野田市老人ホーム・介護施設・高齢者住宅人工透析に対応できる施設から探す

1件の老人ホーム・介護施設・高齢者住宅が見つかりました

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人工透析を受け入れ可能な老人ホーム・介護施設・高齢者住宅野田市から探す

1件中 1〜1件目

ココファン尾崎台おざきだい

サービス付き高齢者向け住宅

アクセス

東武アーバンパークライン「川間」駅徒歩8分

2007年8月オープンのサービス付き高齢者住宅(サ高住)です。東武アーバンパークライン「川間駅」から徒歩8分。事業所前面にはバラが咲き、周りに高い建物がないため、お部屋からの眺望が良いことが特徴です。 ★住み替え応援キャンペーン実施中★ 「入居月もしくは翌月、いずれかの月の食事代が無料」になります!お気兼ねなくお問い合わせください! 【お問い合わせ受付中!ご入居ご検討の方はぜひお気軽にご連絡下さい】 「実際にお部屋を見てみたい」という方大歓迎です、ご質問にも丁寧に対応いたします。ご予約をお待ちしております、お気兼ねなくご連絡下さい。 ◆お部屋◆ 【Aタイプ】(2人用27.9㎡ 全6戸) 要介護の方向けのお2人部屋です。洗面台・トイレの設備を備えた広めのお部屋です。暮らしの中でリスクにつながる設備を除いたシンプル設計で、生活スペースを広く確保しています。 【Bタイプ】(21.6㎡ 全38戸) 要介護の方向けのお1人部屋です。洗面台・トイレの設備を備えたベーシックなタイプです。暮らしの中でリスクにつながる設備を除いたシンプル設計で、生活スペースを広く確保しています。 ◆お食事◆ 栄養面に配慮した朝食・昼食・夕食をご提供しています。ご希望に応じて注文いただけます(召し上がった分だけお支払いいただきます)、ご自分でご用意いただくことや、外食も可能です ※館内にご自由に利用いただける食堂があります ◆併設サービス◆ 訪問介護 介護資格を持ったケアスタッフが常駐し、必要な介護サービスをご提供いたします。 ※近隣の介護サービスも自由にご利用いただけます。 ◆医療・看護連携◆  外部医療機関、訪問看護と連携しており、介護度が高い方やご病気がある方にも安心していただけます。 ※「尾崎台クリニック」併設。主治医にされているご入居者様も多く、普段から報告や相談をしており、健康状態を共有しております。 ※小張総合病院 車12分、キッコーマン総合病院 車14分、事業所でタクシーの手配も行っております。 ◆近隣◆ お買い物 スーパー ベルク徒歩4分、スーパー ビッグ・エー徒歩4分、セブンイレブン徒歩5分、クスリのアオキ徒歩5分 外食 久兵衛屋 野田七光台店 徒歩12分、ガスト 野田七光台店 徒歩12分、駅前には他にも多数

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自立型居室の空室状況 介護型居室の空室状況

1人用

満室

2人用

満室

1人用

残り2

2人用

満室

月額費用 117,614円〜157,757円
入居時費用
  • 敷金:賃料2ヶ月分
  • 住所 千葉県野田市尾崎台14
    併設する
    介護サービス
    居宅介護支援(ケアマネジャー)、訪問介護、クリニック
    特徴 介護・認知症タイプ、自立・支援タイプ、2人で住める、徒歩圏内

    野田市のおすすめの老人ホーム・介護施設・高齢者住宅

    野田市の老人ホームの種類ごとの施設数と空室数

    施設の種類
    施設数
    空室
    サービス付き
    高齢者向け住宅

    1

    2

    グループホーム
    -
    -
    介護付き
    有料老人ホーム
    -
    -
    住宅型
    有料老人ホーム
    -
    -

    よくある質問

    A

    野田市で最も月額費用が安い介護施設は「ココファン尾崎台」です。

    月額費用は117,614円です。

    有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームなどの民間施設は、施設ごとに費用プランが様々です。予算や利用したいサービスなどに合わせて、最適な施設を選択することが重要です。

    月額費用が安い野田市の介護施設を探す

    A

    野田市で認知症対応ができる施設は1件です。

    民間施設の中でも、グループホームは認知症患者の方を主な対象としています。

    介護・医療のサービスが充実している介護付き有料老人ホームでも、認知症対応ができる施設が多いです。

    また近年では、軽度の認知症であればサ高住や住宅型有料老人ホームにも受け入れ可能な施設が多く、学研ココファンでもこうした施設を多数取り扱っています。

    A

    野田市で自立・要支援向けの施設は1件です。

    民間施設の中でも、要支援・自立の方に特におすすめなのはサービス付き高齢者向け住宅、住宅型有料老人ホームの2種類です。

    いずれも幅広い介護度の方に対応可能な施設です。

    野田市の自立から介護までの複合型施設を探す

    A

    野田市でデイサービス併設の施設は0件です。

    最新の住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅では、訪問介護やデイサービスなどを併設している場合が多いです。

    これらのサービスを利用すれば、常に介護スタッフがそばで見守ってくれるため、より安心な暮らしを送ることができます。

    またこのような施設では、施設に併設された事業所だけでなく、外部の居宅サービスを利用することも可能ですので、利用するサービスの自由度が高い点も魅力です。

    野田市の特集から探す

    認知症対応が可能な施設特集

    認知症対応が可能な施設一覧はこちら。認知症の方の介護は、ご自宅ではなかなか難しいもの。快適に暮らせる住環境を備えた、認知症の方向けの老人ホームをご紹介します。

    胃ろう対応ができる施設特集

    胃ろうの対応が可能な施設一覧はこちら。認知症同様、胃ろうのケアも自宅では難しい場合が多いでしょう。胃ろう対応可能な介護・看護体制を整えた施設を集めました。

    自立・要支援の方におすすめな施設特集

    自立・要支援の方向けの施設一覧はこちら。元気な方が活気のあるシニアライフを送れるような、レクリエーションなどが充実した施設をご紹介します。

    夫婦で入居可能な施設特集

    夫婦で入居が可能な施設の一覧はこちら。二人用の居室は需要が高く、すぐに満室になってしまうため、夫婦での入居を希望する場合は早めの情報収集が必要です。

    訪問介護併設の施設特集

    訪問介護を併設している施設の一覧はこちら。サ高住などの施設内で訪問介護を併用することで、より充実した身体介護サービスを受けられます。

    野田市の周辺地域一覧

    千葉県の老人ホームの特徴

    千葉県の魅力

    千葉県の老人ホームの特徴について解説します。

    千葉県の地理的特徴と介護施設の特徴

    千葉県は、東京都の東に隣接し、太平洋にのぞむ房総半島を擁しています。人口は、日本の都道府県で6位の627万8,979人(2021年10月1日時点)です。

    県内には、JR総武線・成田線・京葉線をはじめ、京成線、東京メトロ東西線、つくばエクスプレスなど、多数の鉄道路線が乗り入れています。また、湾岸道・京葉道路・東京湾アクアラインなど、道路網も整備されています。

    特に県西部地域は交通網が充実しており、東京都心へのアクセスが良いです。成田国際空港や東京ディズニーランドなど日本を代表する空港・観光スポットを抱える千葉県は、人流が絶えることがありません。

    利便性の高さから東京都心への通勤者も多く、湾岸部を中心にマンション立地も進んでいます。千葉県は気候も温暖で、高齢者にとって住みやすい街です。このため、県内に介護施設の数も多くなっています。老人ホームの費用は、入居一時金・月額費用ともに幅があります。

    千葉県では、老人クラブが高齢者の社会参加の場になっており、高齢者が取り組みやすいレクリエーションやスポーツ活動などを支えています。

    千葉県の介護施設価格概観

    千葉県のココファンの介護施設の入居金・月額費用の平均値・中央値は、以下の表の通りです。

    <入居金>

    地域 平均値 中央値
    千葉県 178,665円 171,833円
    全国 297,256円 194,500円

    <月額費用>

    地域 平均値 中央値
    千葉県 152,364円 155,214円
    全国 169,518円 158,250円

    千葉県のココファン介護施設の入居金・月額費用は全国平均より低く、安めの費用です。信頼できるサービスで、安心して利用できます。

    千葉県の高齢者人口

    千葉県の高齢者人口推移

    千葉県の65歳以上の高齢者人口は172万5,745人で、県の総人口の27.3%を占めます(2021年4月1日時点)。

    高齢者のうち、75歳以上の後期高齢者は86万8,490人(総人口の13.7%)です。

    全国の高齢化率は28.8%(2021年度時点)ですので、千葉県の高齢化率は全国平均よりやや低いです。

    ただ、高齢者人口は年々増加し続けています。県の推計によれば、2040年には65歳以上の高齢者が県の総人口の36.5%に達すると見込まれています。生産年齢人口の減少に伴い、高齢化率は今後も高まる見込みです。

    出典:千葉県「本県における高齢者人口の推移」(2021年)

    千葉県の介護保険事業者・施設の状況

    千葉県の75歳以上千人あたりの種類別施設数を、全国平均と比較すると、次のとおりです。

    <千葉県の75歳以上千人あたりの種類別施設数>

    種類 施設数 75歳以上千人あたりの施設数(千葉県) 75歳以上千人あたりの施設数(全国)
    訪問型介護施設数 2,148 3.04 3.25
    通所型介護施設数 2,210 3.12 3.43
    入所型介護施設数 1,262 1.78 2.17
    特定施設数 220 0.31 0.32
    居宅介護支援事業所数 1,839 2.60 2.41
    福祉用具事業所数 540 0.76 0.80
    介護施設数(合計) 8,225 11.63 12.40

    ::出典:日本医師会 千葉県::

    上の表の施設数は、2020年9月時点の情報です。

    千葉県の75歳以上千人あたりの介護施設数は、合計では11.63と、全国平均の12.40よりやや少なめです。

    これは、入所型介護施設数・通所介護施設数・訪問型介護施設数と福祉用具事業所数などが少ないことによるものです。

    一方で、居宅介護支援事業所数は、全国平均をやや上回っています。

    千葉県の要介護認定者数・認定率

    千葉県の要介護認定者数推移

    千葉県の要介護認定者数は21,672人、認定率は16.3%です(2020年3月末時点)。

    要介護度の区分別に見ると、要介護2の認定を受けている方が3,944人で18%以上と最も多いです。

    千葉県の要介護認定者数・認定率は年々増加しています。市の将来推計によると、要介護・要支援認定者数は今後も増加し続け、2025年には26,275人、2040年には32,208 人になる見込みです。

    高齢化が進展する一方、高齢者以外の人口減少により認定率はさらに高まるものと見込まれます。要介護認定者数の増加に伴い、介護サービス利用者数も増加を続けており、介護対策の一層の充実・強化が必要です。

    出典:千葉県の現状分析

    千葉県の高齢者相談窓口は?

    高齢者の方の様々な悩みに応えるための相談窓口として、運営適正化委員会を設けています。活動内容は、次のようなものです。

    • 福祉サービスに対する苦情相談受付

    福祉サービスに対する苦情取り扱い窓口です。第三者の立場で苦情相談を受け、解決に導きます。千葉県社会福祉協議会内に設置されています。

    • 苦情解決研修

    各事業所の苦情受付担当者や第三者委員・自治体職員等を対象とした研修です。福祉サービス部門ごとに開催し、アンケート調査後にフィードバックもしています。

    • 苦情解決のポイント」作成

    苦情対応のメリット・心構え、クレーマーへの対応の仕方などのポイント集です。ホームページからダウンロード可能です。

    相談者のためだけでなく、苦情を取り扱う方のスキルアップにも積極的に取り組んでいるのです。

    千葉県独自の介護サービスについて

    千葉県では、介護予防のために体力向上や健康維持を重視しており、介護予防・日常生活支援総合事業を行っています。

    松戸市・柏市・千葉市などから順次始められており、現在では全ての市町村で開始されています。

    この事業は地域の実情にあわせて、自治体が中心となり、多様なサービスを提供するものです。65歳以上の高齢者全てを対象としています。

    • 松戸市の事業

    一般介護予防事業の中で、ボランティア活動の実績をポイント評価して、現金や品物と交換できる仕組みを作っています。

    • 柏市の事業

    65歳以上の方を対象として介護支援サポーターを養成し、研修後に介護施設などでボランティア活動を行うと奨励金を受け取れる事業です。

    両市の事業は、社会貢献活動を行った場合にポイントや奨励金がもらえるもので、それを契機として介護予防につなげようとする狙いがあります。

    • 一般介護予防事業

    65歳以上の方ならどなたでも参加できるのが一般のが一般です。介護予防センターや社会福祉協議会・福祉活動推進課などが、多様なプログラム・サービスを用意しています。

    千葉県の地域包括ケアシステム

    地域包括ケアシステムとは

    地域包括ケアシステムは、高齢者の支援を目的として、住まい・介護・福祉・医療・生活支援・介護予防などのサービスを一体として地域で包括的に提供する仕組みです。

    団塊世代が75歳以上となる2025年を目途に、国が全国的な構築を目指しています。ただ、地域によって状況は異なりますので、地域の状況に応じて地元自治体が自主性をもって進めていくべきものです。

    千葉県は、地域包括ケアシステムの構築のため、以下のような具体的な取り組みを公表しています。

    • 高齢者が生涯を通じて社会参加できる環境整備

    高齢者の就労支援、高齢者が地域の支え手になれる環境整備・生涯学校運営など、生きがいづくりのための支援を促進するものです。

    • 健康寿命の延伸

    介護予防を含めた健康づくりや認知症予防が対策です。市町村の介護予防事業への支援や生活習慣病を予防するための専門職育成などを含みます。

    • 地域包括支援センターの機能強化の支援

    センター職員の研修会開催や地域ケア会議の充実策を支援するものです。

    • 医療と介護の連携強化

    介護予防事業の充実や円滑なサービス提供を行うための支援です。

    • その他

    高齢者の権利擁護を含む安全・安心な地域づくり、認知症対策、医療・福祉・介護の人材養成・処遇改善なども盛り込んでいます。

    以上のとおり、自分自身・地域の仲間、国・県・地元自治体など、地域に関係するすべての力を合わせた取組みによりシステム構築を進め、高齢者支援を促進しようとするものです。

    人工透析していても老人ホーム(介護施設)に入れるの?

    この記事は医師に監修されています

    中部脳リハビリテーション病院 脳神経外科部長

    矢野 大仁 先生

    人工透析をしている高齢者の方でも、老人ホーム(介護施設)に入居することは可能です。

    ただし、透析の人に対応している施設が少なく、選択肢が少ないというのが現状です。

    「食事に関する制限がある」、「付き添いなどでスタッフが半日以上もかかりきりになる」などの理由から、人工透析を行っている方への対応が難しいため、入居条件が設けられています。

    人工透析とは?

    人工透析とは、病気などの影響により著しく低下した腎臓の機能を、医療機器によって補助する、もしくは腎臓に代わる働きを行う療法のことです。

    腎臓には、老廃物や不要な水分などを除去する働きがあります。腎臓の機能が低下すると、このフィルターが上手く働かず、老廃物が体内に溜まってしまいます。このように、腎臓がその機能を失うことを腎不全と言います。

    腎不全になると、不要物が体の中にどんどん溜まってしまうため、人工的に対外へ毒素を排出しなければなりません。この治療が人工透析です。

    腎不全になった場合、人工透析の他に臓器移植をする方法もありますが、日本では実施件数が少なく、ほとんどの人が生涯人工透析を続けています。

    また、人工透析は血液透析と腹膜透析の2種類に分けられます。

    以下の円グラフからもわかるように腹膜透析はあまり普及していません。

    透析治療に占める腹膜透析の割合

    それぞれの特徴については以下の見出しで解説していきます。

    血液透析

    人工透析を行う場合、日本では血液透析という方法が主流となってます。血液透析は以下の流れで進められます。

    1. 動透析機器をつなぐための出入り口として動脈と静脈をつなぐ内シャント造設術という手術を行う。
    2. シャントと透析装置を繋ぎ、ポンプを使って血液を機器に送り込む。浄化装置によって送り込んだ血液の老廃物や余分な水分を取り除く。
    3. 不純物が取り除かれて綺麗になった血液を、再び体内に送り返す。

    血液透析の場合は、1回あたり4~5時間、週に3回程度の透析療法を医療機関で行います。治療に割く時間が多いというデメリットはありますが、医療従事者が治療を行ってくれる・トラブルの際は医療スタッフが対応してくれるなどのメリットもあります

    腹膜透析

    腹膜透析を行う際は、複雑な機器を必要としないため、自宅で治療を行うことも可能です。血管を使う血液透析と異なり、腹膜透析は自分の腹膜を使って血液を綺麗にします。

    1. 腹部にカテーテルを指し、そこから透析液を入れる。
    2. 老廃物などが浸透してきた透析液を排出する。

    血液透析と違って自宅でも治療ができるというメリットがありますが、自己管理が疎かになった場合、腹膜炎などの合併症が起こるリスクもあります

    また、腹膜透析を続けると腹膜が次第に固くなってきます。そのため、腹膜の状態を考慮し、5~7年程度を期限として血液透析などへ移行する必要があります。

    前述したように、日本で行われている人工透析は血液透析が主流となっており、腹膜透析は3%程度しか導入されていません。しかし、患者のQOL(生活の質)の向上という観点から考えると、一般的に行われている血液透析よりも腹膜透析の方が高齢者の方のメリットは大きいと言う専門家もいます。

    人工透析が必要な疾患は?

    腎機能が低下し、腎不全が引き起こされると、人工透析が必要となります。腎機能が低下してしまう原因には以下のものが挙げられます。

    疾患名 主症状
    糖尿病性腎症 糖尿病に関連して発症する腎障害。網膜症や神経障害と並び三大合併症として認知されている病気。夜間尿・むくみ・尿毒症などが生じる。
    腎硬化症 高血圧などの影響により、腎臓の細小動脈に障害が生じ、腎機能が低下する病気。動機・肩こり・倦怠感・むくみ・尿毒症などが生じる。
    慢性糸球体腎炎(慢性腎炎) 糸球体の炎症により、タンパク尿や血尿が長期間(1年以上)持続する病気。血尿・蛋白尿・むくみ・頭痛・倦怠感などが生じる。
    多発性のう胞腎) 遺伝性腎疾患。両側の腎臓にのう胞が多発し腎機能が低下していく病気。腎のう胞が増加してくると腹部膨満、倦怠感、高血圧などが生じる。脳動脈瘤の合併も多く見られる。

    人工透析が必要な方が老人ホームを選ぶ際のポイント

    前述したように、人工透析が必要な高齢者の方でも介護施設を利用することが可能です。

    ただし、人工透析を行っている人の場合、食事制限や合併症のリスクなどがあるため、受け入れ可能な施設が少ないというのが現状です。

    数少ない選択肢の中から利用者に合った施設を選ぶためには、重要なポイントについてしっかりチェックをし、ご本人が納得できる施設を選ぶことが大切です。

    この見出しでは、施設を探す際に注意したい6つのポイントについて紹介していきます。

    人工透析が必要な方のケアに慣れている

    介護施設選びの際に最も重要なポイントは、人工透析が必要な方のケアに慣れているかどうかです。

    どこまでのサポートを行ってくれるのか、適切な食事管理を行ってくれるかなどをしっかり確認しておきましょう。

    特に、栄養バランスの良い食事を出してもらえるかチェックすることは必須です。

    人工透析をしている方にとって、毎日の食事内容は非常に重要です。制限のある食事ばかりではなく、栄養バランスの取れた食事と適度な運動を摂ることが心身の健康へと繋がります。

    施設を選ぶ際は、「水分・塩分・タンパク質・カリウム制限などのケアに熟練しているか」、「ご本人に適切な制限内容か」などについてしっかりと確認をしておきましょう

    入院をはじめとする急変時への対応がしっかり整っている

    人工透析を必要とする方は、1回あたり4~5時間の透析を週に3回程度行うために通院する必要があります。場合によっては、一人の高齢者の方の付き添いに半日以上時間を要することもあります。こういった理由から受け入れ先が少ないのが現状ですが、中には透析患者に対するケアが万全な介護施設も存在します。

    施設選びの際は、普段の生活だけではなく、入院時や緊急時の対応が整っているかについてもしっかりと確認しておきましょう

    また、通院時には、施設または医療機関が行う通院送迎サービスを利用することができます。

    施設で通院送迎の対応をしてくれる場合は有料サービスという形で追加料金がかかります。一方、医療機関の送迎サービスを無料で利用できるところが多いです。

    透析病院や透析クリニックと医療連携している

    通院する透析病院や、透析クリニックとの医療連携が十分とれているというのも施設選びの際の重要なポイントの一つです。医療連携とは、かかりつけ医師と他の医療機関を繋ぎ、情報共有を行うことで、患者さんにとって最適な治療を提供することを言います。

    また、人工透析を必要とする方は全身状態に影響してくる多彩な合併症のリスクがあります。 入居後に医療的依存度が高くなった場合や、介護度が上がった場合でも入居を継続できるかどうか事前に調べておきましょう。

    介護スタッフは24時間常駐で急変時の対応が可能

    老人ホームには様々な種類があります。24時間体制の介護サービスを提供していない施設を選んでしまうと、夜間などの緊急時の対応ができません。

    人工透析を行っている人の場合、体のバランスが崩れることにより様々な症状が引き起こされることもあります。場合によっては合併症を引き起こすこともあります。

    施設に入居する際には、特別養護老人ホームや介護老人保健施設、介護付き有料老人ホームなど介護スタッフが24時間常駐している施設を選びましょう

    看護スタッフが常駐したり訪問している

    老人ホームには介護職員の他、看護師、生活相談員、ケアマネージャーなど様々なスタッフが在籍しています。そのうち、入居者の健康や服薬管理、健康管理などの医療的なケアを行っているのが看護師(看護職員)です。

    人工透析をしている人の場合、治療や合併症に注意が必要なため、看護スタッフが常駐している施設や訪問看護を利用している施設を選ぶようにしましょう

    シャントの状態や血圧低下に気づいてもらうことが必要

    人工透析の治療にはシャント(静脈と動脈をつないだ血液回路)の状態が安定していることが大切です。

    シャント血流音やシャント部の皮膚の状態の確認、また治療時に水を抜くために血圧がさがりやすくなるため、体調の変化に細やかなケアが必要です。

    人工透析が必要な方の介護施設入居条件

    人工透析を必要としている方の場合、日ごろの健康管理が欠かせません。

    また、透析に時間がかかるため、施設の職員が半日以上も付き添いで一人の方にかかりきりになる場合もあります。そのため、人工透析が必要な方の受け入れが可能な老人ホームは数が限られているのが現状です。

    ただし、以下の条件が整っている場合は入居できる可能性は高くなります。

    透析中の付き添いは不要

    前述したように、透析の度にスタッフが付き添いを行うと、半日以上もかかりきりになってしまいます。透析中の付き添いが必要ない方であれば、その分スタッフが一人にかかる時間が減るため、施設への入居できる可能性が高いです。

    また、近くの病院と連携している施設の場合、透析病院への送迎を病院が無料送迎してくれることもあります。施設選びの際はしっかりと確認しておきましょう。

    送迎は医療機関あるいは介護タクシーを利用できる

    先ほどの見出しでも述べたように、病院と提携している施設であれば透析病院が無料で送迎を行ってくれる場合があります。また、施設のサービスとして、要介護状態の方や体が不自由な方が利用できる介護タクシーを利用することができます

    介護タクシーは介護職員初任者研修などの資格を有した職員が運転を行う「通院等の乗降介助」サービスです。

    上記の方法を利用して通院する場合、入居できる可能性が上がります。

    通院する透析病院との連携がとれている

    老人ホームの中には、近くの病院と提携している施設もあります。また、病院の経営母体が老人ホームを併設した透析クリニックを設置している場合もあります。

    病院との提携が取れている場合、様々な職種のスタッフによるサポートが受けられます。

    また、老人ホームと透析クリニックが併設されている場合、通院時に感じる苦痛や負担を取り払うことができるため、利用者のQOLの向上へと繋がります。

    腎不全食への対応が可能

    腎不全になると尿の量が減るため、1日に摂取できる水分を制限する必要があります。また、塩分を摂りすぎると、むくみや高血圧の原因となってしまうので減塩食を心がける必要があります。

    腎臓が正常に機能せず、人工透析を行っている方は、上記の他にタンパク質やカリウム、リンの摂取量にも注意しなければなりません。

    水分・塩分の制限に関しては比較的多くの施設で対応が可能ですが、タンパク質やカリウムの制限が必要な腎不全食への対応が可能な施設は限られます。

    人工透析に対応可能な施設の費用相場

    全国のココファンの介護施設と、入居金・月額費用を比較してみましょう。

    <入居金>

    施設の種類 平均値 中央値
    人口透析対応 267,567円 194,250円
    全ての施設 297,256円 194,500円

    <月額費用>

    地域 平均値 中央値
    人工透析対応 162,088円 156,578円
    全ての施設 169,518円 158,250円

    ココファンでは多くの施設で病気に対応できる体制を整えていますので、人工透析対応可能であっても、費用が高くなることはありません

    人工透析が必要な方の施設入居時のリスク

    ここまで人工透析の基本的な情報や施設選びのポイントについて解説してきました。この見出しでは、人工透析が必要な方が施設へ入居する際の注意点について見ていきましょう。

    合併症に注意しよう

    人工透析には腎臓の代わりに不要物や過剰な水分を除去しますが、腎臓の機能よりも負荷が大きく、急激な血液の変化が発生します。

    それにより体のバランスが崩れて様々な症状を起こすことがあり、合併症を起こす恐れもあります。これは、体の細胞が血液濃度の変化についていけない場合に発症しやすいため、特に人工透析を始めて間もない方に多く見られる症状です。

    その他にも原疾患及び動脈硬化に起因する多くの合併症が見られることから、人工透析を行う場合は循環器内科、消化器科、糖尿病内科、泌尿器科など様々な科と連携しながら病状の管理を行います。そのため、人工透析を必要とする方が老人ホームを選ぶ際には、医療機関との連携がとれている施設を選びましょう。

    医療連携に関する説明を聞き、施設で対応できる医療ケアの詳しい内容や協力医療機関の診療科目、そして協力内容などをしっかりと確認しておくことが大切です。

    認知症などと同時に発症する場合も多い

    認知症などを同時に発症する、もしくは透析導入後に認知症の症状がひどくなる場合もあります。認知症の症状がみられる場合、透析の必要性が理解できずに混乱したり、介護側に当たってしまったりすることもあります。

    4~5時間の透析中でも安静を保てない場合には治療継続が難しくなることもあります。

    介護にあたる方は、優しく何度も説明する、高齢者の方の話を聞いて落ち着かせるなどの対応策をとって対応することが大切です。

    入居後に具合が悪くなるケースにも注意

    入居後に体の状態が悪くなり、医療的依存度が上がる、もしくは介護度が上がるケースもあります。状態が悪化してから受け入れ可能な別の介護施設を探すのはとても大変です。

    そのような事態をさけるため、いざというときに必要な介護サービスや医療支援を受けながら入居を継続できる契約かどうか、施設選びの際に事前にしっかりと確認しておくことも大切です。

    この記事は医師に監修されています

    中部脳リハビリテーション病院 脳神経外科部長
    中部療護センター長
    岐阜大学連携大学院脳病態解析学分野 教授(客員)

    矢野 大仁(やの ひろひと) 先生

    1990年岐阜大学医学部卒業、医学博士。大雄会病院などの勤務を経て、学位取得後、2000年から岐阜大学医学部附属病院脳神経外科助手。2010年 准教授、2013年 臨床教授・准教授、2020年4月 中部療護センター入職、2024年4月から現職。日本脳神経外科学会専門医・指導医、日本脳卒中学会専門医。脳卒中の他、脳腫瘍、機能的脳神経外科など幅広い診療を行っている。患者さんが理解し納得できるようにわかりやすい説明を心がけている。

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