理学療法士（PT）におすすめの転職サイト・エージェント10選！年収や就職先も調査

「理学療法士（PT）におすすめの転職サイト・エージェントを知りたい！」

「理学療法士（PT）の年収はどれくらい？」

このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか？

専門的な知識を持ち、医療や看護の世界で活躍している理学療法士。

活躍できるフィールドは広いですが、転職を目指す場合は転職サイトやエージェントの利用がおすすめです。

未経験やブランクがある方でも、転職サイトを利用すれば実習を行ってくれる求人などを探してくれるため安心です。

こちらの記事では、理学療法士（PT）におすすめの転職サイトやエージェント、就職先の事例などを紹介していきます。

理学療法士（PT)におすすめの転職サイト・エージェント10選

PTOTSTワーカー

PTOTSTワーカーは業界トップクラスの求人数を誇り、非公開求人や独占求人も多く掲載しているため、魅力的な求人が見つかりやすいです。

理学療法士専門もキャリアアドバイザーが在籍しており、豊富な知識と経験を活かしてきめ細かいサポートをしてくれるため、転職に対して不安を持っている方でも安心です。

また、待遇面などの対外的な情報に加えて、求職者が知りたいような内部情報も豊富に持っているため、入職後のミスマッチを防ぐことができる魅力もあります。

30秒ほどでサイトに登録できるため、興味がある方は気軽に登録を検討してみてください。

PTOTSTワーカーの評判・口コミ（一部抜粋）

PTOTSTワーカーでは、あなたの転職をサポートしてくれるアドバイザーに、転職先と条件を交渉してもらえます。「自分の経験では好条件は望めないかも…」とあきらめる必要はありません。とにかく登録して積極的に条件を伝え、求人を紹介してもらう姿勢が大切です。

引用：PTOTSTワーカーの利用者の声より

口コミからも、理学療養し専門の転職アドバイザーが手厚いサポートをしてくれることが分かります。

自分が希望している条件をアドバイザーに伝え、コミュニケーションを密にすれば、希望に近い転職を実現できる可能性が高いでしょう。

PT/OT人材バンク

PT/OT人材バンクは、東証プライム上場企業である株式会社エス・エム・エスが運営している転職サイトです。

エス・エム・エスは10年以上に渡って医療・介護業界の人材サービスを行っている歴史と実績があるため、転職支援のノウハウをを豊富に持っています。

また非公開求人を多く取り扱っており、高収入・好条件の求人が簡単に見つかりやすい魅力もあります。

リハビリ職専門の専任キャリアパートナーが、掲載求人の「職場の雰囲気」をはじめとした内部情報まで教えてくれるので、自分に合った求人を提案してくれます。

「1ヵ月～3ヶ月以内に転職したい！」という急な転職希望にも対応してくれる柔軟性の高さも魅力で、転職希望者を手厚くサポートしてくれる魅力的な転職サイトです。

PT/OT人材バンクの評判・口コミ（一部抜粋）

応募する企業の選定や面接指導を含めてすべて電話やLINEでの対応でしたが、その電話対応がとても丁寧でした。

担当者さんはわからないこと、不安なことなどすべてに 丁寧に相談に乗ってくれ、その上で私に合う企業を紹介してくれました。

引用：PT/OT人材バンクの利用者の声より

口コミからも、アドバイザーが丁寧にサポートをしてくれることが分かります。

転職活動中は、「転職しない方が良いのではないか？」など、様々な不安や疑問を抱きがちです。

しかし、丁寧かつ親身に対応してくれるアドバイザーがいれば、不安を軽減して転職活動に臨むことができます。

マイナビコメディカル

マイナビコメディカルは、人材サービス大手のマイナビが運営しているコメディカルスタッフに特化した転職サイトです。

取り扱っている求人全体の40％以上が非公開求人で、PT求人は1万件以上もあるため、好待遇の理学療法士求人を見つけたい際に役立つでしょう。

また、在籍しているキャリアアドバイザーは理学療法士専門で、理学療法士ならではの専門的な質問にも対応してくれるため、非常に頼りになります。

面接対策や書類添削のサポートはもちろん、職場のリアルな情報提供や定着率の低い職場の紹介は避けてくれるなど、求職者に寄り添ったサービスが魅力です。

登録は1分で完了するため、気軽に登録してみてはいかがでしょうか？

マイナビコメディカルの評判・口コミ（一部抜粋）

私は理学療法士の資格を持っているのですが、なかなか良い条件の求人に出会えず困っていました。マイナビコメディカルは大手だと聞いたので、とりあえず登録してみようかな、と思い求人検索をしたところ、理学療法士の求人が他とは比べ物にならないほど見つかって驚きました。

サイトの使い勝手も良かったですし、すぐに条件を絞り込んで自分に合う求人を見つけることができました。もっと早くマイナビコメディカルに登録しておけば良かったです。

引用：マイナビコメディカルの利用者の声より

口コミからも、マイナビコメディカルは大手である強みを活かして質の高い求人情報を提供してくれています。

他のサイトよりも理学療法士の求人数が多く、サイトの使い勝手を評価する旨の口コミもあるため、スムーズに求人情報を収集できるでしょう。

クリックジョブ介護

クリックジョブ介護は、「サイトの利用者満足度がNo,1」を誇り、サイトの使いやすさや転職成功までのきめ細かいサポートが魅力です。

非公開求人を含めた豊富な選択肢の中から、各求職者の希望に沿った求人紹介はもちろん、履歴書の添削や面接対策などの選考対策を行ってくれます。

さらに、面接のセッティングや給与の交渉など、自分自身で行うのは気が引ける交渉も任せることが出来るため、非常に心強い存在です。

面接の際には交通費として1,000円を支給してくれるサービスも行っており、経済的にも求職者をサポートしてくれる点も魅力です。

クリックジョブ介護の評判・口コミ（一部抜粋）

介護転職サービスの中では、一番オススメできるサービスだと思います。 クリックジョブ介護の担当の方は、とても親切に対応してくれて、しっかりとこちらのニーズを汲み取ってくれました。 最終的に心地の良い職場へ転職をすることができました。担当の方には感謝しかないです。

引用：クリックジョブ介護の利用者の声より

口コミからも、担当者が親切に対応してくれる魅力が伝わります。

求職者のニーズを正確にくみ取った上で、満足できる転職をサポートしてくれるため、初めて転職する方や、理学療法士への転職を初めて目指す方でも安心です。

ジョブメドレー

※画像出典：ジョブメドレー公式サイト

ジョブメドレーは、医療介護に関する様々な職種を取り扱っている転職サイトです。

サイト利用者満足度は96％と非常に高く、また内定率が1.7倍になるスカウト機能も付いているため、効率よく魅力的な求人が見つかるでしょう。

また、ジョブメドレーに掲載されている求人は、全て契約事業所からの正規求人なので、信頼性も非常に高いと言えるでしょう。

ジョブメドレーの評判・口コミ（一部抜粋）

自分で探すのが苦手という人には、JobMedleyには「スカウト機能」というものがあります。スカウト機能とは、施設や病院側から自分へ対して直接面接のオファーがきます。そのため、自分から施設や病院を探さなくても良く、施設や病院側が自分に対して興味を示してくれているので、転職活動もやりやすいです。1日7件くらいメールで来るので、どの施設や病院にしようか迷ってしまうほどでした。

引用：ジョブメドレー介護の利用者の声より

わざわざコンサルタントやアドバイザーに企業側に聞きたいことや質問などを言うのは面倒ですが、JobMedleyでは、サイト上で直接求人元とやり取りができるようになっていたので、話が早く効率的でとても便利だと感じました。

引用：ジョブメドレー介護の利用者の声より

口コミからも、求人量の多さやスカウト機能を高く評価する声が見られました。

登録内容や求人状況にも寄りますが、1日7件ほどの情報が来るという口コミがあるため、効率よく自分に合った求人情報を収集できます。

また、サイト上で直接求人とやり取りができるサイト構造になっている利便性についても言及する内容が見られました。

メドフィット

※画像出典：メドフィット公式サイト

メドフィットは業界最大規模の求人数を誇っており、非公開求人を含む多くの理学療法士求人を取り扱っています。

豊富な選択肢の中から求人を探せるため、自身の希望にマッチする求人情報を効率よく収集できます。

求人紹介のスピードが早い点がメドフィットの強みで、利用者の中には「3日で転職先が決まった」という人もいます。

もちろん、ただ早いだけで無く、スピードだけでなく求人の質や求人先の情報量も安定しているため、安心して利用できる点も魅力です。

ハクビ介護

※画像出典：ハクビ介護公式サイト

ハクビ介護を運営している株式会社田中学園は、「ハクビの学校」という介護専門学校運営も行っています。

介護関係の就職・転職に強く、利用者満足度は95％と関東No,1を誇り、多くの利用者から好評を得ている安心感が魅力です。

また、利用者の90％以上が年収UPに成功しており、自身が納得できる転職先を見つけやすい転職サイトと言えるでしょう。

実際に、ハクビ介護は学校と関係の深い施設を求人紹介してくれるため、取り扱っている求人の質には定評があります。

経験者はもちろん、業界未経験でも就職コーディネーターが丁寧にサポートしてくれるため、初めて理学療法士を目指す方でも安心です。

PT-OT-ST.NET

※画像出典：PT-OT-ST.NET公式サイト

PT-OT-ST.NETは、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士向けの転職サイトです。

掲載求人に対して電話で直接応募することが可能なので、スムーズに応募意思を伝えて選考に進むことができます。

求人情報の提供だけでなく、学会や勉強会の様子のホームページ上でリリースしているため、自身のスキルアップとしても利用できます。

また、登録者同士で情報交換することも可能なので、理学療法士などの専門知識を持っている同士で、有意義なコミュニケーションを取ることも可能です。

コメディカルドットコム

※画像出典：コメディカルドットコム公式サイト

コメディカルドットコムは、国内最大級の医療介護業界の転職サイトで、「おとり求人0件」という魅力があります。

理学療法士専門サイトではありませんが、全国10,000以上の法人と取引実績があり多くの求人情報を閲覧できるため、自身の資格や経験を生かせる仕事が簡単に見つかるでしょう。

効率よくマッチする求人情報を得られるスカウト機能や、実務で役立つ介護・医療のセミナー情報も調べられるため、有用なサービスが多い点も特徴です。

【目的別】PTにおすすめの転職サイト・エージェント

続いて、目的別に理学療法士におすすめの転職サイト・エージェントを紹介していきます。

自分の転職目的を整理した上で、最適な転職サイト・エージェントを利用すれば、自分とマッチする求人と巡り合えるでしょう。

病院やクリニックに転職したい人向け

病院やクリニックに転職したい方におすすめの転職サイト・エージェントは、下記の通りです。

介護施設に転職したい人向け

介護施設への転職を目指している方は、下記のサイトがおすすめです。

一般企業に転職したい人向け

一般企業編転職を目指している方は、下記の転職サイトを利用すると良いでしょう。

パートで働きたい人向け

家庭の都合などで、フルタイムでは無くパートで働きたい方の場合、下記の転職サイトの利用がおすすめです。

新卒・未経験で働きたい人向け

新卒で理学療法士を目指す方や、未経験で不安を抱えている方は、下記の転職サイトの利用がおすすめです。

すぐに転職したい人向け

現職に不満があり、すぐにでも転職したいと考えている方は、下記の転職サイトがおすすめです。

【地域別】PTにおすすめの転職サイト・エージェント

続いて、理学療法士の方におすすめの転職サイトを、地域別に紹介していきます。

自身の住んでいるエリアや、就労を希望しているエリアを鑑みて、最適なサイトを選んでください。

東京・関東で転職したい人向け

まずは、東京や関東エリアでの転職を目指している方におすすめの転職サイトを紹介します。

大阪・近畿で転職したい人向け

続いて、大阪や近畿・関西エリアでの転職を目指している方におすすめの転職サイトを紹介します。

北海道・東北で転職したい人向け

次に、北海道・東北エリアでの転職を目指している方におすすめの転職サイトを紹介します。

中部で転職したい人向け

中部エリアでの転職を検討している方は、下記の転職サイトがおすすめです。

中国・四国で転職したい人向け

中国・四国エリアでの転職を検討している方は、下記の転職サイトの利用がおすすめです。

九州・沖縄で転職したい人向け

九州・沖縄エリアでの転職を目指している方は、下記の転職サイトを利用すると良いでしょう。

PTが転職サイトを利用するメリット・デメリット

基本的に、PTの方が転職を目指す場合は転職サイトの利用がおすすめです。

しかし、メリットだけでなくデメリットも存在するため、PTが転職サイトを利用するメリットとデメリットについて見ていきましょう。

メリット

まずは、理学療法士が転職サイトを使うメリットを見ていきましょう。

転職サイトは、無料で利用できるのにも関わらず、担当者から応募書類の添削や面接対策などのサポートを受けられます。

また、自分で求人情報を調べるのは骨が折れますが、転職サイトを利用すれば、担当者が自分の希望に沿った求人情報を提供してくれます。

転職サイトを利用することで効率よく自分と好相性の求人情報を集められるため、転職活動を成功させる確率をグッと高めることが可能です。

また、サイトによっては内定後も条件交渉を代行してくれるため、自分が行う手続きを軽減できる点も大きなメリットです。

デメリット

続いて、理学療法士が転職サイトを使うデメリットについて見ていきましょう。

転職サイトは、紹介した企業側から手数料をもらい受けるビジネスモデルです。

そのため、転職に成功できる見込みが低い人は、転職サイトにとって「利益にならない存在」なので、サービスを十分に利用できない可能性があります。

また、自分のペースで転職活動を進めたいと考えている方にとって、担当者から毎日のように連絡が来るのはストレスに感じてしまう可能性があります。

そのため、連絡調整を面倒に感じる場合は、担当者に自分の考えを伝えることが重要です。

さらに、担当者との相性が悪い場合や、担当者のスキルが低い場合、満足できる転職が出来る可能性が低くなってしまいます。

この場合、担当者を変更してもらうことができますが、サイト側とのやりとりが発生する点には注意が必要です。

理学療法士（PT）の転職サイトの選び方

転職サイトには様々な種類がありますが、各サイトで強みや特徴は異なります。

転職を成功させる可能性を高めるためにも、登録するサイトを1つに絞るのでは無く、複数登録することをおすすめします。

他にも、

• 求人数
• 求人の質や信頼性
• 転職サポートの内容・質

上記3つに着目することも重要ですが、下記で詳しく解説していきます。

求人数

求人数が多いと、転職先の候補が豊富であることを意味します。

キャリアの可能性を広げるためにも、求人数は必ずチェックしましょう。

多くの求人情報に触れることで、より自分に合った求人に出会えるチャンスが増え、自然と転職が成功する可能性も高まります。

理学療法士の求人は、介護や医療関係の求人と比べるとそこまで多いわけではありません。

そのため、取り扱っている求人数の多いサイトに登録することで、自分の希望に合った求人を見つけられるでしょう。

求人の質や信頼性

求人数が多くても、質が伴っていなければ満足できる転職はできません。

そのため、取り扱っている求人の質や、転職サイトの信頼性についても確認することが大切です。

表面上の福利厚生は良くても、「職場の雰囲気が悪い」「残業が多い」などで職場定着率が悪い職場も存在するため、職場の内部事情にも精通しているサイトを選ぶのが無難です。

つまり、心地よく働ける転職先へ転職を果たすためには、求人の質にこだわっているサイトに登録することが不可欠です。

転職実績や利用者の口コミを参考にしながら、信頼できるサイトを探していきましょう。

転職サポートの内容・質

取り扱っている求人の量と質の他にも、転職サポートの内容と質の関しても確認しましょう。

転職サイトには「サイト型」と「エージェント型」がありますが、サイト型は気になる求人情報を見つけたら自分で応募する仕組みなので、主体的に行う形態と言えます。

一方、エージェント型は転職をサポートするエージェントが付いて、求人情報の提供や選考対策などを行ってくれます。

そのため、転職に慣れていない方や在職中で転職活動する時間的余裕が無い方は、エージェント型のサイトの利用がおすすめです。

また、実際の利用者の口コミを見れば、「どのようなサポートを行っているのか」「満足できるサポートを受けられるか」確認できるため、登録前にチェックすることをおすすめします。

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【2024年版】介護職向けのおすすめ転職サイト20選｜求人数・評判を基に徹底比較

理学療法士（PT）が転職を成功させるためには

続いて、理学療法士が転職を成功させるためのコツやポイントについて解説していきます。

下記で紹介するポイントを押さえておけば、満足できる転職を実現できるでしょう。

転職先の希望条件を整理しておく

まずは、転職先に求める条件や、譲れない条件を整理しておきましょう。

また、自分が転職を目指す目的を決めておくことで、軸がブレることなく自分の希望に合った転職先を見つけやすくなります。

「なんとなく」という曖昧な理由で転職先を探すと、求める条件が不明確なので様々な求人に目移りしてしまいます。

その結果、軸が無い非効率な転職活動となってしまうため、転職後に後悔してしまうケースが多いです。

転職を検討している理由や、転職先に求める条件などを言語化し、エージェントに伝えることでミスマッチは減らせるでしょう。

期限を決めて転職活動する

転職に期限を設けることで、ダラダラと転職活動を続ける事態を回避できます。

期限を設けずに転職活動をしていると、転職する目的が曖昧になり、結局妥協して転職先を決めてしまうことがあります。

逆に、「とにかく早く！」と焦って転職しようとすると、転職先の情報収集が不十分のまま入職してしまい、後々に公開してしまうリスクが高くなります。

このような事態を避けるためにも、日程にゆとりを持ちつつ、「○○までに転職する」という目標を設けると良いでしょう。

サイトの機能を活用する

転職サイトには、転職を支援する便利なシステムや機能が多くあるため、利用しない手はありません。

検索の絞り込みやスカウト機能などの検索関連の機能はもちろん、「職務経歴書作成ツール」のような便利なシステムを提供しているサイトもあります。

このような便利機能を最大限活用することで、スムーズに転職活動を進められるだけでなく、転職に成功する可能性も高められます。

また、エージェントからは転職市場の状況など、役立つ情報を送ってくれるため、併せてチェックしましょう。

自分の経歴やスキルを正直に伝える

自分のこれまでの経歴や習得しているスキルに関しては、正直に伝えることが大切です。

転職サイトの担当者に正直に伝えることで、ミスマッチの無い求人を紹介してもらえます。

また、転職希望先の担当者にも正直に伝えることで、転職後に自身の強みを生かせる部署へ配属してもらえるでしょう。

自分を少しでも良く見せるために、自身の経歴やスキルを「盛って」伝えてしまうケースがありますが、転職後もミスマッチを防ぐためにも、やめておくことをおすすめします。

紹介求人を自分でも調べる

転職サイトの担当者が優秀でも、自身の希望に100％マッチした求人を紹介してもらえるとは限りません。

そのため、担当者に求人紹介を一任するのでは無く、自分自身でも求人情報をチェックすることが重要です。

求人情報は、見た人によって感じ方や捉え方が異なりますから、自分自身でも情報収集して「マッチしているか」検討しましょう。

自分で実際に調べる中で、気になる点や聞きたいことがあれば、担当者に頼んで疑問を解消すると良いでしょう。

就業条件は書面で確認する

労働条件は書面で通知することが、労働基準法では定められています。

しかし、中には書面で労働条件を通知しないまま就労するケースもあり、口約束だと後々トラブルに発展するケースがあります。

心地よく安心して働くためにも、就業条件は書面で確認するようにしてください。

また、併せて実習の有無なども確認しておくと安心です。

担当者は変えてもよい

担当してくれるエージェントとの相性が悪い場合や、スキルに不安がある場合は、担当者を変えてもらうと良いでしょう。

基本的に、運営側に「担当者を変更してもらいたい」旨の連絡をすれば、対応してくれるケースがほとんどです。

優秀な担当者だったとしても、自分との相性が悪いと自分に合った求人を紹介してもらうことが難しくなるため、相性の良し悪しは常に意識するべきポイントです。

転職は自分の人生に大きな影響を与えるイベントですから、遠慮することなく自分と相性が良い担当者にサポートしてもらいましょう。

転職サイト登録の流れ

続いて、エージェント型の転職サイトを例にしつつ、転職サイトへの登録から入職までの流れを紹介していきます。

転職サイトの利用が初めての方は、実際のイメージを持っておくことで転職活動のイメージが掴めるでしょう。

サイトへの登録

まずは、転職サイトのフォームに必要情報を入力し、登録を完了させましょう。

各転職サイトで強みや特徴は異なるため、複数のサイトに登録して自分にとって最適なサイトを見つけてください。

なお、「どのサイトが自分に合っているか分からない」という方は、本記事で紹介したポイントを参考にしながら選ぶと、失敗しません。

転職サイトには、「派遣サービス」と「転職サービス」を行っているサイトがあるため、派遣サービスを選ばないように気を付けましょう。

担当者との連絡・カウンセリング

登録が完了すると、早ければ当日中に、遅くても数日程度でキャリアアドバイザーからの連絡が来ます。

10分ほどの時間をかけて、希望年収や希望転職時期など、求人情報を探すにあたって重要なヒアリングを行います。

ヒアリングの内容をベースにしながら求人紹介などを行うことになるため、正直に条件を伝えることが重要です。

ヒアリングを受けた後は、カウンセリングを受けて詳細な転職条件を伝える流れになります。

カウンセリングでは、これまでの自分の経歴やスキル、転職の希望条件などを深掘りするため、カウンセリング前に自分の中で考えを整理しておくとスムーズです。

転職の条件以外にも、転職で悩んでいることや今後のキャリア観なども話せるため、転職に対する不安を軽減できるでしょう。

応募する求人を決める

これまでの経歴やスキル、希望条件などを踏まえた上で、エージェントから求人紹介の連絡が来るようになります。

ヒアリングとカウンセリングをしっかり行っていれば、ミスマッチが起こる可能性は低いですが、紹介された求人に魅力を感じなければ見送っても構いません。

紹介された求人を確認した上で、さらに希望条件をエージェントに伝えても問題ありません。

エージェントとコミュニケーションを取りながら、マッチする求人を探していきましょう。

履歴書などの書類添削を受ける

応募したい求人があったら、履歴書や職務経歴書などの応募書類をエージェントに添削してもらいましょう。

応募書類は自分の第一印象となる重要な書類なので、必要があれば何度も書き直して質の高いものに仕上げていきましょう。

志望動機が上手く書けない場合や書き方が分からない場合でも、エージェントが丁寧にサポートしてくれるので安心です。

面接

書類選考を通過した後は、面接が行われます。

そのため、エージェントに面接対策を行ってもらい、本番に向けてシミュレーションしておきましょう。

エージェントは応募先のリアルな情報を知っており、求める人材像なども把握しているため、「魅力的なアピール方法」を授けてくれます。

何度も練習すれば自信を持って面接に臨めるようになるため、何度も練習して本番に備えることをおすすめします。

各種手続きを行う

面接を通過して内定を得られたら、入職と退職の手続きを行うことになります。

いずれの手続きも、エージェントに手伝ってもらえることがあるため、必要に応じて利用することをおすすめします。

特に、条件交渉などは自分で行うと手間がかかる上に気疲れしてしまいます。

安心して新天地で働けるようにするためにも、転職サイトのサービスは有効活用しましょう。

理学療法士はやめとけ？PTの転職事情

巷では「理学療法士になるのはやめとけ」という声を見かけることがあります。

「やめとけ」という声を見ると不安になりますが、こちらのトピックで理学療法士の転職事情について解説していきます。

理学療法士の転職率

2016年の公益社団法人日本理学療法士協会のデータによると、理学療法士の離職率は医療分野が10.2％、介護分野で18.8％という結果でした。

なお、厚生労働省のデータによると、2022年の平均離職率は、一般労働者が11.8%、パートタイム労働者が23.1%という結果でした。

つまり、理学療法士の離職率は一般的な職種と比較すると「やや高い」と言えます。

もちろん、職場環境であったり、医療分野で働くか介護分野で働くかによっても、離職率は異なります。

理学療法士の離職理由

理学療法士が離職を検討する理由としては、主に下記の事由が挙げられます。

いずれも、退職や転職を検討する正当な理由にあたります。

ライフステージの変化に関しては、自分の努力だけでは対応出来ないことがありますが、それ以外の事由に関しては、事前に求人情報や職場について調べれば対応可能です。

そのため、入職後のミスマッチを防ぐためにも、転職サイトのエージェントを利用して質の高い情報を得ることは重要と言えます。

リハビリ職の給料

厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、リハビリ職（理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士）の年収は430.7万円でした。

また、同年の国税庁の調査によると、給与所得者全体の平均給与が458万円でした。

これらのデータを踏まえると、理学療法士をはじめとするリハビリ職の給料は、日本人の平均とほぼ同じと言えます。

このように、待遇面に不満を抱えている理学療法士が「やめとけ」という意見をしていると考えられます。

「専門的な知識を持っているのに、そこまで待遇が恵まれていない」と感じている理学療法士が存在する点は知っておくと良いでしょう。

理学療法士の職場事情

理学療法士が働いている主な職場として、下記の場所が挙げられます。

• 病院やクリニック
• 介護施設
• 一般企業
• 地域の保健・福祉センター
• スポーツ施設

有資格者の中には、自らリハビリ専門の整体院を開業する人もいるため、活躍できるフィールドや働き方の選択肢は多彩です。

自分の希望に合った働き方が出来る点は、大きな魅力と言えるでしょう。

日本理学療法士協会によると、理学療法士の所属が多い順番は下記の通りです。

一般病院をはじめ、様々な福祉・医療業界で働く理学療法士が多いことが分かります。

必ずしも「人数が多い＝人気」というわけではありませんが、転職先候補選びの参考にしてください。

理学療法士（PT）が年収を上げる方法

次に、PTが年収を上げるために有効な方法を紹介していきます。

少しでも好待遇で働きたいと考えている方は、参考にしてください。

より良い条件の職場に転職する

年収水準が高い職場に転職することで、収入アップが期待できます。

勤務する場所の形態や規模によって、給与形態も異なります。

通常、優れたスキルを持っている社員は高い報酬を得られるものですが、会社の体力的な問題で満足な収入が得られないことがあります。

少しでも好待遇の転職を実現するためにも、運営が安定している求人先を探すのがおすすめです。

役職に就く

役職に就くことで、役職手当や管理職手当が支給されるようになり、収入アップに繋がります。

また、役職に就くということは「スキルが高まっている」ことの裏返しでもあるため、人材価値の向上に伴って収入が上がるのは当然のこととも言えます。

特に、理学療法士に加えて「認定理学療法士」や「専門理学療法士」などの専門性の高い資格を保有していれば、役職に就ける可能性が高まるでしょう。

副業をする

近年は国を挙げて副業解禁の動きが進められており、理学療法士という専門性を活かして副業をする方法もあります。

代表的な副業は、医療方面のライターや記事の監修、個人契約でのトレーナーなどが挙げられます。

理学療法士のような専門性の高い資格を保有していると単価も高くなりやすいため、効率よく副業収入を得られるでしょう。

しかし、会社の中には「副業禁止規定」を設けているところもあるため、事前に規則を確認することも重要です。

理学療法士（PT)の転職でよくある質問

最後に、理学療法士の転職に関するよくある質問を紹介していきます。

多くの人が疑問や不安の感じていることなので、参考になる部分は多いでしょう。

未経験でもなれるのか？

理学療法士の国家資格を持っていれば、未経験でもなることができます。

実際に、転職サイト上にも「未経験OK」という理学療法士の求人は多く掲載されているため、未経験の方でも安心です。

とはいえ、経験者よりも「人材の魅力度」では劣ってしまうため、転職サイトに登録して効果的な対策をすることをおすすめします。

また、未経験で実務に不安がある方は、実習を行ってくれる求人を探すと良いでしょう。

40~50代でもなれるのか？

理学療法士に年齢制限は無いため、何歳でもなることができます。

日本は高齢化している影響もあり、理学療法士の需要は年々増えているため、年齢に関係なく活躍できるチャンスがあります。

しかし、厚生労働省は「学校の増設などの影響で理学療法士の資格所有者が増えており、理学療法士が供給過多になる」と予想しています。

つまり、年齢による影響は少ないですが、スキルや知識という実務上における重要性が高まっていくと言えるでしょう。

職から長期間離れていたが復帰できる？

長期間実務から離れていても、理学療法士への復帰は可能です。

しかし、求人によっては即戦力の人材を求めており、ブランクがある人は敬遠されてしまうこともあるため、事前にエージェントを通して確認することが重要です。

先述したように、知識やスキルなどの実務面での重要性が高まっていく点は知っておきましょう。

理学療法士の転職市場は今どんな感じなの？

先述の通り、今後理学療法士は少子高齢化の影響で人手不足になっていくと考えられます。

しかし、学校の増設などの影響で理学療法士の合格者は急増しているため、「転職時期が早ければ早いほど魅力的な求人が見つかる可能性が高い」と言えるでしょう。

なお、厚生労働省の資料によると、PT・OTの需要数は2040年には供給数の1.5倍になると予想されています。

理学療法士から別の職種に転職できるのか？

理学療法士から別の職種への転職も可能なので、理学療法士として働くことでキャリアの幅が狭まることはありません。

特に、理学療法士の経験が活かせる仕事として挙げられるのは介護士で、実際に介護業界で活躍している理学療法士資格者は多くいます。

しかし、専門性の高い国家資格である理学療法士資格を活かさないのはもったいないため、まずは理学療法士として転職することをおすすめします。

転職回数が多いと転職で不利？

転職回数が多くても、基本的には不利にならないと考えて問題ありません。

ただし、短期間で転職を繰り返していると「性格に難ありかも」という印象を持たれる可能性は否定できません。

そのため、転職回数が多い場合は、正当な理由で転職した旨を伝える必要があります。

伝え方に困る場合は、転職サイトのエージェントに相談しながら上手な言い回しを考えると良いでしょう。

ハローワークでも転職できる？

ハローワークは、求人者も求職者も完全無料で利用できる国の施設です。

誰でも無料で利用できる魅力がある一方で、掲載されている求人が玉石混合で、ハローワーク側も細かい求人情報を把握できないデメリットがあります。

つまり、ハローワークよりも転職サイトの方が求人の質が高く、魅力的な求人が多いと言えるでしょう。

また、求職者側は転職サイトを無料で利用できるため、興味があるサイトがあれば登録すると良いでしょう。

理学療法士（PT）におすすめの転職サイト・エージェントまとめ

理学療法士としての転職を目指す場合は、転職サイトやエージェントの利用がおすすめです。

理学療法士の転職支援に特化したサイトもあり、応募書類の添削や面接対策を行ってくれるため、選考に通過する可能性を高められるでしょう。

また、各転職サイトは良質な求人を取り扱っているため、転職未経験の方でも安心して利用できます。

転職を検討している理学療法士の方は、ぜひ本記事で紹介した転職サイトやエージェントを利用してみてください！