看護師の他職種への転職|看護師におすすめの別の仕事14種や資格5種などを解説
この記事は看護師に監修されています
看護師
城戸あき(しろと あき)
「看護師が他職種へ転職する場合はどのような仕事があるの?」
このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
看護師を辞めて他職種への転職を検討している方は多いですが、いざ別の仕事に就こうとするのは不安が伴うものです。
しかし、看護師の経験を活かせる仕事は多くあるので、しっかりと準備をすれば希望通りの転職ができるでしょう。
こちらの記事では、看護師から他職種へ転職する際の方法やおすすめ職種などを紹介していきます。さらに、転職を成功させるためのポイントやメリット・デメリットについても触れていきます。
看護師としての経験を活かしながら、よりよいワークライフバランスや新たなやりがいを見つけるためのヒントが満載です。転職を検討している看護師の方はぜひ参考にしてください!
純粋に他職種に興味を持っている看護師は多い
看護師の全体の半数は看護師以外の転職を考えている
一般企業の看護師や医療事務など、看護師経験を活かせる仕事は多い
介護関連の資格や助産師など、転職に役立つ資格を取得するのがおすすめ
看護師が他職種への転職を考える理由とその割合
まずは、看護師の方が他の業種への転職を考える主な理由について見ていきましょう。
順位 | 転職理由 | 割合 |
---|---|---|
1位 | 他職種への興味 | 26.3% |
2位 | 結婚・出産・育児 | 21% |
3位 | 責任の重さ・医療事故への不安 | 15.8% |
4位 | 残業が多い・休暇が取れない | 10.5% |
5位 | 本人や家族の健康問題、介護 | 10.5% |
6位 | 人間関係 | 7.9% |
参考:HOP!ナビ看護師
1位はもちろん「他業種への興味」となっています。看護師以外の世界へ興味を持った結果、転職を決意する人が多いようです。
また、仕事の責任の重さや残業の多さなど、仕事の性質や職場環境を理由に挙げている人も多いことが分かります。
全看護師の半数は看護師以外の転職を考えている
マイナビの調査によると、現在看護師として働いている人の内、41%の人は「看護職に限らず興味がある仕事をやりたい」と回答していたことが分かりました。
また、6.3%の人は「看護職以外の仕事をやりたい」と回答していたため、看護師として働いている人の約半数が看護師以外の転職を検討していることになります。
転職を検討する理由は人それぞれですが、「多くの看護師が転職を検討している」という事実からも、看護師は人材の入れ替わりが激しい世界とも言えるでしょう。
理由①他職種に興味がある
看護師は医療機関以外での働き方を知る機会が無いので、一般企業におけるビジネススキルが不足しているという不安がつきまといます。
しかし、看護師は慢性的な人材不足である上に経験者は優遇されやすいメリットがあるので、もし一般企業など別の仕事への転職に挑戦した後に「違うな」と思っても、看護師に戻ることは可能です。
このように、看護師の経験が一種の「保険」として機能するので、他の仕事への転職を検討する人が多いと考えられます。
看護師の経験は貴重であり、多様な働き方やキャリアパスを模索する際に、自信と柔軟性を与えてくれるでしょう。
理由②人間関係の疲れ
看護師を辞める理由として、人間関係のトラブルを挙げる人も少なくありません。
看護師は職場に女性が多く、また閉鎖的な環境で年長者の権限が大きい傾向にあるので、人間関係が難しいのは事実です。
また、患者の命に関わる責任のある仕事をするので、仕事の進め方などを巡って価値観が合わずにギクシャクしてしまうことも珍しくありません。
人間関係のトラブルは、職場環境やコミュニケーションの改善によって解決される可能性もあります。
しかし、一部の人にとっては、このような問題が継続することで看護師としての働き方に疑問を抱き、転職を検討する場合もあります。
理由③看護師以外にやりたいことがある
特に目的意識がないまま看護系の専門学校に進学し、看護師になった人もいます。つまり、進学した学校の都合上、看護師以外の選択肢が無かったようなケースです。
このような人を含めて、看護師の仕事をする中で別の仕事に興味を持つ人が多く、他にやりたいことが見つかった結果として、転職を決意するに至るケースも多くあります。
看護師としての経験や医療知識を活かして転職するのは優良な選択肢になるので、キャリアチェンジを検討するのは有意義と言えるでしょう。
理由④体力的につらい
看護師には夜勤や不規則なシフトがつきもので、また慢性的な残業など体力的に負担が大きい仕事です。
また、残業時間以外でも医療知識を増やすために勉強することもあるので、リフレッシュする時間が短く、疲れが取れにくい場合があります。
20代などの若いうちは無理が利いていても、疲労が蓄積すると体力的に消耗してしまい、やがて限界を迎えてしまうでしょう。
このように、体力的な不安から別の仕事への転職を検討する看護師の方も多くいます。
自身の健康や働き方に対する配慮は重要であるものの、適切な休息やリフレッシュの時間を確保することが難しくなってしまうのです。
理由⑤体調を崩す可能性が高い
看護師は患者とのコミュニケーションや観察が主な仕事となりますが、病状の急変時には速やかに適切な対応をする必要があります。
突発的な残業は珍しくなく、自然と激務となりうる仕事でもあるわけです。
このような身体的・精神的な負担は、体調不良に繋がりやすくなります。残業や夜勤の負荷に加えて緊張感の強い職場での体調管理には、細心の注意を払う必要があるでしょう。
また、看護師は日勤と夜勤を繰り返すため、生活リズムが不規則になりやすいです。
昼夜の時間バランスが崩れてしまった結果、不眠や生理不順などの症状に悩まされてしまいしっかりと体を休めることができない看護師も少なくありません。
そのため、規則的な生活を送れない点をネックに感じると、看護師の経験や専門知識があったとしても別の仕事への転職という選択に至りやすいわけです。
実際に、ライフスタイルが変わる結婚や子育てなどのタイミングで、短時間勤務への切り替えや転職を検討する人は多くいます。
理由⑥給料が割に合わない
一般的に、看護師の給料は一般的なサラリーマンと比べると高い傾向にあるので、額面だけ見ると恵まれています。
しかし、前述の通り責任が伴う仕事であるので、一般的なサラリーマンよりもストレスを感じやすいのも事実です。
そのため、「業務負担量と給料のバランスが悪い」と感じて、待遇面に不満を感じて転職を検討する人は少なくありません。
責任感を持って仕事をしている以上、より良い待遇を求めて転職を検討するのは当然のことです。現職に不満がある方は転職サイトなどを利用しながらキャリアアップを目指してみてはいかがでしょうか?
理由⑦プライベートとの両立が図れない
看護師の仕事は不規則で重労働であるため、子育てや介護など、プライベートとの両立が難しい場合があります。
看護師の仕事では、夜勤が必須となっていることもあり、生活リズムが崩れてしまっていることも多くあります。
そのため、看護師を離れ、よりプライベートとの両立がしやすい働きやすい職種への転職を考える人は多いです。
看護師としての経験が活かせる他職種14選
続いて、看護師としての経験が活かせる職種を14種類紹介していきます。
一般企業の看護師
一般企業で看護師として働くという選択肢もあります。
企業内の医務室や健康管理部門に常駐し、社員のメンタルヘルスに関する相談や健康診断の実施、予防接種などが主な仕事となります。が、大企業で求人が出ているケースが多いです。
一般企業で働くのでワークライフバランスを取りやすく、また休日をコントロールしやすい点も魅力です。
ただし、その分企業内看護師は人気職種なので枠が限られており、倍率が高くなっています。
こちらの記事でも詳しく紹介しています。
医療事務
医療事務とは、病院やクリニックなどの医療機関で事務仕事を行う職業です。
医療費の計算やレセプト、受付対応やカルテ整理などの事務作業がメインとなります。
夜勤がなく、体力的な負担が少ないのが大きなメリットです。
医療事務は民間資格であるため、「資格を取得しないと働けない」というわけではありませんが、資格があったほうが就職には有利です。
特に看護師経験のある人は、医学的な知識があり医療用語を理解しているため、資格取得や就職がスムーズになりやすいでしょう。
医療情報担当者(MR)
医療情報担当者(MR)とは、製薬会社で開発された薬の営業活動や広報活動を行う営業員を指します。
自社商品についての情報提供や現場の情報を企業に提供することもあり、薬品に関する専門的な知識を身に付ける必要があります。
看護師は、疾患と薬剤の作用機序を絡めて勉強し、日々患者さんをアセスメントしています。
看護師として一般的な医療知識や薬剤知識があっても、実際に医師を対象として営業活動を行うためには、さらに薬品や副作用についての知識を深める必要があるでしょう。
研鑽を積むことは大変ですが、看護師経験で得られた知識やコミュニケーション能力を活かして医療情報担当者(MR)として活躍している看護師もいます。
ケアマネージャー
ケアマネージャーは介護業界で欠かせない存在です。
要介護状態にある人が適切なサービスを受けられるよう本人や家族と面談をした上でケアプランを作成する、介護サービスの調整役を担っています。
基本的に夜勤がなく、土日祝日も休むことができるのでワークライフバランスを実現しやすい魅力がありますが、業務範囲が広く業務時間外に呼び出されることがあります。
なお、難関資格であるケアマネージャーの資格を取得する必要があることから、ケアマネージャーになるのは簡単ではありません。
逆に言えば看護師とケアマネージャーのダブルライセンスは市場価値が高く、転職時に有利に働くと言えるでしょう。
ケアマネージャーの資格に関する情報はこちらの記事で紹介しています。
献血看護師
献血看護師とは、献血ルームや献血バスで献血や検査を行う仕事で、日本赤十字社が求人を出しています。
病気を抱えている患者では無く、血液を提供できる健康な人を相手にするので、緊急対応の頻度も低く、精神的な負担は軽めと言えるでしょう。
夜勤などは無く、ワークライフバランスを取りやすい点も魅力に感じる方が多いです。
年間休日数も多く、規則的な生活リズムを保ちやすいですが、人気職種なので倍率は高めです。
治験コーディネーター
治験コーディネーターとは、新薬開発の治療をサポートするための仕事です。
病院、患者、製薬会社などのステークホルダーの間をとりもつ仕事で、コミュニケーション能力や調整力、薬品に関する知識が必要です。
看護師の経験を活かし、患者さんとのコミュニケーションや医療知識を存分に発揮できる職種です。
さらに、新薬開発という形で医療分野に貢献できるやりがいも感じやすい職業でしょう。
基本的には平日日勤のみの勤務で、土日祝日は休むことができることから、ワークライフバランスを重視している方に向いています。
病児保育士
病児保育士とは、病気が理由で保育園に行くことができない子どもを一時的に預かる仕事です。
「病児保育」に勤務することになりますが、病気の子どもを相手にするので看護師としての観察力などが役立つ仕事と言えるでしょう。
医療知識を活かしながら子どもの成長を支援できる点も魅力的です。
保育士の資格は不要ですが、持っていると優遇されやすいです。
風邪やインフルエンザが流行する冬場は忙しくなりがちですが、病児保育士が抱える子どもの数は少数なので、体力的な負担は軽いです。
美容クリニックの看護師
美容クリニックの看護師は、美容関連の施術や治療後の観察・指導などを行います。
病気の治療ではなく美容関連の施術を行うので、基本的に夜勤が無くワークライフバランスを実現しやすい強みがあります。
多くの職場ではノルマのプレッシャーがつきまとうことになりますが、目標を達成すると高い収入を得られます。
営業や他社とのコミュニケーションが得意な方は、検討する価値がある仕事と言えるでしょう。
フィールドナース
フィールドナースとは、医療機器メーカーなどの企業に勤めて医療機器の営業のサポートを行う看護師を指します。
看護師としての知識や経験を活かしながら、医療現場と企業をつなぐ重要な役割を担うことができます。
自社の医療機器製品を対外的に紹介する仕事で、「クリニカルスペシャリスト」と呼ばれることもあります。
基本的に、平日日勤で土日祝日は休むことができる仕事となっており、看護師より給料は高い特徴があります。
ただし、プレゼンテーション能力や英語力が求められることもあるため、これらのスキルを求められることはあるでしょう。
保育園の看護師
保育園の看護師は、保育園に勤務して子どもの体調不良時の対応やケガの処置、園の感染症対策などを行います。
子どもや保護者とのコミュニケーション機会が多く、看護師経験で培ってきたコミュニケーションスキルを活かしやすい仕事と言えるでしょう。
基本的に夜勤がなく、土日祝日は休める保育園が多いですが、給料は医療機関の看護師と比較すると低めです。
医療行為は少なくプレッシャーが小さいので、子どもの世話が好きな方にとって向いている仕事と言えます。
保育園の看護師に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。
訪問看護師
訪問看護師とは、利用者の家を訪問して医療処置などを行う看護師です。
コロナウイルスの影響もあって、病院での面会制限が増え、終末期を家族と一緒に住み慣れた自宅で過ごしたいと希望する人が増えています。
それにより、在宅医療を受ける人が増加し、訪問看護師の需要も高まっています。
患者の生活環境を直接観察できるため、より適切なアセスメントと看護計画の立案ができるという点で、一人一人に寄り添ったケアを行いたい方にとって魅力的な職場といえます。
行政保健師
行政保健師とは、保健所や市区町村役場に勤務し、市民の健康増進や公衆衛生、疾病予防に携わる職業です。
国家資格である保健師資格を取得し、自治体が行う公務員試験に合格すると行政保健師として働くことが可能です。
保健師は安定した職業であるため、倍率が高い自治体は珍しくありません。
常勤にこだわらない場合には、市が母子訪問や保健指導のパート求人を出していることも多く、保健師資格をもつ看護師経験がある方は選考を有利に進めることができるでしょう。
メディカル系のコールセンタースタッフ
医療系のコールセンタースタッフも、看護師の経験を活かせる仕事です。
近年は派遣社員として医療機関や保険会社の求人も出ています。
主な業務は、電話による健康相談や医療機関の案内、医薬品や医療機器に関する問い合わせ対応などです。
他にもデータ入力などの簡単な事務作業も伴いますが、高度なパソコンスキルは求められていないケースが多いです。
臨床開発モニター
臨床開発モニターとは、治験を行う医療機関が法律を遵守しているか確認する仕事です。
開発中の薬を実際の患者に投薬する場において、医師へのヒアリングや症例データの収集や進捗状況の確認を行い、治験の円滑な進行をサポートします。
基本的に、平日日勤で土日祝日は休めるケースが多い点が魅力です。
看護師としての経験を活かせる魅力に加えて、スキルアップすれば年収1,000万円を狙うこともできるので、年収重視の方におすすめの職種です。
医療業界以外のおすすめな他職種4選
続いて、医療業界以外のおすすめの職種を紹介していきます。
販売職
販売職とは、文字通り自社の商品やサービスを販売する仕事で、衣類や化粧品などの商品を店頭で販売する職業です。
自分が好きな商品販売に携わることでやりがいを得られるのはもちろん、顧客に商品を提案する力も習得できるメリットがあります。
看護師時代に患者とコミュニケーションをしてきた経験を活かせる上に、正社員以外にも様々な雇用形態で働けるので、自分に合った働き方が可能です。
営業職
営業職は販売職に似ていますが、企業などの法人や個人に自社商品やサービスを提案・販売する職業です。
営業と一口に言っても様々な営業がありますが、
法人営業
個人営業
ルート営業
新規開拓
など、自身の働き方に合わせて最適な営業職を探すと良いでしょう。
未経験でも転職しやすく、看護師時代に培ったコミュニケーション能力や観察力を活かせるでしょう。
近年では、IT業界や不動産業界だと営業成績次第で高水準の給与が得られるので、ガッツリと稼ぎたい方に向いています。
事務職
事務職にも、総務事務や営業事務、一般事務など様々な種類がありますが、基本的には書類作成や来客対応などのオフィス業務がメインになります。
書類作成やデータ入力が基本的な仕事内容なので、ある程度のパソコンスキルが求められます。
また、来客対応や電話対応など接客する場面も多いので、物腰の柔らかさや人当たりの良さなどが活かせるでしょう。
人気が高いので倍率も高くなりがちですが、医療事務職であれば看護師経験をダイレクトに活かせるので、魅力的な選択肢となるでしょう。
美容関連職
美容関連職には、ネイルアーティストやエステティシャンなどが挙げられます。
他にも、美容部員としてデパートや百貨店でコスメや化粧品を販売したり、化粧のアドバイスを行う仕事も行っています。
ネイルアーティストはネイルのデザインを行い、エステティシャンはマッサージやエステサロンで施術を行う職業です。
施術スキルなどは入職後に習得する必要がありますが、コミュニケーション能力が問われるので、看護師経験を活かしやすいでしょう。
他のおすすめな資格5選
次に、転職にあたって役立つ資格を紹介していきます。
介護職
看護師から介護士へ転職する人は、看護師からケアマネジャーに転職する人と比べるとあまり多くないのが現状です。
看護師免許があれば介護施設への就職は可能ですが、介護系の資格を取得しておくと、ケアの技術や生活援助、相談対応の能力が身につきます。
ちなみに、看護師として介護施設に3年以上勤務すると、国家資格である介護福祉士の試験資格が得られます。
看護師資格と介護系の資格は、親和性が高いです。両方の資格を取得すれば専門性の幅が広がるでしょう。
一方の経験をもう一方で活かせるシナジー効果も期待できるので、採用率が高くなるメリットがあります。
また、介護職は高齢化の影響もあって常に需要があるため、長期にわたって安心して働ける点も魅力です。
看護師から介護士への転職について、以下の記事でも詳しく解説しています。
養護教諭
養護教諭とは学校の保健室の先生を指しますが、養護教諭になるためには教員免許を取得するか、看護師資格を取得して養護教諭養成施設で特定の科目を取る必要があります。
公立学校に勤務する場合は地方公務員になり、私立学校と国立学校に勤務する場合は公務員ではなく学校に雇用されることになります。
いずれにしても、学校に勤務するのでワークライフバランスを取りやすい点がメリットと言えるでしょう。
養護教諭の仕事内容についてこちらの記事で紹介しています。
助産師
助産師とは出産に立ち会い分娩介助を行う専門職です。出産のサポートだけでなく妊婦の健康面の管理や食事指導、新生児のケアなども行います。
病院の産婦人科や産科クリニックに勤めるケースが多いですが、夜勤や休日出勤があるので働き方は一般的な看護師に近いと言えます。
助産師になるためには助産師の資格を取る必要があります。資格を取得すれば助産員を開業することも可能です。
助産師の仕事内容について、こちらの記事で詳しく紹介しています。
心理カウンセラー
心理カウンセラーとは、必要に応じてカウンセリングを行うなど企業の社員のメンタルケアを行う仕事です。
近年はストレス社会とも言われています。パワハラやセクハラ、キャリアの相談など、メンタルに関連する様々な相談に応じます。
必須となる資格はありませんが、臨床心理士資格を取得していると採用に有利です。また、資格の取得を通して実際のカウンセリングの現場でも役立つ知識を習得できます。
看護師養成所の教員
看護師を目指す学生などを支援したいという意欲のある人は、看護師養成所の教員になるという選択肢もあります。
看護師養成所の教員になるためには、看護師として5年以上の実務経験があり専任教員育成講習会を受講する必要があります。看護師育成に携わりたい方は必須の資格であるため、前もって受講しておきましょう。
なお、大学で指定の科目を修得すれば3年以上の実務経験で講習会の受講が免除される場合があります。教員に興味のある人は、自分が該当するか確認してみることをおすすめします。
看護師養成所の教員は、夜勤が無いので生活リズムを整えやすく、ワークライフバランスが取りやすい職業です。
看護師が転職する際の仕事の選び方3つ
続いて、看護師が転職する際の仕事の選び方を3つ紹介していきます。
看護師としての経験を生かす
まずは、今までの看護師としての経験を活かせる職種に転職する方法があります。
具体的には、医療関連の知識や経験が活かせるフィールドナース、医療系コールセンターのオペレーター、保育園看護師などが挙げられますが、これらの職種は看護師経験があると有利です。
応募書類を作成するときや面接でも、看護師としての経験をアピールできるメリットがあるので、中堅看護師で転職を考えている方に適していると言えます。
他にも、看護師経験を通じてコミュニケーション能力も磨かれるので、営業や受付など人と話す仕事でも強みを活かせるでしょう。
未経験者歓迎の他職種
看護の世界とは違う別の仕事に転職するという選択肢もありますが、この場合は未経験者でも活躍できる職場を選ぶと良いでしょう。
例えば、一般事務やエステなどの美容関連の仕事、IT業界や不動産営業が挙げられますが、求人票などに「未経験者歓迎!」などの文言があれば応募しやすいです。
仕事内容が全く異なるので転職して間もない頃は気疲れしてしまいますが、前向きに仕事へ取り組める方であれば新しい世界を楽しめるはずです。
また、コミュニケーション能力や観察力など、看護師として培った経験を活かせる場面もあるので、仕事のシミュレーションをして自分に合いそうかどうかをイメージしてみると良いでしょう。
他の資格を取得する
看護師以外の資格の勉強をして、他の職業に転職するという方法もあります。
例えば、ケアマネージャーは、看護師でも取得が可能な資格です。看護師資格のあるケアマネジャーは医療知識が豊富であるため、病気を持ちながらも自宅で療養することを希望する利用者にとって、心強い存在となるでしょう。
また、養護教員課程を修了し、養護教諭の免許を取得すると、学校保健室への就職が可能になります。
他にも、ファイナンシャルプランナー(FP)や、宅建を取得できれば金融業界や保険業界、不動産業界でも活躍できます。看護師としての経験を活かして、老後の生活設計や住宅選びなどを提案することも可能です。
自分が興味のある分野の資格を取得して転職に繋げるという選択肢も持っておくと選択肢が広がります。
100点の転職は目指さなくてもいい
転職の期待度が高すぎると、転職後に後悔してしまうことが多くあります。
理想を追い求めすぎると、せっかく条件の良い求人から内定をもらっても「もっと良い求人があるのではないか」と考えてしまい、いつまでも転職先が決まりません。
スムーズに転職を進めるためには、「自分の希望を全て叶えられる100点の転職」を目指すよりも「自分の不満をある程度解消できる70点の転職で十分」くらいの温度感が丁度良いと言えます。
70点の転職を目指す場合でも、現職に対する自分の価値観などを整理して、譲れないポイントを付けることは重要です。
これらの自己分析を怠って感情的に転職してしまうと、「転職なんかしなければ良かった」「他の内定先に行けば良かった」「新たな環境に適応できない」など、後悔してしまうかもしれません。
特に、前職を辞めるきっかけのネガティブな要因を払拭することだけを目的にしてしまうと、仕事の本質やキャリア展望などの大切な要素を見逃してしまいがちなので、要注意です。
看護師から他職種に転職するメリット・デメリット
看護師から他職種に転職する際には、様々な不安が伴うのは仕方のないことです。ですが、他職種に転職することによって大きなメリットを得られる可能性もあります。逆に、転職にはデメリットもつきものであることは認識しておく必要があります。
看護師が他職種に転職するメリット
ではまず、看護師から他職種に転職する主なメリットを解説していきます。
規則正しい生活が手に入る
看護師には夜勤があったりシフト制で働くことになるので、生活のリズムが乱れやすい特徴があります。
しかし、日勤のみの仕事に転職することで規則正しい生活を送れるようになるので、健康上の問題の解消に繋がります。
「夜勤は体力的に厳しい」という方であれば、事務などの夜勤が無い職種への転職は魅力的な選択肢と言えるでしょう。
医療ミスといった重圧がない
看護師は患者の命に関わる仕事を行っているので、常に医療ミスのプレッシャーがあります。
しかし、医療関係とは異なる世界に転職することで、医療ミスのプレッシャーとは無縁の働き方ができるようになります。
命に関わる仕事とは離れたい場合は、医療機関以外への転職がおすすめです。
職場の人間関係をリセットできる
人間関係に関する悩みを抱えている場合、転職することで人間関係をリセットできます。
看護師は閉鎖的な環境や女性が多い職場特有の難しさがあるので、人間関係のトラブルが発生しやすい特徴があります。
しかし、転職することで環境をガラッと変えることができるので、人間関係で悩んでいる方は転職も検討すると良いでしょう。
他業種を経験し視野が広くなる
医療業務から離れることで、看護師経験だけでは得られない経験を積めたり、今までの職業人生では得られなかった気付きを得られる可能性があります。
結果的にキャリアの幅を広げることにも繋がるので、「看護師以外の世界も経験したい」という方にとっては大きなメリットです。
看護師は専門性の高い職業ですが、パソコンスキルなどがなかなか身につかないデメリットがあるので、キャリアの幅を広げたい方は転職を検討してみてください。
割に合う給料が手に入る
看護師は給料水準が高いですが、実態としては「基本給は低く、夜勤手当などの各種手当が手厚い」という特徴があります。
転職することで夜勤手当が無くなるので、給料は下がってしまう可能性はありますが、夜勤や命に関わる責任からは解放されます。
結果的に、業務負担とバランスの取れた「割に合った給料」を稼げるようになる可能性がある点もメリットと言えるでしょう。
看護師が他職種に転職するデメリット
ここでは他職種への転職に際して発生しうるデメリットを紹介していきます。
給料が下がる可能性がある
先述したように、看護師の給料の高さは夜勤や残業などの手当が充実している点が要因になっています。
しかし、転職すると額面が減ってしまい、給料が下がる可能性がある点には注意が必要です。
これまでの経験を生かせない可能性がある
医療機関とは全く関係ない職種に転職したとすると、看護師としての経験が生かせない可能性があります。
キャリアは自分にとって大きな財産なので、「知識や経験を無駄にしてしまう恐れがある」点には留意しましょう。
また、未経験の場合は収入が下がってしまうケースもあるので、収入面のバランスについても意識しましょう。
やりがいをなくしてしまう
看護師の仕事は患者の命に関わるため、大きな責任感やプレッシャーが伴います。
しかし、その反面やりがいを感じられる仕事でもあるので、看護師の仕事に誇りを感じている場合は、転職することで仕事への情熱を失ってしまう恐れがあります。
転職先の仕事がつまらないと、やりがいを失ってしまい職業人生に悪影響を及ぼしてしまうことにもなりかねません。
看護師と比べて安定的でなくなる
看護師は雇用が安定しているため、他職種よりも採用されやすく安心して長く働ける強みがあります。
多くの職種では、会社の業績や景気の動向に待遇が影響されやすいですが、看護師は景気の影響を受けにくい職業です。
転職したことで安定した雇用を失ってしまうリスクについても把握し、転職するべきかを判断していきましょう。
看護師に戻りづらい
一度医療現場から離れてしまうと、その間に技術や知識はどんどん変化していくため、再び現場に戻るには最新の技術や知識を入れ直す必要があります。
他業種へ転職してしまうと、看護師に戻るのに求められる努力は並大抵のものではありません。
看護師に戻りづらくなるのは、大きなデメリットと言えるでしょう。
看護師を辞めて他職種に転職するべき人とは
続いて、他職種への転職がおすすめの人の特徴を紹介していきます。
目的が明確な人
医療関係の世界に未練が無く、他職種に行く理由が明確な人であれば他職種への転職をおすすめします。
明確な目的意識があれば、転職時や転職後に迷いが生じてしまっても解消できるメリットがあるので、自身の目標や価値観に沿ってキャリアを築いていきましょう。
経済的に余裕がある人
看護師は一般的なサラリーマンよりも比較的高収入なので、転職によって給料が下がる可能性があります。
しかし、共働きだったり実家暮らしだったり、経済的に余裕がある人であれば転職するリスクはかなり低いと言えるでしょう。
また、経済的に余裕があれば焦って転職先を決めてしまうリスクも低いので、在職中に貯蓄をすることも重要です。
看護師に向いていないと思う人
自己分析をした結果、「自分には看護師の適性がない」「仕事が辛い」と感じている人は、他職種への転職をおすすめします。
そもそも看護師という仕事に向いていない場合、そのまま仕事を続けても大きなストレスになってしまうので、キャリア構築の面でも不利に作用します。
看護師の仕事にやりがいを感じられない場合は転職のタイミングとも言えるでしょう。
0からのスタートに抵抗がない人
看護師から転職すると、看護師としての経験が活かせなかったり、転職先で年下が上司になったりすることがあります。
このように、全く新しい環境で0からのスタートに抵抗がない場合は、転職を検討すると良いでしょう。
看護職のストレスで心身に異常を来している人
看護師は大きなプレッシャ-が伴うので、心身に異常をきたしてしまっている方も居ます。
特に、不眠やうつ傾向の強い方は、自分を守るためにも転職することをおすすめします。
部署の異動などを通して問題が解決されるケースもありますが、一旦休養して心身をリフレッシュすることが重要です。
休養しても問題が解決できなければ、転職して心地よく働ける場所を探しましょう。
看護師を辞めて他職種に転職するべきでない人
他職種への転職はリスクも伴うため、全ての人が転職するべきというわけではありません。
ここでは他職種への転職を考え直したほうがいい人の特徴を挙げていきます。
人間関係に疲れたという理由だけの人
先述したように、看護師は人間関係におけるストレスが溜まりやすい仕事です。
人間関係が転職を決意する要因になるのは確かですが、安易に「人間関係に疲れた」という理由だけで転職活動するのは危険です。
働く以上、他社とのコミュニケーションは欠かせないので、安易に転職する人は転職先でも同じような悩みを抱える可能性があります。
パワハラを受けているような場合は転職をおすすめしますが、事態の深厚さを踏まえて転職するべきか決めていきましょう。
借金を抱えているなど経済的余裕のない人
貯金が少なかったり借金を抱えているなど、経済的な余裕のない人は安易に転職するのは危険です。
看護師から他の職種に転職すると給料が下がる可能性があり、また無職期間が発生すると収入が途絶えてしまうので、生活が逼迫するリスクがあります。
また、看護学校のおける奨学金を返済中の人は、特定の医療機関で勤務すると返済が免除になることもあるので、安易に転職せずにじっくりと考えた方が賢明です。
他職種に転職する理由が曖昧な人
漠然と「看護師以外の仕事も経験してみたい」と考える人は多くいますが、転職する理由が曖昧な人には転職をおすすめしません。
軸が無い状態で転職をしても、転職先選びに迷ってしまい、結果的にミスマッチとなってしまう可能性が高いためです。
自分の目標や理想を実現する上で、看護師では実現できないのであれば転職を検討する価値がありますが、そうでない場合は冷静に自己分析を行ってから判断しましょう。
看護師から別の仕事への転職を成功させるポイント
それでは、看護師から他職種への転職を成功させるポイントを紹介していきます。
条件を明確にする
転職する際には、自分が優先したい条件や譲れない項目を明確にしておきましょう。
待遇面や福利厚生の充実具合、職場の雰囲気などが挙げられますが、「なぜ転職を検討しているのか」「現職の何が不満なのか」を整理して、優先順位を付けておくことをおすすめします。
条件が不明確だと軸が定まらずに理想の転職ができない可能性があるので、しっかりと条件を整理することが重要です。
やりたいことを明確にする
転職することで実現したいことを明確にしておくことも重要です。
やりたいことを明確にすることで、転職先で目標を見失ってしまう事態を防ぐことができます。また、面接で志望動機を聞かれた際に納得できる答えを用意できるメリットがあります。
やりたいことが不明確のまま転職するとミスマッチのリスクが大きいので、気をつけましょう。
看護師としての転職も考える
看護師を辞めたいと思っていても、他の病院へ転職することで悩みが解決されることもあります。
そのため、頑なに看護師以外の求人を探すのではなく、看護師の転職も選択肢として持っておくと良いでしょう。
例えば、人間関係の悩みに関しては、違う医療機関に転職することで解消できる可能性があるので、これまでの経験を無駄にしないためにも看護師求人を除外するのはおすすめしません。
退職手続きを早いうちにやる
転職の意思を固めたら、早めに退職手続きをすることで退職がスムーズに進みます。
その結果、ストレスなく転職先での仕事を始めることができるので、心理的なメリットを享受できるでしょう。
なお、基本的な退職手続きの流れとしては、上司に退職の意向を表明した後に正式に退職届を提出し、書面上で手続きをすることになります。
転職サイトを複数活用する
転職活動を効率よく進めるためには、転職サイトの活用が欠かせません。
条件を絞り込んで求人情報をしたり、転職サイトから情報を得ることで、自分だけでは知りえない求人など有益な情報をキャッチできます。
また、転職サイトでは応募書類の添削や面接対策などの転職活動の全般的なサポートを受けられるので、転職経験が浅い方や久々に応募書類を書くという方でも安心です。
PCスキルを身につけておく
どの職場においてもPCを使って仕事をする場面があります。
特に、一般企業で働く場合にパソコンのスキルは重要となるので、できる範囲でPCスキルを身につけておくことをおすすめします。
面接でもPCスキルについて問われることがあるので、ExcelやWord、PowerPointなどのMicrosoft Officeの操作はできるレベルを目指しましょう。
面接や書類で自分がどう活躍できるかをアピールする
採用側は「貢献してくれる人材かどうか」をチェックしているので、採用の場では入社後に活躍する姿をアピールしましょう。
書類選考や面接の場では、これまで得てきた経験を交えつつ、具体的にどのような経験ができるかを伝えることは重要です。
看護師として働いたことで習得したスキルや経験などをアピールできれば魅力的な人材に写るので、しっかりと自分の強みを伝えましょう。
看護師との共通点をアピールする
面接では「なぜ看護師を辞めて他職種を目指しているのか」と聞かれる可能性が高いので、説得力のある答えを用意しておきましょう。
また、面接では本当に転職先で活躍できるのかもチェックしています。看護師としてのスキルを転職先の業務内容で活かせることをアピールすることが重要です。
看護師と転職先の職業の類似点を考え、多少こじつけでも良いので貢献できるポイントを伝えていきましょう。
社風を確認しておく
当然のことながら、会社によって雰囲気が異なるので、会社のホームページなどを見て理念や社風を確認しておくと良いでしょう。
また、口コミサイトを確認すると、リアルな社風や雰囲気に関する情報を得ることができるので、有効活用してください。
社風が合わないとストレスになってしまうので、自分が心地よく働けるかどうかをチェックすることが重要です。
看護師から他職種に転職する際におすすめのサイト
続いて、看護師から他職種に転職する際におすすめの転職サイトを紹介します。
様々な他職種から選びたい人におすすめのサイト
リクルートエージェント
※画像出典:リクルートエージェント公式サイト
リクルートエージェントは求人数が国内最大規模の総合転職エージェントで、転職支援実績No.1を誇ります。
取り扱っている求人数は、非公開求人を含めて約40万件以上と多く、看護師だけでなく様々な業界の求人も紹介してくれます。
キャリアアドバイザーの専門性も高く、業界や企業に関する有益な情報を提供してくれるので、非常に頼れる存在です。
dodaエージェント
※画像出典:doda公式サイト
dodaエージェントは、パーソルキャリアが運営する日本最大級の転職エージェントです。
取り扱っている求人数が多いのはもちろん、各業界に精通した専門スタッフがプロの視点からサポートしてくれるので、ミスマッチを防げる可能性が高いです。
実際の利用者からの口コミ評価も高いため、安心感があります。
面接日程の調整など、企業とのやり取りを代行してくれる上に職務経歴書や履歴書の添削、面接の答え方のアドバイスや円満退職のノウハウなど、総合的にサポートしてくれる心強い存在です。
マイナビエージェント
マイナビエージェントは、リクルートやdodaに比べると規模の小さい転職エージェントですが、利用者満足度に定評があります。
特に20代の転職に特化しており、初めて転職する方の不安や悩みに寄り添いながらきめ細かい提案をしてくれます。
専任アドバイザーは各業界の転職事情に精通しており、業界ごとの転職事情に熟知している強みがあります。
また、キャリアアドバイザーとは別に、企業の人事担当者とやり取りする企業担当アドバイザーが在籍している点も特徴です。
職場の雰囲気など、求人票だけでは分からないリアルな企業情報を教えてくれるので、サービスの質は非常に高いです。
看護経験を活かして転職したい人におすすめのサイト
続いて、看護経験を活かして転職したい人におすすめの転職サイトを紹介します。
レバウェル看護(旧:看護のお仕事)
相談しやすさNo.1
求人数は日本最大級の15万件以上
LINEでも相談可能
レバウェル看護(旧:看護のお仕事)は、累計利用者数40万人を突破し看護師転職サイトを対象としたインターネット調査(株式会社エクスクリエ)で相談のしやすさNo.1に選ばれた実績を持ちます。
取り扱っている求人数は、看護師転職エージェントの中では日本最大級の規模の15万件以上(2023年8月21日時点)で、豊富な選択肢を用意してくれている点も魅力です。
また、求人元である企業に直接足を運んで情報収集をしているため、求人情報の質が高いと好評です。
電話やメール相談はもちろん、LINEでも相談できるので、気軽にスキマ時間を使って転職活動を行うことができます。
ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)
※画像出典:ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)公式サイト
求人数20万件以上で業界最大級
累計100万人以上の看護師が利用
キャリアパートナーは看護師専門、地域専任
ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)は、累計100万人以上の看護師が利用している転職支援サービスです。
求人数は20万件以上で業界トップクラスで、オリコン顧客満足度も3年連続でNo.1なので看護師転職を目指すすべての方におすすめできます。
出典:2025年 オリコン顧客満足度®調査 看護師転職
キャリアパートナーは看護師専門、地域専任なので、業界や地域を熟知しています。
ヒアリングした上で最適な求人を紹介してくれるので、スムーズに転職活動を進められるでしょう。
マイナビ看護師
※画像出典:マイナビ看護師公式サイト
大手人材紹介会社のマイナビが運営
看護師の転職サイト認知度N0.1
求人数は80,000件以上(独占求人を含む)
マイナビ看護師は、大手人材紹介会社のマイナビが運営している転職サイトです。認知度No.1の看護師転職サイトとなっています。
出典:看護師を対象とした人材紹介サービス14ブランドにおける調査結果(GMOリサーチ株式会社)(2021年7月)
独占求人を含め80,000件以上の求人を取り扱っており、看護師の求人だけでなく一般企業や介護施設などの求人もあるため、様々な選択肢から仕事を検討できます。
求人情報の読み方や応募書類の書き方を1から教えてくれる丁寧なサポートが特徴で、相談は電話、web、直接面談から選ぶことができる利便性の高さも魅力です。
企業や医療機関に直接訪問して情報収集しているので、現場の雰囲気に関する情報も提供してくれるでしょう。
看護師の他職種への転職まとめ
経験を活かせる仕事は多いので、不安に思う必要は無い
転職するメリットとデメリットを踏まえて決断しよう
ミスマッチを防ぐためにも情報収集や自己分析は重要
転職をする際には転職サイトやエージェントの利用がおすすめ
看護師に経験を活かせる仕事は多いので、他職種への転職を検討している看護師の方は前向きに転職を検討しましょう。
転職の際には様々な不安が伴いますが、不安を払拭してミスマッチを防ぐためにも、転職サイトやエージェントを活用することをおすすめします。
様々な選択肢を踏まえて、ぜひ自身のキャリア展望を熟考してみてください。
この記事は看護師に監修されています
看護師
城戸あき(しろと あき)
国立病院・大学病院で消化器内科、整形外科、内分泌内科を経験。現在は子育てと両立できるようフリーランスに転身し、医療ライターとして活動中。