看護師は4年目の転職がベスト?辞めたい理由とおすすめの転職サイトを紹介

この記事は看護師に監修されています

看護師

城戸あき(しろと あき)

「看護師は4年目の転職がベストって本当?」

「看護師4年目におすすめの転職先が知りたい!」

看護師の転職時期について、このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

看護師は心身ともに負担が大きく辛い仕事なので、4年目あたりになると「辞めたい」と考える方も増えてきます。

仕事内容だけでなくライフプランも影響しているので、入職4年目を迎えようとしてる看護師の方は転職も検討すると良いでしょう。

こちらの記事では、看護師は4年目の転職がベストと言われている理由や「辞めたい」と感じる理由などを解説していきます。

多くの看護師の方に役立つ内容となっているので、ぜひ参考にしてください!

4年目看護師の転職についてざっくり説明すると
  • 給与をはじめとした待遇面に不満があり「辞めたい」と考える看護師が多い
  • 職場環境が合わずに辛いと感じ、転職を検討する時期でもある
  • ライフスタイルの変化から、転職を検討する看護師もいる
  • 一定の看護経験を積んでいる看護師は転職で有利
[PR] 本記事は独自に作成していますが、マイナビ・リクルート等各社サービスのプロモーションを含みます。

おすすめ転職サイト3選

看護師4年目で辞めたいと感じてしまう理由

しんどい看護師

看護師4年目にもなると、基本的な看護業務が大方できるようになり、自分に自信が持てるようになります。

また、今後のキャリアプランやライフステージを意識して「辞めたい」と考え、転職を考え始める人も増える時期でもあります。

給与への不満

転職を検討している看護師の多くは、給与をはじめとした待遇面にに不満があるケースが多いです。

看護師は「人の命を預かる」という非常に重い責任を負う仕事でありながらも、業務負担の重さが給与に反映されていないと不満に感じている看護師は少なくありません。

また、業務経験を積んで周囲から頼られるようになると業務量も増えることから、このようなタイミングで待遇と仕事量のバランスを考え始めます。

また、4年目は看護学校の同期などで他の病院に就職した人同士で収入に差が出始める時期でもあるので、ことさら待遇面を意識する機会も増えます。

その結果として、多くの看護師が収入アップを目指して転職を考えるようになるのです。

職場環境が合わなくて辛い

4年目の看護師は、プリセプターやリーダーを任されているため、業務量と負うべき責任も大きくなります。

仕事のやりがいが増えるのは喜ばしいことですが、プレッシャーを重荷に感じたり、周りの要求に応えられなかったりすると落ち込んでしまい、「仕事が辛い」と感じる場面も増えます。

また、リーダーとしての業務は職員との信頼関係が重要ですが、人間関係のマネジメントやメンター業務などの仕事も背負うことになると、なかなか気が休まる時間がなく「辛い」と感じてしまうのです。

院内の複雑な人間関係に嫌気が差してしまい、心機一転転職を考える看護師も多くいます。

今後のキャリアを意識

看護の仕事を4年ほど経過して、ふとしたタイミングで「自分のキャリアはこのままで良いのか?」と思うこともあります。

看護師としてのキャリアを継続するのか、興味がある他の職種に思い切って転職するのかなど、キャリアに関連した様々な考えが脳裏によぎります。

現職に何らかの不満がある場合やキャリアに関する漠然とした不安がある場合、転職に意識が向くことになります。

ライフスタイルが変わる

男性看護師でも女性看護師でも関係なく、結婚や子どもの誕生などをきっかけにライフスタイルが変わることもあります。

「専業主婦(夫)になる」「今後はパートと勤務で家族との時間を確保したい」など、動機は様々ですが、就職して4年程度経つとこのようなライフスタイルの変化が起こりえます。

自身の価値観もそうですが、家族と話し合った結果「今の働き方を変えよう」となることもあるため、結婚や出産はキャリアについて熟考するタイミングと言えるでしょう。

4年目は転職にベストなの?

看護師4年目は、基礎的な看護スキルを習得していることに加えて、リーダー経験もアピールポイントになります。

こちらのトピックでは、実際に転職した看護師の体験談を基にして、4年目が転職にベストである理由を紹介していきます。

経験と体力の両方を持っている

看護師4年目にもなると、基本的な業務の理解はもちろん、プリセプターとして指導者の経験をしている人も多いです。

また、患者と円滑にコミュニケーションを取るスキルなども習得しているので、貴重な経験を積んでいる即戦力として評価してもらえるでしょう。

看護師業界は慢性的な人手不足に悩まされている状況なので、多くの病院や施設で即戦力となれる人材を求めています。

つまり、業務経験があり、後輩へ適切な指導ができる4年目の看護師は重宝され、転職活動を有利に進めることができるわけです。

さらに、4年目の看護師の多くは20代半ばであることから、貴重な「体力のある若手人材」という評価がされ、好条件で転職できる可能性が高くなるメリットも期待できます。

新しい仕事・職場に馴染みやすい

年齢が若いと特定の仕事のやり方に染まっているわけではないので、柔軟性があり新しい仕事や人間関係にも対応ができる強みがあります。

逆に、長年の経験を積んでいる看護師は独特な癖を持っていたり、前職の仕事のやり方を引きずっているケースがあるので、新しい環境になじみづらいケースもあります。

そのため、ある程度の業務経験がありながらも新しい環境に適応できる看護師は貴重な存在なので、安心して雇用できるのです。

ベテラン看護師よりも吸収が早く、素早く職場に馴染める可能性が高いことから、貴重な人材として評価されるでしょう。

業務を俯瞰して見れる

4年目の看護師は、看護師の業務以外にも委員会活動や研修に参加していることが多く、業務を俯瞰して見ることができる強みがあります。

経験が2~3年程度だと自分の仕事で精一杯で、周囲に気を配ったり業務全体を俯瞰する余裕が無かったりしますが、4年程度の経験があれば周囲を俯瞰できる気持ちの余裕もあるでしょう。

自身が行っている業務を俯瞰的に見ることで、仕事の進み具合や改善すべき点を確認できます。さらに、患者やその家族の対応もスムーズになるため、職場で信頼される存在となってくる時期です。

その結果、判断能力も培われて融通が利く即戦力として見られるので、多くの医療機関から歓迎されるでしょう。

リーダー経験は有利に働く

看護師4年目は、プリセプターとしての指導者経験があったり、リーダーとして後輩職員をまとめる機会があります。

プリセプター経験や後輩の指導経験があれば、業務への理解を深めることができるメリットはもちろん、後輩を指導したり教育するスキルを習得できている強みがあります。

これらのスキルは実務経験が無ければ習得できない貴重なものなので、雇用する側からすると非常に頼れる存在です。

リーダー経験があることで転職を有利に進めることができるため、好待遇の求人を探している方はリーダー業務を経験してから転職することをおすすめします。

デメリットも存在する

基本的に4年目看護師の転職はメリットが多いですが、デメリットも存在します。

例えば、新卒が多い病院と中途採用が多い病院では職場の雰囲気や治療に関する考え方が違うこともあるので、仕事の進め方にギャップを感じて混乱するケースが考えられます。

また、新天地に移る以上は人間関係もリセットされるので、新たに人間関係を構築する手間も発生します。

スタッフと一から信頼関係を構築するのは時間がかかるので、業務以外にも気疲れしてしまう点は覚悟しておきましょう。

悩んでいる場合は前向きに

基本的に、看護業務に関する知見があって後輩指導経験がある看護師は転職を有利に進められる可能性が高いですが、転職をしようかしないか迷っている方も多いでしょう。

特に、転職経験が無い方や少ない方は心理的ハードルが高いので、なかなか転職を決断ができないのは仕方の無いことです。

しかし、先述したように4年目は転職にベストな時期です。悩んでいる場合には、まずは前向きに「情報収集だけでもしてみよう」と転職を検討してみることをおすすめします

情報収集を通して、今の職場や自分自身を俯瞰してみる機会をもてるというメリットがあるからです。

何よりも、転職そのものには「給与水準が落ちる可能性がある」「新たな環境に馴染めない可能性がある」といったリスクがありますが、転職活動そのものはノーリスクです。

転職に関する情報を集めたり、転職エージェントとの面談を通じて自身の市場価値を把握できるので、転職に興味がある方は前向きに検討してみてください。

おすすめ転職サイト3選

転職をしない場合は?

転職を検討することは非常におすすめですが、必ずしも転職する必要はありません。

転職をせずとも、今の病院の環境を変えることで自身の不満を解消できる可能性があるので、参考にしてください。

上司や仲間に相談する

今の病院を辞めようと考えている看護師の方には、仕事内容や待遇だけでなく人間関係の不満やストレスを抱えているケースが多いです。

看護師4年目にもなると、他の看護師との連携も求められ、さらには先輩・後輩との間を取り持ったりすることもあり、人間関係に悩みを抱えてしまうこともあるでしょう。

転職しても、新しい職場の人間関係の問題から避けることはできません。現職における人間関係に悩んでいる場合は、まずは上司や信頼できる仲間に相談してみましょう。

自分一人で抱え込むと、結論ありきで考えてしまったり、柔軟な発想が難しかったりします。解決の糸口が見つかりにくい悩みでも、第三者に相談してみることで精神的な負担が減ることもあるでしょう

また、上司に相談すれば科の異動をすすめてくれる可能性もあり、わざわざ転職しなくても心地よく働ける環境に移れる可能性があります。

別の診療科目や病棟へ異動する

自身が担当している診療科目で負担を感じている場合は、他の診療科目や病棟への異動を希望してみましょう。

病院内で異動することで様々な業務を経験できるメリットがあり、その結果として看護師としての知見を深めることができます。

知識や技術の幅が広がりスキルアップが見込めるので、自身の看護師としての市場価値が高まることが期待できます。

転職は「心理的ハードルが高い」と感じている方は、異動という選択で環境を変えたりスキルアップを目指してみてはいかがでしょうか。

4年目の看護師が転職して得られるもの

悩み看護師

転職は様々なストレスや手続きの負担が伴うので、相当な労力を必要とします。

大変なのは確かですが、転職することで得られるものは、実はたくさんあることはご存じですか?転職活動を通して得られるものを確認していきましょう。

自分の希望に沿った職場を見つけられる

転職することで、自分の希望に沿った職場を見つけられる可能性が高まります。

自分が何を重視しているかによって選ぶべき職場は変わってきますが、下記のように自身の希望を整理した上で選択肢を絞ると良いでしょう。

  • キャリア構築を重視するなら総合病院
  • ワークライフバランスを重視するなら訪問介護
  • 日勤帯の勤務を重視するならクリニック

現在の職場に対する不安を整理することで自分の希望に沿った職場を見つけられる可能性は高まり、転職することで心地よく働けるチャンスを掴めるでしょう。

キャリアプランを実現させやすくなる

看護師4年目にもなるとライフイベントの変化もあることから、キャリアだけで無く自分の人生の将来を見据える時期とも言えます。

このタイミングで、将来のキャリアをイメージして転職活動をすることで、自身のキャリアイメージに合う転職を成功させることができるでしょう。

具体的には、自分のキャリアイメージや伸ばしたい専門性を決めた上で、資格取得や専門知識の習得などに励んでみてください。

普段は忙しくてなかなか自分の将来に関してゆっくり考える時間が無いので、ライフイベントの変化に伴って色々な選択肢を検討してみましょう。

おすすめ転職サイト3選

4年目の看護師の目的別転職先

続いて、4年目の看護師の目的別の転職を紹介していきます。

総合病院

ICU・CCU・災害拠点病院など、専門性を磨いたり新たなキャリアを検討している方は総合病院がおすすめです。

総合病院には様々な科があるので、希望するキャリアを実現しやすい強みがあります。

また、途中で科を異動することで知識の幅を広げられるチャンスもあることから、魅力的な選択肢の一つと言えるでしょう。

美容クリニック

ライフワークバランスを重視しながら、給料を下げたくない方は、夜勤がほとんど無い美容クリニックも選択肢に上がってきます。

美容クリニックは基本的な勤務が日勤である上に、残業が少ないので私生活も充実させやすい強みがあります。

さらに、在籍している看護師も多く連休も比較的取りやすい職場も多いので、働きやすさを重視している方であれば美容クリニックを検討すると良いでしょう。

訪問看護ステーション

管理職を目指したい場合や人間関係で苦労したくない場合は、訪問看護ステーションがおすすめです

近年は在宅医療の需要が高まっており、訪問看護ステーションの数は右肩上がりです。

ステーションの増加に伴って役職者のポストが多くなっているので、管理職を目指してマネジメントスキルを磨きたい方は検討する価値があります。

また、病院と異なり、訪問看護は看護師が一人で利用者宅へ赴くことがほとんどです。そのため、看護観や仕事のペースの違いによるスタッフ同士の人間関係のトラブルが起こりにくい魅力があります。

給料も病院並みに高い場所は珍しくありません。4年目以降の看護師であれば即戦力として好待遇も期待できるので、魅力的な職場の一つと言えるでしょう。

転職する際に準備することは?

続いて、転職するにあたって準備しておくべきことを紹介していきます。

転職経験者に話を聞く

転職する際には、自分1人で全て進めるのでは無く経験者に話を聞くことをおすすめします。

実際、看護師は転職を経験している方が多いので、実体験を踏まえたエピソードを聞きたい場合は非常に参考になります。

情報収集をすることで看護師の転職事情の理解や悩みの解決につながります。その過程において、自然と「職場に求めること」を整理でき、転職活動に取り組みやすくなるでしょう。

また、細かいところでは転職に伴う健康保険の切り替え手続きなども確認できるので、様々な有意義な情報を得られます。

転職サイトの登録

転職サイトは看護師の転職情報を多く持っているので、転職の際には非常に頼りになる存在です。

一人で転職活動を進めると、視野が狭くなってしまったり客観的なアドバイスをもらうことができませんが、転職サイトに登録してアドバイザーから意見をもらうことで新たな視点を得られるでしょう。

書類添削や面接対策などのサポートも手厚く、転職に関連した有益な情報を授けてくれるので、ぜひ利用しましょう。

内部情報を教えてくれる

転職サイトは求人情報を取り扱っているのはもちろん、過去の転職者の情報や病院の担当者の声などの情報を持っています。

自力だけで転職活動を進めていると得られない情報なので、ミスマッチを防ぐという意味でも非常に有意義です。

病院の雰囲気やリアルな労働環境などの実態を教えてくれるので、事前にホームページ閲覧や職場見学だけでは得られない貴重な情報を提供してくれるでしょう。

手続きや病院との最終調整をしてくれる

転職活動は応募先の選定や履歴書の作成、面接対策に意識が向きがちですが、それ以外にも条件交渉などを行う必要があります。

しかし、転職サイトでは書類の添削や面接対策に加えて、条件交渉や病院との最終調整も行ってくれます。

求職者本人が聞きづらい内容も聞いてくれる上に、転職の負担を軽くしてくれる頼れる存在なので、有効活用しましょう。

おすすめ転職サイト3選

職場選びを成功させるためのポイント

頑張る看護師

続いて、職場選びを成功させるためのポイントを紹介していきます。

自分のキャリアビジョンを明確に

ミスマッチを防ぐためには、自分のキャリアビジョンを明確にすることが重要です。

自分が転職する目的や転職を考えている理由、転職先で譲れないポイントなどを明確にしておきましょう。

キャリアビジョンを明確にすることで求人選びがスムーズに進む上に、新天地でのミスマッチを防ぐことができます。

例えば、収入アップを検討している場合は年収が高い診療科を選んだり、スキルアップを目指す場合は教育制度がしっかりしている病院を選ぶなど、自身の希望が叶えられる職場を探していきましょう。

労働条件を十分に確認する

働く上で労働条件は非常の重要なので、細かいポイントまでしっかりと確認しておく必要があります。

仕事内容は良かったとしても、人手不足だったり残業時間が長い事業所であれば労働環境に耐えられなくなるケースも考えられるので、しっかりと情報収集しましょう。

給与や労働時間に目が行きがちですが、時間外労働の程度や休日数なども確認しておくことをおすすめします。

情報収集がいい加減だとミスマッチを起こしてしまうリスクも高まるので、気を付けてください。

ライフプランに反しない職場選択を

4年目の看護師は20代半ばの人が多いので、今後の人生において結婚や出産などの大きなライフイベントが控えている年代と言えます。

結婚や出産は人生における重大なイベントなので、当然のことながら仕事にも大きな影響を与えます。

そのため、産休や育休制度の有無や取得実績、託児所も有無に関してもチェックしておくことをおすすめします。

働くママ(パパ)に配慮している職場はスタッフを大切にしてくれるといえるので、安心して働けるでしょう。

4年目の看護師の転職の際の注意点

続いて、転職をする際の注意点について紹介していきます。

退職理由はポジティブに

前職を退職する理由がネガティブだったとしても、うまく言い換えてポジティブに伝えるようにしましょう。

ネガティブな言い方で伝えてしまうと「ウチでもすぐに辞めそう」と思われてしまうので、悪印象を与えてしまいます。

そのため、看護師としてのキャリアアップを目指していたり、家庭との両立を最優先で考えているなど、ポジティブに伝えるようにしましょう。

前向きな気持ちを伝えることで、相手にも納得感を与えることができるので、ぜひ言い換えについて意識してみてください。

転職先に求めることを決める

漠然と「転職したい」と思っていても、自分の中で優先順位を付けて転職先に求めていることを整理してください。

自分が転職を目指す理由や妥協できるポイントなどを整理し、少しでも心地よく働ける求人を絞り込んでいきましょう。

転職する場合は、新卒で病院を選んだ時とは異なる価値観が生まれているケースが多いので、これまでの社会人経験を踏まえて自身の希望を整理しましょう、

「なんとなく」転職先を決めると短期間での離職に繋がってしまう恐れがあるので、自身の思いを言語化しながら求人を探すことをおすすめします。

経験を活かせる職場に

看護師としての仕事の経験が多ければ多いほど転職先の選択肢が広がるので、自身の経験を活かせる求人を探しましょう。

経験のある職場だと仕事を覚えるのがスムーズであるメリットがあるだけで無く、即戦力と評価されるので内定が取りやすくなります。

一方で、未経験の分野に挑戦したい場合には転職活動期間が長くなってしまうリスクがある点に留意しましょう。

経験があれば様々な面において有利になるので、キャリアの棚卸しも行ってみてください。

転職先が決まってから職場を辞める

無収入期間が発生すると焦ってしまうだけでなく、年金や社会保険の切り替えなど、面倒な手続きが必要になってしまいます。そのため、転職先が決まってから現在の職場を辞める方が効率的と言えるでしょう。

「辞めてからじっくり転職先を探そう」という方がいますが、転職先がすぐに決まるとは限りません。

十分な蓄えがあったとしても、無収入期間が長引くと妥協して転職先を決めてしまうこともあるので、ミスマッチを引き起こすリスクが高くなってしまいます。

また、転職先がなかなか決まらないと転職活動中のストレスも多くなってしまうので、安心して仕事探しをするためにも「先に転職先を決める」ことを意識してください。

看護師のおすすめ転職サイト

それでは、看護師のおすすめ転職サイトを紹介していきます。

レバウェル看護(旧:看護のお仕事)

レバウェル看護(旧:看護のお仕事)

レバウェル看護の特徴
  • ともだちに勧めたいサービスランキング第1位を獲得
  • 求人数は12万件以上で日本有数の充実度
  • LINEでも転職相談ができる

レバウェル看護(旧:看護のお仕事)は、累計利用者数40万人を突破している実績ある転職サイトで、レバレジーズ株式会社が行った「ともだちに勧めたいサービスランキング」で1位に選ばれました。

求人数は60,000以上で、看護師転職エージェントの中で日本最大級規模となっています。

担当者が企業に直接足を運んで情報収集をしているため、求人情報の質は非常に高いです。

電話やメールだけでなくLINEでも相談できるので、気軽にスキマ時間を使って転職活動ができる点も魅力です。

レバウェル看護で転職する!

ナース人材バンク

ナース人材バンク

※画像出典:ナース人材バンク公式サイト

ナース人材バンクの特徴
  • 利用者満足度97%
  • 年間10万人以上の看護師が利用
  • キャリアパートナーは看護師専門、地域専任

ナース人材バンクは、年間10万人以上の看護師が利用している転職支援サービスです。

利用者満足度は97%を誇っており、転職実績はNo.1という安心感が大きな魅力です。

キャリアパートナーは看護師専門・地域専任で、業界や担当地域に精通しているので質の高いサポートが受けられます。

求人情報の提供だけでなく、条件交渉まで行ってくれるので好条件での転職を目指している方におすすめです。

ナース人材バンクで求人を探す!

退職代行は使うべき?

なかなか職場に退職の意思を伝えづらい方向けのサービスとして「退職代行サービス」があります。

自分の意思をはっきりと表明するのが苦手な方や、うまく言いくるめられてしまいそうな方に人気のサービスで、退職手続きをまるっと代行してくれるので便利です。

しかし、退職代行を頼む際には3~5万円程度の手数料が発生するので、自信を持っておすすめできるサービスではありません。

そもそも、労働者には「辞める権利」があり、労働者が退職を申し出て2週間が経過したら当然に雇用契約は終了するのが原則なので、そもそも退職代行を使わずとも退職できます。

そのため、基本的に退職手続きは自分で行い、余計なコスト負担を避けるためにも退職代行を利用するのは最終手段と捉えておきましょう。

4年目の看護師によくある質問

最後に、4年目の看護師の転職に関してよくある質問を紹介していきます。

4年目の看護師の平均の給料は?

転職サイトの「看護roo!」の調査によると、20代前半の場合は400万円程度、20代後半の場合は450万円程度となっています。

もちろん、病院の規模や勤務先によっても差がありますが、概ねの目安として知っておくと良いでしょう。

現在の給料と比較して年収が極端に下がるケースは無いと考えられるので、転職情報は積極的に集めてみてください。

給料を上げるために、どのようにして求人を選ぶ?

基本給に意識が向きがちですが、諸手当やボーナスも年収に大きな影響を与えます。

家族手当や扶養手当、夜勤手当などは勤務先によって支給の有無や金額が異なるので、忘れずに確認しましょう。

また、ボーナスも○ヶ月分支給など差があるので、こちらも確認してください。

ハローワークは使える?

仕事探しをする上で、ハローワークも有益なツールとなります。

しかし、求人側も無料で掲載できるので、他の有料媒体と比較すると求人の質が落ちてしまうのは否めません。

しかし、ハローワーク相談員から有益な情報を得られたり、自身の価値観に合う求人が見つかる可能性もあるので、一度チェックしてみると良いでしょう。

退職の切り出し方法は?

退職はなかなか切り出しづらい話題ですが、直属の上司と2人になったタイミングで伝えると良いでしょう。

また、伝えるタイミングは退職を明確に決断してから(できれば転職先が決まっている状態)が望ましく、慰留されたとしても意志を曲げないことを意識してください。

辞めたら今の職場に迷惑がかかる?

退職するにあたって、全く迷惑をかけずに去ることは不可能です。

何らかの迷惑がかかってしまうのは仕方の無いことなので、余裕をもって上司に伝えたり、係の仕事などは引き継ぎ書類を丁寧に作成するなどして後任がスムーズに仕事ができるようにしましょう

退職に向けて、引継ぎやあいさつなどのやるべきことを終わらせたら、「一人抜けても職場はなんとかなる」と考え、そこまで気にしすぎる必要はありません。

4年目看護師の転職まとめ

4年目看護師の転職まとめ
  • 4年目は経験と体力の両方を持っている強みがある
  • 「辛い」「辞めたい」と感じたら、転職も選択肢として考えよう
  • 転職をする場合は、自身の価値観を整理しておくと良い
  • 転職サイトを利用すれば、質の高い求人を見つけられる

4年目の看護師は経験を積んでおり、後輩指導の経験もある強みがあります。

多くの医療機関から即戦力として評価されるので、転職理由や優先順位を整理しつつ理想的な転職先を見つけていきましょう。

こちらの記事で紹介した転職サイトはいずれも信頼できるので、現職で「辛い」「辞めたい」と感じている看護師の方はぜひ登録してみてください。

おすすめ転職サイト3選

この記事は看護師に監修されています

看護師

城戸あき(しろと あき)

国立病院・大学病院で消化器内科、整形外科、内分泌内科を経験。現在は子育てと両立できるようフリーランスに転身し、医療ライターとして活動中。

この記事に関連する記事

【2024年最新】看護師向けのおすすめ転職エージェント17選を徹底比較

看護師の仕事に疲れたら?辞めたいと感じる理由、人間関係が辛い時の解決方法まで解説

看護師の病院以外の職場おすすめ17選|転職先ごとの収入や人気の理由まで徹底解説

介護施設の看護師を辞めたい理由とは|辞める際の基準や対処法・転職のポイントなど解説

看護転職の人気記事

全国の老人ホーム・介護施設・高齢者住宅を探す

介護施設の種類
介護施設の比較
介護施設の費用

上に戻る 上に戻る