30代で介護職に転職できる?有利な資格や職場選び・転職を成功させるための秘訣を紹介!
「30代の未経験でも介護業界に転職することはできる?」
「介護職で活躍できる資格は何かある?」
30代での転職には、年齢的に不安を感じる人が多いと思います。
また、介護職という未経験の仕事だと、仕事内容が想像できなかったり、大変なことは何か分からなかったりする人もいるでしょう。
日本は高齢化が年々加速しており、高齢の要介護者が増加傾向にあります。
介護職は需要が高まっている業界でもあり、介護職を志望する30代は少なくありません。
この記事では、異業種から介護職に転職する方や、介護業界内での転職を考えている30代に、経験が少なくても安心して働ける職場選びの方法を詳しく解説していきます。
30代でも介護職への転職は十分に需要がある
所持していると有利になる資格がある
30代での転職を成功させる秘訣を知る
30代での介護業界転職は可能?
介護業界への転職は、性別や年代、経験の有無に関わらず転職がしやすい業界です。
3Kや5Kと呼ばれるカ国な労働環境であることも、業種として人気が出ずに人手不足になることなどが理由の1つとしてあげられます。
常に人手不足なため転職は簡単
転職するにあたって、年齢が足かせとなっている方は多いと思います。
実際に職種によっては、30代のうちから年齢制限を設けられてしまっているところもあります。
しかし、介護業界は人材確保が急務であり、需要の高まりが続いています。
そのため、30代の未経験の方でも介護職への転職が可能です。
介護業界の有効求人倍率は、全職種の平均が0.97倍であるのに対して、介護分野は3.48倍と非常に高くなっています。
この結果は、求人者1人に対して募集している求人が約3件以上あるという結果になります。
介護業界は求職者が選ぶことが出来る業界であることがわかり、転職が容易であることがわかります。
30代でも正社員として働けるのか
介護職員の、正規職員と非正規職員の割合を比較してみると、
正規職員 62.6%
非正規職員 32.3%
というデータがあり、この結果から分かるのは介護業界は他の業界に比べると、常勤職員の採用が多いということが分かります。
パートなどの非正規雇用を除いた、有効求人倍率は2020年3月時点で3.43倍と非常に高い水準にあり、求人数が多い買い手市場であることも分かります。
出典:介護労働安定センター「平成30年度 介護労働実態調査結果について」
厚生労働省「一般職業紹介状況(令和2年3月分及び令和元年度分)について」
30代なら資格取得も遅くない
30代での転職なら、介護職として定年までまだ長く働くことが出来ます。
そのため、働きながら資格取得を目指しても遅くはありません。
介護業界で実務経験を積みながら資格取得を目指す人は非常に多く、勤務先によっては、資格取得を支援する制度を設けているところもあります。
30代では実績を積みながら資格を取得し、40代・50代で管理職を目指すといったキャリアプランも構成しやすいため、30代での資格取得はむしろ有効になります。
介護業界の現状
この見出しでは、介護業界の現状について解説していきます。
まず、介護業界では常勤の採用率が高く、2017年の全産業の採用率が12.1%だったのに対して、介護職の採用率は20.1%と非常に高い水準にありました。
以下の表は、介護業界で働く人の年代を性別ごとに表したものです。
性別 | 20歳未満 | 30歳未満 | 40歳未満 | 50歳未満 | 60歳未満 | 60歳以上 |
---|---|---|---|---|---|---|
男性 | 0.3% | 13.3% | 29.2% | 27.3% | 14.1% | 11.9% |
女性 | 0.3% | 6.0% | 13.7% | 24.1% | 25.9% | 25.5% |
40代以上の割合が全体の6割を占めています。
女性の割合を見てみると、約8割が40代以上の方で、30代の割合は非常に少ないデータになっています。
そのため、介護業界での30代はまだ若手に分類され、体力的にも職場からは歓迎されやすい傾向にあります。
出典:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和2年3月分及び令和元年度分)について」
介護職で働く30代の男性・女性比率
介護職で働く30代に注目して見てみると、
男性:20.4%
女性:7.9%
となっており、30代は男性のほうが多く活躍していることがわかります。
この背景には、同性介護を基本にした施設が増えており、男手が求められていることや、介護の現場では力仕事になることも多く、男性が求められていることが理由としてあげられます。
介護職は3Kや5Kと呼ばれる大変な職業
介護業界は転職がしやすい業界であることが分かったと思いますが、転職のしやすさの背景にあるのは、介護職は3K・5Kと呼ばれる業界であることも要因としてあげられます。
5Kとは、以下の5つの頭文字をとった表現です。
(肉体的に)きつい
(精神的に)きつい
危険
臭い・汚い
給料が安い
次の見出しで詳しく解説していきます。
肉体的にきつい
介護の仕事には、以下にあげる事例のような、体力勝負と呼ばれる仕事が多くあります。
自分よりも体格のいい方の移動を手伝う
車椅子に乗せるといった移乗介護で腰を痛める
人手不足によって、1人の業務負担が多くなる
シフト制の場合、夜勤や準夜勤などが入る場合もあり、生活のリズムが整いにくい
このような仕事が日常的に行われます。
そのため、体力に自信がある人でも初めての介護現場では疲れてしまう可能性もあります。
精神的にきつい
介護業界のきつさは、体力的なもの以外に精神的にきつい部分があります。
まずは職場の人間関係のきつさです。
介護職の退職理由の上位にあげられることもあり、人間関係のきつさを感じる人もいます。
続いて、介護の仕事はサービスを提供する高齢の方やその家族との関係も非常に重要です。
良しとしてやった介護でも、きつい言葉で責められたりすることもあります。
こうした精神的なきつさは、介護業界特有のものもあり、辛く感じる人もいるでしょう。
危険
サービスを提供する高齢者などは抵抗力が弱くなっているため、インフルエンザやノロウィルスといった感染症の集団感染が起きることもあります。
当然のことながら、介護する職員も感染するリスクは高くなるため、衛生上の理由から危険と考えられています。
また、介護を行う上で、ご利用者さまが転倒したりといった怪我を負ってしまう可能性があり、そこに職員も巻き込まれる危険性もあります。
介護の現場では、常に病気や怪我と隣り合わせでいることを理解しておきましょう。
臭い・汚い
介護現場では、仕事の1つに排泄介助があります。
トイレに1人で行けない方の介助を行い、排泄を手伝ったり、着替えを手伝ったりすることも日常的にあり、オムツ交換をすることもあります。
このような仕事の特性上必要であることですが、他人の排泄物に抵抗を感じる人にとっては、精神的に負担に思うこともあるでしょう。
慣れれば大丈夫という人もいますが、「汚い、いやだ」と嫌悪感を感じる職員は、慣れるまで耐えきれず辞めてしまうことがあります。
他にも、食べこぼしの処理なども行うため、潔癖症の傾向がある人にとってはストレスに感じることがあります。
給料が安い
他の職種と比較しても、介護職の給料は低い傾向にあります。
介護職員処遇改善加算などが導入され、少しずつ改善はされてきていますが、職場によって異なるため、月給が低かったり、賞与や昇給がないということもあります。
このように給料が低いというのは、介護士が行っている仕事に見合った給料ではないと思う人もおり、離職理由としても多いです。
介護職の主な業務内容
介護職の主な仕事内容は、
身体介護
生活補助
レクリエーションの考案
この3つを中心に行います。
身体介助は、利用者の移動の支援、入浴介助、排泄介助などが含まれ、利用者1人1人の状況に合わせて介助を行います。
生活補助は、掃除や買い物といった、日常生活をサポートする支援です。
レクリエーションの考案も、介護職の重要な業務のひとつで、季節ごとのイベントの立案や実行に向けた準備の他、誕生日会などのイベントの企画、日々のレクリエーションの企画、進行、なども行います。
30代で介護職へ転職するメリット
この見出しでは、30代で介護職へ転職するメリットを紹介します。
退職後も需要が高く職に困らない
介護業界は慢性的な人材不足もあり、介護職経験がある人は、退職後も再就職しやすい職種です。
特に現場で働いた実績があり、スキルがある人は貴重であり、事業所からのスカウトがあったり、国からの援助が受けられたりする場合があります。
国からの援助の例は、1年以上の経験がある離職者に対しては、再就職準備金として最大40万円を借りることが出来ます。
さらに、再就職後に介護職として2年間働いた場合は、返済が免除されるという制度があります。
仕事の傍らで介護関係の資格が取れる
介護業界には、様々な資格があります。
介護の実務経験があれば受験出来るものが多いため、働きながら資格取得を目指すことが可能です。
介護の現場では、資格保持者がいることで介護報酬面でのメリットが大きくなります。
そのため、職場によっては資格取得支援の制度を導入しているところもあります。
介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修など、介護の資格には通信講座を設けているものも増えているので、働きながら資格取得しやすい環境が整っています。
自分のライフスタイルに合わせて働ける
介護業界には、事業所や施設によって様々な職種が働いていて、勤務形態も色々なものがあります。
たとえば、正社員としての勤務でもデイサービスなどの施設を選べば、休日が休みだったり、夜勤がなかったりします。
登録制の訪問介護だと、時間の融通も利きやすく、自分でスケジュールが組みやすくなるため、掛け持ちの仕事が出来たり、子育てとの両立もしやすいです。
週3のパートタイマーという働き方や、夜勤のみを行う夜間専従といった働き方もあるため、ライフスタイルに合わせて働くことが出来ます。
待遇などの改善が期待できる
介護職員の定着を図るために、国や事業所が職場環境の待遇改善に力を入れています。
具体的には、事業所内に保育施設を解説したり、キャリアアップの仕組みの見直しを図ったりという取り組みが、各事業所ごとにされています。
また、こうした安心して労働が出来る環境を作っている事業所は、国から介護職員処遇改善加算が支給される制度が始まり、従業員の賃上げの動きが進んでいます。
以下の図は、令和2年度の介護従事者の処遇状況等調査にて、職場環境の改善を行った事業所等をまとめたデータです。
<令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果>
施設・事業所数(集計対象数) | 給与表を改定して賃金水準を引き上げた(予定 | 定期昇給を実施(予定) | 各種手当の引き上げまたは新設(予定) | 賞与等の支給額の引き上げまたは新設(予定) | その他 | |
---|---|---|---|---|---|---|
全体 | 6,388 | 18.6% | 51.4% | 54.0% | 25.9% | 3.7% |
地方公共団体 | 91 | 44.7% | 50.7% | 28.8% | 33.4% | 1.6% |
社会福祉協議会 | 91 | 29.3% | 68.6% | 41.5% | 26.0% | 5.7% |
社会福祉法人 | 2,156 | 12.4% | 56.4% | 63.8% | 23.3% | 2.6% |
医療法人 | 1,582 | 9.9% | 63.2% | 57.3% | 17.7% | 2.2% |
営利法人 | 2,006 | 23.3% | 43.4% | 49.7% | 30.5% | 4.4% |
その他 | 418 | 22.3% | 50.0% | 46.5% | 22.1% | 5.9% |
以下は処遇改善加算を取得した事業所の、介護職員の平均給与額をまとめた表です。
令和2年2月 | 平成31年2月 | 差 | |
---|---|---|---|
介護職員 | 182,260円 | 179,100円 | 3,160円 |
看護職員 | 235,460円 | 233,500円 | 1,960円 |
生活相談員・支援相談員 | 213,000円 | 209,420円 | 3,580円 |
理学療法士・作業療法士・言語聴覚又は機能訓練指導員 | 228,040円 | 224,490円 | 3,550円 |
介護支援専門員 | 216,780円 | 213,970円 | 2,810円 |
事務職員 | 204,940円 | 203,210円 | 1,730円 |
調理員 | 182,510円 | 180,010円 | 2,500円 |
管理栄養士・栄養士 | 208,650円 | 205,990円 | 2,660円 |
ケアマネージャーなどのスキルアップが可能
介護職でのスキルアップを目指すなら、ケアマネージャーなど上位資格を目指すのもおすすめです。
ケアマネージャーになるためには、まずは介護福祉士資格を得ることが条件です。
介護福祉士資格を取得するために、3年間の実務経験が必要です。
続いて介護福祉士として5年の経験を積んだ後に、ケアマネージャーを受験出来ます。
未経験から目指す場合は、最低8年の実績が必要になります。
30代で介護職に転職した場合は、最短で30代後半から40代でケアマネージャーになることが出来ます。
居宅介護事業所で主任ケアマネージャーになるためには、ケアマネージャーとして5年の実務経験が必要です。
30代ではまだまだ若手ともいえる介護業界では、ケアマネージャーへのスキルアップもしやすいのがメリットです。
培ったスキルを私生活に活かせる
介護業界で培った介護スキルは、私生活でも活かすことが出来ます。
家族や親族など、身近な人で介護が必要になった場合、介護の現場で身に付けた知識や経験を元に、適切な判断をすることが出来ます。
介護申請の方法や、サービスを受けるまでの流れも把握しているので、素早く行動に移すことも出来ます。
また、介護施設に入所せずに自宅で介護を続ける場合にも、介護のスキルを活かすことが可能です。
30代で介護職に転職するデメリット
この見出しでは、30代で転職するデメリットを紹介していきます。
収入面で苦労する可能性
30代での転職を考えると、結婚していたり、子供がいたり、これから家庭を持ちたと考えていたりする人が多い年代です。
家庭を養っていくために、将来の資金を見据えて貯蓄を増やしたいと考えている人も多いと思います。
介護業界は処遇が改善されつつあるとはいえ、処遇は決して恵まれているとはいえず、全ての事業所が真剣に賃上げに取り組んでいるわけではないのが現状です。
転職によって収入が今までより下がってしまったり、転職後に収入面で苦労する可能性があることも視野に入れ、検討する必要があります。
年下が上司になることも
介護業界では、早ければ高校を卒業した18歳頃から働き始めたり、専門学校や短大などを卒業すると20代前半からキャリアを積んでいる職員もいます。
そのため、若手の同僚から指導を受けたり、指示を仰ぐシーンも想定出来るため、やりにくさを感じることがあるかもしれません。
しかし、仕事上しかないことなので、年下だけど経験を積んでいる先輩だと割り切り、業務にあたることが大切です。
身体的な負担が大きい
介護の現場は、身体が勝負というくらい、体力が必要な仕事が多いです。
自分より身体の大きい方の介助についたり、常時介護が必要な人がいたりするので、身体的な辛さを感じることがあります。
腰痛などの身体的な負担を感じている職員もおり、こうした理由から退職するケースもあります。
今まで身体を使った仕事をしていなかった人は特に、身体的な負担を感じやすい職場です。
精神的にも疲労がかかりやすい
介護職は身体的だけでなく、精神的にも疲労がかかりやすい特徴があります。
仕事量や仕事内容に対して見合った給料ではないと感じる人もおり、働くモチベーションに繋がらなかったり、施設によっては看取りがあったり、いつ急変するか分からない状態で、常に気を張って職務にあたることから、精神的に休まる時間がないことも理由のひとつです。
また、夜勤などの不規則な生活のリズムから、自律神経が乱れてしまうことで、精神的疲労を感じる人もいます。
30代での介護職転職に有利な資格は?
以下の表は、30代で介護職に転職するときに有利な資格を一覧でまとめたものです。
資格名 | 内容 | 取得資格 | 平均取得期間 | 取得方法 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
介護職員初任者研修 | 介護の基礎知識・スキルを保有していることを証明できる入門資格 | 誰でも取得可能 | 最短1ヵ月 | 130時間の講義と演習を受講し修了試験に合格すれば取得できる | ||
実務者研修 | サービス提供責任者として働くことが可能 | 医療的ケア、たん吸引などの実践的スキルの保有者であることを証明できる資格 | 誰でも取得可能 | 6ヵ月 | 450時間以上の学習時間 | 介護職員初任者研修取得者には科目免除がある |
介護福祉士 | 介護職唯一の国家資格 | 国家試験に合格 | ルートにもよるが90日〜3年 | 3つのルートがある | ||
普通自動車第一種免許 | 日本の行動で自動車及び原動機付き自転車を運転するために必要な免許 | 18歳以上 | 技能試験と学科試験に合格することが必要。 |
次の項目からそれぞれの資格を詳しく解説していきます。
介護職員初任者研修
介護職員初任者研修は、在宅・施設問わず、介護職員として働く上で基本的に見に着けておきたい知識や技術を習得する研修です。
求人情報の資格条件に記載されていることもあり、所持している場合には求人の幅が広がったり、優遇されたり、有利になる資格です。
介護職員初任者研修には、受講するための制限がないため、誰でも受講することが出来ます。
資格取得方法
介護職員初任者研修は、130時間の講義と演習で構成されている研修を受講し、修了試験に合格することで取得できます。
職業訓練として講座が開講されていることもあるので、転職前に資格を取得することも出来ます。
通信課程では、自宅学習として受講できるのが最大40.5時間になり、残りの89.5時間がスクーリングで学ぶことになります。
平均取得期間
介護職員初任者研修の最短取得期間は、一般的に約1ヵ月程度になりますが、スクーリングで受講する場合には、期間が長くなることも想定出来ます。
働きながら取得する場合には、平均3~4か月ほどで資格取得を目指す人が多いです。
介護福祉士実務者研修
介護福祉士実務者研修は、より質の高い介護サービスが提供できるように、実践的な知識習得を目指し学ぶ内容になっています。
介護福祉士を目指す人は国家試験の受験要件として介護福祉士実務者研修を修了していることが義務付けられています。
サービス提供責任者になるためにも必要になるため、介護業界でのキャリアアップを目指す方は取得しておきたい研修です。
資格取得方法
介護福祉士実務者研修は、職業訓練として受講することが出来ます。
就職前に取得する方もおり、就職前に受講する場合は、取得まで6か月間かかります。
就職後に取得を目指す方は、介護職員初任者研修と同様で、介護福祉士実務者研修も受講は通信課程が一般的です。
2018年4月の統計では、実務者研修の総定員53万人中、約51万人が通信課程で学んでいました。
通信課程では、自宅学習とスクーリングで構成され、取得が必須な21科目のうち、介護課程Ⅲと医療的ケア・演習の2科目はスクーリングでのみ受講となります。
平均取得期間
介護福祉士実務者研修の取得までの必要な時間は、約450時間以上で、受講期間は原則6ヵ月とされています。
ただし、介護職員初任者研修を修了している場合には、免除される科目があるため、受講期間も変わっていきます。
介護福祉士
介護福祉士は介護職唯一の国家試験で、所定のルートから国家試験の受験資格を得たのち、試験に合格することで取得できます。
老人ホームでの職員やホームヘルパー、身体障がい者施設や社会福祉施設といった、様々な施設で介護業務にあたり当たりますます。
国家試験になるため、取得は簡単ではありませんが、所持している場合は就職に有利になったり、資格手当がつき収入が高くなる場合もあります。
資格取得方法
介護福祉士を取得するためには、主に3つのルートがあり、専門学校や大学などの定められた機関で規定科目を履修するか、3年以上の実務経験と、実務者研修を修了し、受験資格を得る必要があります。
受験資格を得たのちに、介護福祉士国家試験に合格することで取得が出来ます。
平均取得期間
平均取得期間は、上記の通り受験資格を得るためのルートによって異なります。
最短で90日程度から可能になる場合があります。
最長では、介護職員として実績を積み受験資格を得るルートで、およそ3年必要になります。
~~355~~
普通運転免許(普通自動車第一種免許)
介護関連の求人には、必要資格として運転免許を求めているところが多くあります。
介護職では、訪問介護の場合には1日に複数の利用者宅を回ってサービス提供を行うため、車での移動が必須になります。
通所介護の場合には、利用者の送迎を介護職員が行うことも多いです。
入所施設でも、緊急時の受診や行事での外出に職員が運転することもあるため、運転免許があると転職時に有利になります。
資格取得方法
運転免許の取得には、教習所に通う方法と、教習のための専用合宿に行く方法があります。
どちらも講習と実技を決められたカリキュラムで学び、修了することが必須で、スクールを卒業したのち、免許センターで行われる学科試験に合格することで免許取得になります。
平均取得期間
平均取得期間は人によって異なりますが、平均2~3ヵ月でスクールを卒業することが可能です。
最短では13日で卒業が出来ます。
決められた時間に実施されているカリキュラムを選択しなくてはならないため、働きながら教習所に通う場合には、卒業までの過程が長くなる場合もあります。
30代での介護職転職は資格取得がカギ
介護業界は、30代以上の職員の割合が高く、30代で介護業界に転職する場合や、未経験、無資格者でも採用されることが多いです。
このような転職でも不安要素は少ない業界であるといえます。
しかし、介護業界は特殊な仕事内容であるが故に、専門の知識や技術が必要になります。
介護に関連する資格を取得しておいたほうが、非常に有利になります。
30代で介護職への転職を成功させたいのであれば、転職前に介護職員初任者研修を受講するなど、資格取得がおすすめです。
事前に資格を取得しておくことで、転職後はスキルアップに集中することが出来ますし、30代ならまだ若手の部類に入るため、介護職の経験を長く積むことが出来ます。
介護職員初任者研修を受講することは、基本的なスキルや知識を身につけるために役立ちます。資格取得後、転職後のスキルアップに焦点を合わせられるため、自信を持って業務に取り組むことができます。
また、30代で介護職に転職することで、長いキャリアを積みながら専門知識を磨く機会を得ることができ、将来的にも介護分野での成功を見込めます。
介護職に向いている人の特徴
この見出しでは、介護職に向いている人・不向きな人の特徴を紹介していきます。
介護職に向いている人の特徴
介護職に向いている人は、以下のような性格的特徴がある人です。
高齢者を敬ったり気遣うことができる人
介護の仕事でサービスを提供する相手は、自分よりも年上の高齢の方になることが多く、人生の先輩である高齢の方を敬う気持ちで接することが出来る人に向いています。
高齢者のペースに合わせて、穏やかな気持ちで対応することが大切です。
また、体調の変化に敏感に気づくことが出来て、気配りが出来る方にも向いています。
奉仕精神が強い人
介護業界の基本となるのは、高齢の方や手助けが必要な方の支援をすることです。
奉仕の心が重要な業界で、こうした手助けが必要な方に寄り添いながら、支援をしていける人におすすめが出来ます。
中途半端な気持ちで転職すると、長続きしない場合が多い業界です。
観察や推測ができる人
サービスを提供する要介護者の中には、病気や加齢などによって意思疎通がうまく出来ない方もいます。
常に気配りが出来て、ちょっとした変化にも敏感に対応できる観察力や、疑問に思ったことを推理出来る洞察力がある方に向いている仕事です。
協調性を持って働ける人
介護の現場は、1人で対応する場面もありますが、基本的にはチームワークが重要で、周りの意見も尊重しながら行動出来る協調性のある方に向いています。
介護の現場では、年齢が違うスタッフが多かったり、様々な職種が関わっていたりする現場であるため、協力して働けるようにコミュニケーションを取れる方が活躍しやすいです。
介護職に向いてない人
続いて介護の仕事に向いていない人の特徴を紹介します。
ここで紹介するのは一例です。
当てはまる特徴があったとしても、個人の意欲や改善意識によって変わることがあります。介護の仕事に興味をもち、取り組もうとする姿勢が大切です。
潔癖な人
介護の仕事では、要介護者に接触することが必要な場面があります。
入浴や排泄の介助、食事介助なども日常的に行われます。
こうした仕事に対して、嫌悪感を感じる潔癖傾向にある人にはおすすめ出来る仕事ではありません。
自己中心的な考え方の人
介護の仕事は人のために何かをするという、奉仕の気持ちを持てることが大切です。
自己中心的な考え方でいる人は、介護が必要な方の気持ちを理解出来ないこともあり、介護業界には向いていないと言えます。
相手の立場に立ってサポートする気持ちを忘れずに行動することが大切です。
効率を求めすぎる人
介護業界でサービスを提供する高齢者や、手助けが必要な人は、健常者と同じペースで行動することが難しい方が多いです。
効率を考えすぎて、要介護者の行動を急かしてしまうと、事故に繋がることがあったり、不満に思われたりすることがあります。
要介護者の思いを優先して行動する必要があり、効率重視で仕事がしたい人にはおすすめできません。
体力や忍耐力がない人
介護の仕事は、夜勤があったり、長時間労働になったりすることもあります。
仕事の中心となる要介護者の支援では、移動を手伝ったり、要介護者の身体を動かしたり、力仕事になることも多いです。
体力勝負の業界であることから、体力や忍耐力がない人にはおすすめが出来ません。
まずは介護業界での働く方をイメージ
介護業界に転職がしたいと考えたら、まずは介護業界での働き方をイメージしてみましょう。
未経験でも入れる介護施設別の仕事内容
未経験から介護業界に転職をするなら、おすすめ出来るのが有料老人ホームです。
種類 | 運営元 | 勤務体系 | 概要 |
---|---|---|---|
有料老人ホーム | 民間企業 | 24時間介護・夜勤有 | 最も一般的な入居型の介護施設 |
特別養護老人ホーム | 国や自治体 | 24時間介護・夜勤有 | 要介護認定された高齢者が入居する施設 |
デイサービス | 民間企業 | 日勤のみ | 通所型介護サービス |
訪問介護 | 民間企業 | 日勤のみ | 自宅で介護が受けられるサービス |
介護業界には様々な施設がありますが、有料老人ホームは働いているスタッフの人数も多く、職員1人が担当する介護人数も少ないです。
そのため、教育体制が整っていることが多く、仕事を教えてもらえないということが少ないです。
人員に余裕があるので、ゆとりを持って働けている場合が多く、職場の雰囲気も悪くなりづらいです。
落ち着いてスキルを身に付けたい未経験の方におすすめです。
資格の取得でさらにキャリアアップ
介護業界に転職をしたら、資格取得を目指すのがおすすめです。
資格を取得することで、待遇がよくなったり、キャリアアップにも繋がります。
初期目標として「介護職員初任者研修」の取得を目指しましょう。
長期的に考えると、「介護福祉士」の取得を目指すのがおすすめです。
介護職員初任者研修は、取得することで利用者の身体に触れる身体介助が出来るようになり、仕事の幅が広がります。
介護福祉士は、介護職唯一の国家資格で、初任者研修の上位資格にあたる「実務者研修」を取得したのち、3年間の実務経験を積むことで受験資格を得ることが出来ます。
以下の表は、介護職の平均給与を無資格の場合と有資格の場合で比較したものです。
平均給与額 | 無資格と比較 | |
---|---|---|
無資格者 | 275,920円 | - |
介護職員初任者研修 | 301,210円 | +25,290円 |
実務者研修 | 303,230円 | +27,310円 |
介護福祉士 | 329,250円 | +53,330円 |
出典:令和2年度 介護従事者処遇状況等調査結果の概要
30代の方が介護職の転職活動を行う時の主な流れ
転職活動を行う上で、主な流れについて解説していきます。
業界の情報を集める
介護業界は、高齢者の生活を支える上でなくてはならない存在でもあり、社会的意義が非常に強い仕事です。
しかし、仕事自体は簡単なものではなく、改善傾向にはあるものの、介護業界全体の離職率は高いです。
介護業界への転職を検討し始めたら、まずは介護業界全体の情報収集を始めましょう。
インターネットで簡単に検索できる時代になったので、気になったことや疑問に思うことを検索してみたり、最近の介護事業や、関連施設の情報、介護の実態などを幅広く知っておくと、これからの転職活動に役立ちます。
自己分析をして条件の優先順位を決める
介護業界は楽な仕事ではないですが、これから先長く働き続けるためにも、まずは自己分析が大切です。
なぜ転職したいと思ったのか
なぜ介護業界を選んだのか
転職で1番重視したいポイントは何か
施設選びの基準は何か
こうしたことを予め検討しておき、優先順位までつけられると、転職活動がスムーズに進みます。
気になる求人を比較する
気になる求人があれば、必ず比較をしてみましょう。
比較をすることで、
給料の違い
福利厚生はどうか
研修制度や教育方針
といった働く上で重要なポイントが見えていきます。
転職サイトを利用すると、わかりやく比較してくれるものもあるので、利用がおすすめです。
職場見学をする
職場見学が出来るなら、実際に足を運んでみてみるのがおすすめです。
同じような施設でも、運営団体によって運営方針が異なるため、職場の雰囲気や利用者さんの雰囲気の違いがあります。
転職サイトを活用することで、こうした職場見学を応募前や面接時に行いやすくなります。
事前に職場見学をしておけば、職場の雰囲気を感じることが出来るので、転職後のミスマッチを減らすことが出来ます。
また、実際に働く人の姿を見ることで、未来の自分を想像するきっかけにもなります。
派遣社員から始めてみるのも良し
未経験から介護職で働くのが不安に感じる人は多いと思います。
まずは雇用期間が決まっている派遣社員として働くのもおすすめです。
その理由は、
リスクを負うことなく、介護業界のイメージを掴みやすい
正社員より収入が高くなる場合もある
私生活との両立がしやすい
といったものがあり、派遣社員として働くことはデメリットではありません。
介護士としてのイメージを掴みやすい
正社員として働いてしまうと、働く前にイメージしていた介護業界とは異なった場合に、早期退職となってしまうなど、リスクを負いやすくなる可能性があります。
短期間で仕事を変えることは、経歴的にも良くないことなので、まずは雇用期間が定められている派遣社員として働いてみて、介護業界や介護の仕事のイメージをしっかり持つことが大切です。
派遣社員には、紹介予定派遣といった雇用をする場合もあり、契約終了後に両者の合意のもと正社員雇用されるというものもあります。
正社員より高給な場合も
正社員勤務の場合は、月給制になる場合がほとんどで、給料の支払い基準はその施設ごとに異なります。
契約社員の場合は、給料を派遣会社などで決めている場合が多く、実際に正社員として働くよりも高給になる場合があります。
また、時給制を採用していることもあり、残業代などもしっかり付くので、収入が高くなる可能性もあります。
女性は特に私生活との両立がしやすい
派遣社員の場合は、週に2~3日だけ働くといった働き方や、1日6時間といった時間を設けて働くことが出来ます。
正社員としてフルタイム勤務をするよりも、まずは==派遣社員で身体を慣らしてから働く-=ことが出来るのもおすすめです。
また、派遣社員は残業が少ないため、家事や子育てとの両立がしやすくなります。
子育て中の女性にもおすすめが出来る働き方です。
介護業界転職の成功の秘訣とは
介護業界での転職を成功させる秘訣を解説します。
身だしなみに気をつける
求人の応募先に面接などで伺う際は、社会人として身だしなみに気を配るのはマナーです。
スーツなど常識のある服装で行くことが望ましいです。
パートやアルバイトでの面接なら、清潔感のある服装を心掛け、ジャケットを合わせるのもおすすめです。
採用担当者へ清潔感を印象付けることや、服装からも人柄を感じることが出来るため、最低限気を付けたいポイントになります。
志望動機をはっきりさせておく
介護業界で働きたい理由や、応募先で働きたい理由は、面接でも必ず聞かれる定番の問いです。
明確に答えられるように、準備をしておきましょう。
志望動機が曖昧な場合は、採用担当者の印象に残らなかったり、魅力に感じられない可能性があります。
応募した事業所の下調べを済ませておく
応募した事業所の下調べは、事前にしっかり済ませておきましょう。
事業所の経営母体
企業理念や経営方針
介護方針
といった情報は、ホームページからも確認することが出来ます。
可能であれば、見学をさせてもらうことで詳細を得ることが出来ます。
転職で失敗しないためのコツ
この見出しでは、転職で失敗しないためのコツを紹介していきます。
マイナスな表現はしない
今までの経歴で、職場の人間関係が悪くて退職した場合や、トラブルに巻き込まれたなど、一般的に見れば同情するような内容で退職していたとしても、採用試験ではマイナスに捉えられることもあります。
面接や書類には、過去の経歴を書くことになりますが、マイナスな要素での表現は避けるようにしましょう。
過去の上司や同僚、職場での不満なども話すことは避けるべきです。
「トラブルを起こしやすい人」「不満に感じることが多い」といった、ストレス耐性がなく、続かなそうという印象を与えてしまうきっかけにもなります。
でも・しかは使わない
介護「でも」しようかと思って
介護「しか」ないと思った
というような、「でも」「しか」の表現には十分注意しましょう。
「でも」「しか」という言葉は、甘えが出ていたり、見下しているように聞こえたりします。
介護の仕事は人の命に関わる仕事でもあり、このような態度の人には任せたいと思ってもらえず、採用で不利になります。
30代の方が介護職に転職する際の注意点
介護職に転職する場合には、
生活スタイルに合っている職場か
離職率は高いか
資格取得制度はあるか
こんなところに注目して転職活動をするのがおすすめです。
各項目を詳しく解説していきます。
生活スタイルに合った職場か
介護業界の職場は様々なサービス、施設があるため、転職が出来ればどこでもいい、というのではなく、自分の生活スタイルにあった職場を選ぶようにするのが、長く続ける秘訣です。
今まで一般的な働き方をしていた方であれば、日勤のみが出来る施設として、デイサービスを選んだり、他の仕事と掛け持ちになる予定があれば、訪問介護などがおすすめです。
また、子育てと両立させる方であれば、子供のことを考慮して働ける勤務先を選ぶのも大切です。
離職率の高さ
改善傾向にはあるものの、離職率が高い介護の職場もまだ存在することは確かです。
30代で介護職に転職できても、すぐに辞めてしまうことになるのは、非常にもったいないです。
離職率の推移などを事前に調べておけば、すぐに辞めたくなるような職場であるかどうかの判断材料になります。
あまりにも離職率が高い職場でも、気になる職場である場合には、事前に見学に行くのがおすすめです。
見学をすることで、入職後のミスマッチを減らすことが出来ます。
資格取得支援制度があるか
介護業界には、働きながら取得できる資格も数多くあるため、職場全体で資格取得を進める動きがあります。
そのため、資格取得制度があるかどうかは事前に調べておきましょう。
資格取得制度を使えば、無資格で入社しても、働きながら資格取得を目指しやすくなります。
また、資格取得は意外と費用も掛かるため、受講費を負担してくれるなど費用負担があるのは魅力的です。
30代での介護職転職時のよくある質問
30代で介護職に転職するときに、よくある質問をまとめました。
30代からの介護職におすすめの職場は?
30代で介護職に転職する場合におすすめ出来る職場は、
大規模施設
デイサービス
この2つです。
大規模施設に該当するのは老人ホームなどで、介護職員が多く勤務しているため、研修をしっかり受けられる可能性が高い施設です。
職員が多いということは、未経験者へのサポートにも付きやすく、未経験で勤務する場合にも、行き届いた教育を受けることが可能で、働きやすい職場環境といえます。
デイサービスは、利用される方が通う施設なので、比較的自立度が高い元気な高齢者が中心になります。
特別な介助スキルがなくても働けるデイサービスも多くあるため、未経験の30代でも働きやすい環境といえます。
30代の介護職で効率的な稼ぎ方は?
30代での介護職で、効率的に稼ぐ方法は、以下の2つの方法がおすすめです。
介護福祉士を取得する
夜勤の回数を多くする
介護福祉士は、介護唯一の国家試験で、資格を取得している有無によって給与が異なります。
まずは資格取得を目指して実務経験を積むのがおすすめです。
資格を取得した後は、管理職も目指せるので、将来を見越した収入アップに繋げることが出来ます。
普段の勤務では、夜勤の割合が給与に大きく影響します。
そのため、夜勤を増やすことで給料もアップしやすくなります。
慣れないうちは夜勤は辛く感じる方もいますが、慣れてしまえば意外と負担にならないという方もいます。
無理のない範囲で、周りのスタッフと調整しながら夜勤を増やすことで収入アップにおすすめです。
30代で介護転職に悩む際は転職サイトを利用しよう
転職に悩んだら、転職サイトを活用するのがおすすめです。
この見出しでは、おすすめの転職サイトを4つ紹介します。
マイナビ介護職
画像出典:マイナビ介護職公式サイト
認知度No.1の介護職エージェント
20万件を超える求人
都市部の求人に強い
マイナビ介護職は、専任のアドバイザーが転職相談やサポートを1対1で担当してくれる転職エージェントです。
マイナビ介護職は介護業界のなかで認知度No.1の転職エージェント(※)です。介護業界における転職のまさにプロフェッショナルと言えるでしょう。
※介護士を対象とした人材紹介サービス19社における調査結果(GMOリサーチ株式会社)(2021年7月)
30代の方にはもちろん、今後のキャリアを相談したい方にもぜひおすすめしたい転職サイトです。
レバウェル介護(旧きらケア)
画像出典:レバウェル介護公式サイト
年間利用者数は80万人以上
面接対策や条件交渉などサポートも充実
求人数も162,000件以上(2025年2月27日時点)と豊富
レバウェル介護は、年間利用者数は80万人以上と非常に多く、またGoogleでの口コミ評価も高く、評判・実績ともに優れた介護転職サイトとして利用されています。
豊富な求人から未経験の方や介護系資格を持っていない方に向けた求人も探すことが出来ます。
事前の面接練習や給与等の条件交渉などサポートが充実しているため、30代の方を含めすべての方に安心しておすすめできる転職エージェントです。
カイゴジョブエージェント
画像出典:カイゴジョブエージェント公式サイト
専任キャリアパートナーが転職をサポート
職場環境・福利厚生も考慮可能
全国の求人を掲載
カイゴジョブエージェントは、東証一部上場企業が運営する介護職・介護福祉士専門の転職サービスです。
「カイゴジョブ」と「カイゴジョブエージェント」という2つのサービスがあります。担当者がついて転職をサポートしてくれるカイゴジョブエージェントをおすすめしています。
カイゴジョブエージェントのアドバイザーは給与や福利厚生などの目に見える条件だけでなく、職場の理念や雰囲気の相性などにも考慮した転職サポートをしてくれます。転職活動が初めての方や、人間関係などの求人情報だけでは見えない情報も気になる方は、カイゴジョブエージェントの利用がおすすめです。
またカイゴジョブエージェントと、姉妹ブランドであるカイゴジョブと合わせて22万件以上の求人数を持っており、都市部だけでなく全国各地の求人から転職先の候補を探すことが可能です。
リクルートエージェント
※画像出典:リクルートエージェント公式サイト
転職業界でトップクラスのサービス
様々な職種の求人を掲載
異業種への求人にも対応可能
介護職以外にも転職を検討している人におすすめ出来るのがリクルートエージェントです。
日本最大級の転職エージェントで、介護職以外にもあらゆる職種の求人を掲載しているため、様々な業界から自分に合ったものを見つけることが出来ます。
各業界に精通した専門性の高いキャリアアドバイザーからの支援を受けられるため、介護業界以外への転職に不安がある方にもおすすめ出来る転職サイトです。
転職サイトを活用するのがおすすめな理由
転職する際の求人検索に活用出来るのは、ハローワークや求人サイト、求人誌などがありますが、特におすすめしたいのが転職サイトの活用です。
転職サイトでは、専任のアドバイザーが付き、転職活動に関わる
最適な求人の紹介
面接日の調整
提出書類の添削
面接対策
といったサポートを受けることが出来ます。
転職サイトは様々な特色があるサイトがあるため、複数登録して利用するのがおすすめです。
30代で介護職への転職を成功させる秘訣についてまとめ
介護職は3Kや5Kと呼ばれる大変な職業のため、仕事内容を理解した上で転職を検討する
介護職は需要が多く、転職に困らない
資格取得を目指すことで待遇がよくなったりキャリアアップに繋がる
介護業界は常に求人があることで、30代での転職もしやすい業界です。
介護職の特性を理解した上で転職を検討すれば、入職後のミスマッチを減らすことが出来ます。
この記事を参考に、介護業界への転職を検討してみてください。