看護師が一般企業への転職に成功するには?求人探しのコツや実際の仕事内容を解説
この記事は看護師に監修されています
看護師
城戸あき(しろと あき)
「看護師が一般企業へ転職するコツは?」
「求人探しのコツや、向いている仕事はどんなもの?」
このように考えている方も多いのではないでしょうか?
看護師として働く中で、一般企業へ転職することは非常に有効な選択肢の1つです。
しかし、医療現場とは全く異なる環境に不安を感じたり、自分のスキルが活かせるのか悩む方も少なくありません。
看護師が一般企業へ転職をするためには、転職エージェントを活用するのがおすすめです。
しかし、転職エージェントにも様々なサイトがあり、どの転職エージェントを選ぶかによって、転職活動の結果が大きく変わる場合もあります。
自分にあった転職エージェントを利用することが、いい転職の近道になります。
本記事では、看護師から一般企業への転職を成功させるためのポイントや、効果的な求人の探し方、さらには看護師経験を活かせる具体的な職種や仕事内容を詳しく解説します。
転職のメリット・デメリットも踏まえながら、自分に合った転職先を見つけるためのヒントをお伝えしていきます。
看護師の一般企業での仕事は企業看護師か異業界への転職がある
企業看護師になるにはハードルが高い
転職サイトの活用がおすすめ
看護師の一般企業への転職とは
看護師から一般企業への転職は、医療の知識や経験を活かしつつ、新たなキャリアパスを築く選択肢です。患者ケアから離れ、ビジネス環境で活躍する機会を得ることができます。
そのため、スキルの転用や新たな挑戦を求める看護師にとって魅力的な選択肢となっています。
看護師の一般企業への転職は、看護師として一般企業で働く場合と、看護師とは異なる分野で就労する2つのパターンがあります。
看護師として一般企業で働く
看護師として一般企業で働く場合は、主に産業看護師として従業員の健康を支えることになります。
近年はメンタルヘルスや健康管理の重要性が高まり、医務室や健康管理室に看護師を配置する企業が増えています。
産業看護師は、健康相談、生活指導、健康診断のサポート、心理的ケアなどを担当し、従業員の健康維持を支えます。
勤務は9〜17時の平日勤務が中心で夜勤がなく、ワークライフバランスを重視したい看護師にとって魅力的な選択肢です。
看護師以外の職種で一般企業で働く
看護師としてではなく一般企業で働く場合、医療機器メーカーの品質管理の仕事などでは、看護師としての経験を活かすことができます。
一般企業の勤務時間は9〜17時が中心で、週休2日制が一般的なため、夜勤や不規則勤務を避けたい人に適しています。
この記事では、看護師が企業で働く際におすすめの職種も紹介しているため、働き方の選択肢を広げたい方は是非ご覧ください。
看護師資格が活かせる一般企業での仕事

看護師資格は、病院以外の一般企業でも活かせる可能性があります。医療知識や患者対応のスキルは、様々な業界で重宝されます。
ここでは、看護師の経験を活かせる一般企業での仕事をいくつか紹介します。
フィールドナース
フィールドナースとは、主に医療機器メーカーの一員として勤務し、看護師ならではの視点から、自社製品を宣伝する仕事です。
実際に現場で働いた経験がある看護師ならではの、ニーズを把握し、自社製品がどのように貢献できるかを熟知しているため、看護師の経験が非常に役立つ職業です。
以下が、フィールドナースの主な仕事内容となります。
自社製品の特徴や強みを医師に説明する
自社製品のデモンストレーションを行う
医療関係者向けの展示会などを開催する
製品導入後も継続的なアフターフォローを行う
年収が600万円以上にアップすることも
フィールドナースは年収600万円以上を狙える可能性が高いです。
E&M Reportの医療機器メーカー年収調査(2021)では、500万円台後半が多数を占めており、企業で働くフィールドナースも同水準まで収入が伸びることがあります。
看護師として年収を上げるには通常夜勤が必要ですが、夜勤なしで安定した勤務時間のまま高収入を目指せる点が魅力です。
ただし、高収入を得るには医療知識に加えて営業力やコミュニケーション力、プレゼン力が求められます。
土日出勤や出張があることも
フィールドナースは土日出勤や出張が発生することがあります。
医療機器メーカーの営業支援を担うため、医療機関の都合に合わせて訪問する場面が多く、学会対応などで土日祝に勤務する可能性があります。担当エリアによっては遠方への出張もあります。
ただし、基本は日中勤務で夜勤がないため、病院勤務より生活リズムを保ちやすい働き方です。
産業看護師(企業看護師)・産業保健師
企業で働く看護師を、産業看護師(保健師免許があれば産業保健師)と言い、看護師が企業で働く場合の代表的な働き方です。
大手企業では、医務室や健康相談室などに常駐して、従業員やその家族の健康管理や生活指導、健康診断などを行います。
ここでは特に、産業保健師についてご紹介します。主な仕事内容は下記のようなものです。
保健指導
健康に関する情報の発信
病気や怪我の対応
健康診断の企画や準備・実施
メンタルケアの実施
厚生労働省が従業員50名以上の会社を対象に、従業員のストレスチェックを義務付けていることもあり、従業員のメンタルケアが重要視されています。
大手企業なので福利厚生が充実
大手企業の場合は、手厚い福利厚生が魅力です。
各種手当なども充実していたり、育児休暇などの休業補償もしっかりしている場合が多いです。
また、リゾート地に保養所など宿泊施設を有していたり、様々な福利厚生を受けることができます。
常任看護師が1人で相談相手がいないことも
産業看護師を常駐させている企業では、看護師の配置人数は定められていないため、基本的には1人体制で勤務することが多いです。
相談相手がいないことや、1人で全てを管理しなくてはいけないことにプレッシャーを感じる場合があります。
産業保健師は狭き門
産業保健師転職活動はかなり狭き門と言えるため、戦略的に進める必要があるでしょう。
なぜなら、多くの場合「保健師資格」が求められます。
また、そもそも産業保健師は大企業のごく一部しか募集していないことや、公開求人が少なく、紹介経由での採用も多いです。
訪問看護ステーション運営会社での採用担当
訪問看護ステーションの採用担当は、看護師からの転職に適した職種です。
訪問看護は深刻な人手不足が続き、有効求人倍率も非常に高いため、採用業務の重要性が増しています。
採用担当は、採用イベントの企画・運営、求人広告の作成、面接対応などを担います。
看護師経験があることで求職者のニーズを正確に理解でき、看護師目線で魅力的な求人票を作成できる点が強みです。
ベンチャーでマネジメントや経営を学べる
ベンチャー企業で働く採用担当は、組織運営や経営をイチから学べる点が大きな魅力です。
採用は会社の成長に直結する重要な業務であり、採用方針の決定や人材戦略にも関わります。
そのため、経営者と直接仕事をする機会が多く、自分の意見を提案しながら会社づくりに参加できます。
ベンチャーならではの倒産リスクも
デメリットになるのは、ベンチャーだからこそ倒産の危機もあるということです。
訪問看護ステーションは、買い手市場となっていますが、開設1年で新規の訪問看護ステーションの約半分以下が閉鎖をしているという現状もあります。
特にベンチャー企業こそ倒産のリスクがあることを理解しておく必要があります。
コールセンターでのオペレーター
企業の製品やサービスに関する問い合わせ対応を行うのが、コールセンターのオペレーターです。
以下の企業では、看護師の経験を活かせる可能性が高いです。
医療機器メーカー
医薬品メーカー
健康食品エーカー
医療保険会社
近年はオンライン上での問い合わせや、健康相談も盛んであるため、専門知識を持った人が対応出来る強みを生かすために、看護師を採用する場合もあります。
人間関係のトラブルが少なくなる
コールセンター勤務は人間関係のトラブルが少ないことが大きな利点です。
業務の中心はお客様との1対1の対応であり、同僚との密な関わりが少ないため職場の人間関係によるストレスが軽減されます。
勤務はシフト制で、休憩や退勤時間も他のスタッフと重なりにくく、必要以上に人付き合いに悩まされる場面が少ない働き方です。
人間関係が理由で看護師を辞めた人には特に向いています。
シフト制だと夜勤の場合も
コールセンターはシフト制のため夜勤が発生する場合があります。
営業時間が長い企業や24時間対応の窓口では深夜帯の勤務が必要になることもあります。
しかし、業務はデスクワークが中心で身体的負担が少ないため、病院の夜勤と比べると体力面の消耗は大幅に軽減されます。
医療系人材紹介会社でのアドバイザー
医療系人材紹介会社のアドバイザーとは、いわゆる医療系求人に特化した転職サイトで、転職希望者に対して様々なサポートを行うスタッフです。
看護師としての経験を活かして、求職者の経験やスキルを客観的に判断し、同じ看護師だからこそ理解できる悩みや、ニーズを把握してよりよい転職先の提案をすることが可能です。
社会人として必要な対人スキルが身につく
医療系人材紹介会社のアドバイザーは、社会人として必要な対人スキルを身につけられる職種です。
転職希望者と医療機関の採用担当者をつなぐ役割を担うため、コミュニケーション力や調整力が求められます。
また、サポート業務を通してビジネスマナーやプレゼン力も磨け、書類作成などの事務スキルも身につきます。
これらの経験はどの企業・職種でも活かせる汎用的なスキルとなり、キャリアの幅を広げられます。
スケジュールが求職者優先なので不規則
アドバイザーは、求職者優先で働くためスケジュールが不規則になりやすいです。
面談時間が夜に設定されると帰宅が遅くなることがあり、場合によっては休日対応が求められることもあります。
担当求職者ごとに予定を調整する必要があるため、自分のペースで働きにくい点がデメリットです。
治験コーディネーター(CRC)
治験の進行をサポートする、治験コーディネーターは、被験者と医療機関や製薬会社との間に入り、治験がスムーズに進行するように調整する仕事です。
医療機関などにおいて、医師の指示のもと、治験に関わる事務的な作業を行ったり、被験者のサポート、治験データの管理などを行います。
医療機関での業務になることも多く、看護師の経験を活かして、存分に働くことが出来る職種です。
患者と直接接することが魅力
治験コーディネーターの魅力は、患者と直接関わりながら治験を支えられることです。
看護師としての医療行為は行いませんが、患者と医療機関の間に立ち、治験が円滑に進むよう調整する重要な役割を担います。
自分が関わった新薬で患者の状態が改善する様子を間近で見られるため、貢献実感が得やすく、患者と関わり続けたい人にとって大きなやりがいがあります。
事務作業の多さが人によって苦痛になる
コーディネーターの主な仕事内容は以下のようなものがあります。
治験の手順書の作成
治験薬の管理
治験進行状況のモニタリング
症例報告書の確認
治験の適切性を評価する
このように、全ての工程で書類を作成したり、書類をまとめたりといった事務作業が発生します。
この事務作業が苦手な人にとってはデメリットとなります。
心理カウンセラー
心理カウンセラーは、看護師経験を生かして企業のメンタルケアを支えられる職種です。
大手企業では産業看護師だけでなく、従業員の心の健康を支えるカウンセラーの重要性が高まっており、専門職としての需要が増えています。
看護師としての現場経験を基盤に、通信教育などで資格を取得すれば新たなキャリアを開くことができます。企業の健康管理体制を支える立場として働ける点も大きな魅力です。
ヘルスカウンセラー
ヘルスカウンセラーは、学校や薬局などで健康相談や心のケアを行う仕事です。
カウンセラーの資格は民間資格として、通信教育などでも学ぶことができますが、看護師免許で対応できる場合もあります。
近年は薬局や企業などでもメンタルヘルスケアが重要視されており、カウンセラーを配置しているところも増えています。
人の悩み事を聞いたり、健康に関する相談を聞いたりするのは、看護師としての知識も役立てる職種です。
臨床開発モニター(CRA)
臨床開発モニターは、製薬企業や開発受託機関に所属し、症例データの収集や進捗確認、治験実施計画書どおりに進んでいるかの管理を担当します。
治験コーディネーターと仕事内容は似ていますが、臨床開発モニターは製薬会社側、治験コーディネーターは医療機関側という立場の違いがあります。
そのため、勤務先も異なり、関わる業務の視点が大きく変わります。
品質管理者(QC)
品質管理者は、企業の製品に対して、商品としての品質を管理する職業です。
おもに医薬品メーカーや、医療機器メーカーなど、薬機法規制下にある製品分野での勤務は、看護師など医療知識がある人が役立ちます。
主な勤務先は、このような医薬品メーカーや、医療機器メーカーになります。また、医療機関の倉庫などで勤務する場合もあります。
イベントナース・ツアーナース
野外コンサートや、イベントなど、国内外で行われるツアーは、看護師が必要になる場合があります。
こうしたイベントやツアーに同行する看護師を、イベントナースやツアーナースと呼びます。
その期間だけの短期の仕事になり、アルバイトなど非常勤として採用されることが多いです。
企業看護師への転職は現実的に難しい
企業看護師への転職は現実的に難しいです。
高収入や安定した働き方が期待できるため人気が高い一方、採用枠は非常に少なく競争が激しいのが実情です。
厚生労働省の調査でも、企業で働く看護師は全体の0.4%とごくわずかでした。
企業で働くことが難しい理由は、以下のような理由が考えられます。
民間企業で働く場合は、保健師資格が優遇される、保健師資格を必須としている場合が多い
中小企業で看護師を配置しているところは少なく、募集している企業は一部の大企業に限られてしまう
紹介経由で採用が決まってしまうことが多く、一般に公募されることが少ない
看護師とは全く異なる一般企業での仕事
看護師として勤務するのではなく、まったく異なる分野で転職を希望する場合、おすすめの職種を紹介します。
事務・経理・労務
事務・経理・労務への転職は、体力負担を抑えて働きたい看護師に向いています。
書類作成やメール対応が中心のデスクワークとなるため、不規則勤務を避けたい人にも適しています。
ただし、事務職は人気が高く、派遣やパートなら求人が見つかりやすい一方、正社員採用は競争が激しく難易度が上がります。
簿記などの事務系資格を持っていると、選考で評価され転職を有利に進められます。
具体的な仕事内容は以下のようなものになります。
事務
主に各部署の事務作業を行います。会社全体の事務は総務となります。
例)書類作成、電話・メールの対応、伝票処理、備品管理
経理
主にお金の管理に携わります。
例)経費の精算、帳簿の入力
労務
主に労働関連の業務に携わります。
例)勤怠管理、給与計算、社会保険の管理
営業
営業職は、特別な専門技術や以前の経験よりも人間性や対人スキルを大切にする採用が一般的です。
未経験者であってもチャンスがあり、多岐にわたる業界や企業が求人を出しており、新人に対する研修も充実しているケースが多いため、初挑戦も容易です。
看護師として培った患者への思いやりやコミュニケーション能力は、この職種での活躍に役立つことでしょう。
商品企画・開発
商品の企画や開発の仕事は、人気の高い分野のため、競争率も高くなる傾向があります。
看護師としての経験を活かすなら、
衣料製品
化粧品
健康食品
ヘルスケア関連の日用品
といった分野だと、看護師の経験を評価され、採用に有利になる可能性があります。
美容関連
看護師とは異なる分野でも、自分の興味のある分野から検討するのもおすすめです。
美容関連の仕事は、具体的に下記のようなものがあります。
美容部員
デパートなどで化粧品販売をする仕事です。お客様にメイクをしたり、美容のアドバイスをしたりする場合もあります。
ネイリスト
ネイルやネイルケアの施術をします。ネイリスト技能検定などの民間資格を求められることがありますが、無資格でも勤務出来るサロンもあり、働きながら資格を取れるようサポートしているサロンもあります。
エステティシャン・セラピスト
エステサロンでの施術や、脱毛サロンでの施術、マッサージやボディケアといった施術を行う仕事です。
IT・WEB関連
IT・WEB関連の仕事は、看護師とは全く異なる分野ですが、将来性のある業界を選ぶならおすすめの業種です。
IT・WEB関連にも様々な職種があり、比較的転職しやすいのは下記のような職種です。
WEBデザイナー
WEBサイトなどのデザインを行う仕事です。社会人向けのスクールも増えています。
WEBマーケティング
WEBショップやECサイトなどの集客を行います。データ分析なども実施し、販売活動を促進させる取り組みをします。
システム販売の営業
自社のシステムを販売する営業職で、企業相手に営業することがメインとなります。
アパレル関連
興味がある分野から選ぶなら、アパレル関連もおすすめです。
アパレル関連は求人も多くあるため、比較的転職しやすい分野となります。
アパレル関連の業種には、下記のようなものがあります。
アパレル店員
販売、接客を行う仕事です。未経験でも転職がしやすい業種です。
アパレル営業
自社ブランドを百貨店やモールなどに売り込む営業職です。主に製造会社などに勤務します。
ECサイト運営
ネットショッピングの自社サイトを運営します。商品撮影や顧客対応などを行います。
看護師が一般企業に転職するメリット

看護師が病院やクリニック以外の企業に転職するメリットを紹介します。
夜勤や残業が減りプライベートが充実
企業へ転職すると夜勤や残業が減り、プライベートを充実させやすくなります。
多くの企業では9〜18時の固定勤務が一般的で、不規則なシフトがないため生活リズムが安定します。
さらに、土日祝が休みになる職場も多く、スケジュール管理がしやすい点も魅力です。
大企業なら給料や福利厚生がよくなる
大企業の場合、収入が高くなる場合があります。
看護師の場合、夜勤を増やして給料アップを狙わなくてはいけなかったところ、企業の場合は勤務時間が増える可能性もありますが、大企業なら夜勤をした場合と同等の基本給が貰える場合もあります。
また、企業独自の福利厚生を充実させているところも多く、家賃補助や財形貯蓄制度といった待遇がよくなる可能性もあります。
医療ミスのプレッシャーが無くなる
企業へ転職すると医療ミスのプレッシャーから解放されます。
病院やクリニックでは、人命に関わる業務が多く、わずかなミスが重大事故につながる緊張感の中で働く必要があります。そのため常に気を張り続ける負担が大きくなりがちです。
一方、企業で看護職以外として働く場合は、医療行為を伴わないため命に関わるリスクがなく、精神的な負担が大きく減る人も多いです。
デスクワークが増えて肉体的な疲れが減る
企業ではデスクワークが増えるため、肉体的な疲労が大きく減ります。
病院勤務は立ち仕事が中心で、移動や力仕事も多く、身体的負担が蓄積しやすい働き方です。
一方、企業での業務は座って行う作業が中心になる場合が多く、体力を消耗しにくい環境になります。
新しい出会い・経験ができる
一般企業へ転職すると新しい出会いや経験が得られます。
医療現場には医療ならではの貴重な体験がありますが、企業で働くと全く異なる職場文化や仕事の進め方に触れられ、これまでにない経験を積むことができます。
新しい業界に踏み出すことで関わる人の幅も広がり、人脈が増える点も大きなメリットです。
少人数体制なので人間関係のストレスが少ない
一般企業は少人数体制の職場が多く、人間関係のストレスが少ないことがメリットです。
医療現場では患者や家族、医師、技師、多くの看護師など関わる相手が多く、人間関係に疲れやすい環境があります。
一方、企業では関わる人数が限られるケースが多く、人間関係の複雑さが軽減されます。
看護師が一般企業で働くデメリット

続いて看護師が企業で働くデメリットを紹介します。
病院とは異なる専門分野の勉強が必要
一般企業へ転職すると、医療現場では重視されにくいビジネスマナーやパソコンスキルが必須となります。
業種によっては営業知識やプレゼン力まで求められます。
異業界への挑戦となるため、新しい学習が欠かせませんが、その分スキルの幅を大きく広げられる点はメリットでもあります。
現場感覚を忘れて病院への復帰が難しくなる
一般企業へ転職すると現場感覚が薄れ、病院への復帰が難しくなる可能性があります。
資格があれば再び看護師に戻れますが、現場を離れる期間が長いほど医療手技や判断力が鈍り、復帰時に苦労しやすくなります。
産業看護師として企業で働く場合も、医療処置を行う機会がほとんどないため、臨床スキルが衰えやすい点に注意が必要です。
少人数体制はデメリットもある
少人数体制で勤務出来ることは、人間関係の悩みが減る一方で、デメリットになることもあります。
同僚と仲良くなるのが難しい
一緒に働く人の人数が限られるため、同僚とのコミュニケーションの機会が減ってしまいます。
あまり気の合わない人と関わらなくてはいけない現場では、少人数体制だからこそ距離が近くなり、辛く感じることもあるでしょう。
人数が少ないからこそ感じるデメリットが少なからずあります。
裁量が大きく自分の判断が必要
少人数制で勤務する環境の場合、頼りに出来る人が少なくなり、何かあったときに頼れる人が近くにいない可能性があります。
そうなると、何かするときの判断を自分自身で決めなくてはならない場合も多く、プレッシャーが大きくなる可能性があります。
相談出来る相手が少なかったり、参考に出来る意見が減ることもデメリットになります。
収入が減る可能性がある
新しい業界で勤務する場合は、新人扱いとなるため、収入が以前より減る可能性があります。
また、看護師は比較的収入が高い職種でもあるため、看護師以上の収入を望める業界は少ない場合もあります。
収入が減る可能性があることはデメリットですが、新しい環境でも着実に経験を積めば収入アップを目指せますし、勤務時間が長くなる場合は、看護師と同等かそれ以上の収入が見込める職場もあります。
対人関係での悩みは起こりうる
一般企業へ転職しても対人関係の悩みが起こる可能性はあります。
病院とは環境が異なっても、相性の合わない人や横柄な態度の相手と関わる場面は避けられません。そのため、人間関係だけを理由に転職を判断すると、転職後も同じ問題に直面することがあります。
転職前には異動の可能性や上司への相談など現職での改善策も検討すべきです。
一般企業への転職に向いている看護師の特徴
病院やクリニックで看護師として勤務するより、一般企業で働いたほうが向いている人の特徴を紹介します。
夜勤や激務を避けたい方
夜勤や激務を避けたい人には企業への転職が向いています。
病院や介護施設では夜勤が必須で、長時間労働や休日出勤が発生しやすく、勤務が激務になりがちです。
一方、企業では日勤のみの勤務が多く、規則的な働き方をしやすい環境が整っています。
生活リズムを整えたい人やワークライフバランスを重視したい人にとって、企業での勤務は有力な選択肢になります。
自分でペースを管理して仕事したい方
自分のペースで仕事を進めたい人には企業勤務が向いています。
企業では期限や業務内容は決まっているものの、病院のように周囲の動きに合わせて行動する必要はなく、自分でスケジュールを管理しながら仕事を進められます。
一般的なビジネススキルを身につけている方
一般的なビジネススキルを身につけている人は企業で働きやすいです。
企業では看護師の専門性に加え、ビジネスマナーやコミュニケーションの基本が重要になります。
医療現場ではあまり求められないスキルでも、一般企業では必須となる場面が多いため、ビジネスマナーが備わっていると仕事がスムーズに進みます。
会社員としての基礎がある人は企業への転職に向いています。
臨床経験を活かした仕事がしたい方
臨床経験を幅広く活かしたい人には企業看護師の働き方が向いています。
一般企業では特定の診療科ではなく、さまざまな健康課題に対応するため、多くの診療科を経験していることが強みになります。これまでの臨床経験を総合的に活かしたい人にとって魅力的な職場です。
特に、5年以上複数の診療科で経験を積んでおくと、企業でも即戦力として働きやすくなります。
看護師が一般企業へ転職する際のポイント
この見出しでは、看護師が一般企業に転職する際のポイントを紹介していきます。
転職の軸・方向性を定める
自分がなぜ転職をしたいのか
どのような企業に転職したいのか
まずはこのような、転職の軸をしっかりと確認をし、方向性を把握することが大切です。
転職先に譲れない条件などもしっかり把握しておきましょう。
現在の職場の不満から転職理由を考える
転職を決意しようと思うきっかけは、結婚や出産、家族の転勤に合わせてといったライフステージの変化もありますが、1番の転職理由になるのは、職場への不満を感じているからです。
どのようなところが不満で、どうしたら働きやすくなるのかを明確にしておくと、転職先を選ぶ基準にもなります。
なぜ一般企業で働きたいか言語化する
医療機関や介護施設で看護師として勤務することを選ぶのではなく、なぜ企業で働きたいと思ったのか、その理由はしっかりと明確にしておきましょう。
医療機関ではなく、企業で働きたい理由は、採用面接でもよく聞かれることです。
転職先で譲れない条件を定める
いい転職にするために、転職先で譲れない条件をはっきりとさせておきましょう。
具体的な例は、以下のようなものがあります。
看護師資格を活かすか
休日はどれくらい欲しいか
育児休暇が取れるか、子育てへの理解や支援はどうか
内勤中心か、外勤中心か
社内イベントは多いか
会社の社風はどうか、挑戦する社風・堅実な社風など
転職サイトなど複数の手段で求人を探す
求人を探す手段は、いくつかの方法があります。
それぞれに特徴があるため、以下の表にまとめました。
転職サイト | 転職エージェント | ハローワーク | |
|---|---|---|---|
求人数 | ◎ | ◎ | △ |
情報量 | ◯ | ◎ | △ |
年収アップ | △ | ◎ | △ 高年収の求人を自分で見極める |
便利さ | ◎ | ◎ | ◯ |
転職相談 | × | ◎ | △ |
選考対策 | × | ◎ | ◯ |
求人情報以外にも幅広く情報収集
どのような方法で求人を見つけたとしても、求人情報に掲載されていること以外にも、情報収集をするようにしましょう。
気になる求人を見つけたら、その企業の公式サイトなどを見て、経営理念などを必ず確認します。
他にも、「転職会議」や「Open work」などのサイトを利用して、社員の口コミを確認するのもおすすめです。
実際に企業で働く看護師に話を聞こう
企業で働く看護師の話を聞くことは転職成功に直結します。
実際の働き方や選考の実情など、有益な情報が多いため必ず確認すべきです。
特に産業看護師は紹介で採用が決まることも多く、看護師同士のコミュニティづくりが重要になります。知人の紹介でチャンスが広がる場合もあります。
また、病院勤務で関わる製薬会社や医療機器メーカーの担当者とのつながりも、企業を目指す際に役立ちます。
PCやMicrosoft Officeに慣れる
一般企業で働く場合、PCスキルは必要不可欠です。
産業看護師として企業に転職を目指す場合も、様々な書類管理などでPCスキルが必要です。
他の業種でも、WordやExcelといったMicrosft Officeを導入している企業が多いため、慣れておくことが良いでしょう。
MOSの資格がおすすめ
MOS資格とは、Microsoft社の国際資格で、WordやExcelのスキルを証明する資格です。
ビジネスマンや派遣社員など、企業で働く人が年間30万人程度が受験しています。
1ヵ月ほど準備すれば取得可能で、独学でも受験も可能です。
看護師におすすめの転職サイト・エージェント
看護師が一般企業に転職するなら、転職サイトを利用することがおすすめです。
この見出しでは、おすすめの転職サイト・エージェントを紹介します。
看護師資格を活かすなら専門エージェント
一般企業への転職でも、看護師資格を活かして働きたい場合におすすめの転職サイトは、看護師や医療職に特化した専門サイトの利用がおすすめです。
専門サイトと特徴をまとめました。
転職エージェント | 特徴 |
|---|---|
レバウェル看護(旧:看護のお仕事) | 求人数は日本最大級の14万件以上 |
ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク) | 利用者満足度が97% |
マイナビ看護師 | 看護師認知度が5年連続No.1 |
看護師ワーカー(旧:医療ワーカー) | カウンセリングで選考対策までサポート |
看護roo | 多数の好条件の求人から紹介してくれる |
レバウェル看護(旧:看護のお仕事)

求人数は15万件以上(2024年10月時点)と日本でも有数
年間4000回以上の訪問で内部情報が豊富
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レバウェル看護は、相談のしやすさNo.1
出典:看護師転職サイトを対象としたインターネット調査(株式会社エクスクリエ)
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出典:レバウェル看護 看護師の転職成功事例
ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)
※画像出典:ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)公式サイト
全国で累計100万人以上の看護師が利用
求人数20万件以上(2024年10月時点)
看護師専門、地域専任のキャリアパートナーが徹底支援
ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)は、2005年の創設以来累計100万人を超える看護師が利用している人気の転職サービスです。
ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)では、看護師専門で、かつ地域専任のキャリアパートナーが条件交渉を行ってくれるので、好条件での転職を目指したい方にも適しています。
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※2025年 オリコン顧客満足度®調査 看護師転職
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満足いく転職をしたい方、信頼度の高い転職支援サービスを利用したい方におすすめのサイトです。
4月半ばからぼちぼち就職活動しようと思っていましたが、たまたまスマホで登録したら、翌日にはお電話頂き、その日のうちに面接の日程も決まり、ペースが早すぎて、履歴書作成など慌ただしかったですが、結果的には内定を頂くことができて、本当に良かったです。
出典:ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)
マイナビ看護師

※画像出典:マイナビ看護師公式サイト
大手人材紹介会社のマイナビが運営
5年連続看護師の転職サイト認知度No.1(※)
求人数も多く都市部に強い
※出典:看護師を対象とした人材紹介サービス14ブランドにおける調査結果(GMOリサーチ株式会社)(2021年7月)
マイナビ看護師は、大手人材紹介会社のマイナビが運営している転職サイトです。
大手である強みを生かして、求人掲載数が2024年現在で、非公開求人や独占求人を含めて8万件以上掲載されており、看護師転職サイトの中でも圧倒的求人数を誇ります。
看護師転職の中でも転職先として人気の高い、一般企業や美容クリニック、トラベルナースなどの求人掲載もあります。
また、企業や医療機関を直接訪問しているアドバイザーが、職場の雰囲気などの情報も共有してくれます。
親身に話を聞いていただけたため、転職についてをしっかり検討していただいてると感じることができました。デメリットを沢山聞けて自分の転職に対しての認識の甘さがあったかなと感じてしまいました。もっと深く検討していこうと自分でも思いました。
出典:美容クリニックへ転職したマイナビ看護師の評判・口コミ
今回キャリアアドバイザーさんにかなりワガママを言ったのですが嫌な顔一つせず対応して下さいました。希望通りの企業を紹介していただき、面接を受け内定いただき本日より勤務をさせていただいております。本当にマイナビさんに担当してもらって良かったと思っております。
出典:看護師資格・経験を活かせる一般企業へ転職したマイナビ看護師の評判・口コミ
違う分野への転職なら総合型エージェント
一般企業にて、看護師とは別の業種へ転職を希望する場合は、様々な業種を扱っている、総合型のエージェントを利用するのがおすすめです。
リクルートエージェント
転職業界で有数のサービス
様々な職種の求人を掲載
異業種への求人にも対応可能
リクルートエージェントは、日本で非常に知名度のある転職エージェントです。
取り扱っている求人数も非常に多く、業種は多岐に渡り、幅広い業界・職種の求人を掲載しています。
各業界に精通した専門性の高いキャリアアドバイザーのサポートを受けられるため、初めての業種でも安心して転職活動をすることができます。
キャリアアドバイザーは、業界や企業ごとに面接対策なども行ってくれます。
看護師とは異なる職種への転職を希望される方におすすめのサイトとなっています。
項目 | 内容 |
|---|---|
求人の数 | 630,000件以上(2024年現在) |
対応エリア | 47都道府県 |
特徴 | 最大手転職エージェントの一つ |
登録がおすすめの人 | 介護職から他業界への転職を考えている人 |
doda

引用元:doda公式サイト
株式会社パーソルキャリアが運営
転職業界で最大級の求人数
業界に精通したキャリアアドバイザーがサポート
株式会社パーソナルキャリアが運営する、日本最大級の転職エージェントです。
質の高いエージェントが揃っていることに定評があり、書類作成や面接対策などの手厚いサポートが受けられます。
営業、企画、販売、公務員、ITなど、様々なジャンルの職種を扱っており、求人数は110,000件以上に上ります。
項目 | 内容 |
|---|---|
求人の数 | 220,000件以上(2023年現在) |
対応エリア | 47都道府県 |
特徴 | IT関連の求人が特に豊富 |
登録がおすすめの人 | IT関連の業界を希望する人 |
マイナビエージェント

引用元:マイナビエージェント公式サイト
人材紹介会社大手のマイナビが運営する、マイナビエージェントは、「20代に信頼されている転職エージェント」で1位に選ばれた、若い世代の転職に強いエージェントです。
2021年7月時点での求人数は約27,000件以上ですが、非公開求人も多く保有しており、まずは登録しておきたい転職サイトの1つです。
様々な業界の求人を扱っており、無期限のサポートを受けられるため、たくさんの求人から比較して検討したい人にもおすすめできます。
項目 | 内容 |
|---|---|
求人の数 | 63,000件以上(2023年現在) |
対応エリア | 47都道府県 |
特徴 | 20代をメインターゲットにした転職サイト |
登録がおすすめの人 | 初めて転職をする若い世代の人 |
転職エージェントの効果的な活用術
この見出しでは、転職エージェントを最大限活用し、よりよい転職活動となる利用方法について解説していきます。
同じ案件に複数のサービスから応募しない
同じ案件に複数のサービスから応募してはいけません。
複数の転職エージェントへ登録すること自体は問題ありませんが、同一求人を複数経由で応募すると企業側が混乱し、不信感を抱かれる可能性があります。
その結果、紹介停止など不利な扱いを受けるリスクもあります。
複数登録する場合は、どの求人をどのエージェントから応募したかを管理し、重複応募を避けることが重要です。
アドバイザーには素早く頻繁に連絡
アドバイザーには素早く頻繁に連絡を取ることが重要です。
転職エージェントは転職が決まって初めて報酬が発生するため、転職意欲の高い求職者を優先的にサポートします。
こまめな連絡や迅速な返信は意欲のアピールになり、好条件の非公開求人を紹介してもらえる可能性も高まります。
また、面接日程の調整にもスピードが求められるため、連絡が早いほど企業側にも良い印象を与えられます。
希望条件の優先順位と理由を共有
希望条件の優先順位と理由を共有することは転職成功の鍵です。
転職先に求める条件をリストアップし、「何を優先するのか」「なぜそれが重要なのか」を明確にしてアドバイザーに伝えましょう。
優先順位がはっきりしているほど、アドバイザーは希望により近い求人を探しやすくなります。
経歴やスキル・希望条件は正直に伝える
これまでの経歴やスキルは、正しく伝えましょう。
嘘や偽りがあると、企業とのミスマッチにも繋がりますし、信頼問題に発展し、スムーズな転職が出来ない場合もあります。
勤務歴が短かったり、スキルに不安があったりする場合でも、アドバイザーとのやりとりで、不利にならない方法を教えてもらえます。
転職時期は「すぐに」と答えよう
転職サイトの運営は、求職者が採用されたのち、その企業から支払われる紹介料で運営されています。
そのため、転職意欲が高い人を積極的に支援する傾向があるため、転職時期を聞かれた場合は「いい求人があればすぐに」と答えるようにしましょう。
担当のアドバイザーは変更可能
担当アドバイザーは合わなければ変更できます。
転職サービスでは専任アドバイザーがつき、書類添削から面接対策まで二人三脚で進めるため、相性の良さは非常に重要です。
もし話しにくい、提案内容に違和感があるなど不満を感じた場合は、無理に我慢せず変更を申し出ることで、よりスムーズに転職活動を進められます。
エージェントが作成する推薦文は要確認
エージェントが作成する推薦文は必ず確認すべきです。
推薦文は応募者の強みを伝える重要な資料ですが、質の低いエージェントだと経歴を写しただけの内容になり、効果が薄れる可能性があります。
誤った情報が含まれてしまうリスクもあります。
提出前に必ず内容をチェックし、自分の強みが正しく反映されているかを確認することで、選考を有利に進めやすくなります。
転職エージェントの利用の流れ
転職エージェントを利用する流れを確認していきましょう。
転職エージェントに申し込み
まずは転職エージェントに登録をします。
専用の問い合わせフォームが設けられている場合が多いため、確認しましょう。
登録の際には、転職希望時期や希望の勤務地、現在の職種や年収などを入力することが多いです。
まだ曖昧に考えている場合でも、大体のイメージで構いませんので、漏れなく入力をします。
担当のキャリアアドバイザーと面談
転職エージェントの利用では、登録後1週間以内に担当アドバイザーとの面談が行われます。
面談は対面・電話・オンラインのいずれかで実施され、服装は普段着で問題ありません。身だしなみの相談をしたい場合はスーツも有効です。
面談ではキャリアの棚卸しや転職の目的、希望条件を整理し、転職市場の情報共有が行われます。
その後、専任アドバイザーが正式に担当として付き、転職活動が本格的にスタートします。
非公開求人を含めて求人を紹介してくれる
担当者が付くと、本格的に転職に向けて進みます。
希望条件を元に、求人を紹介してくれます。
中には、各エージェントだけが所有している独占求人や、会員登録をした人だけが見れる非公開求人などもあります。
志望業界の動向や、職場環境などの情報を担当のアドバイザーから受けることができます。
書類添削・面接練習を経て応募・面接
求人に応募すると、書類選考や面接が行われます。
多くのエージェントは書類の書き方やアピールポイントの整理を指導し、選考で不利にならないよう添削してくれます。
面接練習では質問への答え方だけでなく、服装や持ち物など細かな点まで確認できます。
1人では十分な対策が難しいため、エージェントのサポートを積極的に活用することで、選考通過率を大きく高められます。
転職先に内定すると同時に退職手続き
転職先の内定が決まったら、退職手続きを進めます。
返却が必要な書類を揃えたり、退職する会社に用意してもらう書類を確認したり、抜けのないように準備を整えます。
退職後提出する書類などもあるため、事前に把握しておくことが重要です。
こうした退職の手続も転職エージェントではサポートしてもらえる場合もあります。
看護師の企業への転職でよくある質問
看護師が企業へ転職する上で、よくある質問をまとめました。
初めての転職で異業界に転職しても良い?
初めて転職する場合に、異業界を選ぶことも問題はありません。
初めて転職をすることにも不安があると思いますが、初めて経験する業界を転職先に選ぶことも不安が大きいと思います。
こうした悩みや不安がある方は、転職エージェントの活用がおすすめです。
悩みや不安の相談に乗ってくれることもありますし、自分にあった求人を紹介してもらえるため、異業界でもスムーズに転職活動を進めることができます。
時間を確保しやすい仕事はなに?
時間を確保しやすい働き方は派遣が最も適しています。
派遣社員は正社員よりも勤務時間の融通が利きやすく、家事・育児と両立したい人やプライベートを重視したい人に向いています。
勤務日数や残業の有無も調整しやすいため、生活リズムを整えやすい点が大きなメリットです。
ただし、契約期間が決まっていたり、慣れても契約終了になる可能性があるなどデメリットもあります。
転職エージェントはなぜ無料なの?
転職エージェントが無料なのは、採用が決まった際に企業から紹介料を受け取る仕組みで運営されているためです。
エージェントは求職者ではなく企業から報酬を得るため、求職者は費用を払う必要がありません。
企業側は採用活動の効率化やミスマッチ防止のためにエージェントを活用しており、報酬を支払う価値があると考えています。
そのため、求職者は履歴書添削から面接対策、非公開求人の紹介まで、手厚いサポートを無料で受けられるのです。
転職の方法はエージェントしかない?
転職をする場合は、エージェントを利用する以外にもいくつか方法がありますが、それぞれメリットとデメリットがあり、転職エージェントほどの手厚いサポートが受けられるわけではありません。
ハローワーク
公的機関でもあるハローワークは、無料で利用することが出来るため、数多くの求人を扱っています。
窓口では求人票の内容を直接企業に確認したり、面接日程をその場で調整したりしてくれます。
しかし、中には求人票と実態が異なる企業もあり、注意が必要です。
直接応募
公に出している求人に対して、自分で応募する方法です。
自分のペースで転職が進められるメリットがありますが、書類を用意したり、面接対策を自分で行ったりする点はデメリットといえます。
また、内部事情を把握するには限界があるため、転職後のミスマッチに繋がる可能性もあります。
看護師が一般企業への転職を成功させるコツまとめ
企業看護師の採用は少ないので、転職サイトを利用する以外にも看護師のコミュニティを広げて紹介を狙うのがおすすめ
一般企業への転職はPCスキルも身に付けて臨む
転職サイトを利用するとスムーズな転職に繋がる
看護師が一般企業に転職する場合は、看護師の資格を活かして働く方法と、まったく違う業界での勤務があります。
ご自分の転職先に求める条件を明確にして、ぜひご自身に合った転職サイトを活用してみてください。
この記事は看護師に監修されています
看護師
城戸あき(しろと あき)
国立病院・大学病院で消化器内科、整形外科、内分泌内科を経験。現在は子育てと両立できるようフリーランスに転身し、医療ライターとして活動中。