松戸市老人ホーム・介護施設・高齢者住宅在宅酸素療法に対応できる施設から探す

1件の老人ホーム・介護施設・高齢者住宅が見つかりました

地域

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併設
サービス

特徴

病気対応

月額費用

在宅酸素療法を受け入れ可能な老人ホーム・介護施設・高齢者住宅松戸市から探す

1件中 1〜1件目

ココファン松戸五香まつどごこう

サービス付き高齢者向け住宅

アクセス

新京成線「五香」駅から徒歩10分

新京成線「五香」駅から徒歩10分のサービス付き高齢者住宅(サ高住)です。松戸駅から電車で30分圏内です。464号北千葉道路にも近く車でのお越しも便利です。徒歩圏内にスーパー、コンビニ、飲食店があり生活しやすい環境です。 【お問い合わせ・資料請求・内覧のご予約受付中!お気軽にご連絡下さい】 ◆お部屋タイプ◆ お1人部屋とご夫婦でもご入居いただけるお2人部屋をご用意。全室ナースコールが完備されております。 【Aタイプ】(18.24㎡ 全45戸) お1人向けの部屋です。洗面台・トイレ・収納等の基本設備を備えたベーシックなタイプです。暮らしの中でリスクにつながる設備を除いたシンプル設計で、生活スペースを広く確保しています。 お風呂は、共用のお風呂をご利用いただけます。 【Bタイプ】(27.36㎡ 全12戸) ご夫婦や姉妹などでご入居いただける2人用のお部屋です。Aタイプの設備に加え、ミニキッチンが付いているので簡単な調理がお部屋で行えます。お風呂はAタイプ同様、共用のお風呂をご利用いただけます。 ◆24時間365日介護スタッフ常駐◆ 日々の生活をサポートします ◆お食事◆ 栄養面に配慮した朝食・昼食・夕食をご提供しています。ご希望に応じて注文いただけます(召し上がった分だけお支払いいただきます)、ご自分でご用意いただくことや、外食も可能です ※館内にご自由に利用いただける食堂があります ◆併設サービス◆ ・訪問介護 介護職員がお部屋に訪問し、身体のケアや生活支援を行います ※要支援・要介護度合いに応じて、必要なサービスを受けることが可能です、また外部の事業所のご利用が可能です ◆医療・看護連携◆  外部医療機関や訪問看護と連携しており、介護度が高い方やご病気がある方にも安心していただけます ◆近隣情報◆ 【お買い物】ローソン松戸五香店 徒歩7分、スーパーベルクス五香元山店 徒歩8分 【行政サービス】松戸市行政サービスセンター 車30分、松戸市立図書館五香分室 徒歩5分 【病院】東宝鎌谷病院 車13分 、松戸市立総合医療センター 車17分 事業所でタクシーの手配も行っております。 【グルメ】手打ち讃岐うどん源藤 徒歩7分、くら寿司松戸五香店 徒歩7分、サイゼリヤ松戸五香店 徒歩8分、など

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介護型居室の空室状況

1人用

満室

2人用

残り1

月額費用 124,171円〜174,257円
入居時費用
  • 敷金:賃料2ヶ月分
  • 住所 千葉県松戸市五香2-19-3
    併設する
    介護サービス
    訪問介護
    特徴 介護・認知症タイプ、自立・支援タイプ、2人で住める、徒歩圏内

    松戸市のおすすめの老人ホーム・介護施設・高齢者住宅

    松戸市の老人ホームの種類ごとの施設数と空室数

    施設の種類
    施設数
    空室
    サービス付き
    高齢者向け住宅

    1

    1

    グループホーム
    -
    -
    介護付き
    有料老人ホーム
    -
    -
    住宅型
    有料老人ホーム
    -
    -

    よくある質問

    A

    松戸市で最も月額費用が安い介護施設は「ココファン松戸五香」です。

    月額費用は124,171円です。

    有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームなどの民間施設は、施設ごとに費用プランが様々です。予算や利用したいサービスなどに合わせて、最適な施設を選択することが重要です。

    月額費用が安い松戸市の介護施設を探す

    A

    松戸市で認知症対応ができる施設は1件です。

    民間施設の中でも、グループホームは認知症患者の方を主な対象としています。

    介護・医療のサービスが充実している介護付き有料老人ホームでも、認知症対応ができる施設が多いです。

    また近年では、軽度の認知症であればサ高住や住宅型有料老人ホームにも受け入れ可能な施設が多く、学研ココファンでもこうした施設を多数取り扱っています。

    A

    松戸市で自立・要支援向けの施設は1件です。

    民間施設の中でも、要支援・自立の方に特におすすめなのはサービス付き高齢者向け住宅、住宅型有料老人ホームの2種類です。

    いずれも幅広い介護度の方に対応可能な施設です。

    松戸市の自立から介護までの複合型施設を探す

    A

    松戸市でデイサービス併設の施設は0件です。

    最新の住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅では、訪問介護やデイサービスなどを併設している場合が多いです。

    これらのサービスを利用すれば、常に介護スタッフがそばで見守ってくれるため、より安心な暮らしを送ることができます。

    またこのような施設では、施設に併設された事業所だけでなく、外部の居宅サービスを利用することも可能ですので、利用するサービスの自由度が高い点も魅力です。

    松戸市の特集から探す

    認知症対応が可能な施設特集

    認知症対応が可能な施設一覧はこちら。認知症の方の介護は、ご自宅ではなかなか難しいもの。快適に暮らせる住環境を備えた、認知症の方向けの老人ホームをご紹介します。

    胃ろう対応ができる施設特集

    胃ろうの対応が可能な施設一覧はこちら。認知症同様、胃ろうのケアも自宅では難しい場合が多いでしょう。胃ろう対応可能な介護・看護体制を整えた施設を集めました。

    自立・要支援の方におすすめな施設特集

    自立・要支援の方向けの施設一覧はこちら。元気な方が活気のあるシニアライフを送れるような、レクリエーションなどが充実した施設をご紹介します。

    夫婦で入居可能な施設特集

    夫婦で入居が可能な施設の一覧はこちら。二人用の居室は需要が高く、すぐに満室になってしまうため、夫婦での入居を希望する場合は早めの情報収集が必要です。

    訪問介護併設の施設特集

    訪問介護を併設している施設の一覧はこちら。サ高住などの施設内で訪問介護を併用することで、より充実した身体介護サービスを受けられます。

    松戸市の周辺地域一覧

    松戸市の老人ホームの特徴と同行

    千葉県松戸市は都市部までのアクセスが良好な地域であり、東京都のベッドタウンとして栄えている地域です。

    松戸市の老人ホームの特徴や動向について紹介していきます。

    松戸市の地理的特徴と介護施設の特徴

    松戸市の地理的特徴

    松戸市の特徴

    千葉県松戸市は、人口497,614人(令和3年9月末時点)で、千葉県内では千葉市・船橋市に次いで、3番目の人口規模の市です。

    昭和初期より東京のベッドタウンとして開発が進められ、大規模住宅団地や、郊外型住宅開発が進められた地域でもあります。

    また、古くから宿場町として栄えた歴史もあり、現在も商業拠点として大型ショッピングモールなどが建設されている他、昔ながらの商店が多いのも特徴です。

    そのため、高齢者の方にとっても暮らしやすい街並みであると言えるでしょう。

    松戸市の高齢者政策

    松戸市は千葉県の中でも高齢者人口が多い地域と言われています。

    そのため、松戸市の高齢者政策は全国でも注目されているものが多いのも特徴です。

    たとえば、松戸市安心ひとこえ運動といった独自の福祉事業が展開されていたり、日常生活で少しだけ誰かの力を借りたいときに使用する、「軽度生活援助券」などが配布され、高齢者からも評判が高いです。

    老人ホームなどの介護施設は、隣接する柏市と同程度と、比較的充実しています。

    また、老人ホームなどの介護施設の利用料金は、全国平均より安い傾向があります。

    松戸市の介護施設価格概観

    ココファンに掲載されている松戸市の介護施設の価格より、入居金・月額費用それぞれの平均値と中央値を紹介します。

    <入居金>

    地域 平均値 中央値
    松戸市 155,500円 155,500円
    全国平均 297,256円 194,500円

    <月額費用>

    地域 平均値 中央値
    松戸市 149,214円 149,214円
    全国平均 169,518円 158,250円

    こちらの表からわかるように、全国のココファン施設と比較しても、入居金・月額費用ともに安い傾向にある地域です。

    松戸市の高齢者人口

    松戸市の高齢者人口推移

    令和3年3月末時点での松戸市の65歳以上の方の人口は、128,669人です。

    他の地域と比べると、松戸市は人口に対する高齢者の方の割合が全国平均よりも高い傾向があります。

    また松戸市の推定によると、2025年には高齢化率が29.1%に達するという予測が出ています。

    しかし、実際にはこれ以上に高い数値となることが推測されることもあります。

    また、65歳以下の人口はゆるやかに減少傾向が続いており、少子高齢化が進んでいる地域と言えます。

    松戸市の介護施設の状況

    令和2年11月時点での松戸市の介護施設の状況を紹介します。

    <介護施設の種類別施設数>

    種類 施設数 75歳以上千人あたりの施設数(city) 75歳以上千人あたりの施設数(全国)
    訪問型介護施設数 192 3.55 3.25
    通所型介護施設数 191 3.54 3.43
    入所型介護施設数 104 1.92 2.17
    特定施設数 31 0.57 0.32
    居宅介護支援事業所数 131 2.42 2.41
    福祉用具事業所数 58 1.07 0.80
    介護施設数(合計) 707 13.09 12.40

    ※2020年9月時点の情報です。

    全国の介護保険施設数の平均と比較してみると、入居型介護施設数は全国平均に比べて若干少ない傾向にありますが、松戸市は老人ホームの入居状況を見ると比較的充実している点に特徴があります。

    特に、小規模~中規模の施設が多くあり、施設の特徴に合わせて選ぶことが出来る地域と言われています。

    松戸市の要介護・要支援認定者数

    令和2年10月1日時点での、松戸市の要介護認定者と要支援認定者数は、22,419人とされています。

    2025年時点では、要介護・要支援認定者の割合が、20.8%になると予想されています。

    要介護・要支援認定者の増加に伴って、認知症の高齢者数も増加傾向にあります。

    認知症高齢者の増加に際して、松戸市では認知症予防教室などを実施し、認知症対策にも力を入れています。

    認知症対策の一環として、グループホームなど、認知症患者が入居できる施設を増やしたり、家族のケアをするためのサポート計画が進んでいます。

    要介護・要支援認定者数の増加に合わせて、松戸市は訪問看護・定期循環といった取り組みも盛んで、市全体で高齢者の方をサポートする取り組みが行われています。

    松戸市の高齢者相談窓口(委員会)は?

    松戸市には、高齢者の方の相談事に対応する窓口が複数設置されています。

    地域包括支援センター

    松戸市では高齢者いきいき安心センターという名称で運営されています。

    • 介護分野の相談
    • 福祉、医療に関する相談
    • 健康や生活に関する相談

    保健師や社会福祉士といった専門家が、このような様々な相談事に対応します。

    また、高齢者いきいき安心センターでは、

    • 虐待に関する通報
    • 振り込め詐欺などの被害に関する相談

    このような高齢者の権利擁護に関する活動も行っています。

    金銭を含む貴重品管理や、各種サービスの手続や支払いの代行なども行っています。

    基幹型地域包括支援センター

    地域包括支援センターである、高齢者いきいき安心センターの基幹部門として位置づけられるのが、基幹型地域包括支援センターで、松戸市では名称を福祉まるごと相談窓口と言います。

    介護に関する相談をメインに行っており、

    • どこに相談すればいいかわからない
    • 手続きはどうしたらいいのかわからない

    といった、介護に関する相談について、必要な手続きやサービスの案内を行っている機関です。

    社会福祉協議会の福祉相談室

    松戸市では、社会福祉協議会の相談窓口を福祉なんでも相談室という名称で運営しています。

    福祉なんでも相談室は、市民センターなど市内の5か所に相談窓口を開設しています。

    主に民生委員などが相談業務にあたっています。

    松戸市独自の介護サービスについて

    松戸市では、松戸市独自の介護サービスとして、訪問型元気応援サービスを実施しています。

    この取り組みは、主に介護認定を受けた方がケアプランの範囲によって受けることが出来る、自立支援サービスの一環として行われています。

    コースは2通りあり、どちらか片方の利用でも、セットでの利用でも可能です。

    • 生活支援コース

    居宅内などの掃除、衣類の整理、調理や配膳など、買い物など生活支援に関するサポート

    • 困りごとコース

    居宅以外の掃除、付き添い支援、といった生活の困りごとをサポート

    松戸市の地域包括ケアシステム

    地域包括ケアシステムとは

    高齢者の方の尊厳保持と自立生活の支援を目的として、地域で包括的な支援とサービスを提供する、地域包括ケアシステムという取り組みを厚生労働省を中心に進めています。

    各市町村ごとに様々な取り組みがされていますが、特に注目したいのが松戸市の地域包括ケアシステムです。

    松戸市の地域包括ケアシステムの概要

    松戸市では、一人暮らしの高齢者世帯、高齢者の方がいる世帯、高齢夫婦のみで生活している世帯が増加傾向にあります。

    松戸市は、要介護状態になっても自宅で生活し続けたいと考える人が多い地域でもあります。

    そのため、在宅支援サービスの充実に向けた取り組みを市政として行う中、地域資源の活用として、地域包括ケアシステムの構築にも力を入れています。

    松戸市の地域包括ケアシステムの取り組み

    いきいきサロン、ふれあい会食会などは、地域の繋がりを作る交流の場として開催されています。

    地域で声かけをおこなう活動は、オレンジ声かけ隊として、主に認知症高齢者の方やその家族のケアを目的に行われています。

    こうした地域包括ケアシステムの一環としての活動には、高齢者の方自身もボランティアとして積極的に参加しています。

    高齢者の方自身が参加することで、人員の確保に繋がるだけでなく、健康増進や、介護予防に繋げる目的もあります。

    松戸市の市民活動

    松戸市では、高齢者の方が参加出来る以下のような市民活動が充実しています。

    まつど地域活躍塾

    松戸をより暮らしやすい街にするための市民活動で、自分の経験やスキルを活かしながら、地域で活躍していくきっかけを見つける塾です。

    参加は松戸市在住、在勤、在学の18歳以上の方としており、65歳以上の高齢者の方でも参加することが出来ます。

    ただし、定員制であることと、申込者が多い場合には書類選考があります。

    塾生として学ぶ人の中には、定年退職後に自らの知識を活かせる場として地域の活動に参加したい方なども多くいます。

    お菓子教室、おしゃべり会、子育て援助の関わりなどを活動を行っている方もいらっしゃいます。

    松戸市ご長寿ハッピーコンテスト

    松戸市民が実行委員会となって、「自分の健康は自分でつくる」というキャッチフレーズのもと、健康寿命を増進し、長寿を祝う催しとして開始されています。

    平成25年度の開催から、対象を65歳以上から60歳以上に引き下げ、参加者も増加しています。

    健脚を披露する部門では、江戸川の土手を10㎞歩くコースや、市内の名称をのんびり巡る3kmのコースがあります。

    また、川柳部門など文化的な内容で行う部門もあります。

    在宅酸素療法とは

    この記事は医師に監修されています

    中部脳リハビリテーション病院 脳神経外科部長

    矢野 大仁 先生

    在宅酸素療法を受ける人

    在宅酸素療法とは、何らかの疾患や症状により、血中の酸素が不足している方に、空気より濃い濃度の酸素を投与する治療法です。

    入院中だけでなく自宅で酸素療法が行えるように、自宅に酸素濃縮装置を設置したり、持ち運び出来る小型の液化酸素装置を使用したりします。

    在宅酸素療法は、英語で「Home Oxygen Therapy(家・酸素・治療)」というため、頭文字を取りHOT(ホット)と呼ばれることがあります。

    在宅酸素療法が必要な人・疾患

    在宅酸素療法が必要な疾患名 主な症状
    慢性閉塞性肺疾患(COPD) 慢性気管支炎と肺気腫をまとめた疾患。喫煙などの有害物質や大気汚染が原因。気管支、細気管支、肺胞などに慢性の炎症が生じ、肺機能が破壊されて上手く息が吐けなくなる病気。咳、痰や体動時の息切れがみられる。
    肺結核後遺症 結核は結核菌による感染症であるがその後遺症のこと
    結核が治癒しても、重い後遺症で肺機能が低下し、慢性呼吸不全になる場合がある
    肺癌 肺の悪性腫瘍。肺切除術あるいは腫瘍の進行により息切れが起こる
    間質性肺炎 肺の間質に炎症や損傷がおこり、壁が厚く硬くなって、酸素と二酸化炭素のガス交換がうまくできなくなる。乾いた咳や体動時に息切れが見られる
    慢性心不全 血液を送り出すポンプの役割を持つ心臓が、各臓器に十分な血液や栄養を送ることができなくなる状態が、長期間にわたって起こる
    肺高血圧症 心臓から肺に血液を送るための血管である肺動脈の血圧(肺動脈圧)が高くなることで、心臓と肺の機能障害をもたらす。倦怠感や体動時に息切れが見られる。進行性で予後不良。

    上記のような疾患や症状によって、身体にとって十分な酸素が補充出来ない場合に在宅酸素療法を取り入れます。

    酸素濃縮装置を使用し、身体に十分な酸素を取り込むことで、呼吸困難の症状が軽減されたり、QOLが向上することが期待されます。

    在宅酸素療法を行っている人の数は年々増加傾向にあり、2020年現在は約16万人以上の患者がいます。

    在宅酸素療法の保険

    長く続ける必要もある在宅酸素療法では、専用機材を使用し、ボンベの交換などもあるため、費用を気にする方もいると思います。

    費用については、社会保険や介護保険を利用することで、負担を減らすことが出来ます。

    社会保険

    在宅酸素療法は、条件を満たした場合に健康保険の対象となり、個人負担は1~3割で利用することが出来ます。

    適用条件は下記の通りです。

    • 高度慢性呼吸不全

    医師が在宅酸素療法が必要であると認めた、在宅酸素療法導入時に動脈血酸素分圧55mmHg以下あるいは動脈血酸素分圧60mgHg以下の方で睡眠時もしくは運動負荷時に著しい低酸素血症を来たす方。

    • 慢性心不全

    NYHA III度以上であると認められた方のうち、睡眠時にチェーンストーク呼吸があり、無呼吸低呼吸指数が20以上であることが睡眠ポリグラフィー上で確認されている方。

    • 肺高血圧症
    • チアノーゼ型先天性心疾患
    • 高度の群発頭痛 群発期間中の患者で1日1回以上の群発発作を認める方

    以上が健康保険が適用される条件です。

    毎月の費用目安は、機材のリース・ボンベ交換などで、下記の金額が目安になります。

    • 1割負担 7,680円
    • 2割負担 15,360円
    • 3割負担 23,040円

    上記金額は症状などによっても異なりますが、高額療養費制度を利用すれば、減免措置を受けることが出来ます。

    介護保険

    在宅酸素療法を行う方で、何等かの支援が必要になった場合は、介護保険を利用し、介護サービスを受けることが出来ます。

    介護保険は、要支援1~2・要介護1~5まで区分が分けられ、それぞれ介護が必要な状態等を判断し、認定されます。

    介護保険の等級によって受けられるサービスが異なります。

    また、なかでもCOPDの方は老化が原因とされる病気の1つに認められているため、医療保険加入者で介護保険法が定める要介護状態もしくは、要支援状態になった方であれば、40歳から第2号被保険者として介護サービスを受けることが出来ます。

    在宅酸素療法を行う患者数

    在宅酸素療法を行う方は、約16万人以上と言われています。

    そのうち、約7割の方が呼吸器系の疾患を持っている方です。

    2004年の診療報酬改定から、慢性心不全の患者さんも在宅酸素療法が保険適用となり、さらに2018年からは群発頭痛の方へも保険適用で在宅酸素療法が行えることになりました。

    現時点では、呼吸器以外の疾患でも在宅酸素療法の有効性が認められており、在宅酸素療法を行う方は増加傾向にあります。

    患者の年齢分布では65歳以上の割合が多く、在宅酸素療法を受け入れられる施設の増加も期待されています。

    在宅酸素療法が可能な介護施設を探すポイント

    在宅酸素療法を行っている方でも、老人ホームなどで介護施設に入居することが出来ます。

    老人ホームは基本的に、バリアフリー設計がされていることがほとんどで、移動用のポータブルボンベを使用していても、快適に移動することが出来ます。

    動悸や発熱、むくみや息苦しさといった体調の変化にも気を配ってもらえるため、安心して生活をすることが出来ます。

    ただし、入居にあたってはいくつかのポイントをしっかり確認する必要があります。

    酸素ボンベが十分に備えられているか

    在宅酸素療法の方を受け入れている老人ホームなどの介護施設では、施設が直接酸素取扱い業者と提携しており、ボンベ交換や補充など、酸素の管理を施設が行っています。

    補充用や、緊急時に必要なボンベ類は、施設で管理されているため、万が一装置が壊れた場合などに予備の装置やボンベがしっかり備えられていると安心出来ます。

    在宅酸素療法は医療行為のため介護職員は管理できない

    在宅酸素療法の治療に関わる部分は医療行為になります。

    そのため、介護スタッフが行うことは出来ないため、ご本人か看護師が日常の管理をすることになります。

    居室用の酸素濃縮装置から、移動用のポータブルボンベへの切り替えは、介護スタッフがサポートしてくれますが、医療に関わる管理を行うことは出来ません。

    介護施設に入居を検討する場合は、

    • 看護師などの看護スタッフが24時間常駐している
    • 医療機関との連携がしっかりされている
    • 医師が24時間対応できる体制が整っている

    こうした施設を選ぶようにしましょう。

    医療機関との連携をチェック

    在宅酸素療法を行っている方は、月に1度程度の定期的な検診が必要です。

    また、息苦しさなどの体調不良や、異変があった場合に、すぐに医師の診察を受けられる環境であることが大切です。

    酸素流量や吸引時間などは医師から指示があるため、看護スタッフが行います。

    体調の変化に伴った対応がすぐに出来る環境であることが重要になるため、近隣の病院と連携し、医師と24時間連絡が取れる体制が取れている施設など、医療ケアに力を入れている施設だと安心出来ます。

    在宅酸素療法が必要な方の入居条件は?

    在宅酸素療法の方を受け入れている老人ホームは増えてきていますが、入居にあたってはいくつかの条件を設けている施設が多いです。

    その一例は、

    • 自分で在宅酸素の管理が出来ること
    • 管理が難しい人工呼吸器などを使用していないこと

    このような例では、入居を制限される場合があります。

    また、酸素ボンベは取扱いに注意が必要です。

    火気厳禁となるため、持ち込める酸素ボンベの量に制限があったり、施設から保管位置を指定されたりすることもあります。

    在宅酸素療法が可能な施設の費用相場

    在宅酸素療法が可能な、ココファンの介護施設の入居金・月額費用それぞれの平均値・中央値は以下のようになる

    <入居金>

    施設の種類 平均値 中央値
    在宅酸素療法に対応可 267,567円 194,250円
    全ての施設 297,256円 194,500円

    <月額費用>

    地域 平均値 中央値
    在宅酸素療法に対応可 162,088円 156,578円
    全ての施設 169,518円 158,250円

    学研ココファンでは、多くの施設で万全な医療体制を整えていますので、在宅酸素療法に対応可能であっても利用費用が高くなることはありません

    【注意点】認知症の方は入居を断られる場合も

    在宅酸素療法を行っている方を受け入れている施設でも、

    • 認知症を発症している場合
    • 他の持病がある場合

    このような場合に、入居を断られる場合があります。

    また、入居後でも身体状況が大きく変わった場合、退去せざるを得なくなることもあります。

    施設で対応できる医療ケアは、想定される内容以外もしっかり確認しておくと安心出来ます。

    緊急時や、夜間の対応についても確認が必要です。

    そして、医療機関との連携体制を確認すると共に、提携している医療機関の診療科目なども調べておくといいです。

    この記事は医師に監修されています

    中部脳リハビリテーション病院 脳神経外科部長
    中部療護センター長
    岐阜大学連携大学院脳病態解析学分野 教授(客員)

    矢野 大仁(やの ひろひと) 先生

    1990年岐阜大学医学部卒業、医学博士。大雄会病院などの勤務を経て、学位取得後、2000年から岐阜大学医学部附属病院脳神経外科助手。2010年 准教授、2013年 臨床教授・准教授、2020年4月 中部療護センター入職、2024年4月から現職。日本脳神経外科学会専門医・指導医、日本脳卒中学会専門医。脳卒中の他、脳腫瘍、機能的脳神経外科など幅広い診療を行っている。患者さんが理解し納得できるようにわかりやすい説明を心がけている。

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