介護助手・介護補助の仕事はきつい?仕事内容や看護助手との違いについて紹介!
「介護助手・介護補助の仕事はきついって本当?」
このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
介護業界は慢性的な人手不足に陥っており、状況を改善するために介護助手・介護補助を採用する施設が増えています。
「介護はきついし大変」というイメージがありますが、介護助手・介護補助であれば身体に触れる介護は行わないので、そこまで負担は重くありません。
こちらの記事では、介護助手・介護補助の仕事内容や看護助手との違いなどを解説していくので、ぜひ参考にしてください!
清掃や備品の整理など、介護職員をサポ―トする業務を行っている
介護業界においては欠かせない存在で、将来性も高い
特別な資格が無くても働くことができる
就職先は幅広いので、自分のニーズに合わせて働ける
介護助手・介護補助ってなに?

まずは、介護助手・介護補助の仕事について見ていきましょう。
介護現場を支える重要な存在
介護助手・介護補助は、深刻な人手不足が続く介護現場を支える重要な存在です。
厚生労働省の推計では、介護職員は2026年度に約240万人、2040年度には約272万人が必要とされています。
こうした状況のなか、介護助手は資格不要で清掃・配膳・環境整備などの周辺業務を担い、介護福祉士などの専門職が身体介護や個別ケアに専念できる体制づくりに貢献します。
今後も担い手を広げ、介護サービスの質と現場の持続可能性を高める役割が期待されています。
出典:第9期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について|厚生労働省
若い年齢層が介護業界に入って来やすい
介護助手は高齢者だけでなく、若い世代が介護業界へ入る入り口としても重要な役割を果たしています。
もともと厚生労働省は、高齢者の就労機会と介護予防の観点から、介護補助業務を高齢者向けの役割として想定していました。
しかし実際には、「介護の仕事に興味はあるが資格がない」「まずは補助から経験したい」という若年層からのニーズも高まっています。
人手不足に悩む現場ではこうした若い労働力を介護補助スタッフとして受け入れるケースが増えており、将来の介護人材育成にもつながっています。
介護助手・介護補助の仕事内容とは?
利用者の身体介護など、身体に触れるような仕事は介護職員初任者研修以上の資格を持っていないと行うことができません。
つまり、介護助手・介護補助は身体に触れるような身体介護以外の業務を担うことになります。
下記で、介護助手の導入を早い段階から行っていた三重県の介護老人保健施設協会の例を紹介します。
Aクラス:一定の専門的知識・技術・経験を必要とする比較的高度な仕事内容
Bクラス:短期間の研修で習得ができる専門的知識・技術を要する仕事内容
Cクラス:マニュアル・パターン化が可能で、専門的知識・技術がほとんどない方でも可能な仕事内容
上記のように、一口に介護補助と言っても、仕事内容は様々である上に常に誰かから指示を貰える訳ではありません。
実際の業務内容は、経験や研修受講の有無、年齢なども考慮されて決まっていくので、あくまでの参考として捉えておいてください。
介護助手・介護補助に資格は不要!
先述したように、介護助手・介護補助として働く際には資格は不要です。
とはいえ、ある程度の知識があった方がスムーズに業務に着手できるので、事前に研修などを受けると良いでしょう。
勉強するなら自治体の研修や通信教育も
介護助手・介護補助は資格がなくても始められますが、事前に基礎知識を身につけておくと安心です。
多くの自治体では、介護の基礎や認知症ケア、移乗介助のポイントなどを学べる無料・低料金の研修を実施しており、1日だけの講座から数日間の集中研修まで内容もさまざまです。
市区町村の広報誌やホームページで募集情報が出ていることが多いので、こまめにチェックしておきましょう。
また、通信教育やオンライン講座で、好きな時間に介護の基礎を学んでから現場に入る方法も有効です。
以下で、自治体で行われている介護職員向け研修の一例を紹介します。
<介護予防等サービス従業者研修カリキュラム(高知県)>
日数 | 項目 | 時間 |
|---|---|---|
1日目 | 地域包括ケアシステムについて | 2時間 |
2日目 | サービス提供の理解(介護サービス従事者の役割、社会参加、人権尊重) | 6時間 |
3日目 | 安全の確保(安全対策、感染症対策、緊急時の対応等) | 4時間 |
4日目 | 生活支援の基本② | 5時間 |
5日目 | 生活支援の基本③ | 1時間 |
6日目 | 老化の理解 | 4時間 |
7日目 | 認知症の理解② | 2時間 |
8日目 | 模擬演習 | 3時間 |
<介助スタッフ育成講習(群馬県)>
日数 | 項目 | 時間 |
|---|---|---|
1日目 | 介助のための基礎知識 | 1.5時間 |
2日目 | 高齢者の病気の基礎知識 | 2時間 |
3日目 | 利用者を理解し、信頼を形成する | 5時間 |
4日目 | 介護技術の基本 | 4時間 |
<介護基礎技術講習会(宮崎県)>
項目 | 時間 |
|---|---|
講義Ⅰ 就職活動を行う心構え | 20分 |
講義Ⅱ 高齢者介護とは | 30分 |
実技Ⅰ ボディメカニクス・体位変換など | 1時時間40分 |
実技Ⅱ 排泄・入浴介助の基本 | 2時間40分 |
自治体以外にも、通信教育などで介護の基礎知識について学ぶことができます。
通信教育なので座学で終わってしまいますが、介護についての基礎知識や利用者とのふれあい方など、介護をする上で必要となる知識を習得できるのでこちらも有意義です。
なお、医療や福祉関係の資格を持った上で介護助手や介護補助の仕事を選択する人もいます。
介護士や准看護師資格を持っている人や、介護職員初任者研修の資格は取得しているものの実務経験のない人も、実際に介護助手や介護補助として活躍しています。
就職後に取得すると良い資格
介護助手の仕事を通して介護業界に興味を持ち、介護業界でステップアップを目指したい場合は資格取得がおすすめです。
介護事業所によっては、資格取得を助成してくれたり講習に送り出してくれるなど協力してくれることもあります。
介護職員初任者研修
介護職員初任者研修は、介護関連の資格の中で基本的な資格です。
かつてのホームヘルパー2級(ヘルパー2級は2013年に廃止)に相当にする資格で、130時間の基礎知識・倫理・実務を学んで試験に合格すれば資格を取得できます。
合格率はほぼ100%なので、手始めに資格を取得する際に最適です。
介護職員初任者研修があれば身体介助が可能になるので、介護現場で重宝されるようになります。
実務者研修
実務者研修は「介護福祉士実務者研修」の略で、介護職員初任者研修よりもレベルが上がります。
受講時間数は450時間で、幅広く知識や技能を習得でき、基本的な介護スキルに加えて喀痰吸引などの医療的ケアに関する知識や技能も習得できます。
上位資格である介護福祉士資格を得るためには、3年以上の実務経験を経た上で実務者研修の受講が必須です。
介護業界でステップアップしたい方であれば、ぜひ取得を目指したい資格です。
介護福祉士
介護福祉士は、介護系資格の中でも唯一の国家資格です。
介護サービスを提供する資格の中でも最上位の資格で、介護福祉士を取得できれば介護業界で貴重な存在となれます。
実務経験を経た上で所定の研修を修了するルートなど複数の取得ルートがありますが、取得までに数年かかります。
とはいえ、非常に価値の高い資格なので、介護の世界で長く働く意思がある人は取得する価値があります。
介護助手・介護補助の魅力ポイントとは?
続いて、介護助手・介護補助の魅力について見ていきましょう。
未経験や無資格でも始められる
現在、介護業界の仕事のほとんどが専門職です。
つまり、資格を持っていないと任される仕事がほとんどありませんが、介護助手・介護補助は無資格から始められる魅力があります。
無資格で「介護業界に興味があるけど長続きするか不安」という人でも、まず無資格からスタートして介護業界が自分に合えば着実なステップアップが可能です。
また、各都道府県で無料の研修が用意されていたり、職場で研修をしてくれるケースもあるので、未経験でも気楽にチャレンジできる点は魅力と言えるでしょう。
不安無く、仕事に就くことができる
介護助手・介護補助は介護職員のサポートを行うので、適宜先輩職員の様子を見ながら仕事をすることになります。
生活援助に関して不安を感じる場面は多くありますが、近くで見ながら学ぶことで実践的なスキルを習得できるでしょう。
先輩職員やチームとの協力が盛んに行われるため、仕事への不安や疑問点があっても、安心して質問し合いながら成長できる環境が整っています。
いきなり介助をする不安はなく、座学よりも圧倒的に実りのある学びとなる点が大きな魅力と言えるでしょう。
パートなど働く時間に自由がきく
介護助手・介護補助の多くはパートとして働くことになりますが、パートだと家庭の事情に合わせやすい強みがあります。
もちろん、正社員求人もありますが、基本的に介護助手・介護補助の多くはパート雇用です。
各自の多様なニーズに合わせて柔軟に勤務時間や週の労働時間を調整することができます。
つまり、自分の生活スタイルを重視しながら介護業界で働くことができるので、小さい子どもがいる人でも安心して働けるでしょう。
もちろん、パートとして経験を積み、将来的に正社員雇用を目指すことも可能です。
気になる介護助手の平均給料
介護助手の平均給料は、公的な全国統計はまだ整っていないものの、求人情報から見るとパートでは時給1,000〜1,200円前後、正社員では月給15万〜20万円程度が目安とされています。
首都圏や派遣では時給1,500円前後の募集も増えてきました。
近年は、資格不要の清掃・配膳・見守りなどを介護助手に任せる施設が増え、有資格者が専門的な介護に集中できるよう業務分担が進んでいます。
なお、介護助手職の処遇について、香川県の平成29年度の「介護人材新規参入促進事業業務仕様書」には下記のように記されています。
<介護助手の労務管理及び給与等の支払い>
香川県 平成29年度「介護人材新規参入促進事業業務仕様書」
介護助手の雇用にあたっては、労働者派遣法その他労働関係法令を遵守すること
介護助手に支払う賃金は、時間単価とし、適切な単価を設定すること
介護助手の時給単価は、法令に違反しない範囲で設定し、勤務場所に応じた通勤交通費を支給すること
原則として夜間勤務及び超過勤務は本事業の対象としない
介護助手の雇用条件に応じ、社会保険に加入すること
介護助手が従事する業務内容について、介護助手本人の意向と事業者の意向を調整し、 事業者の介護職員の行う業務との差別化を行うこと
つまり、多くの介護補助職員は時給で働くものの、法に基づいた雇用をして適切な賃金を提示することが求められています。
また、夜勤や残業や基本的に無く、労働時間などの条件次第では社会保険に加入することも求められています。
さらに、事業所の正職員と同じ業務に関しては、介護助手には求めないことも明記されていることが分かるでしょう。
労働時間やシフトに関する働き方
介護助手や介護補助は時給で働く場合、パートやアルバイト、派遣スタッフとしての勤務形態が中心となります。
流動性の高い労働力として諜報されるので、労働時間や働く曜日、時間帯など融通が利きやすいメリットがあります。
シフトや労働時間は事業所によって異なるので、家庭と仕事を両立したい場合は率直に聞くと良いでしょう。
もちろん、正社員として働く場合もあり、介護助手として働きながら資格を取得して、介護の専門職としてキャリアアップすることも可能です。
このように、自分の希望を叶える形で働くことができる点が大きなメリットと言えます。
介護助手・介護補助は就職先は幅広い
介護助手・介護補助として働ける職場は、下記のようにとても種類が多いです。
デイサービス
小規模多機能型居宅介護などの在宅支援サービス事務所
認知症型グループホーム
有料老人ホーム
特別養護老人ホーム
老人保健施設
特に、利用者・入居者の多い施設では介護をサポート人材が貴重なので、介護助手・介護補助を募集しているケースが多いです。
直接的に「介護助手募集」「介護補助募集」という謳い文句がある場合もありますが、大抵の場合は「介護職員募集(無資格可)」のような表現がされています。
まだ明確に「介護助手」という職種として確立されていないので、仕事内容などをよく確認した上で応募するか判断してください。
また、介護助手に似ている職種に「看護助手」がありますが、看護助手は読んで字の如く看護師の助手を行います。
仕事内容は「介護助手・介護補助」と似ている部分もありますが、基本的に勤務先は病院やクリニックになるので、職場が異なります。
勤務先の事務所によって、仕事内容や勤務条件などが異なるので、雇用形態な週の所定労働時間などを含めて面接の際にしっかりと確認しておきましょう。
介護助手が導入された背景とは
介護助手は、深刻化する介護人材不足に対応するため近年本格的に導入された新しい役割です。
まだ全国で一般的とは言えませんが、厚生労働省は介護総合確保基金を活用し、都道府県福祉人材センターに「介護助手等普及推進員」を配置して、なり手の発掘や事業所への導入支援を進めています。
以下で、介護助手が必要とされる具体的な理由を紹介していきます。
不足する介護人材の緩和
現在も介護業界は慢性的な人手不足に悩まされていますが、少子高齢化が進むにつれて介護人材の不足は深刻になっていくと考えられています。
平均寿命が伸びていますが、健康寿命はそのまで伸びていないことで、介護が必要な高齢者・要介護者は年々増え続けています。
このような状況であるにも関わらず、少子化の影響から介護の担い手になる若者や有資格者の人口は伸び悩むと予測されているので、介護業界は大きな課題に直面していると言えるでしょう。
介護福祉士をはじめとした介護系資格を持った介護人材が枯渇してしまうと、適切な介護が受けられない人が現れてしまう可能性があるので、国としても状況の改善を急いでいます。
そこで、無資格者でも一定の仕事ができる介護助手制度を設けて、介護職のハードルを下げて介護職不足を改善させようとしているわけです。
高齢者の就労の援助
高齢者にとって介護助手は「働きながら老後不安を和らげられる仕事」として重要な役割を持っています。
65歳以上でも元気な人は多く、高齢者雇用安定法の改正により70歳までの就業機会確保が企業に努力義務として課されるなど、高齢期の就労は今や一般的になりつつあります。
年金だけでは将来が不安な人にとって、介護助手として働くことは生活費の補填と生きがいづくりの両方につながります。
介護助手の仕事は清掃・配膳・見守りなど補助的業務が中心で、身体的負担も比較的軽く、同世代に近い利用者からも安心感を持って受け入れられやすい働き方です。
介護サービスのクオリティの向上
介護の仕事と聞くと、身体介護のようなサービスをイメージしがちですが、その他にも特別なスキルを必要としない掃除や生活必需品の買い物も含まれます。
これらの雑用に近い仕事を全て有資格者が担うと、負担が大きくなってしまい現場が回らなくなってしまう恐れがあります。
そこで活躍するのが介護助手で、有資格者に代わって掃除や生活必需品の買い物をすれば介護現場にとって非常に助かる存在となります。
資格が必要な仕事は、介護福祉士や訪問介護員などの専門職が担当し、それ以外の補助的な業務を介護助手が担当することで介護現場の運営はスムーズになるでしょう。
「難しい仕事はできるか自信がない」という高齢者の方でも安心してこなせる仕事なので、年齢に関係なく安心して働ける点もメリットです。
老後不安を払拭するためには「長く働く」ことが一番
老後の不安を和らげるには、できるだけ長く働き続けることが最も効果的です。
介護助手・介護補助なら身体介助は基本的になく、清掃や配膳、見守りなどが中心なので、高齢者が抱きがちな「体力面の不安」を抑えながら働けます。
短時間勤務やパート勤務も選びやすく、自分の体調に合わせてペースを調整できる点も魅力です。
収入を得ながら社会参加することで、生活費の補填だけでなく健康維持や生きがいづくりにもつながります。
定年後も無理なく働きたい人にとって、介護助手は有力な選択肢と言えます。
介護助手と看護助手の違いは?
介護助手・介護補助と混同されやすい仕事に看護助手があります。
看護助手の仕事は、介護の仕事の一部を担いつつも看護師のサポート業務なども担っているスタッフを指します。
未経験でも着実にステップアップできる魅力的な仕事で、好条件で働ける環境も多いです。
食事や排泄などの介助業務
看護助手でも、介護施設と同じように食事介助や排泄介助などの生活援助業務を行うことがあります。
入院患者に合わせて、オムツ交換や移動時の付き添いなどの介護業務をこなしていますが、患者の身体に触れるような身体介助は介護職員初任者研修以上の資格が必要となります。
つまり、看護助手が行う仕事もあくまでの補助のレベルに留まっているので、スキルアップするためには資格取得が必須となります。
看護師の補助
看護助手という職種の名前の通り、看護師の指示に従いながら介護業務や補助や業務のサポートを行います。
事務作業の補助や医療器具の消毒などの付随的業務も任されることがあり、縁の下の力持ちとして介護現場を支えることになります。
看護師も人手不足で多忙になりがちなので、煩雑な作業をこなしてくれる看護助手は非常にありがたい存在です。
病室などの環境整備
病室の環境整備として、清掃やベッドシーツの交換などの仕事も看護助手が行うケースが多いです。
地味ながらも、サービス利用者が快適に生活するために欠かせない仕事と言えるでしょう。
このような病室などの環境整備も看護師が行うと業務負担が非常に重くなってしまうことから、専門職の負担を軽減するために重要な役割を果たしています。
病院と介護施設の違いは療養サポートか介護
介護助手は主に介護施設で働いていますが、看護助手は主に医療機関で働いています。
つまり、介護が必要な入居者に対してサービスを提供する点と、病院で入院している患者に対してサービスを提供するという点において違いがあります。
そのため、病院の介護業務は主に療養サポートになるので、看護助手として働く場合も療養に関連した業務が中心です。
ケガや病気から回復して自立した生活を送れるように戻る姿を多く見られるので、やりがいを感じやすい職場と言えるでしょう。
以下の記事では看護助手の業務内容も紹介しています。
介護助手と介護福祉士・ホームヘルパーの違い
介護助手と介護福祉士・ホームヘルパーは、資格の有無と担当できる業務範囲が大きく異なります。
介護福祉士は介護分野で唯一の国家資格で、養成校での履修や一定の実務経験を経て取得でき、身体介護を含む専門性の高いケアを担います。
一方、介護助手は資格不要で清掃や配膳、見守りなど補助業務が中心で、原則として身体介護は行いません。
また、ホームヘルパーは訪問介護員として利用者宅で支援を行い、初任者研修や実務者研修などの資格取得が必要になります。
介護職がきついと言われる原因
続いて、介護職がきついと言われる原因について見ていきましょう。
体力面や精神面での負担が多い
介護職は体力面・精神面の負担が大きく、心身ともにきつく感じやすい仕事です。
特に夜勤が続くと生活リズムが乱れ、疲労が蓄積して休みでも回復しにくくなります。
こうした負担を和らげるには、意識的に休息を取り、連続休暇などで体と心を整えることが重要です。
もし不調が長く続く場合は無理をせず、休職の検討や上司への相談、医療機関の受診なども選択肢として考えましょう。
現場の人員不足
介護現場の人員不足は依然として深刻で、一人ひとりの負担を重くする大きな要因になっています。
介護労働実態調査では、従業員の過不足感について「不足」と感じている事業所が全体で64.7%に上り、特に訪問介護員では約8割が不足と回答しています。
人員が足りない職場では残業や担当利用者数が増え、心身の不調や離職リスクも高まりやすくなります。
求人を見る際には、人員配置や採用への姿勢、シフトの組み方などをよく確認し、人材確保に積極的な事業所への転職を検討することが大切です。
利用者との人間関係
介護の仕事を通して利用者から感謝されることは多くありますが、逆に理不尽な対応をされてしまうこともあります。
せっかく一生懸命介護しても、暴言を吐かれたり「世話をして当たり前」という態度をとる利用者も存在するので、精神的にきついとも感じてしまう介護職員も多くいます。
また、そもそも人間の相性の世足肢の問題もあるので、全ての利用者と気持ちよくコミュニケーションが取れるとは限りません。
円滑なコミュニケーションが取れないとストレスを感じてしまうのは当然なので、利用者との人間関係も大きなストレス要因と言えるでしょう。
給料が低い
介護職員は、仕事がきつい割には給料が低いというのが現実です。
介護職員の平均年収は約350万円程度と、日本人の平均年収を約100万円ほど下回っています。
特に、まだ経験が少ないと毎月の手取りが20万円に届かないというケースも多いので、モチベーションを保ちづらいのは事実でしょう。
働き方や勤務先を変えること待遇を改善できる可能性はありますが、一般的な水準で見ると「介護職の収入は低い」という点を押さえておきましょう。
仕事内容が大変
介護の仕事は肉体労働の性格が強いので、仕事が不所に大変なのが現実です。
利用者の身体を支えたり抱えたりすることが多いので、肉体的な負担は非常に大きいと言えるでしょう。
また、施設によっては利用者を楽しませるためのレクリエーションを行っていますが、企画運営が苦手な人に散っては苦痛な仕事となっています。
利用者の反応が薄かったり、く盛り上がらないとショックを受けてしまうので、仕事内容の向き不向きがある点にも留意する必要があるでしょう。
経営方針が気に入らない
各施設には経営方針や理念がありますが、自分の価値観と合わないとストレスに感じるのは言うまでもないことです。
人間と法人の関係だけでなく、相性の悪い人間同士で価値観が合うわけは無いので、心地よく働けないのは当然です。
施設長に人員不足を訴えても全く改善が見られなかったり、自身が大切にしている価値観と施設の方針が異なる場合は、環境を変えるのが一番でしょう。
もし経営方針が気に入らばい場合は、ストレスや不満が爆発する前に転職を検討するのがおすすめです。
介護の仕事が合わない
単純に、介護の仕事が自分に合っていないという可能性もあります。
介護の仕事が自分に合っていないと感じるなら、無理に続けず転職を検討することが大切です。
排泄介助や汚物処理など、きれいごとでは済まない業務が多く、潔癖気味の人には負担になりやすい仕事です。
また、現場の風土によってはベテラン職員の意見が強く、自分の判断で動きにくい職場もあります。
仕事内容や職場の雰囲気と相性が合わないと感じる場合は、自分の性格や価値観に合う環境を探した方が、心身の負担を軽減しながら前向きに働けます。
介護助手・介護職を辞める前にやるべきこと
続いて、介護助手・介護職を辞める前にやるべきことを紹介していきます。
まずは求人などで転職活動を行う
まずは在職中のうちに求人を確認しながら転職活動を進めることが重要です。
介護業界は依然として人手不足が続いており、比較的転職先を見つけやすい環境にあります。
特に求人が増えやすい時期を意識しつつ、収入が途切れないよう慎重に動くことが安心につながります。
転職先が決まったら退職意思を伝え、引き継ぎを丁寧に行い、円満退職を目指して計画的に進めていきましょう。
自分に合った職場を見つける3つのコツ
介護の資格を取る
資格は経験やスキルの判断基準になるので、やはり資格を持っておいた方が転職が有利に進みます。
介護福祉士やケアマネージャーなどの上位資格は介護士経験が必須で、段階的に取得できる資格なので、介護業界でのキャリアを考えている場合は取得を狙うと良いでしょう。
介護士としての知識や経験をまとめてアピールできる武器になるので、介護業界での転職では非常に有利になります。
仕事で使えるスキルを身につける
介護の仕事は、高齢者の方や要介護者の方が快適な生活を送れるようにサポートすることです。
そのため、資格以外にも仕事で使えるスキルを習得しておくことで、自分の仕事に付加価値を加えることができます。
例えば、マッサージの勉強やメンタルヘルスについての知識を深めることで、サービス利用者を癒したり寄り沿うことができるので、自身の価値が高まるでしょう。
経験を重ねてアピールポイントを作る
介護現場での経験を重ねて、自分ならではのアピールポイントを作ることも有意義です。
例えば、「チームリーダーを任されて後輩の指導と人材育成に注力した」など、次の職場で生かせるアピールポイントを作ると好印象を持たれるようになります。
経験を積むことで自分にとって武器となるスキルを習得できるので、様々な業務に積極的に携わることをおすすめします。
介護現場ではコミュニケーション能力や忍耐力、問題解決能力なども養われるため、これらのスキルも自己のアピールポイントにできるとよいでしょう。
新たな職場で働きたいなら転職サイトの利用を!
最後に、介護助手を含め、別の介護職や介護職以外に興味を持ったという方におすすめの転職サイトを3つ紹介します。
また、病院勤務を希望する場合は、フリーワードなどで「看護助手」など入れると良いでしょう。
マイナビ介護職

※画像出典:マイナビ介護職公式サイト
認知度No.1の介護職エージェント
20万件を超える求人
都市部の求人に強い
マイナビ介護職は、専属のアドバイザーが転職相談やサポートを担当してくれる転職エージェントです。
マイナビ介護職は大手企業が運営しているため、介護職転職業界でNo.1の知名度が魅力です。(※)
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※介護士を対象とした人材紹介サービス19社における調査結果(GMOリサーチ株式会社)(2021年7月)
介護ワーカー

※画像出典:介護ワーカー公式サイト
年間転職成功実績1万件以上
面接対策や条件交渉などサポートも充実
求人数45,000件以上(2025年12月時点)と豊富
介護ワーカーは、評判の優れた介護職を目指す人向けの転職サイトです。
求人数は45,000件以上(2025年12月時点)を取り扱っており、半年以内に転職できる職場や正社員採用の職場など、それぞれの条件に合った求人を見つけることができるでしょう。
情報提供以外のサポートも手厚く、「面接の日程調整や条件交渉などの手続きの代行だけでなく、履歴書の書き方や面接対策までサポートしてくれる」という口コミも見られるので、サービスの質も申し分ありません。
年間転職成功実績は1万人と信頼性が非常に高い転職サイトで、介護助手や看護助手の求人も多数掲載しているため、ぜひ登録しましょう。
リクルートエージェント

※画像出典:リクルートエージェント公式サイト
転職実績NO.1
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介護職以外の仕事にも興味がある人であれば、業界最大規模を誇るリクルートエージェントが特におすすめです。
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また、キャリアアドバイザーの専門性も高く、介護業界や介護職以外の業界に関して正確な情報を提供してくれるので、ミスマッチを起こしてしまう可能性も低い魅力があります。
10万件以上の非公開求人もあることから、登録することで魅力的な求人に出会える可能性がグッと高まるでしょう。
介護助手・介護補助まとめ
介護現場を支える重要な存在として期待されている
介護人材の確保や高齢者の就労機会の提供などで、介護補助の仕事は活かされている
介護職はきつい面が多いが、介護助手として現場を知ることで自分との相性を確認できる
求人先を探す場合は転職サイトの利用がおすすめ
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資格が無くても就職できますが、介護職としてステップアップを目指す場合は介護職員初任者研修などの資格取得がおすすめです。
とはいえ、介護助手・介護補助には不安無く仕事に就くことができる魅力もあるので、介護業界に興味がある方は介護助手・介護補助としての働き方もチェックしてみてください。