矢野 大仁(やの ひろひと) 先生

    1990年岐阜大学医学部卒業、医学博士。大雄会病院などの勤務を経て、学位取得後、2000年から岐阜大学医学部附属病院脳神経外科助手。2010年 准教授、2013年 臨床教授・准教授、2020年4月 中部療護センター入職、2024年4月から現職。日本脳神経外科学会専門医・指導医、日本脳卒中学会専門医。脳卒中の他、脳腫瘍、機能的脳神経外科など幅広い診療を行っている。患者さんが理解し納得できるようにわかりやすい説明を心がけている。

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