鎌倉市住宅型有料老人ホームインスリン注射に対応できる施設から探す

1件の住宅型有料老人ホームが見つかりました

地域

施設種別

併設
サービス

特徴

病気対応

月額費用

インスリン注射を受け入れ可能な住宅型有料老人ホーム鎌倉市から探す

1件中 1〜1件目

アクセス

湘南モノレール「西鎌倉」駅から徒歩5分

2009年2月オープン!湘南モノレール「西鎌倉」駅から徒歩5分、湘南モノレールで大船駅や鎌倉駅からも便利!腰越大船線からも近く、お車でのアクセス至便です。 1階建て平屋の和風建築の外観、中に入れば木の優しさを感じる温もりあるモダンなデザイン。緑豊かな中庭もあり、ゆとりある暮らしを実現できる魅力的な住まいです。 【お問い合わせ・資料請求・内覧のご予約受付中!お気軽にご連絡下さい】 ◆お部屋◆ 自由に過ごせる1人部屋をご用意しています。安全に留意したバリアフリー設計の個室です 【Aタイプ・Bタイプ】 洗面台・トイレを備えた基本タイプの1人部屋 【Cタイプ】 洗面台・トイレに加え、IH対応のミニキッチン付きの1人部屋 【Dタイプ】 Aタイプ設備でより広い1人部屋 ◆お食事◆ 栄養面に配慮した朝食・昼食・夕食をご提供しています。 ◆併設◆ 訪問介護  ◆医療・看護連携◆  外部医療機関や訪問看護と連携しており、介護度が高い方やご病気がある方にも安心していただけます。 ご入居者様はお元気な方から介護が必要な方まで幅広く、お一人おひとりにあわせたサービスをご提供しています。

>> もっとみる

介護型居室の空室状況

1人用

満室

月額費用 164,778円〜212,778円
入居時費用
  • 入居時前払い金:1,800,000円
  • 住所 神奈川県鎌倉市津707-1
    併設する
    介護サービス
    訪問介護、CCRC
    特徴 介護・認知症タイプ、徒歩圏内

    鎌倉市の老人ホームの種類ごとの施設数と空室数

    施設の種類
    施設数
    空室
    サービス付き
    高齢者向け住宅
    -
    -
    グループホーム
    -
    -
    介護付き
    有料老人ホーム
    -
    -
    住宅型
    有料老人ホーム

    1

    0

    よくある質問

    A

    鎌倉市で最も月額費用が安い介護施設は「ココファンメゾン鎌倉山」です。

    月額費用は164,778円です。

    有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームなどの民間施設は、施設ごとに費用プランが様々です。予算や利用したいサービスなどに合わせて、最適な施設を選択することが重要です。

    月額費用が安い鎌倉市の介護施設を探す

    A

    鎌倉市で認知症対応ができる施設は1件です。

    民間施設の中でも、グループホームは認知症患者の方を主な対象としています。

    介護・医療のサービスが充実している介護付き有料老人ホームでも、認知症対応ができる施設が多いです。

    また近年では、軽度の認知症であればサ高住や住宅型有料老人ホームにも受け入れ可能な施設が多く、学研ココファンでもこうした施設を多数取り扱っています。

    A

    鎌倉市で自立・要支援向けの施設は0件です。

    民間施設の中でも、要支援・自立の方に特におすすめなのはサービス付き高齢者向け住宅、住宅型有料老人ホームの2種類です。

    いずれも幅広い介護度の方に対応可能な施設です。

    鎌倉市の自立から介護までの複合型施設を探す

    A

    鎌倉市でデイサービス併設の施設は0件です。

    最新の住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅では、訪問介護やデイサービスなどを併設している場合が多いです。

    これらのサービスを利用すれば、常に介護スタッフがそばで見守ってくれるため、より安心な暮らしを送ることができます。

    またこのような施設では、施設に併設された事業所だけでなく、外部の居宅サービスを利用することも可能ですので、利用するサービスの自由度が高い点も魅力です。

    鎌倉市の特集から探す

    認知症対応が可能な施設特集

    認知症対応が可能な施設一覧はこちら。認知症の方の介護は、ご自宅ではなかなか難しいもの。快適に暮らせる住環境を備えた、認知症の方向けの老人ホームをご紹介します。

    胃ろう対応ができる施設特集

    胃ろうの対応が可能な施設一覧はこちら。認知症同様、胃ろうのケアも自宅では難しい場合が多いでしょう。胃ろう対応可能な介護・看護体制を整えた施設を集めました。

    訪問介護併設の施設特集

    訪問介護を併設している施設の一覧はこちら。サ高住などの施設内で訪問介護を併用することで、より充実した身体介護サービスを受けられます。

    鎌倉市の周辺地域一覧

    鎌倉市の老人ホームの特徴

    鎌倉市の魅力

    鎌倉市の老人ホームには、どのような特徴があるのでしょうか。鎌倉市での老人ホームの状況と共にご紹介します。

    鎌倉市の地理的特徴と介護施設の特徴

    鎌倉市の地理的特徴と介護施設の特徴についてご紹介します。

    鎌倉市の地理的特徴

    神奈川県鎌倉市は、観光地として非常に有名です。

    また、東海道線等が通っており交通の便がよいことから、横浜市や川崎市のベッドタウンとしても機能しています。

    人口は、2021年11月1日時点で17万2,777人、世帯は7万6,404世帯です。

    出典:鎌倉市

    鎌倉市は全国平均をはるかに上回る高齢化が進んでおり、鎌倉市全体で施設や制度の整備を進めています。

    そのため、高齢者の方にとっては今後住みやすい市になると考えられます。

    鎌倉市の介護施設の特徴

    鎌倉市では、有料老人ホームなどの入居金や月額利用料は、全体的に高額な傾向にあります。

    先ほども述べたように、鎌倉市は高齢化が進んでいることから、鎌倉市役所では健康福祉部に「高齢いきいき課」を設け、数々の高齢化対策を進めています。

    また、鎌倉市と言えばNPO法人 「かまくら地域介護支援機構」 も有名です。

    「かまくら地域介護支援機構」は、鎌倉市、介護サービス事業者、介護サービス利用者が連携したものです。

    質の高い介護サービスが受けられるよう、介護サービスの情報提供や、利用者からの苦情・意見をサービスに活かす活動をしています。

    また、「かまくら地域介護支援機構」では、介護保険の利用、在宅介護・通所介護、施設への入居など、さまざまなアドバイスを受けることができます。

    鎌倉市の介護施設価格概観

    鎌倉市にあるココファンの介護施設の入居金や月額費用について、それぞれの平均値と中央値は以下のようになっています。

    <入居金>

    地域 平均値 中央値
    鎌倉市 1,800,000円 1,800,000円
    全国 297,256円 194,500円

    <月額費用>

    地域 平均値 中央値
    鎌倉市 188,778円 188,778円
    全国 169,518円 158,250円

    鎌倉市のココファンの施設入居でかかる費用を全国にある介護施設の費用の中央値・平均値と比較すると、入居金・月額費用ともに高めです。

    特に入居金は中央値・平均値ともに全国平均よりも高額です。

    しかし、これはある特定の施設の入居金が高額であることが原因です。鎌倉市の施設の中にも、一般的な入居費用である施設も多く存在します。

    鎌倉市の高齢者人口

    鎌倉市の高齢者人口推移

    鎌倉市の2019年度の65歳以上の人口は5万3,613人75歳以上は3万21人です。

    また、鎌倉市の全人口における高齢者(65歳以上)の割合は、2019年の段階で31.1% と発表されています。

    鎌倉市による他の発表によると、2040年には65歳の高齢者の割合は39%に達すると考えられています。

    鎌倉市の高齢化率は、全国平均よりも高く推移を続けているのです。

    出典:鎌倉市 地域福祉を取り巻く現状と課題

    鎌倉市の介護保険事業者・施設の状況

    鎌倉市の介護施設について、種類と施設数は以下のとおりです。

    <介護施設の種類別施設数>

    施設種類別の施設数 施設数 75歳以上千人あたりの施設数(city) 75歳以上千人あたりの施設数(全国)
    訪問型介護施設数 95 3.48 3.25
    通所型介護施設数 64 2.35 3.43
    入所型介護施設数 35 1.28 2.17
    特定施設数 14 0.51 0.32
    居宅介護支援事業所数 51 1.87 2.41
    福祉用具事業所数 20 0.73 0.80
    介護施設数(合計) 279 10.22 12.40

    参考:日本医師会

    鎌倉市では、75歳以上での1,000人あたりの介護施設数は全国平均よりも少ない状態です。

    訪問型介護施設や特定施設は全国と比較して充実していますが、通所型介護施設や入所型介護施設、居宅介護支援事業所は特に全国と比較して少ないです。

    鎌倉市の要介護認定者数

    鎌倉市の要介護認定者数推移

    鎌倉市の要介護認定者数は年々増加しています。

    鎌倉市の試算では、団塊の世代が後期高齢者である75歳になる2025年には、要支援認定、要介護認定を受ける方の推定人口は1万2,155人です。

    また鎌倉市は、地区によって高齢者人口の割合に差があり、腰越地区が特に高齢者人口が多い、というデータも発表されています。

    また、鎌倉市では、高齢者人口が多いことから、高齢者夫婦の世帯や高齢者が一人暮らしをしている世帯が多いのが特徴です。

    在宅介護をしている世帯が多いので、鎌倉市では以下のようなサービスを充実させようと施策を行っています。

    • 訪問介護などの居宅サービス
    • デイサービスやショートステイなどの通所サービス
    • 特別養護老人ホーム、介護医療院などの新設

    鎌倉市の高齢者相談窓口は?

    鎌倉市には、高齢者が相談できる窓口がさまざまあります。

    地域包括支援センター

    高齢者を総合的に支援する機関であり、以下のような相談ができます。

    • 介護に関すること
    • 介護保険に関すること
    • 健康に関すること
    • もの忘れなど認知症に関すること
    • 成年後見制度、金銭管理など権利に関すること

    神奈川県鎌倉保険福祉事務所 保健予防課

    医師やケースワーカー等の専門家に、認知症について相談できる窓口を設けています。

    ただし、医師への相談は予約制ですのであらかじめ問い合わせしてください。

    認知症カフェ

    認知症カフェには、以下のような目的があります。

    • 認知症の方ご本人やそのご家族、地域の方々の交流
    • 認知症に関する相談
    • 福祉などの専門家が認知症カフェに参加している場合、専門家に気軽な相談ができる

    鎌倉市による住宅相談

    鎌倉市では高齢者・障害者などを対象とした住宅相談も実施しています。

    • 住まい探し相談会
    • 鎌倉市居住支援協議会
    • 住宅が借りにくい方へ住宅を紹介するサービス「あんしん賃貸支援事業」

    鎌倉市独自の介護サービスについて

    鎌倉市では、介護予防のためさまざまな施策を行っています。

    鎌倉市健康づくり計画

    平成28年度からは 「鎌倉市健康づくり計画」 を実施しています。「鎌倉

    市健康づくり計画」の基本理念は

    「健やかで心豊かに暮らせるまち」

    であり、基本目標は

    「一人ひとりの自立(自律)した生活を地域全体の健康づくり」

    です。

    出典:鎌倉市「 鎌倉市健康づくり計画」

    鎌倉食育推進計画

    また、鎌倉市では「鎌倉食育推進計画」も行っています。基本理念は

    食をとおして豊かな環境、健やかな心身を地域で育むまちづくり

    「めざす姿」は

    自分の食を責任もって選ぶことができる(自立)
    食をとおして人とつながることができる(共食・共育)
    豊かな環境づくりに参加することができる(共生・共存)

    です。

    出典:鎌倉市「第3期鎌倉食育推進計画」

    これらの計画のもと、高齢者の方に対しては

    • 「高齢者いきいき課」による配食サービス利用の際の助成
    • 「市民健康課」による、高齢者などへの個別栄養相談

    などを行っています。

    また、その他にも、鎌倉市では

    • 国保特定健康診査・特定保健指導(75歳以上対象)
    • 各種検診・健康診断
    • 健康体操教室

    なども実施しています。

    かまくらシニア健康大学

    さらに、鎌倉市内では「かまくらシニア健康大学」という講座がさまざまな場所で行われていることも特徴です。

    具体的には、

    • 企業や医師などによる講演会
    • 体力・身体機能の測定
    • 体力増進のための運動プログラム
    • スポーツクラブの割引制度

    などが実施されています。

    鎌倉市の地域包括ケアシステム

    地域包括ケアの詳細

    地域包括ケアシステムとは、高齢者を支えるサービスを地域で一体的に提供するシステムです。

    この地域包括ケアシステムは、要介護認定を受けても、住み慣れた地域で自分らしく暮らすことが最期まで出来ることを目的としています。

    そのために、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される必要があります。

    団塊の世代が75歳以上になる2025年をめどに、この地域包括ケアシステムの構築が国をあげて目指されているのです。

    地域包括ケアシステムは、市町村や都道府県の自主性に委ねられており、その地域の特性に合ったものを作ることが必要です。

    鎌倉市での取り組み

    鎌倉市では自宅で暮らす高齢者が多いため、自宅で転倒したことによる骨折などによって要支援・要介護認定に繋がっています。

    そのため、鎌倉市では、自宅の段差をなくすバリアフリー化を推奨しており、介護保険サービスの一つ「住宅改修」では、バリアフリー化工事の費用を一部助成しています。

    また、車いすや介護ベッドなどの福祉用具をレンタルしている利用者も多いのが鎌倉市の特徴です。

    地域ケアシステムでは、その他にも例えば災害時に、要援護者に登録されている高齢者の避難補助を行うサポート体制の強化も推進されています。

    また、地域ケア会議では、住民が主体となり、地域の問題を話し合い、鎌倉市に地域の問題を提起する活動をしていることも重要な点です。

    鎌倉市では、この地域ケア会議で提案された内容を高齢者サポートに活かしています。

    その他にも、鎌倉市では、高齢者と家族が地域で孤立しないように、介護教室介護家族の会を開催しています。

    また、高齢者生活支援サポーターという役目の市民が、高齢者の話し相手になったり、趣味の支援を行ったりもしています。

    地域のボランティア団体が、高齢者の生活を見守るサービスを行っているのも鎌倉市の活動の一つです。

    このように、鎌倉市では、地域全体で高齢者を見守り、支え合うことを目指しています。

    住宅型有料老人ホームとは?

    住宅型有料老人ホームの役割

    要介護度の低い方を対象とした施設

    住宅型有料老人ホームは、自立・要支援や要介護1・2の方など、比較的要介護度の低い方を主な対象者とした施設です。

    食事や掃除、見守りなどの生活支援サービスの提供が主であり、施設内では介護サービスが提供されない場合が多いです。そのため、介護サービスを利用したい場合は外部サービスの利用が必要になります。

    一方で、施設の数や利用できるサービス内容などの選択肢が豊富であるため、それぞれのニーズに合わせて多様なライフスタイルを選択することができます。

    比較的元気な方を対象としていることから、カラオケやシアターなどの娯楽設備を完備している施設も多く、施設での生活を楽しく過ごしたい方に向いています。

    インスリン注射とは

    この記事は医師に監修されています

    中部脳リハビリテーション病院 脳神経外科部長

    矢野 大仁 先生

    インスリン注射器2種類

    健康な人であれば、体内では常に必要な量のブドウ糖が調整され、血糖値が安定しています。

    食事により血中に取り込まれたブドウ糖に対して、膵臓からインスリンが分泌されることで、血糖値が正常な状態に保たれますが、この血糖値のコントロールにインスリンが必要な患者に対して、外部から注射でインスリンを補う治療法がインスリン注射です。

    インスリン療法と呼ばれることもあり、注射でインスリンを補うことで、健康な人のインスリン分泌パターンを再現します。

    インスリンを注射するペースは個々の状態で異なり、1日1~4回注射が必要になります。

    インスリン注射が必要な疾患の種類

    インスリン注射が必要になる疾患で代表的なものは糖尿病です。

    糖尿病には、下記の2種類あります。

    疾患名 主な症状
    1型糖尿病(インスリン依存型) インスリンの分泌が絶対的に不足・欠乏
    2型糖尿病(インスリン非依存型) 遺伝的素因と生活習慣によりインスリンの効きが悪くなる

    1型糖尿病

    1型糖尿病は、子供や若い方に多く見られる糖尿病です。

    インスリンを分泌するβ細胞が破壊され、膵臓でインスリンが生成できない状態になり、高血糖状態が続きます。

    そのため、インスリン注射によってインスリンを補う必要があります。

    2型糖尿病

    2型糖尿病は、インスリンの分泌はありますが、正常な量が分泌されていなかったり、働きが悪かったりして血糖値が下がらない状態になります。

    遺伝的な要因の他、生活習慣によって発症することがあり、主に中高年での発症が中心です。

    注射によってインスリンを補うこともありますが、生活習慣の改善が治療の中心になります。

    糖尿病患者は増加傾向にある

    日本で糖尿病にかかっている患者は1990年代後半には、厚生労働省調査によると690万人でしたが、年々増加傾向にあり、2016年の糖尿病人口は糖尿病予備群と呼ばれる人も含めると2,000万人以上になるともいわれ、日本人の5~6人に1人が糖尿病予備群以上の状態と推察されます。

    年齢別に見ると、60歳以上の患者が多く、70代以上では糖尿病患者は400万人以上となり、高齢になるほど発症確率が上がる疾患でもあります。

    そのため、老人ホームなどの介護施設でも、インスリン注射が必要な方の受け入れが増加傾向にあります。

    インスリン注射が必要な方の介護施設選びのポイント

    インスリン注射が必要な方でも、介護施設に入居することが出来ます。

    入居する場合の施設選びのポイントを紹介します。

    血糖値を適切に保とう

    糖尿病の方にとって、低血糖状態は命にかかわる事態になります。

    患者本人による、運動や生活習慣の改善などで血糖値を適切に保つ努力も重要ですが、施設に入居する場合には、

    • インスリン注射をしっかり継続出来ること
    • 食事療法が行えたり、適切な摂取が出来ること
    • 低血糖による急変時に対応がしっかりしていること

    こうした対応で、血糖値を正常に保つための管理をしている施設や、低血糖による緊急時の対応がしっかり出来る施設を入居条件にしましょう。

    自己注射できる状態か念入りに確認しよう

    インスリン注射は医療行為になるため、接種出来るのは医師か看護師、もしくは本人、病院で指導を受けた家族になります。

    介護施設に入居後も本人が継続して自己注射が出来れば問題はないのですが、身体に麻痺が出たり、認知症になったりして、本人による自己注射が出来なくなった場合の介護施設の対応は十分に確認する必要があります。

    老人ホームなどの入居施設でも、接種出来るのは医療従事者のみなので、介護職員は摂取することが禁止されています。

    そのため、施設に入居する場合は、看護師が常駐しており、インスリン注射の対応が可能なことが絶対条件になります。

    また、糖尿病と認知症には、実は深い関わりがあります。

    高血糖状態が長く続くと、認知機能が低下しやすくなることが分かっています。

    糖尿病の方と、そうではない方を比べると、

    • アルツハイマー型認知症には約1.5倍
    • 脳血管性認知症には約2.5倍

    糖尿病の方のほうが認知症を発症しやすいという報告があります。

    また、軽度の認知障害がある場合は、認知症へと発展する可能性があります。

    高血糖状態だけが認知症に直結しているわけではなく、実は重症な低血糖状態でも、認知症になるリスクが高くなると言われています。

    認知機能の低下によって、糖尿病の治療の必要な内服やインスリン注射、食事の管理などが出来なくなると、糖尿病の悪化にも繋がるため、施設に入居する際は十分な確認が必要になります。

    インスリン注射の頻度も施設選びに重要

    インスリン注射を行う回数は、患者それぞれで異なり、1日複数回必要な方もいます。

    1日の中で接種するタイミングも異なります。

    本人による自己注射が出来ない場合には、看護師に接種してもらう必要があるため、自分が接種するタイミングに看護スタッフが勤務していることが入居条件になります。

    たとえば、1日2~3回接種が必要なら、24時間看護師が常駐している施設や、看護師が常時勤務している施設を選びましょう。

    1日4回接種が必要なら、24時間看護師が常駐している施設を選ぶようにします。

    治療も兼ねてくれる施設を選ぼう

    単に糖尿病患者でも受け入れてくれる、という施設ではなく、食事、運動療法にも力を入れている施設を選ぶことが望ましいです。

    糖尿病の治療には、インスリン注射や服薬を行っていても、運動療法や食事療法も継続して行うことが大切です。

    食事療法のために、糖質の管理やカロリー制限などに対応している施設や、運動も出来る施設を検討しましょう。

    また、糖尿病によって起こる、潰瘍や感染、壊疽など糖尿病足病変を予防するフットケアなどを行っている施設も魅力的です。

    インスリン注射が出来る介護施設の費用のポイント

    インスリン注射に対応可能な、ココファンの介護施設の入居金・月額費用それぞれの平均値・中央値は以下のようになります。

    <入居金>

    地域 平均値 中央値
    city 267,567円 194,250円
    全国 297,256円 194,500円

    <月額費用>

    地域 平均値 中央値
    city 162,088円 156,578円
    全国 169,518円 158,250円

    学研ココファンでは、多くの施設で充実の医療体制を整えています。

    そのため、インスリン注射に対応できる施設で探した場合でも、費用が高くなることはありません

    インスリン注射が必要な方の入居条件

    インスリン注射が必要な方に対して、施設側から入居条件を指定することは特にありません。

    ただ、インスリン注射を行う回数によっては、施設側の対応が課題になることもあり、入居が難しくなることもあります。

    糖尿病の進行によっては、現在と異なる症状がみられることがあり、著しい高血糖になった場合、口の乾きや多飲・多尿・体重減少・昏睡などの症状が出ることがあります。

    また、治療によって低血糖を起こす可能性があることや、糖尿病の三大合併症を引き起こす可能性もあります。

    変化する症状に対して、様々な状態を過程した上での施設選びが重要になっていきます。

    まずは入居を検討した段階で、症状をしっかりと伝えて相談してみることが大切です。

    介護施設に入居する際のリスク

    いくら食事、運動療法に力を入れている老人ホームでも、看護師が24時間常駐している老人ホームでも、老人ホームはあくまでも生活をする場所です。

    病院とは異なるため、専門的な治療を行うことは出来ません。

    そのため介護施設に入居中、もし症状が悪化した場合や、医療ケアが常時必要になった場合、入居する施設では対応しきれずに退去しなくてはならない場合もあります。

    入居を継続出来た場合でも、病院ほど専門的なケアが受けられたり、常に医師や看護師がいる病院とは異なるため、生活の場として安らげる老人ホームか、医療面で安心できる病院か、という判断が必要になる可能性があります。

    QOLの低下により、老人ホームでの暮らしにくさを感じることもあるかもしれません。

    想定出来る様々な状況に応じて、ご本人が納得出来る適切な判断が出来るように、入居する施設の医療スタッフとは、しっかりコミュニケーションをとっておくようにしましょう。

    この記事は医師に監修されています

    中部脳リハビリテーション病院 脳神経外科部長
    中部療護センター長
    岐阜大学連携大学院脳病態解析学分野 教授(客員)

    矢野 大仁(やの ひろひと) 先生

    1990年岐阜大学医学部卒業、医学博士。大雄会病院などの勤務を経て、学位取得後、2000年から岐阜大学医学部附属病院脳神経外科助手。2010年 准教授、2013年 臨床教授・准教授、2020年4月 中部療護センター入職、2024年4月から現職。日本脳神経外科学会専門医・指導医、日本脳卒中学会専門医。脳卒中の他、脳腫瘍、機能的脳神経外科など幅広い診療を行っている。患者さんが理解し納得できるようにわかりやすい説明を心がけている。

    監修医師の所属病院ホームページはこちら 監修医師の研究内容や論文はこちら

    掲載画像はWikipediaから引用している場合があります。

    老人ホーム・介護施設・高齢者住宅を探す

    介護施設の種類
    介護施設の比較
    介護施設の費用

    上に戻る 上に戻る