看護師の転職時期はいつからがいい?転職活動を開始する最適なタイミングを解説
更新日時 2023/10/15
この記事は看護師に監修されています
看護師
城戸あき(しろと あき)
「看護師の転職はどの時期に多い?」
「看護師が転職する際におすすめの時期を知りたい!」
このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
看護師の方は、経験や希望条件によって最適な転職時期が異なります。
転職時期を見計らって転職することで自分の希望を叶えられる可能性が高まるので、転職時期について知っておくことは有意義です。
こちらの記事で、看護師のおすすめ転職時期について解説していくので、転職を検討している看護師の方は参考にしてください!
- 3〜5年目以降で経験のある看護師は有利
- 月で見ると1月と11月がおすすめ
- 転職サイトを活用して情報収集しよう
看護師キャリアの中で転職時期はいつからがいい?
まずは、看護師におすすめの転職時期について解説していきます。
新人の転職はおすすめしない
新人看護師の場合、まだ十分に経験を積めていないことから、転職時期としてはおすすめできません。
また、在籍期間が短いと「すぐ辞めてしまうのではないか?」と思われてしまうので、選考においても悪い印象を持たれてしまうでしょう。
また、新卒後間もない場合は「第二新卒」という扱いになり、スキルが伴っていない状態で転職するケースが一般的です。
そのため、教育体制が整っていない病院に転職すると後悔する可能性があることから、どうしても転職したい人は
- 第二新卒の求人に募集する
- 素直さや若さなど、ポジティブな印象をアピールする
- 辞めた理由を明確化してすぐに辞めないと判断してもらう
上記の点を意識しましょう。
自身の意図や目標を明確に伝えることで、転職先選びや選考プロセスにおいて有利な状況を作ることが大切です。
3〜5年目は中途採用の対象
3〜5年目は、ある程度の経験があるので即戦力として評価してもらえる可能性が高いです。
時期を問わずに採用されやすいので、転職時期としてはおすすめできます。
採用する側としても、スキルや知識が身に着いている上に、年齢的に若いことからスキルアップが目指せる点を評価しています。
応募できる求人数が多く、自身が希望する働き方や興味がある分野への転職が可能なので、有利に転職を進められるでしょう。
注意点としては、
- リーダー経験など、要求する実績の水準が高くなりがち
- 下手をすると給料が下がる
上記の点が挙げられますので、求められている人材像や条件は必ずチェックしましょう。
6〜10年目はマネジメント層に応募する
6~10年目になると、経験が豊富で後輩指導の経験もある即戦力として評価されます。
人材価値が高いので、転職時期として非常におすすめできます。
現場のマネジメントを行う即戦力として期待されている上に、マネジメントの求人は多くあることから、6〜10年目の看護師も有利に転職を進められるでしょう。
注意点としては、結婚や出産などのライフイベントを控えている人が多いので、生活面との兼ね合いが挙げられます。
11年目以降は管理職
11年目以降になると、管理職は経験豊富なベテランとして扱われるので、やはり即戦力として期待されます。
管理者のポジションが用意されていたり、実績やスキルがある人材は重宝されるので、様々な医療機関から歓迎されるでしょう。
注意点としては、
- 求人によっては給料が下がる可能性がある
- 看護師は年齢制限がなく働き続けられるので、今後のキャリアを考える必要性がある
上記のような点が挙げられます。
自身の価値観やキャリアプランに応じて、適切な求人を探していきましょう。
求人選びの際には給与や将来のキャリア展望に注意しつつ、自分の目標に合った道を進むことが大切です。
看護師の役職には何がある?階級ごとの役割や給料の違い、管理職に就く方法まで解説
1年間で転職がおすすめなタイミング
続いて、1年間の中で転職がおすすめなタイミングを見ていきましょう。
下記のように、月によって求人倍率は異なるので、有利な月を狙って転職活動に着手してください。
時期 | おすすめ度 | 求人の状況 |
---|---|---|
1月 | 10 | 2.16 |
2月 | 8 | 2.15 |
3月 | 6 | 2.06 |
4月 | 2 | 2.03 |
5月 | 4 | 1.97 |
6月 | 9 | 1.93 |
7月 | 8 | 1.90 |
8月 | 6 | 1.88 |
9月 | 9 | 1.87 |
10月 | 7 | 1.91 |
11月 | 10 | 1.98 |
12月 | 1 | 2.11 |
1月・転職おすすめ度10
年末は離職者が増加する時期なので、自然と1月は求人が増加する傾向にあります。
また、年始は求職者の就職活動があまり活発ではないことから、競争率が低い点もメリットと言えるでしょう。
経験がある看護師は有利に転職活動を進められる可能性が高いことから、非常におすすめの月です。
2月・転職おすすめ度8
2月は、1月の離職者の影響を受けて1月よりは求人数は減るものの、まだまだ求人は多いので求職者有利です。
時間をかけて就職活動に取り組めるメリットもあるので、比較的転職がおすすめできる時期と言えるでしょう。
また、風邪などが流行る時期は求人を出す医療機関が増えるので、めぼしい求人があれば積極的に応募しましょう。
3月・転職おすすめ度6
3月は、4月に入職する人の補充がある程度目処がついているので、求人は減る傾向にあります。
しかし、採用枠が余っている医療機関はまだ求人を出しているので、転職のチャンスが全く無いわけではありません。
とはいえ、1月や2月と比較すると求人数は減ってしまうため、あまりおすすめはできません。
4月・転職おすすめ度2
4月は新卒が入ってくる時期なので、中途採用を出す医療機関は多くありません。
3月と同様に、採用枠が余っていれば求人を出しているものの、かなり数は少ないので転職時期としてはおすすめできません。
5月・転職おすすめ度4
5月は、新卒採用があったばかりで人員が足りているケースがほとんどである上に、研修などで忙しい時期でもあります。
また、大型連休があるため、なかなか積極的な採用活動を行わない医療機関が多いです。
そのため、4月ほどではありませんが、転職時期としてはおすすめできません。
6月・転職おすすめ度9
6月は夏のボーナスが支給されるタイミングなので、ボーナスをもらった後に転職を希望する人が増えます。
つまり、下旬にかけて離職者が発生しやすいので、転職市場が賑わう時期と言えるでしょう。
逆に、ボーナスを受け取ってから退職する予定の人は、現職の在籍日要件などを確認しましょう。
転職時期としてはおすすめできる月なので、狙い目と言えます。
7月・転職おすすめ度8
7月は6月に発生した離職者を補うための求人を出す医療機関があるため、求人はそれなりにあります。
ただし、長期休暇があるので、採用側が活発に動いていないケースがあるため注意しましょう。
とはいえ、求人は多い傾向にあることから、6月に希望の転職ができなかった場合は引き続き情報収集しましょう。
8月・転職おすすめ度6
8月は長期休暇で人手不足になりやすいため、求人は多い傾向にあります。
しかし、採用側も人手不足で多忙な状況なので、選考が進まない可能性が高いです。
お盆と重なると採用活動は停滞しがちなので、転職時期としてはあまりおすすめできません。
9月・転職おすすめ度9
9月は、長期休暇も明けて即戦力採用が多く出る傾向にあるため、経験やスキルのある人は狙い目です。
また、即戦力候補や管理職候補の大量採用をする医療機関もあるため、経験者は有利と言えるでしょう。
求人数も多いことから、転職時期としてかなりおすすめできます。
10月・転職おすすめ度7
10月は、9月に大量採用をする反動もあって、求人は少なくなる傾向にあります。
しかし、異動や年末の離職者増加に備えて、下旬から求人は増える傾向にあるので、こまめにチェックすると魅力的な求人が見つかる可能性があります。
9月や11月ほどではないですが、転職時期としてはまあまあおすすめできる月です。
11月・転職おすすめ度10
11月は、年末の離職者増加に備えて採用活動が活発化するため、転職として非常におすすめです。
即採用が決まるケースもあったり、年明けからの採用で内定が出るケースもあるため、転職活動を始める時期に向いています。
求人数も多く、求職者有利で転職活動を進めることができることから、こまめに求人情報をチェックすると良いでしょう。
12月・転職おすすめ度1
12月は、年末年始の長期休暇前で多忙を極めている時期なので、採用活動は停滞しがちです。
また、求職者もあまり多くないことから、求人もあまり出ない傾向にあります。
12月に魅力的な求人が出るケースは少ないので、基本的には1月を待って転職活動をするのがおすすめです。
月のどのタイミングがおすすめ?
月ごとでおすすめの転職時期を判断する場合は、月の中旬くらいがおすすめです。
月初と月末は、給与の締めなどの兼ね合いもあったり、また月初に入職する職員が多いことから、採用担当が忙しいことが多いためです。
月の中旬であれば、比較的人事や総務も仕事に余裕があるため、応募の申し込みするにあたって最適と言えます。スムーズな応募や面接のプロセスが期待できるでしょう。
ただし、毎月当てはまるわけではなく、月によって状況は異なるのであくまで目安として捉えておきましょう。
また、自分だけで判断するのが難しい場合は、転職サイトやエージェントを介して情報収集すると良いでしょう。
希望する施設でおすすめの転職時期は変わる
希望している施設や転職先の職種によって、おすすめの転職時期は異なります。
こちらのトピックで、希望する施設ごとのおすすめ転職時期を紹介していきます。
大手病院への転職
総合病院や大学病院などの大手病院への転職を目指す場合は、日程に余裕を持って就職活動をしましょう。
4月入職の場合、前年の夏から面接が行われるケースが多いので、面接が行われる3ヶ月程度前から準備しておくと良いでしょう。
また、年度途中で入職する場合は、現職におけるボーナスの受け取り条件を確認しておくようにしてください。
クリニックへの転職
個人クリニックは毎年決まったタイミングで求人が出るわけではなく、欠員が発生したタイミングで求人が出ます。
そのため、気になるクリニックがある場合は、こまめに求人情報をチェックするように意識しましょう。
4~5月や9~10月は募集が多い傾向にあるので、特に注意してチェックすることをおすすめします。
訪問看護師への転職も
在宅医療の需要は年々増加しているので、訪問看護師への転職も有力な選択肢となります。
訪問看護ステーションの求人も増えているので、経験者は優遇されるでしょう。
かつては5年以上の臨床経験が求められていましたが、現在は育成体制も整っているので安心して転職できます。
訪問看護はきつい?仕事が大変な理由から平均給料やつらくない職場の選び方まで解説
転職活動の期間はどのくらいがおすすめ?
転職活動の期間は、最低でも3ヶ月〜6ヶ月程度は確保しておくと良いでしょう。
期間中には、転職希望先の情報収集や応募書類の提出、面接対策などをはじめとして現職における引き継ぎなど退職の準備もしなければなりません。
十分な転職期間を確保しておかないと、焦ってしまい納得できる転職活動ができない可能性が高まってしまうので要注意です。
ミスマッチを無くし、スムーズに転職活動をするためにも、転職サイトを有効活用するのがおすすめです。
転職サイトでは、スケジュール管理や選考対策ができる上に、自分にマッチした求人を紹介してくれるので、効率よく転職活動を進められるでしょう。
なお、転職期間の具体的な活動例は下記の表の通りです。
時期 | 活動内容例 |
---|---|
3ヶ月前 | 求人情報収集、履歴書・面接対策 |
2ヶ月前 | 求人へ応募、選考 |
1ヶ月前 | 内定承諾、退職手続き、入職手続き |
入職 | 不安がればエージェントに相談 |
状況別のおすすめ転職時期
続いて、各人に置かれた状況別のおすすめ転職時期を紹介していきます。
ボーナスの支給から考える転職時期
現職でボーナスが欲しい場合は、支給日よりも後に退職を申し出ることをおすすめします。
ボーナス支給日より前に退職を申し出ると、ボーナスが減額されてしまう可能性があるので、退職の意思表明はボーナス支給後にしましょう。
また、支給時期や在籍日要件などの支給条件を確認しておき、経済的に損しないように注意してください。
ボーナスをもらったら引き継ぎもしっかり行い、残されたスタッフが困らないようにしましょう。
派遣・パートの看護師の転職時期
派遣看護師としての働き方を検討している場合は、募集から採用が決定するまでの期間が短いので、空白期間が長引いてしまう可能性は低いです。
パートで勤務する場合は、転職予定日の2~3ヶ月程度前から転職活動を行い、応募書類の作成や面接対策などの準備期間を設けておくと良いでしょう。
経験豊富な看護師の転職時期
看護師としての経験年数が長いほど市場価値は高くなるので、選考を有利に進められる可能性が高いです。
即戦力として活躍が期待されており、いつでも入職できる可能性が高いことから、転職時期についてこだわる必要があまりありません。
転職候補先で「どのような役割が求められているのか」を確認し、ミスマッチが無いように心がけましょう。
新人・ブランクがあるの看護師におすすめな転職時期
新人・第二新卒・ブランクがある看護師の場合は、年度初めである4月に入職を目指すことをおすすめします。
4月は他の採用者と共に研修を受けることができるので、じっくりと実務に向けて準備できる可能性が高いためです。
特に、新卒で自身のスキルに不安がある場合やブランクがあってカンを取り戻すのに時間がかかりそうな場合は、着実に業務を覚えられる4月入職を目指すと良いでしょう。
子育て中の看護師におすすめな時期
子育て中の人は、子どもが幼稚園・保育園・学校に入学する時期とずらして転職活動を行うことをおすすめします。
入園や入学のタイミングは子どもにとっても大きな環境変化となるので、トラブルが発生しやすい時期でもあります。
転職に専念できなかったり、十分な時間を取れない可能性があることから、子育て中の方はタイミングに注意しましょう。
転職活動をする上での3つのコツ
続いて、転職活動をする上での3つのコツについて紹介していきます。
転職する理由は明確にする
まずは、転職を検討するに至った理由や動機を整理しておきましょう。
転職する理由を明確にしておくことで、自身のキャリアの方向性を固める上に、志望動機を聞かれた際にスマートに回答できるメリットがあります。
また、理由が曖昧だとミスマッチを起こしてしまうリスクが高くなってしまいます。
同時に、現職を辞める際の理由も考えておき、滞りなく転職活動できるようにしましょう。
転職サイトを利用する
一人で転職活動を進めることも可能ですが、基本的には転職サイトを利用することをおすすめします。
転職に関するサービスが受けられるのはもちろん、質の高い情報提供を受けることで入社前と入社後のギャップを無くすことができるので、ミスマッチを防ぐことができるでしょう。
また、転職サイトのエージェントは求人に関する情報に精通しており、給与や待遇・福利厚生などの表面上の情報に加えて、口コミや設備の充実度などの情報も持っているので安心してサポートを受けられます。
他にも、キャリア面談や応募書類の添削、面接の対策なども行ってくれるので、転職経験が少ない方でも安心して利用できます。
なお、転職サイトを利用する際には、2〜3社程度に複数利用することをおすすめします。
複数登録することで、求人の抜け漏れが無くなる上に、自分にとって相性のいいアドバイザーに出会える可能性が高くなるためです。
また、転職サイトの非公開求人に関する情報も多く得られるので、積極的にサービスを利用しましょう。
面接での答え方を工夫する
面接でよく聞かれる質問としては、
- 志望動機
- いつから勤務できるか
- 夜勤は問題ないか
- これまでの職歴・経験
- 将来のキャリアについて
上記のような内容が挙げられます。
特に、志望動機に関してはほぼ確実に聞かれるので必ず準備しておく必要がありますが、「いつから勤務できるか」については、
- 就業中:内定後1~2ヶ月で入職できる(引き継ぎや手続きなどが完了次第、入職可能である)
- 離職中:内定をもらったらすぐにでも働ける
上記のように答えると良いでしょう。
また、夜勤の可否やこれまでの職歴に関しては、ありのままの状況を伝えるようにしましょう。
求人の相場も把握しておこう
転職活動を進めるにあたり、「待遇の相場」を把握しておくことも重要です。
例えば、令和2年度の看護師の平均年収は約490万円ですが、この数値を一つの基準にして考えてみましょう。
看護師の仕事では夜勤があることが多いですが、転職を検討している勤務先において夜勤が無い場合は夜勤手当が支給されないので、職種や働き方に応じて待遇の相場を探りましょう。
もし相場よりも著しく給与が高い求人があれば「ブラックな環境なのでは?」「基本給が高い代わりにボーナスが無いのか?」と疑ったり、逆に相場よりも給与が低い場合は「簡単な仕事しか任されないのか?」といった想像ができます。
相場を把握しておくことでミスマッチを防ぐことができ、ブラックな環境の罠求人を避けることができるので、相場観を養うことも意識してみてください。
おすすめの転職サイト3選
それでは、おすすめの転職サイトを3つ紹介していきます。
ナース人材バンク
※画像出典:ナース人材バンク公式サイト
- 利用者満足度は97%と高評価
- 年間10万人以上の看護師が利用
- キャリアパートナーは看護師専門かつ地域専任
ナース人材バンクは、2005年にサービスを開始した転職サイトです。
現在では年間10万人以上の看護師が利用している人気の転職支援サービスで、利用者満足度も97%と高い実績を誇っているので質に関しても申し分ありません。
転職支援をしてくれるキャリアパートナーは看護師専門・地域専任なので、医療業界や担当地域の就職事情を熟知しています。
もちろん、応募書類の添削などと言った復職に際して質の高いサポートが受けられるので、転職歴が浅い方でも安心して利用できます。
以下は、ナース人材バンクを実際に利用された方の口コミです。
私の今までの状況や希望を考慮して、様々な転職先を探して頂きました。小さな相談にも迅速に返答頂けて安心して転職活動をすることができました! 出典:ナース人材バンク
とても誠実で信頼できるご担当様で、安心して何でも相談できました。 出典:ナース人材バンクナース人材バンクで転職する!
レバウェル看護(旧:看護のお仕事)
- ともだちに勧めたい転職サービスランキング第1位を獲得
- スキマ時間で復職の相談ができる
- 求人数は10万件以上と圧倒的
レバウェル看護(旧:看護のお仕事)は、累計利用者数40万人を突破している人気の転職サイトです。
人気があるのはもちろん、レバレジーズ株式会社が行ったアンケートモニター調査によると「ともだちに勧めたいサービスランキング」で1位に選ばれた実績もあるので、サービスの質の高さも折り紙付きです。
取り扱っている求人数は10万件以上にも上り、これは看護師復職エージェントの中では日本最大級規模なので、豊富な選択肢の中から自身にマッチする求人を選ぶことができます。
LINEでも相談が可能なので、忙しい社会人の方でもスキマ時間を使って効率よく転職活動を行える点も好評を得ています。
以下は、レパウェル看護を実際に利用した方の口コミを一部抜粋したものです。
慣れない土地への転職。不安を感じさせない対応に感動しました!
出典:レパウェル看護
レバウェル看護(旧:看護のお仕事)で求人をチェック!勤務時間に制約があったけど、ピッタリの所を探してもらえました
出典:レパウェル看護
マイナビ看護師
※画像出典:マイナビ看護師公式サイト
- 5年連続看護師の転職サイト認知度N0.1
- 大手人材紹介会社マイナビが運営で安心
- 独占求人を含む80,000件以上の求人
マイナビ看護師は、大手人材紹介会社のマイナビが運営している看護師転職サイトです。
80,000件以上の求人を取り扱っており、一般企業や美容クリニック、介護施設まで様々な求人情報が掲載されています。
多くの選択肢から自分にマッチする求人を検討できるので、様々な職種で転職を検討している方におすすめです。
また、求人情報の読み方や履歴書の書き方など、丁寧なサポートが受けられるので転職初心者の方でも安心して利用できます。
企業や医療機関を直接訪問して情報収集をしており、相談方法も電話・WEB・直接面談から選ぶことができるので、自分に合った方法で質の高い情報を得られます。
以下は、マイナビ看護師を実際に利用された方の口コミです。
今回キャリアアドバイザーさんにかなりワガママを言ったのですが嫌な顔一つせず対応して下さいました。希望通りの企業を紹介していただき、面接を受け内定いただき本日より勤務をさせていただいております。本当にマイナビさんに担当してもらって良かったと思っております。ありがとうございました(´`*)
出典:マイナビ看護師の評判・口コミ
マイナビ看護で転職する!希望に沿う求人をピックアップし、更に特色やおすすめポイントまで教えてもらえ、大変魅力を感じる転職先を見つけられたと思います。様々な質問や要望、面接対応にも直ぐに応じてもらえ、安心して転職に挑むことができました。大変お世話になりました。ありがとうございます。
出典:マイナビ看護師の評判・口コミ
転職サイト利用の流れ
転職サイトを利用する際の流れとしては、下記のような手順を踏むのが一般的です。
- 個人情報を入力して利用登録する
- 登録後、担当者から連絡を受ける
- 担当者と初回の面談を行い、仕事の悩みや希望する転職時期・働き方などをシェアする
- 求人の紹介を行けたり、情報を収集する
- 気になる求人があれば応募をする。待遇面など聞きづらいことを聞いてくれたり、日程調整まで行ってくれる
- 内定後、最後の条件交渉もスタッフが代行してくれる
利用登録をする中で希望職種などを入力しますが、細かい条件は面談を通して行うのが一般的です。
求人情報の提供はもちろん、応募書類の添削や面接対策まで丁寧に行ってくれるので、初めて転職する方でも安心して利用できます。
また、条件交渉や日程調整なども代行してもらえるので、頼れるサービスと言えるでしょう。
在職中・退職後に転職をするメリット・デメリット
続いて、在職中に転職をするメリットと退職後に転職をするメリットについて見ていきましょう。
在職中のメリット・デメリット
在職中に転職するメリットとしては、
- 退職後すぐに職場を確保できる
- 経済的・精神的に余裕を持てる
上記の点が挙げられます。
やはり、仕事の空白期間が無いことで収入が途絶えるリスクを無くすことができるので、経済的不安を払拭したい方は在職中に内定を得られるようにしましょう。
一方で、在職中に転職するデメリットとしては、
- スケジュール管理が難しい(入職・退職のタイミングを調整する必要がある)
- 現職での仕事をしながら採用面接やその他転職活動を行う必要がある
上記の点が挙げられます。
やはり、日程調整の難しさが大きなデメリットとなるので、かなりタイトな日常を送ることになってしまう点は覚悟しましょう。
退職後のメリット・デメリット
退職後に転職するメリットとしては、
- スケジュールに余裕がある
- 転職活動に集中できる
- 転職先の希望入職時期に合わせやすい
上記の点が挙げられます。
日程的なゆとりがあるので、先方の都合に合わせながら転職活動を進められるメリットがあります。
一方で、退職後に転職するデメリットとしては、
- 職に就いていないので経済的に余裕がなくなる
- 職が決まらないことに焦ってしまう
上記の点が挙げられます。
やはり、経済的な不安が大きくなってしまう点には要注意です。
なかなか転職先が決まらないと心理的に焦ってしまい、妥協した転職先に就職してしまう可能性がある点にも注意が必要です。
おすすめの退職方法
続いて、おすすめの退職方法について解説していきます。
適切な転職理由を考える
医療現場は慢性的な人手不足の状況にあるので、人材育成にも時間がかかってしまいます。
つまり、現職の立場からすると貴重な労働力を失うのは痛手なので、簡単には退職できないでしょう。
そのため、退職の意思を表明した際に引き止められないためにも、下記のようなポジティブな理由を伝えると良いでしょう。
- 資格取得やスキルアップのため
- 他の科を経験して看護できる幅を広げたい
本音では別の理由があったとしても、建前上上記の理由を伝えると良いでしょう。
また、退職時期としては、人員配置がしやすい3月がおすすめです。
直属の上司に事情を伝える
退職に関して真っ先に相談するべきは、人事部などではなく直属の上司です。
自分と最も距離が近い上司であれば、相談に乗ってくれたり退職の手続きの方法・引き継ぎのチェックまでしてくれるでしょう。
また退職後の体制管理などもあるため、まずは直属の上司に伝えることが重要です。
退職届を書類で出す
退職届は書類で出すのが一般的なマナーなので、メールや口頭で伝達しないようにしましょう。
また、退職届のフォーマットが決まっている職場もあるので、事前にフォーマットなども確認しておくと安心です。
気分良く送り出してもらえるように、しっかりとマナーを守って手続きを進めてください。
最終手段は退職代行
引き留めにあったり退職届を受理してもらえないなど、退職手続きがスムーズに進まないこともあります。
自分の力だけで退職するのが難しい場合は、退職代行サービスの利用を検討すると良いでしょう。
サービスに申し込めば、手数料は発生しますが退職の手続きを全て代行してもらえるため、精神的に楽になります。
こちらの記事でも看護師の退職方法について解説しています。
看護師が円満に退職するためには?辞めるまでの流れと納得される伝え方を徹底解説
転職の準備は早めに!
この記事で紹介した通り、看護師の転職には適した時期と、あまり適していない時期があります。
そのため、今すぐ転職したいからという理由で、求人募集を闇雲に探したり、新しい職場の見通しが立っていないまま今の職場を辞めてしまうのは危険です。
自分が職場を移っても問題ない時期や、職場に求める希望条件などをじっくり考え、場合によっては転職サイトなどを用いて、相談することも大事です。
転職を決めた際には、事前に転職活動の準備を入念に行いましょう!
よくある質問
続いて、看護師の転職に関連したよくある質問を紹介していきます。
病院を変更する際の判断基準は?
病院を変更するべきかの判断基準は人それぞれですが、下記に該当する場合は速やかに転職を検討するべきです。
- 体調やメンタルの不調が長引いている異変が生じている
- 残業過多など、職場環境が著しく悪い
- パワハラが横行している
- 転職を悩んでいる状態が半年近く以上続いている
他にも、現在の待遇に不満がある場合や、キャリアアップを目指すために転職を目指す場合も、早い段階で転職活動に着手すると良いでしょう。
大手病院の採用スケジュールは?
大手病院など大規模な病院の場合、翌年4月入職の採用活動を前年から行っているケースが多いです。
具体的には、4月~8月に選考を行い、9月頃に内定が決まるようなスケジュールで進められています。
内定後は期間が空きますが、現職場で3月まで働いたり、早めに退職して準備するなど、過ごし方は人それぞれです。
大手病院の面接時期は?
大手病院で4月入職を対象にした採用面接は、前年の夏頃までに行われることが多いです。
面接の回数は1回であることがほとんどなので、しっかりと自分の強みをアピールできるようにしましょう。
求人探しのおすすめは?
求人探しの媒体は様々ですが、まとめると下記の表のようになります。
サービス名 | サポートの専門性 | 求人の発見しやすさ | 特徴 |
---|---|---|---|
転職サイト | ◎ | ◎ | 求人数が多く、プロによるサポートが受けられる |
ハローワーク | ○ | △ | 公的機関なので、法令違反の求人が少ない |
直接応募 | - | - | 選択肢は少ないが、採用されやすい |
求人広告サイト | ◎ | - | 自分のペースで情報収集ができる |
ナースセンター | △ | ○ | 求人数は多くないが、専門的なサポートを受けられる |
知人の紹介 | - | - | 情報を得やすいので、ミスマッチが少ない |
自分にとって最もやりやすい方法で進めるのが基本ですが、やはり最もおすすめなのは転職サイトの利用です。
転職サイトは無料で利用できる上に様々なサポートを受けられるので、ぜひ転職活動の軸にしましょう。
看護師のおすすめ転職時期まとめ
- 最適な時期に転職することで、有利に選考を進められる
- 転職活動の期間は3ヶ月~6ヶ月程度を確保しておこう
- 転職活動だけでなく、退職の手続きも行おう
看護師としての経験年数やスキルによっておすすめの転職時期は異なるので、自分の状況を冷静に分析することが重要です。
また、転職希望先によっても転職のタイミングは異なるので、転職サイトを利用しながら情報を集めていきましょう。
転職を検討している看護師の方は、こちらの記事で紹介した転職サイトを利用しながらスマートに転職活動を進めてみてください。
この記事は看護師に監修されています
看護師
城戸あき(しろと あき)
国立病院・大学病院で消化器内科、整形外科、内分泌内科を経験。現在は子育てと両立できるようフリーランスに転身し、医療ライターとして活動中。