春日部市老人ホーム・介護施設・高齢者住宅在宅酸素療法に対応できる施設から探す

1件の老人ホーム・介護施設・高齢者住宅が見つかりました

地域

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併設
サービス

特徴

病気対応

月額費用

在宅酸素療法を受け入れ可能な老人ホーム・介護施設・高齢者住宅春日部市から探す

1件中 1〜1件目

ココファン春日部かすかべ

サービス付き高齢者向け住宅

アクセス

東武伊勢崎線春日部駅から徒歩15分

2012年12月オープン!東武伊勢崎線「春日部駅」から徒歩15分、日光街道や春日部環状線に近く、車でのお越しも便利です。倉松公園や古利根川のそばにあり、日々のお散歩も楽しんでいただけます。 【お問い合わせ受付中!ご入居ご検討の方はぜひお気軽にご連絡下さい】 ◆お部屋◆ お1人部屋・お2人部屋をご用意しています。安全に留意したバリアフリー設計の個室です ※お2人ご一緒に「1人部屋×2室」にご入居される場合、「生活支援サービス費」がお得になります! <詳しくはこちらをご覧ください> ◆24時間365日介護スタッフ常駐◆ 日々の生活をサポートします ◆お食事◆ 栄養面に配慮した朝食・昼食・夕食をご提供しています。ご希望に応じて注文いただけます(召し上がった分だけお支払いいただきます)、ご自分でご用意いただくことや、外食も可能です ※館内にご自由に利用いただける食堂があります ◆併設サービス◆ ・訪問介護 介護職員がお部屋に訪問し、身体のケアや生活支援を行います ※要支援・要介護度合いに応じて、必要なサービスを受けることが可能です、また外部の事業所のご利用が可能です ◆医療・看護連携◆  外部医療機関や訪問看護と連携しており、介護度が高い方やご病気がある方にも安心していただけます

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介護型居室の空室状況

1人用

残り2

2人用

満室

月額費用 118,171円〜172,257円
入居時費用
  • 敷金:賃料2ヶ月分
  • 住所 埼玉県春日部市八丁目207-1
    併設する
    介護サービス
    訪問介護
    特徴 介護・認知症タイプ、自立・支援タイプ、2人で住める

    春日部市のおすすめの老人ホーム・介護施設・高齢者住宅

    春日部市の老人ホームの種類ごとの施設数と空室数

    施設の種類
    施設数
    空室
    サービス付き
    高齢者向け住宅

    1

    2

    グループホーム
    -
    -
    介護付き
    有料老人ホーム
    -
    -
    住宅型
    有料老人ホーム
    -
    -

    よくある質問

    A

    春日部市で最も月額費用が安い介護施設は「ココファン春日部」です。

    月額費用は118,171円です。

    有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームなどの民間施設は、施設ごとに費用プランが様々です。予算や利用したいサービスなどに合わせて、最適な施設を選択することが重要です。

    月額費用が安い春日部市の介護施設を探す

    A

    春日部市で認知症対応ができる施設は1件です。

    民間施設の中でも、グループホームは認知症患者の方を主な対象としています。

    介護・医療のサービスが充実している介護付き有料老人ホームでも、認知症対応ができる施設が多いです。

    また近年では、軽度の認知症であればサ高住や住宅型有料老人ホームにも受け入れ可能な施設が多く、学研ココファンでもこうした施設を多数取り扱っています。

    A

    春日部市で自立・要支援向けの施設は1件です。

    民間施設の中でも、要支援・自立の方に特におすすめなのはサービス付き高齢者向け住宅、住宅型有料老人ホームの2種類です。

    いずれも幅広い介護度の方に対応可能な施設です。

    春日部市の自立から介護までの複合型施設を探す

    A

    春日部市でデイサービス併設の施設は0件です。

    最新の住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅では、訪問介護やデイサービスなどを併設している場合が多いです。

    これらのサービスを利用すれば、常に介護スタッフがそばで見守ってくれるため、より安心な暮らしを送ることができます。

    またこのような施設では、施設に併設された事業所だけでなく、外部の居宅サービスを利用することも可能ですので、利用するサービスの自由度が高い点も魅力です。

    春日部市の特集から探す

    認知症対応が可能な施設特集

    認知症対応が可能な施設一覧はこちら。認知症の方の介護は、ご自宅ではなかなか難しいもの。快適に暮らせる住環境を備えた、認知症の方向けの老人ホームをご紹介します。

    胃ろう対応ができる施設特集

    胃ろうの対応が可能な施設一覧はこちら。認知症同様、胃ろうのケアも自宅では難しい場合が多いでしょう。胃ろう対応可能な介護・看護体制を整えた施設を集めました。

    自立・要支援の方におすすめな施設特集

    自立・要支援の方向けの施設一覧はこちら。元気な方が活気のあるシニアライフを送れるような、レクリエーションなどが充実した施設をご紹介します。

    夫婦で入居可能な施設特集

    夫婦で入居が可能な施設の一覧はこちら。二人用の居室は需要が高く、すぐに満室になってしまうため、夫婦での入居を希望する場合は早めの情報収集が必要です。

    訪問介護併設の施設特集

    訪問介護を併設している施設の一覧はこちら。サ高住などの施設内で訪問介護を併用することで、より充実した身体介護サービスを受けられます。

    春日部市の周辺地域一覧

    春日部市の老人ホームの特徴

    春日部市の魅力

    今回は、埼玉県春日部市の老人ホームの特徴と動向について紹介していきます。

    暮らしやすい環境が整備されているエリアなので、老後生活の拠点として考えている方は参考にしてください。

    春日部市の地理的特徴と介護施設の特徴

    春日部市は埼玉県の中核都市で、漫画「クレヨンしんちゃん」の舞台になっていることでも有名です。

    人口は令和3年11月1日現在で233,150人となっており、東京に出勤する方のベッドタウンとしての性格を持つ市でもあります。

    介護施設数は比較的充実しており、駅に近いアクセス良好物件をはじめとして今後の増加も見込まれています。

    埼玉県内のみならず都心方面への電車も多く、家族が遠方に住んでいる方にとっては交通の便が恵まれている点も大きな魅力と言えるでしょう。

    なお、高齢者の充実した生活を支援するためのオリジナルの取り組みとして「元気アップ教室」や介護用品の支給サービスなどが実施されています。

    市の広報やホームページで確認できるので、身内に高齢の方がいる場合はチェックしてみると良いでしょう。

    春日部市の介護施設価格概観

    春日部市にあるココファンの介護施設の入居金・月額費用の平均値と中央値は下記の表の通りです。

    <入居金>

    地域 平均値 中央値
    春日部市 148,000円 148,000円
    全国平均 297,256円 194,500円

    <月額費用>

    地域 平均値 中央値
    春日部市 145,214円 145,214円
    全国平均 169,518円 158,250円

    全国のココファンの施設と比較しても、春日部市の施設は入居金・月額費用共に安い水準であることが分かります。

    毎月発生する固定コストを安く抑えられる上に、安心した生活のための各種サービスを利用することができます。

    老後も低コストで住み続けることができるため、春日部市に住む予定がある方にとっては非常にありがたいポイントと言えるでしょう。

    とはいえ、人件費の高騰などに伴って施設の利用費用も上昇することが考えられるので、将来的には上記の表よりも高い費用が発生する可能性があることも、想定すべきです。

    春日部市の高齢者人口

    春日部市の高齢者人口推移

    春日部市の発表によると、高齢者人口は上記のようになっています。

    出典:春日部市統計書 令和3年版

    2020年の時点で、高齢者人口は71,973人となっており、人口の4分の1以上を高齢者人口が占めている状況です。

    全国的な高齢化が春日部市にも波及しており、高齢者人口は徐々に増加しています。

    また、今後も高齢者人口は増加し続けることが予想されているため、それに伴い介護サービスの需要も地域において高くなっていくでしょう。

    春日部市の介護施設の状況

    続いて、令和2年9月時点での春日部市の介護施設の状況を見ていきましょう。

    <春日部市の種類別施設数>

    種類 施設数 75歳以上千人あたりの施設数(春日部市) 75歳以上千人あたりの施設数(全国)
    訪問型介護施設数 71 2.72 3.25
    通所型介護施設数 75 2.87 3.43
    入所型介護施設数 43 1.65 2.17
    特定施設数 16 0.61 0.32
    居宅介護支援事業所数 68 2.60 2.41
    福祉用具事業所数 22 0.84 0.80
    介護施設数(合計) 295 11.29 12.40

    出典:日本医師会 春日部市

    ※2020年9月時点でのデータです。

    春日部市の、75歳以上千人あたりの施設数は、全国平均よりも少なくなっています。

    施設数が少ないというよりは、75歳以上の人口の割合が高い、という点が主な要因として挙げられるでしょう。

    特定施設数や居宅介護支援事業所数、福祉用具事業所数は全国よりも多めですが、一方で各種介護施設は若干不足している状況です。

    春日部市の要介護認定者数

    春日部市の要介護認定者数

    春日部市の発表によると、要介護認定者数の推移は上記のイラストのようになっています。

    出典:春日部市統計書 令和3年版

    令和2年12月31日の段階で、春日部市の要介護認定者数は11,044人であり、年々増加していることが見て取れます。

    また、高齢者人口の増加に伴い、要介護認定者数も年々増加していくことが予想されています。

    そのため、春日部市の自治体ではこのような要介護者の増加に対応すべく、様々な施策を実行している途中です。

    例として、認知症対応デイサービスなどをはじめとした「地域密着型サービス」を利用する方が年々増えている点も特徴で、市としても高齢者人口の増加に対応するべく特養などの介護施設の増設を急いでいます。

    春日部市の高齢者相談窓口は?

    春日部市における高齢者の相談窓口は、各地に配置された地域包括支援センターが中心となります。

    高齢者虐待に関する相談などを中心に行っていますが、他にも幅広い相談に応じてるため誰でも安心して利用できるでしょう。

    電話相談や匿名通報も可能なので、当事者以外でも近隣で気になることがあれば相談してみてください。

    また、春日部市は65歳以上の高齢者だけの世帯やなどを対象に「緊急通報システム」を整備しており、高齢者の安心した生活に貢献しています。

    急病などの緊急事態の際、ボタンを押すだけで市につながる仕組みとなっており、状況に応じて救急班が緊急車両を手配してくれます。

    さらに、高齢者の方が住む家での火災を未然に防ぐために、心身機能が低下していると判断された高齢者の方に対して火災警報器や電磁調理器などを無料で給付しているため、自身が該当するか気になる場合は相談してみると良いでしょう。

    自宅の老朽化やバリアフリー化について悩んでいる方であれば、「居宅改善整備費補助」として改修工事の一部に補助金が出る仕組みもあるため、併せて相談することをおすすめします。

    春日部市独自の介護サービスについて

    春日部市独自の介護サービスとしては、介護予防のための健康体操の普及や高齢者の方の活動支援などを重点的に行っている点が特徴です。

    例えば、公民館などの施設で体力測定会や健康づくり研修会、指導員による筋力トレーニングなどを実施して健康に対する意識を高めています。

    また、社会参加を促して認知症を予防するべく、高齢者の生きがいづくりやコミュニティ作りも推進しています。

    具体的には、高齢者の方向けのレクリエーション会やボランティア活動などを支援して、外出を促進しています。

    さらに、様々な重度疾患に繋がるリスクを高める高血圧は予防するための「元気アップ教室」を定期的に開催して、生活習慣病予防にも力を入れています。

    春日部市では、健康相談やがん検診などを通して病気の早期発見・早期治療を目指しているので、市民の方も意識的に行動すれば健康寿命を伸ばせるでしょう。

    春日部市の地域包括ケアシステム

    地域包括ケアとは

    日本では高齢者の生活を支援するための地域包括ケアシステムの構築が進められており、団塊世代が75歳以上となる2025年を目途に完成を目指しています。

    高齢者が最期まで住み慣れた地域で自分らしく生活するために、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築が全国各地で進められています。

    春日部市では、NPOやボランティアの協力を得ながら地域主体の見守り体制を強化したり、高齢者の方の暮らしを多角的にサポートする地域包括ケアシステムを推進中です。

    在宅介護を受けている方のために、医師会などと連携して訪問診療などを依頼できる体制を整えたり、自立した生活を送るための介護予防活動に力を入れています。

    また、住宅のバリアフリー化をはじめとして、シニア向けの住宅の確保や改修などを行い、高齢者住まいを確保するなど、高齢になっても安心して生活できる住環境の整備も進んでいます。

    「高齢になると賃貸住宅には住めなくなる」という悩みを持つ方は多くいますが、春日部市ではそのような不安を払拭するための取り組みを進めていることが分かるでしょう。

    さらに、春日部市では認知症高齢者が増えている状況を受け、認知症高齢者や家族が安心して暮らせるように配慮しています。

    認知症地域支援推進員を増員したり認知症ケアパスの配布などの支援を行っているので、行政の支援サービスは上手に活用しましょう。

    在宅酸素療法とは

    この記事は医師に監修されています

    中部脳リハビリテーション病院 脳神経外科部長

    矢野 大仁 先生

    在宅酸素療法を受ける人

    在宅酸素療法とは、何らかの疾患や症状により、血中の酸素が不足している方に、空気より濃い濃度の酸素を投与する治療法です。

    入院中だけでなく自宅で酸素療法が行えるように、自宅に酸素濃縮装置を設置したり、持ち運び出来る小型の液化酸素装置を使用したりします。

    在宅酸素療法は、英語で「Home Oxygen Therapy(家・酸素・治療)」というため、頭文字を取りHOT(ホット)と呼ばれることがあります。

    在宅酸素療法が必要な人・疾患

    在宅酸素療法が必要な疾患名 主な症状
    慢性閉塞性肺疾患(COPD) 慢性気管支炎と肺気腫をまとめた疾患。喫煙などの有害物質や大気汚染が原因。気管支、細気管支、肺胞などに慢性の炎症が生じ、肺機能が破壊されて上手く息が吐けなくなる病気。咳、痰や体動時の息切れがみられる。
    肺結核後遺症 結核は結核菌による感染症であるがその後遺症のこと
    結核が治癒しても、重い後遺症で肺機能が低下し、慢性呼吸不全になる場合がある
    肺癌 肺の悪性腫瘍。肺切除術あるいは腫瘍の進行により息切れが起こる
    間質性肺炎 肺の間質に炎症や損傷がおこり、壁が厚く硬くなって、酸素と二酸化炭素のガス交換がうまくできなくなる。乾いた咳や体動時に息切れが見られる
    慢性心不全 血液を送り出すポンプの役割を持つ心臓が、各臓器に十分な血液や栄養を送ることができなくなる状態が、長期間にわたって起こる
    肺高血圧症 心臓から肺に血液を送るための血管である肺動脈の血圧(肺動脈圧)が高くなることで、心臓と肺の機能障害をもたらす。倦怠感や体動時に息切れが見られる。進行性で予後不良。

    上記のような疾患や症状によって、身体にとって十分な酸素が補充出来ない場合に在宅酸素療法を取り入れます。

    酸素濃縮装置を使用し、身体に十分な酸素を取り込むことで、呼吸困難の症状が軽減されたり、QOLが向上することが期待されます。

    在宅酸素療法を行っている人の数は年々増加傾向にあり、2020年現在は約16万人以上の患者がいます。

    在宅酸素療法の保険

    長く続ける必要もある在宅酸素療法では、専用機材を使用し、ボンベの交換などもあるため、費用を気にする方もいると思います。

    費用については、社会保険や介護保険を利用することで、負担を減らすことが出来ます。

    社会保険

    在宅酸素療法は、条件を満たした場合に健康保険の対象となり、個人負担は1~3割で利用することが出来ます。

    適用条件は下記の通りです。

    • 高度慢性呼吸不全

    医師が在宅酸素療法が必要であると認めた、在宅酸素療法導入時に動脈血酸素分圧55mmHg以下あるいは動脈血酸素分圧60mgHg以下の方で睡眠時もしくは運動負荷時に著しい低酸素血症を来たす方。

    • 慢性心不全

    NYHA III度以上であると認められた方のうち、睡眠時にチェーンストーク呼吸があり、無呼吸低呼吸指数が20以上であることが睡眠ポリグラフィー上で確認されている方。

    • 肺高血圧症
    • チアノーゼ型先天性心疾患
    • 高度の群発頭痛 群発期間中の患者で1日1回以上の群発発作を認める方

    以上が健康保険が適用される条件です。

    毎月の費用目安は、機材のリース・ボンベ交換などで、下記の金額が目安になります。

    • 1割負担 7,680円
    • 2割負担 15,360円
    • 3割負担 23,040円

    上記金額は症状などによっても異なりますが、高額療養費制度を利用すれば、減免措置を受けることが出来ます。

    介護保険

    在宅酸素療法を行う方で、何等かの支援が必要になった場合は、介護保険を利用し、介護サービスを受けることが出来ます。

    介護保険は、要支援1~2・要介護1~5まで区分が分けられ、それぞれ介護が必要な状態等を判断し、認定されます。

    介護保険の等級によって受けられるサービスが異なります。

    また、なかでもCOPDの方は老化が原因とされる病気の1つに認められているため、医療保険加入者で介護保険法が定める要介護状態もしくは、要支援状態になった方であれば、40歳から第2号被保険者として介護サービスを受けることが出来ます。

    在宅酸素療法を行う患者数

    在宅酸素療法を行う方は、約16万人以上と言われています。

    そのうち、約7割の方が呼吸器系の疾患を持っている方です。

    2004年の診療報酬改定から、慢性心不全の患者さんも在宅酸素療法が保険適用となり、さらに2018年からは群発頭痛の方へも保険適用で在宅酸素療法が行えることになりました。

    現時点では、呼吸器以外の疾患でも在宅酸素療法の有効性が認められており、在宅酸素療法を行う方は増加傾向にあります。

    患者の年齢分布では65歳以上の割合が多く、在宅酸素療法を受け入れられる施設の増加も期待されています。

    在宅酸素療法が可能な介護施設を探すポイント

    在宅酸素療法を行っている方でも、老人ホームなどで介護施設に入居することが出来ます。

    老人ホームは基本的に、バリアフリー設計がされていることがほとんどで、移動用のポータブルボンベを使用していても、快適に移動することが出来ます。

    動悸や発熱、むくみや息苦しさといった体調の変化にも気を配ってもらえるため、安心して生活をすることが出来ます。

    ただし、入居にあたってはいくつかのポイントをしっかり確認する必要があります。

    酸素ボンベが十分に備えられているか

    在宅酸素療法の方を受け入れている老人ホームなどの介護施設では、施設が直接酸素取扱い業者と提携しており、ボンベ交換や補充など、酸素の管理を施設が行っています。

    補充用や、緊急時に必要なボンベ類は、施設で管理されているため、万が一装置が壊れた場合などに予備の装置やボンベがしっかり備えられていると安心出来ます。

    在宅酸素療法は医療行為のため介護職員は管理できない

    在宅酸素療法の治療に関わる部分は医療行為になります。

    そのため、介護スタッフが行うことは出来ないため、ご本人か看護師が日常の管理をすることになります。

    居室用の酸素濃縮装置から、移動用のポータブルボンベへの切り替えは、介護スタッフがサポートしてくれますが、医療に関わる管理を行うことは出来ません。

    介護施設に入居を検討する場合は、

    • 看護師などの看護スタッフが24時間常駐している
    • 医療機関との連携がしっかりされている
    • 医師が24時間対応できる体制が整っている

    こうした施設を選ぶようにしましょう。

    医療機関との連携をチェック

    在宅酸素療法を行っている方は、月に1度程度の定期的な検診が必要です。

    また、息苦しさなどの体調不良や、異変があった場合に、すぐに医師の診察を受けられる環境であることが大切です。

    酸素流量や吸引時間などは医師から指示があるため、看護スタッフが行います。

    体調の変化に伴った対応がすぐに出来る環境であることが重要になるため、近隣の病院と連携し、医師と24時間連絡が取れる体制が取れている施設など、医療ケアに力を入れている施設だと安心出来ます。

    在宅酸素療法が必要な方の入居条件は?

    在宅酸素療法の方を受け入れている老人ホームは増えてきていますが、入居にあたってはいくつかの条件を設けている施設が多いです。

    その一例は、

    • 自分で在宅酸素の管理が出来ること
    • 管理が難しい人工呼吸器などを使用していないこと

    このような例では、入居を制限される場合があります。

    また、酸素ボンベは取扱いに注意が必要です。

    火気厳禁となるため、持ち込める酸素ボンベの量に制限があったり、施設から保管位置を指定されたりすることもあります。

    在宅酸素療法が可能な施設の費用相場

    在宅酸素療法が可能な、ココファンの介護施設の入居金・月額費用それぞれの平均値・中央値は以下のようになる

    <入居金>

    施設の種類 平均値 中央値
    在宅酸素療法に対応可 267,567円 194,250円
    全ての施設 297,256円 194,500円

    <月額費用>

    地域 平均値 中央値
    在宅酸素療法に対応可 162,088円 156,578円
    全ての施設 169,518円 158,250円

    学研ココファンでは、多くの施設で万全な医療体制を整えていますので、在宅酸素療法に対応可能であっても利用費用が高くなることはありません

    【注意点】認知症の方は入居を断られる場合も

    在宅酸素療法を行っている方を受け入れている施設でも、

    • 認知症を発症している場合
    • 他の持病がある場合

    このような場合に、入居を断られる場合があります。

    また、入居後でも身体状況が大きく変わった場合、退去せざるを得なくなることもあります。

    施設で対応できる医療ケアは、想定される内容以外もしっかり確認しておくと安心出来ます。

    緊急時や、夜間の対応についても確認が必要です。

    そして、医療機関との連携体制を確認すると共に、提携している医療機関の診療科目なども調べておくといいです。

    この記事は医師に監修されています

    中部脳リハビリテーション病院 脳神経外科部長
    中部療護センター長
    岐阜大学連携大学院脳病態解析学分野 教授(客員)

    矢野 大仁(やの ひろひと) 先生

    1990年岐阜大学医学部卒業、医学博士。大雄会病院などの勤務を経て、学位取得後、2000年から岐阜大学医学部附属病院脳神経外科助手。2010年 准教授、2013年 臨床教授・准教授、2020年4月 中部療護センター入職、2024年4月から現職。日本脳神経外科学会専門医・指導医、日本脳卒中学会専門医。脳卒中の他、脳腫瘍、機能的脳神経外科など幅広い診療を行っている。患者さんが理解し納得できるようにわかりやすい説明を心がけている。

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